特別企画:タマティーの『不妊症バトルロワイヤル』へのロングインタビューⅢ ~自分が変われば世界が変わる~
●不妊症患者たちの「心の問題」
千佳子「不妊症患者たちの心の問題って一体なんなんですか?」
タマティー「実を言うと、俺は不妊症患者たちの心の問題を取り扱いたくないんだ。できれば不妊症の治療は、肉体的原因だけを処理して、不妊症の解決に結び付けたいんだ。しかし、不妊症を研究していくと、どうしても不妊症患者たちの心の問題を見過ごしてしまう訳にはいかないんだ。不妊症の解決のターニングポイントは、実は不妊症患者たちの心の問題にあると解ってしまったんだ」
千佳子「それはどういうことですか?」
タマティー「不妊症患者たちは赤ちゃんが欲しいと強く願っているんだが、それは《自分のための愛》の発露だから、子宝に恵まれないんだということだ。自分のために赤ちゃんが欲しいから、逆にいくら願っても赤ちゃんに会えないという結果になってしまうんだ」
千佳子「でも、普通の夫婦は赤ちゃんを欲しいと思うことによって、赤ちゃんを得られるんじゃないですか?」
タマティー「いや、そうじゃないんだ。子宝に恵まれた多くの夫婦は、《自分のための愛》からではなく、《他人のための愛》を発したからこそ、赤ちゃんに出会えることができたんだ。人間は誰しも、両親に養育される《従属》の時期を過ごし、そして思春期から《自立》の道を歩み始め、結婚して両親から《独立》していく。従属や自立の時期は、あくまでも《自分のための愛》が中心だ。しかし、人は結婚することによって《他人のための愛》に目覚めていく。だから、結婚しても《自分のための愛》を発しようとすると、至る所で結婚に支障が来たすのだ。不妊症はその現れにすぎないんだ」
千佳子「愛にも二種類あるということですか?」
タマティー「《自分のための愛》は《自己愛の原理》で動いており、これは幼児期や青春時代には絶対に必要なものなのだ。この《自己愛も原理》で動いて、自分の心の中に愛を溜め込んでいくのだ。ところが、この《自分のための愛》を蓄積していくと、自分の心の中で突然変異が起こって、《他人のための愛》を出すようになるのだ。《自己愛の原理》から《他人愛の原理》に変革するのだ。成熟した人間にとっては、自分のために愛を施すよりも、他人に愛を施す方が快感になるのだ」
千佳子「すると、不妊症患者には、その《他人のための愛》がないと?」
タマティー「すべての不妊症患者たちがそうだとは言えない。しかし、多くの不妊症患者たちがこの《他人のための愛》が出せないのだ」
千佳子「どうしてですか?」
タマティー「それは自立していないからさ」
●競争から協力へ
千佳子「結婚しているのに自立できていないのですか?」
タマティー「経済的に自立できたからといって、精神的に自立できるとは限らないんだ。従属や自立の時期は、競争によって自分の心の中に愛を溜め込んでいかなくちゃならないんだ。だからこの時期は競争が大事なんだよ。しかし、愛を溜め込んで心の中で突然変異が起こると、人間は競争よりも協力を優先するようになるんだ。結婚なんて夫婦の協力なくして成立しないからね」
千佳子「では、若い時には競争を否定してはならないということなんですか?」
タマティー「そうだ。昭和憲法体制下では、日教組を始めマスコミが寄ってたかって競争を否定する教育を推し進めてきたからね。競争を否定した教育の結果が、不妊症患者たちに不妊症という病気で現れているんだ。自立できていない人たちは、言ってることと遣っていることが、全然違うからね。日教組は文部科学省に対して、いつも競争を挑んでいるのに、子供達には学校で競争をするなという。でも、子供達は子供の時に競争しておかないと、自分の心の中に愛が蓄積されないことになってしまうんだ」
千佳子「愛が蓄積されていないから、他人を愛せない?」
タマティー「他人を愛するためには、まず自分が競争して強くならないと、他人を愛せなくなるんだ。だから、子供の頃にはちゃんと競争して、強くなって自分に自信をつけないと。哺乳類動物は猿だろうが、熊だろうが、ライオンだろうが、子供の頃はじゃれあって競争して自立していくんだ。それなのに、人間だけが競争をやめたら、自立できなくなるんだよ。だから、日教組やそれに加担する知識人が言うように、子供に競争しないで育てれば立派な人間になるというのは大嘘なんだよ。彼らは大人になっているのに、自立できていないんだよ。自立できていない人間を、教壇の上に立たせてはならないし、言論の自由を与えてはいけないよ」
千佳子「人を愛するために、競争はそれほど重要?」
タマティー「高校生の頃に、サッカー部や野球部の連中がモテるのと同じ理由だよ。子供は競争することによって自分に自信をつけていくから、競争に打ち勝つ人間は、当然に人を愛する力が強いんだ。若い頃はともかく競争してナンバーワンを目指してくべきだね。だから、世界で一つだけの花のように、ナンバーワンよりもオンリーワンを目指せば、人間は自立できなくなってしまうんだ。若い時はなんでいいから、ナンバーワンを目指して戦って自信をつける。そうやって若者は自立していくんだ」
千佳子「人は自立できたから結婚できる?」
タマティー「自立が完成してしまえば、今度は独立していくんだ。結婚はその大事な通過儀礼なんだよ。だから、結婚していない人達は独立できていないんだよ」
●人間は平等にはできていない
千佳子「とするなら、人間には《従属》《自立》《独立》の3種類の人間がいるということですか?」
タマティー「人間は平等にはできていないんだ。人間は男も女も平等ではないし、男性同士でも平等ではないし、女性同士でも平等ではない。人間は平等を唱えてしまうと、自立できなくなるんだ。永遠に従属状態にいる訳だ。社会主義者たちは所得における平等を唱えるがゆえに自立できないし、フェミニストは性別における平等を唱えるがゆえに自立できないんだ。フェミニストたちが女性の自立を唱えるってことは、彼女たちが自立できていない証拠なんだ。自立した女性であるなら、決して女性の自立なんて唱えないよ」
千佳子「では、結婚している男女が男女平等と思ってしまうと、結婚は一体どうなるんですか?」
タマティー「結婚は独立している男女がするものだから、本来は男女平等なんて唱えないんだよ。それなのに学校で男女平等を教え込まれたもんだから、ついつい夫婦を平等と思い込んじゃう訳。そうすると、結婚はうまくいかなくなるね」
千佳子「具体的には?」
タマティー「男女平等だと夫婦の愛が流れないんだよ。夫婦は男女が対等の立場に立たないと始まらない。しかし、男性は女性よりも強く、夫は妻を外敵から守ろうとする態度を示すからこそ、妻は安心できるんだ。女性は男性よりも美しいから、妻は美しくなって夫にキメ細かい気配りを発揮するんだ。夫は強さという点において妻よりも優位に立ち、妻は美しさという点で夫よりも優位に立つからこそ、愛がうまく流れていくんだ。ところが、男女平等を唱えて、《男の強さ》と《女の美しさ》を否定してしまえば、夫婦間に愛が流れていかなくなるんだ」
千佳子「男女平等では結婚の破綻は必至ということですか?」
タマティー「そうだね。結婚しているのに、従属状態にある人間の考え方をするから、結婚を維持できなくなるんだ。男女平等が唱えられるようになって、離婚率が急増したし、夫婦間暴力も急増したし、不妊症だって増え始めたんだ。結婚してんだから、妻は家庭のことを取り仕切ればいいのに、男女平等だと思ってしまうと、さあ出勤していこうとする旦那にゴミ袋を待たせて、ゴミを捨てに行かせたりね。料理を作らず、外食で済ませてしまったりと、男女平等は妻としての仕事を全面的に放棄することになってしまうんだよ。男女平等を唱えていけば、女性が妊娠することも、出産することも、育児をすることも、不平等だからね、だから子供を産まない訳。それゆえ、フェミニストたちは結婚しないし、妊娠しないし、出産も育児もしない訳だよ。男女平等の帰結点は、家族の消滅なんだよ。自立できない女性たちは本当に恐ろしいことを考えるもんだよ」
●母親の因果が子に報い
千佳子「フェミニストの女性たちはどうして自立できなくなるんですか?」
タマティー「まずは学校教育で男女平等を教え込むからだよ。フェミニストの大ボスの上野千鶴子が東京大学大学院教授に就任したという事実からも、現在の教育システムは、男女平等を推し進めようとする教育だからね。学歴社会の頂点にいる東京大学で平等を唱えてくるから、この平等がいかにインチキなものかが解ろうというものだ。人間は平等にはできていないんだから、人間を平等と看做す考え方は、科学的真理に反することだよ」
千佳子「学校教育で自立するか否かが決まってしまうんですか?」
タマティー「いや、そうじゃないな。人間が自立するのに決定的な役割を果たすのは、実は自分の母親なんだ。子供は母親からたっぷりと母性愛を注がれれば、自分を肯定できるようになるんだ。自分の心に母性愛の蓄積があれば、子供は自立の道を歩み始めるんだ。しかし、自分の心の中に母性愛の蓄積がないと、自分を肯定できず、成長過程ストレス障害に罹ってしまうんだ」
千佳子「すべての女性たちには母親がいる訳ですよね。そうなら、すべての女性たちに母性愛の蓄積ができてもいいと思うんですが?」
タマティー「そうならいいいんだよ。でもな、女性はちゃんと祝福された結婚をして、3人以上の子供を産まないと、ちゃんとした母親になれないんだよ。フェミニストの母親たちを見てみろ。子供を1人か2人しか産んでいないんだよ。フェミニストたちの母親が母親として成熟していないから、フェミニストたちの心の中に母性愛の蓄積がない訳さ。だから自立が不可能になってしまうんだ」
千佳子「タマティーさんは不妊症患者たちの母親の子供の数が少ないことを指摘されていましたよね」
タマティー「不妊症患者たちも自分の母親の子供の数が少ないということではフェミニストたちと同じなんだよ。しかし、不妊症患者たちはフェミニストたちと違って、形式的にはであるけど独立できたのだからいいんだけど、でも自分の心の中に母性愛の蓄積が少ないため、赤ちゃんを産んで育てるだけの母性愛が、自分の心の中にないんだ。そして何より、自分の母親が母親として成熟していなかったために、自分の末来の母親像を描けないんだ。だから、俺は不妊症患者同士だけで集まっていちゃいけないというんだ。親戚巡りをするとか、子供が3人以上いる家庭にお邪魔して、幸せな家庭のイメージを描くための努力をしなさいと言うんだ。」
千佳子「不妊症患者同士だけで集まるのは危険だと?」
タマティー「不妊症患者たちは、不妊症患者たち自身だけに問題があるのではなく、不妊症患者たちの母親にも問題がある訳だから、みんなほとんど似たような考え方をしてしまって、不妊症から抜け出せなくなってしまうんだよ。不妊症患者同士で不妊治療の情報を交換するのはいいけど、それだけをやっていてはだめだよ」
●出産するとしないとでは女性はまるで別個の生物
千佳子「女性は結婚や出産で変わっていくものなのですね?」
タマティー「女性にとって結婚や出産は、女性たちが考えている以上に重要なんだ。女性は女性ホルモンの分泌量で女性自身が変わっていくんだよ。まず女性ホルモンは16歳~19歳の間に急激に出るんだ。この時期の少女から大人の女性に変身していく。その後、20歳~25歳の間にコンスタントに女性ホルモンが分泌されて、美しくなっていき、26歳~33歳の再び急激に女性ホルモンが分泌される。この時期が所謂《結婚適齢期》だよ。その後、34歳~40代後半まで高濃度の女性ホルモンが分泌されて、熟しきったエレガントな女性になっていく。そして40代後半~閉経まで急激に女性ホルモンが落ちていくんだ」
千佳子「女性の人生は女性ホルモン分泌量の変動の産物だと?」
タマティー「たとえば、10代の女性で簡単に妊娠できるのに、30代では不妊症を発症してくる女性たちが出て来るんだ。女性ホルモンは体温を低下させる効果があるから、10代の女性のように体温が高いと、女性ホルモンの弊害が出てこないのに、体温が低下している30代の女性だと女性ホルモンの弊害が出てきて、不妊症を発症してしまうという訳。だから、出産は早い目の方がいいんだ。女性は出産すると母性ホルモンを分泌するようになるんだけど、この母性ホルモンが分泌されると、体温を上昇させるので、女性ホルモンの弊害を除去できるようになるんだ」
千佳子「結婚とか出産は単なる行為ではないんですね」
タマティー「女性は結婚前後に女性ホルモンが最大限出てくるので、女性は結婚前後の時期がもっとも美しくなるんだ。母性ホルモンも3人以上産むと安定的に分泌されるようになるから、いかにも母親らしい体や考え方に変わっていくんだよ」
千佳子「じゃあ、フェミニストたちが主張するように結婚を否定すると、女性としての幸せを味わえないと?」
タマティー「女性は子供の頃から結婚することに憧れたり、子供を産みたいと思うのは、それが女性にとって本当に幸せなものだと解っているからだ。それをフェミニズムというイデオロギーで必死になって、自分の頭の中で否定しているだけなんだよ。子供の頃にちゃんと母親に愛されないと、自分の幸せを破壊してしまう人生を送ってしまうんだよ。人間は愛されるからこそ、人を愛することができ、幸せになれるんだよ。フェミニストたちは従属状態にいるから、人間は変わっていく生き物だということが解らないんだ」
●人工宗教と平等イデオロギー
千佳子「そのように考えていくと、根源的な疑問が生じてきます。では、一体なぜ人類は平等を唱えるようになったんですか?」
タマティー「それを理解するためには、人工宗教の誕生について触れなければならない。地球に文明が誕生して、食糧生産が過剰になって、文明人たちの間で食事過剰になった時、人工宗教が誕生してきたんだ。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教とね。これらの人工宗教はみな教祖がいて、平等を唱えているんだ。だが、この人工宗教の教祖たちが育った家庭環境を調べてみると、或る共通項が浮かんできたんだ」
千佳子「それは?」
タマティー「すべての教祖たちには母性愛の蓄積がないということだ。モーゼとマホメットは捨て子、釈迦は生後間もなく母親が病死。イエスはマリアの処女懐胎で生まれたというけど、それは実際、マリアが自分の夫ではない赤ちゃんを孕んでしまったということだ。イエスは自分の父親ヨセフといざこざがあって、子供の頃に市場で捨てられた経験を持っているんだ。これらの教祖たちは自分の心の中に母性愛の蓄積がなかったために、平等を唱えてきたという訳だ」
千佳子「とすると、平等は人間を或る一定の状態におくと、唱えてしまうのですか?」
タマティー「俺に言わせれば、《食事過剰》と《母性愛の欠如》。この状況下で育つと、人間は平等を唱えるようになって、永遠に自立できなくなるんだ」
千佳子「では、人間が食事過剰を解消し、母性愛を蓄積していけば、これらの人工宗教は消滅すると?」
タマティー「そうだよ。食事過剰を解消して、母性愛を誰かから貰えば、人間はちゃんと自立できるんだよ。自立できない人たちには、これらの人工宗教が必要だけどね」
千佳子「近代革命以降、人工宗教の力が弱くなりましたが、それに代わって平等イデオロギーが出てきた訳ですね?」
タマティー「西ヨーロッパでは絶対王政を否定するために、アメリカでは植民地から脱するために、日本では幕藩体制を否定するために、政治的に平等を主張したのだが、これを経済や生活までに平等を適用していくと、悲惨な結果になってしまうんだ。先進国では平等を主張しているがために、自立できない人たちが現れ、社会主義者たちは経済的に、フェミニストたちは性別においてという形でね。先進国で不妊症患者たちが出てくるのも、平等を唱えるからなんだよ」
●不妊症が照らし出したもの
千佳子「アメリカでは不妊症が深刻な社会問題になっていますね。特にエスタブリッシュメントと呼ばれたWASPたちが子供を産まなくなっています」
タマティー「それはアメリカ合衆国の破滅の預言なんだよ。国家というものは人口が増大していけば発展していく。逆に人口が減少していけば滅亡していく。不妊症患者たちが出てくること自体、その国家にとっては危険信号なんだ。だから、不妊症の問題は、不妊症患者たちだけに負わせるのではなく、国家レベルで考えていかないとね。日本国が発展していくためには、不妊症の解決は絶対に必要不可欠なことだよ」
千佳子「不妊症患者たちが不妊症を克服するためには一体何が必要なんでしょうか?」
タマティー「まずは《心のうずき》を大切にすること。よその夫婦に赤ちゃんがいるから、私達夫婦も欲しいと思うんではなくて、自分の内なる声に耳を傾けて、この人の赤ちゃんが欲しいと心がうずくまで、自分自身を見つめることだ」
千佳子「それは平等から脱出するために大切な行為なんですね?」
タマティー「外的基準に自分を合わせるのではなくて、自分が本当にしたいことを大切にすれば、平等から脱出できて、新たなる人生が開けてくるからね。平等がいかに自分の人生を暗黒にしたかが解るよ」
千佳子「それ以外には?」
タマティー「絶対自力と絶対他力の二つをうまく活用していくこと。《不妊症バトルロワイヤル》で示した不妊症の治療方法を実践していくことだね。それと同時に、自分たちの人知人力に及ばない部分には、神様に任せてしまうことだね。赤ちゃんを作るということだけでなく、赤ちゃんを神様から授かるという謙虚な気持ちを持つことだね」
千佳子「不妊症患者が不妊症を発症するということは、神様が何か大切なことを教えてくれるということなんですね?」
タマティー「不妊症患者たちは、結婚したら子供ができて当然と思っていたから、まさか自分たちが不妊症を発症するとは思わなかっただろうね。だから、それは神様が不妊症を通じて何かを教えてくださっているということなんですよ。それゆえ、不妊症の中から大切なことを汲み取って、不妊症に感謝することですな。そうすれば不妊症を脱していくことができるんだよ」
●自分が変われば、世界が変わる
千佳子「なんか不妊症って非常に大きな問題なんですね」
タマティー「生命体にとって赤ちゃんを産んで子孫を繋げていくというのは、《自然界の不変の掟》だからね。その妊娠や出産ができなくなるというのは、その人たちの人生そのものが間違っているということなんだよ。その間違いに気付いて、神の聖慮に合うような生き方に変えていくことこそ、不妊症の究極の解決法なんだよ」
千佳子「それなのに、医者たちが行う不妊治療を受けてしまえば、その大事なことが解らなくなってしまうということですね」
タマティー「俺に言わせれば、医者たちが行っている不妊治療なんてドーピングのようなもんだよ。オリンピックでドーピングを行えば、メダルが剥奪されるように、不妊治療で赤ちゃんを作れたからといって、それは反則技を使った妊娠の遣り方なんだよ」
千佳子「たとえ、不妊治療で不妊症という問題を解決できても、その人にとって神様が指し示した問題点を解決をしてはいないわけですね」
タマティー「不妊症の研究を突き詰めていくと、《唯物論即唯心論、唯心論即唯物論》という哲学の究極奥義に至ってしまうんだよ。不妊症という自分の体の問題を突き詰めていくと、自分の心の問題に到達してしまい、自分の心が変われば、自分の体も変わっていくんだ。過去の偉大なる哲学者たちがその人生を賭けて辿り着いた至高の領域に、不妊症患者たちは辿り着いてしまうんだよ。自分の肉体も自分の精神も繋がっている。この広い宇宙も自分の心と繋がっている。自分の心が光り輝く時、この宇宙も光り輝き始めるんだ」
千佳子「人間の心はどうやって変わっていくんですか?」
タマティー「過去の偉大なる哲学者たちは、《自分が変われば、世界が変わる》という所までは辿り着いた。しかし、どうやれば自分の心が変わるかまでは、彼らの頭脳では解らなかったんだ。人間はどうやれば自分を変えることができるのか? それは《人との出会い》だ。人間は人と出会うことによって自分を変えていくんだ。人間は一人では生きていけないんだ。結婚すれば特に解ることだろう。自分の運命の人と巡り合うことによって、自分を変えていくんだ。結婚によって男も女も人生を激変させていく。哲学者たちの最大の疑問の解決策は、我々の平凡なる結婚の中に隠されていたんだ」
千佳子「巡り巡って、不妊症の解決法は、不妊症患者たちの家庭内にあったということですか?」
タマティー「そう。それなのに医者に頼ろうとするから、簡単に治る不妊症も治らなくなってしまうんだ。自分のことだけを考えるんではなくて、他人を愛する悦びに目覚めること。他人の幸せを願う者にどうして子宝ができないということがあろう。心の奥底から運命の人を愛し、配偶者に尊敬の念を捧げ、希望の灯火を掲げて、苦難を耐え忍び、何があろうとも夫婦で力を携えて一歩一歩前進していく。そういう夫婦に神様の栄光が降り注がないことがどうしてあろう。神の見えざる力は、真剣に生きている者たちにこそ作動してくるんだ!」
●今後の予定
千佳子「神様は決してその人たちに解決できない問題は与えないということですね」
タマティー「そう。不妊症はその夫婦が解決できる問題なんだよ。ただ、その夫婦が大切なことに気付くまでは、決して解決できないんだな。医者たちは大切なことを気付かせないから、不妊治療に失敗するんだ。俺は不妊症の夫婦に不妊症を解決できる手助けをしているだけなんだ。あくまでもサポートする立場なんだよ」
千佳子「タマティーさん、今後、この《不妊症バトルロワイヤル》をどう展開されていくおつもりですか?」
タマティー「不妊症の主たる原因の水分過剰と食事過剰の問題、そしてそれに続く不妊症患者たちはの心の問題を遣り終えたから、後は、《自律神経の問題》と《メイクラブの問題》を遣ることにしている。それが終われば、《医者たちが行っている不妊治療の問題点》、《妊娠中の注意点》《出産中の注意点》《育児上の注意点》を遣りきれば、この《不妊症バトルロワイヤル》は終焉を迎えることになるだろう」
千佳子「今後の《不妊症バトルロワイヤル》の展開を楽しみにしています。今日は不妊症について本当に大事なことを教えていただきまして、心から感謝しています。長い間、インタビューありがとうがざいました」
ーーーインタビュー終わり
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