対不妊症妻ストレス
もはや、この「放置プレイバトル」は時間無制限一本勝負になってしまった。タマティーが倒されるか、不妊症患者どもが倒されるかだ。不妊症患者どもよ、一体どこに行った? 不妊症を治さずどこに行った? それとも、ホルモン注射を打たれ過ぎてラリっているのか? いい度胸ではないか? 俺はこの「放置プレイバトル」を勝ち抜くために、今、腹ごしらえをしているところだ。
「バナナフリップ」というフランスのお菓子を作って、食べているのだ。この「バナナフリップ」は俺が人生の中で食べてきたお菓子の中で一番美味しいのだ。作り方は、バナナにシナモンを満遍なく振りかけて、それを水で溶かした小麦粉に漬けて、それを油で揚げるだけ。超簡単! しかも、ありえないほど美味しい! 白砂糖使っていないから、健康的だしね。この「バナナフリップ」はなんといっても出来立てが一番!
俺は今、不妊症患者どもから「放置プレイバトル」を嗾けれている。しかし、俺には潤チャマがいるのだ。「潤チャマのあの太い太腿、潤チャマのあのデカイお尻、潤チャマのあのたっぷりとついた贅肉。俺はそんな長谷川潤にフォーリンラブ!!」
「タマティー!」
「もし、潤チャマがケーキになるなら、俺は潤チャマを丸ごと食べてあげる! もし、潤チャマがチョコパフェになるなら、俺は潤チャマを丸ごと食べてあげる!」
「タマティー!」
「もし、潤チャマがカルビになるなら、俺は潤チャマを丸ごと食べてあげる!! もし、潤チャマが上ロースになるなら、俺は潤チャマを丸ごと食べてあげる! もし、潤チャマがステーキになるなら、俺は潤チャマを丸ごと食べてあげる!」
「タマティー。。。私のこと、牛だと思っていない?」
『タマティーと潤の愛のショートコント』でした! ハッハッハッハーーーーッ! 「大爆笑!」と思ったら、不妊症患者どもは笑っていない!? 不妊症患者にはこのショートコントはヘビーすぎたか?
何事も笑顔が一番なんだよ。不妊症にかかると、交感神経にシフトしっぱなしになるので、笑うということが極端に減少していくんだよ。不妊症の恐ろしさは「悪循環の法則」が作動し始めることなんだ。悪いことが更なる悪いことを呼んでしまうんだ。体に異常が不妊症に陥っているのに、今度は、不妊治療で神経を入り詰めて日々緊張状態におき、顔からは笑顔が消え、悲しみの顔を浮かべ、楽しい会話も一切なくなっていく。こんなことをしていて子供が生まれるわけがない。
不妊症妻のこのような態度は、不妊症をますます悪化させていくんだ。夫が「過労ストレス」で精子が減少しているのに、仕事場から家に帰ってきて、妻が深刻な顔を浮かべて不妊治療の失敗談を話されまくったら、今度は「対不妊症妻ストレス」に晒されて、精子はストレスでより減少し、「乏精子症」を発症するのである。
不妊症妻たちだって不妊治療でストレスを抱えているのは解る。不妊症妻たちは大概こういうだろう。「私は不妊治療でせっせと病院に通い、飲みたくない薬を飲み、したくない注射を受け、一生懸命に頑張っているんだから、主人ももっと私のことを考えて欲しい」と。
だが、ちょっと待ってくれ。夫は仕事で疲れて家に帰ってきて、いきなり深刻な顔で不妊治療の失敗談を話されては堪ったものではないのだ。しかも、夫は「過労ストレス」で精子が減少している身である。今度は、「対不妊症妻ストレス」で精子がより減少していくことだろう。
男と女が決定的に異なることがある。それは男は女を身を挺して守ろうとすることだ。夫は妻子を如何なることがあっても守り通そうとする。夫が守っているからこそ、妻は子育てに専念することができるのだ。だから、夫は生活費を稼ぐために外で働きに出るのであって、それゆえ家に帰ってきたら、妻が安心して暮らしている姿を見て、自分も安心できるのだ。医学的に見れば、外では交感神経にシフトし、家では副交感神経にシフトして、自律神経のバランスを取っているのだ。
これを昔の人たちは「男尊女卑」といった。「男尊女卑」という言葉を聞けば、現代の女性たちは拒絶反応を示すが、この四字熟語は、「男が尊く、女は卑しい」という意味ではなく、「男はたかく、女はひくく」という意味である。幸せな夫婦や幸せな家族というものはどれも同じで、必ず夫が強く、一家の主として君臨している。夫が妻や子供達を守ろうという態度を明確に外に対して示しているのだ。それに対して妻は、夫にかしずき、子育てに専念し、家族に幸せをもたらしているのだ。
先進諸国では「男女平等」こそが進歩の尺度で、男女平等の度合いが高いほど、その社会が進歩していると判断している。しかし、男女平等が実現されていって、本当に男と女は幸せになれたであろうか? 男女平等が実現された社会で報道されるのは、「ドメスティックバイオレンス」「児童虐待」「痴漢」「強姦」「無防備の女性を殺害」といった事件ばかりである。これのどこに女性の幸せがあろう?
人間がいくら「男女平等」を唱えようとも、人間は男女平等にはできていないのだ。「男女平等」の一体どこが悪いのか? それは人間の本能に反しているということである。神様は人間を平等に創ったのではないのだ! 人間を不平等に創ったのだ! 人類が地球上に誕生して以来、男が女を守り、女はその安全の中で子育てをしてきたという歴史的事実を直視すれば、「神の聖慮」はしっかりと読み取れるはずだ。
男と女の性差は決定的に不平等なのである。人類はその性差の格差を男女がうまく利用して、結婚や家族や社会や国家を成り立たしているのである。そして何か事があれば、男と女が対等な立場で話し合い、的確な解決策を模索していくのである。「男女の性差の格差の利用」と「男女の対等性の確保」こそが、人類が太古の昔からやってきたことなのである。
その人類の歴史を無視して、魔法の呪文のように「男女平等」を唱えてもうまくいきわけがないのである。男女に性差があるんだから、その性差を承認して「男女を公平に扱う」ことはできても、その性差を無視して「男女平等」を実現していくことなど、絶対に不可能なのだ。それは「神の摂理」に反しているし、「人類の歴史」にも反しているのだ。
不妊症妻たちは夫のつれない態度を見てストレスを感じることは確かにあろう。しかし、それで不妊症がより悪化するというほどのものではないのだ。寧ろ、夫の方が妻の愚痴を聞かされて不妊症を悪化させていくのだ。仕事を一生懸命に頑張り、仕事でヘトヘトに疲れて帰ってきたのに、ねぎらいの言葉一つなく、笑顔も楽しい会話も一切なければ、夫は一体なんのために働いているのか、解らなくなるからだ。
妻のためなら夫は如何なる「過労ストレス」をも耐えることができるのだ。しかし、夫は「対不妊症妻ストレス」を耐えることができないのである。
そして、この「対不妊症妻ストレス」によって、男の不妊症は深刻な状況に陥っていくのである。
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