人間の幸福と不幸を決める「フェニルアラニン」
人類の一切の悲劇の歴史は、フェニルアラニンの悪用の歴史であった。このフェニルアラニンを知ると、人間の幸福と不幸は、実はフェニルアラニンの使い方次第なのだというのが解るのだ。不妊症の本当の原因も、このフェニルアラニンを突き詰めていくと、明確に理解できるようになるのだ。
【フェニルアラニンの基本的な効能】
フェニルアラニンは脳内の神経細胞の神経伝達物質となるアミノ酸である。フェニルアラニンは興奮性の神経伝達物質である「ノエルピネフリン」と「ドーパミン」に転換され、これらの物質は人間に「好奇心」「鋭敏さ」「活力」をもたらす。
フェニルアラニンは基本的に「性的興奮」「知的興奮」「抑鬱効果」を人間にもたらしてくれる。フェニルアラニンのエネルギー配分は、「性的興奮」に50%、「知的興奮」に30%、「抑鬱効果」に20%を取る。
「性的興奮」はただ単に「セックス」のことだけではなく、人間に「オシャレ意欲」や「異性に関心」をもたらしたり、「恋愛願望」や「結婚願望」を抱かせ、恋愛や結婚で「家事意欲」「妊娠意欲」「育児意欲」を引き起こす。既婚女性に、家事や妊娠や育児を、この世でもっとも面白い行為だと感じさせてしまう。
「知的興奮」は、自分の知識が増加することを面白いと思うようになり、「記憶力が向上」する。何かに対して真実を「発見」すると、知的興奮はピークに達する。
「抑鬱効果」は鬱になるのを防ぎ、いつも「笑顔」でいられ、生きていて楽しいと思えるようになる。
意外なことかもしれないが、男性は知的興奮にエネルギーがシフトしやすく、女性は性的興奮にシフトしやすい。
【フェニルアラニンの入っている食品】
フェニルアラニンをたくさん含んでいる食品は、「全粒小麦」「玄米」「蕎麦」「大豆」「ナチュラルチーズ」「ヨーグルト」「アーモンド」「ピーナッツ」「カボチャの種」「ゴマ」などである。
フェニルアラニンは和食を食べていれば充分に取れるアミノ酸である。フェニルアラニンは摂取量が重要なのではなく、フェニルアラニンの使い方が重要なのである。
フェニルアラニンをサプリメントで摂取することは非常に危険である。フェニルアラニンは、「炭水化物」「脂肪」「蛋白質」「ビタミン」「ミネラル」のすべてが揃って初めて効果が出てくるアミノ酸なので、フェニルアラニンだけを摂取すると、精神に異常を来たす。
妊婦が妊娠中に「全粒小麦」や「玄米」や「大豆」を食べていると、知能の高い子供が生まれる。
子供が成長期にフェニルアラニンのたくさん含んでいる食品を食べていると、当然に知能が高くなる。
フェニルアラニンの含有量だけでみるならば、「玄米」より「全粒小麦」の方が優れている。人類で初めて文明を創り上げた《シュメール人》たちも、全粒小麦を主食としていた。
関西の人々は関東の人々より、小麦を多く消費するので、知能が高い。語彙の豊富さや言語能力では、関西の方が勝っている。しかし、関東では納豆を非常に多く食べるので、結局、関東の方が知能の面で逆転してしまう。
「蕎麦」もたくさんフェニルアラニンが含まれている食品なので、蕎麦好きの人には知能の高い人が多い。蕎麦は日本だけでなく、ロシアや東欧でも食べられる穀物で、時たまロシアや東欧に天才的な頭脳を持った学者が出てくるのは、このためである。蕎麦は更科蕎麦にしてしまうと、フェニルアラニンが減少してしまうので、玄蕎麦のほうがいい。
【フェニルアラニンに必要な物】
フェニルアラニンを摂取しても、フェニルアラニンは「太陽光」「適度な運動」「森林浴」がないとうまく作動しない。
太陽光は、「日の出から正午まで」の太陽光があると、フェニルアラニンにもっとも効果的に作動させることができる。
フェニルアラニンは人間が適度な運動をしてくれると、効果的な作動をしてくれるようになる。
森林浴は非常に重要で、樹木が発散する「フィトンチッド」と呼ばれる物質が体内に入ると、フェニルアラニンは非常に活性化する。人間は本来「果実食動物」なので、森林の中でもっとも機能が高まるのだ。森林の空気は体に優しく、樹木の香りが心を落ち着かせ、リラックス効果をもたらし、 枝葉のさわめきが1/fの揺らぎを持っているので、人間の気持ちが安らぐのだ。
国家における森林の多さと、その国民の知能の高さは正比例している。森林を減少させ、砂漠化をもたらした国家は、どの国家も衰退し、滅亡している。
大学でも、構内に森林の多い大学の教授や学生は知能が高い。逆に、大学の構内に木々の少ない大学は、どんな努力をしようとも、知的レベルが上がらない。
【フェニルアラニンの効果を高める物】
フェニルアラニンは「花」と「香り」があると、効果が高まる。
「花」はフェニルアラニンの効果を高めてくれる物で、花の視角効果や花の香りによって、フェニルアラニンの効果は高まる。幸せな家庭には花があるが、不幸な家庭には花がないものである。実をいうと、不妊症の夫婦の家には、花のない家が多いのだ。
「香り」もフェニルアラニンの効果を高めてくれる物で、「お香」や「香水」といったもので、フェニルアラニンの効果は高まる。日本の伝統的な家庭には、お香の香りが漂い、不妊症とは無縁である。ちなみに、世界でもっとも香水を使用するのはフランス人で、フランス人はアメリカ人よりも圧倒的に不妊症に罹る率が低い。
男性は「美女の体臭」を嗅ぐだけで、フェニルアラニンの効果が高まる。美女といっても、本人が美女と思う女性である。結婚した場合、妻はだらしない格好をしがちだが、夫の前でオシャレな格好をすると、夫のフェニルアラニンの効果は非常に高まるのだ。
女性は「野生的な男性のワイルドな雰囲気」に接すると、フェニルアラニンの効果が高まる。「鍛え上げられた筋肉」「無精ヒゲ」「男の汗」に、女性は胸がトキメキ、フェニルアラニンの効果は一気に高まるのだ。昔から「強い男は何もしなくてもモテる」といわれるが。これは女性の脳内の行動パターンを見ると、非常に正しい意見なのだ。だから、男性たちはスポーツをして体を鍛えるのである。
【フェニルアラニンの敵】
フェニルアラニンの敵は「化学調味料」「排卵誘発剤」「経口避妊薬」「頭痛薬」「睡眠薬」といった脳内を撹乱する物質である。特に「化学調味料」や「排卵誘発剤」や「経口避妊薬」はフェニルアラニンを減少させるだけでなく、フェニルアラニンに異常な行動を取らせ、その結果、人間に異常な行動を取らさせてしまう。排卵誘発剤を投与された不妊症妻たちの精神が異常になっているのも、これが原因である。
フェニルアラニンは「偏食」に弱い。フェニルアラニンは栄養バランスの取れた食事でもっとも効果よく作動するので、偏った食事はフェニルアラニンを作動させなくしてしまう。
「肥満」」もフェニルアラニンを減少させてしまう。現在は、デブにバカの烙印が押されているが、人間は肥満になってしまうと、内蔵の方に血液が集中してしまい、頭部への血液が不足してまうのだ。そのため、食事でフェニルアラニンをたくさん取っても、使われずじまいで捨てられてしまうのだ。
「痩せ過ぎ」もフェニルアラニンを減少させてしまう。人間は脂肪が必要な動物なので、脂肪を必要以上に減少させると、フェニルアラニンが作動しなくなってしまう。ダイエットのし過ぎで、痩せ過ぎてしまうと、知能は急激に低下する。
「不快な体臭」もフェニルアラニンを減少させてしまう。不快な体臭はあくまでも本人の嗅覚が基準である。人間は歳をとると、「加齢臭」を発生させるので、サウナで汗を流して、加齢臭を取ることは必要である。
「睡眠不足」と「睡眠過剰」もフェニルアラニンを減少させる。睡眠は不足であっても、過剰であっても、駄目である。人間の睡眠は90分単位でサイクルするので、睡眠時間は「4時間30分」「6時間」「7時間30分」のどれかである。睡眠時間が「3時間」では少なすぎるし、「9時間」では多すぎる」睡眠時間には個人差が大きいので、自分にとってベストな睡眠時間を探ることだ。
「過度のストレス」もフェニルアラニンの敵である。ストレスも限度を超えると、脳の機能を低下させてしまうのだ。不妊症患者たちは不妊治療で大きなストレスを抱えてしまいがちなので、そのためにフェニルアラニンが減少して、それに応じて不妊症も悪化するのだ。
「大酒」「タバコ」「麻薬」もフェニルアラニンの敵である。「大酒」「タバコ」「麻薬」はフェニルアラニンの効果の中でも抑鬱効果のストッパーを解除してしまう。「大酒飲み」や「喫煙者」や「麻薬常習者」たちは性格が暗く、鬱病傾向にあるのは、このためである。
【フェニルアラニンの欠乏】
フェニルアラニンが欠乏すると、「精神分裂病」「慢性疼痛」「鬱病」「無気力」「月経前症候群による情緒不安定」になる。
妊婦にフェニルアラニンが欠乏すると、注意欠陥多動性障害(ADHD)を持った子供が生まれる。妊婦が白パンや白米を食べて、化学調味料を取り、排卵誘発剤を摂取すると、確実に注意欠陥多動性障害の子供が生まれる。
子供にフェニルアラニンが不足すると、「成長過程ストレス障害」が発生し、精神的にいつも不安定な子供に成長してしまう。
成人でもフェニルアラニンが欠乏すると、「心的外傷後ストレス障害」(PTSD)が発生する。心的外傷後ストレス障害は、生きていることがともかく苦しくなり、嫌なことをいつまでも考えたり、動悸と不安が突如として襲ってきたり、体が疲労して疲れきり、生きている感情や実感がわかず、毎日落ち込んでしまう、という恐ろしい症状を発生する。不妊症患者、特に不妊症妻の方に多く見られる症状である。排卵誘発剤によるフェニルアラニン減少のために起こる現象である。
【性的興奮と知的興奮の反比例性】
フェニルアラニンの効果のうち、性的興奮と知的興奮は反比例をする傾向にある。
性的興奮が高まりすぎると、知的興奮をしなくなる。学生時、「セックスをしすぎると、バカになる」と言われたが、これはフェニルアラニンの効果から見ると非常に正しい。
逆に、知的興奮と性的興奮は反比例の関係にあるので、知的興奮が高まると、性的興奮が低下する。女性が高学歴になると結婚意欲や出産意欲が減少するのは、フェニルアラニンを知的興奮に投入しすぎたがためである。男性は知的興奮が高まりすぎると、結婚どころか、女性に対する興味そのものが消滅する。
高学歴の既婚の男女に、セックスレスや不妊症が起こるのも、フェニルアラニンを知的興奮に投入しすぎたがためである。
不妊症患者たちは、不妊治療を受けることで、普通の夫婦なら溜め込まなくていい知識を溜め込んでしまうので、知的興奮にフェニルアラニンが取られてしまい、性的興奮をしなくなってしまうのだ。不妊症の夫婦のセックスに、色気もムードもへったくれもなくなってしまうのは、これが原因である。不妊治療を受けると、余計に不妊症を悪化させてしまうのだ。
【フェニルアラニンの悪用】
フェニルアラニンほど人類の歴史の中で悪用されまくった物質はない。
フェニルアラニンはエネルギー配分のバランスが大事なので、フェニルアラニンを「性的興奮」「知的興奮」「抑鬱効果」の三つにバランスよく配分しないと、フェニルアラニンのバランスは一気に崩れ去る。
だが、釈迦は知的興奮にすべてのフェニルアラニンを投入したのである。それが仏教における「解脱」なのである。釈迦が解脱後、セックスした形跡はないし、釈迦の説法をいくら読んでも一切のユーモアがないのだ。フェニルアラニンを知的興奮にすべて投入すると、性的興奮がなくなり、抑鬱効果がなくなるので鬱状態になるのだ。
だから、解脱のためにはセックスは絶対に禁止なのである。親鸞以降、日本の僧侶たちは平然とセックスをし、堂々と結婚をしているが、性的興奮にフェニルアラニンを使ってしまうと、解脱は絶対に不可能になるのである。
また、日本の僧侶たちの中には、冗談を言ったり、笑顔を浮かべている僧侶がいるが、これも解脱をしていない証拠である。僧侶が出家して修行に励めば、鬱状態になるはずである。
破戒僧は究極の仏敵である。仏敵は仏教寺院の外にいるのではない。仏敵は仏教寺院の中にいるのである。
不妊症患者たちも、不妊治療にすべてのフェニルアラニンを使ってしまうと、配偶者に対する性的興奮をなくして、鬱状態になってしまうのである。不妊治療も、仏教と同じく、フェニルアラニンの悪用を行っているのである。
不妊症妻のブログの中には、ジャーナリスト顔負けの詳細な不妊治療の経過を詳しく書いている女性がいるが、こういうことをしていると、不妊症はより悪化して、永遠に子宝には恵まれないことになってしまうのだ。
【フェニルアラニン運用の改善術】
フェニルアラニンは運用を間違えると、自分が明確な意識を持って、不幸へと突き進んでしまう。そのためフェニルアラニンの運用を改善することが必要となる。
まずは、フェニルアラニンの「バランス」を考える。性的興奮に50%、知的興奮に30%、抑鬱効果に20%というバランスを維持することだ。
性的興奮は「充実した恋愛をする」ことによって静まる。恋愛は数をこなして、フェニルアラニンを大量消費するよりは、たった一つの恋愛をしてフェニルアラニンを有効的に使った方が良いのだ。
知的興奮は「記憶を除去する」ことによって静まる。「記憶に頼らないで、ノートにメモ書きをする」とか、「休息を取って瞑想する」とか、何かで「脳をクールダウンさせる」ことで、知的興奮を鎮めさせる。
抑鬱効果は、意識的に「笑顔」でいると、フェニルアラニンを大量使用しなくて済む。「ユーモア」や「リラックス」や「ダンス」なども、フェニルアラニンの負担を軽減させる。
不妊症の夫婦の場合、不妊症や不妊治療のことは、ひとまず忘れて、夫婦で恋愛を楽しむことだ。不妊治療とはまったく関係ない小説を読んでみたり、映画を見たりして、気分転換を図り、知的興奮を鎮めることだ。不妊治療で悲しんでばかりいないで、笑顔を取り戻し、夫婦でユーモアを言ったりすることで、鬱的な傾向をシャットアウトすることだ。
【不妊症の本当の原因】
こうやってフェニルアラニンを突き詰めていくと、不妊症の本当の原因は、実は、卵子や精子が不足しているとか、受精卵が子宮に着床しないとかいうことだけにあるのではなく、それよりももっと大きな原因、それは「不妊症患者たちの生き方そのものが間違っている」ということにあるのだ。
不妊症は、不妊症患者たちの間違った生き方こそ、病気の原因なのである。
不妊症患者たちは、フェニルアラニンを知的興奮が高まることばかりに使ってしまい、性的興奮や抑鬱効果に配分してこなかったのである。不妊治療を真面目に取り組むよりも、夫婦でデートにでも出かけ、セクシーな雰囲気が漂う「濃厚な愛のセックス」をするとか、夫婦で子供ができないというツライ時に、笑顔を絶やさないとか、ユーモアのひとつでもいって、夫婦の深刻な状況を打破するという配慮を怠ってきたのである。
その間違った生き方のツケが不妊症という結果となって現れているのである。
だったら、その間違った生き方を変えれば、病気は治るのだ。
自分が変わりさえすれば、不妊症によって引き起こされた、ありとあらゆる苦しみは「風の前の塵」のごとく消え去っていくのだ。
「自分が変われば、世界が変わる」のだ! 自分を変えずに不妊症を治そうとしているから、いつまでも不妊症は治らず、苦しみが続くのである。
不妊症という人間の「肉体」の異常を突き詰めていくと、その肉体を突き抜けて、人間の「心」の絶対的重要性が現れてくるのだ。だから、その人間の心を変えてしまうと、不妊症がいとも簡単に治り、今まで見ていた世界がまったく別の物に変わっていくのだ!
かくて、我々は不妊症の研究の最高到達点に達し、その最高到達点において、「唯物論即唯心論」「唯心論即唯物論」という「哲学の究極奥義」を垣間見てしまうのである。人間の心は、実はこの広大なる宇宙と繋がっており、自分の心の中に「無限の宇宙」を発見した時、自分の目の前に「新たなる光輝く世界」が広がってくるのである!
人はその「新たなる光輝く世界」において、心の奥底から「愛の涙」を流した時、「新たなる命」を生み出すことができるのである!!
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