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3大ストレスが不妊症を作り出す

●インディアン潤

遅ればせながら、2月22日発売の『ViVi』4月号の論評をさせていただく。

まずは、『ViVi』専属モデルたちの正月休みの風景を特集したのは物凄く良かった。

それと、藤井リナのファッションセンスが良すぎ! 今のリナには勢いがついているので、もうちょいプッシュしたっていいんじゃないかな。

が、しかし、問題は、長谷川潤だ! 対人型決戦機動兵器「シャラリラシャラリラエトワール」の効果がまったくないじゃないか!? 「セクシー潤」に変身するどころか、これでは『トムソーヤの冒険』に出てくるインディアン・ジョーならぬ「インディアン潤」ではないか!? インディアンファッションを『ViVi』でやってどうする?

このままではペコポン蛯原を迎え撃つことができなくなるではないか!?

潤チャマ、もうちょい本腰を入れて、真剣になってよ~。

俺の自律神経が乱れまくり!

ということで、今回の話は『自律神経が乱れると、一体どうなるか?』というお話。

●自律神経のバランス破壊の原因

自律神経というのは、自分の意志とは無関係に作動してくれるのでありがたいのだが、「ホルモン分泌」や「気候」や「生活パターン」によって多少は変動してしまう。そして自律神経のバランスが乱れまくると、体に異変を生じて、不妊症を直接に発症させる事態を引き起こしてしまうのだ。

不妊症を発症させるほどに自律神経を乱す最大の原因は「ストレス」である。

不妊症の引き金になるのは、「働き過ぎ」「心の悩み」「薬の長期使用」の3大ストレスである。

①働き過ぎ

仕事をしている時は、交感神経が優位になり、体は活動モードになり、仕事を終えれば副交感神経が優位になり、休息モードになる。しかし、仕事がハードすぎたり、長時間労働になったりすると、交感神経が優位になりっぱなしになり、体が休息できなくなるのだ。

働き過ぎによる不妊症は、圧倒的に男性が多く、精子減少症を始めとする男性の不妊症の原因は、大半がこれである。

女性でも、キャリアウーマン志向で、バリバリと働いてしまう女性は、働き過ぎによる不妊症を発症させてしまう。

働き過ぎによって交感神経が優位になりっぱなしになると、体温が低下してしまい、健康な精子や卵子ができなくなってしまうのだ。

②心の悩み

不妊症患者たちは、不妊症という悩みを抱えているのだが、この「不妊症ストレス」そのものが、より不妊症を悪化させてしまうのだ。

心の悩みがあると、交感神経が優位になりっぱなしになり、体が緊張してしまい、しかも体が冷えてしまうのだ。

不妊症患者たちがいくら不妊治療を受けても妊娠できなくなるのは、この「不妊症ストレス」をまったく考慮していないからなのだ。

不妊症ストレスは、特に妻の方が溜め込んでしまうので、夫は妻の異常を決して見逃してはならないのだ。

③薬の長期使用

不妊治療では、排卵誘発剤を始めとして多くの薬が使用され続けるのだが、この薬の長期使用こそが、交感神経を刺激してしまい、しかもその使用が長期に及ぶから、交感神経が優位になりっぱなしになってしまうのだ。

しかも、通常、西洋医学で使用される薬は体温を下げるのだが、排卵誘発剤は体温を上昇させる効果があるので、自律神経は薬が体内に入ってくるために交感神経を優位にさせて対応しているのに、薬の効果で体温が上昇するもんだから、副交感神経が作動してしまい、そのために自律神経が滅茶苦茶になってしまうのである。

不妊症の女性たちが、排卵誘発剤を飲んだ後の、体の言いようのない不調は、この自律神経が滅茶苦茶になってしまったがゆえの症状なのだ。

自律神経のバランスが破壊されると、妊娠はほとんど不可能になってしまうのだ。

精神科医たちが患者に「自律神経失調症」と名づける病気は、実は「原因不明の精神病」ということなのだ。自律神経失調症を始めとして、すべての精神病の原因は「ストレス」である。

不妊症患者たちは、或る意味において、不妊症という肉体的な病気だけを発症しているのでなく、精神病という精神的な病気をも発症しているのである。

本人にとって対応しきれないほどのストレスを抱え込んでしまうと、精神病患者たちは精神病を、不妊症患者たちは不妊症を発症しているだけなのだ。

●自律神経のバランス破壊による不妊症に関する症状

ストレスを受けて自律神経のバランスが破壊されると、交感神経が優位になりっぱなしになってしまい、体に異常を引き起こし、不妊症を発症させてしまうのだ。

・交感神経優位による症状

①排泄機能及び分泌機能の低下

交感神経が優位になると、体温が下がるので、人間は食事を大量に食べることによって体温を上昇させようとしてしまう。ストレスがかかると人間は食事過剰になってしまうのは、このためである。

しかし、交感神経の優位によって排泄機能が低下してしまうのだ。不妊症患者、特に女性に肥満な女性や便秘の女性が多いのは、排泄機能が低下しているからなのである。

更に、交感神経の優位によって、分泌機能も低下するから、男性ホルモンや女性ホルモンを安定的に分泌できなくなってしまうのである。男性ホルモンや女性ホルモンが安定的に分泌されないからこそ、健康な精子や卵子が供給されないのである。

これがために、排卵誘発剤に頼ったり、人工授精や体外受精に頼ることになってしまうのである。

②血流障害

交感神経が優位になると、血管が収縮し、血流が悪くなり、体温が下がって、全身の至る所で、血流障害を発生させてしまうのだ。

血液は全身を駆け巡り、細胞に酸素と栄養を補給し、二酸化炭素と老廃物を回収している。このサイクルが血流障害によって阻害されると、全身に必要な酸素と栄養が届かず、しかも、二酸化炭素と老廃物が回収されなくなるのだ。

このため、血流障害が発生すると、人体は生命の保全のために、脳と心臓に血液を集中させ、他の部位、特に手や足には血液を少なくしてしまうのだ。

不妊症の妻たちには、冷え症が多いのだが、これがそのメカニズムなのである。

更に、体温が下がってしまうと、子宮に必要な血液が行かず、いくら不妊治療を受けようとも、妊娠できなくなってしまうのだ。

③活性酸素の大量発生

交感神経が優位になると、活性酸素を大量に発生させるので、人体のエネルギーはこの活性酸素の除去に使用されてしまい、妊娠にエネルギーを向けられなくなるのだ。

しかも、活性酸素は健康な細胞を破壊するので、精子や卵子を傷つけ、受精卵を破壊してしまうのだ。

病院で行われる不妊治療は、どうやろうが交感神経を優位にしてしまので、大量に活性酸素を放出して、非常に高い確率で失敗してしまうのだ。

・副交感神経優位

ストレスによる交感神経の優位が長期間続くと、今度は一転して交感神経から副交感神経の優位になりっぱなしという異常事態を引き起こしてしまうのだ。この異常事態になると、不妊症は深刻な状況になってしまう。

④受精卵の着床拒否

副交感神経が優位になると、本来は受精卵を着床させるのに、それなのに、副交感神経が優位になりっぱなしになってしまうと、今度は、受精卵の着床を拒否してしまうのだ。

こういう異常事態では、女性の体に「鬱病」や「頭痛」や「のぼせ」を発症している場合がほとんどである。副交感神経が過度に優位になると、アセチルコリンという物質が過剰に作用して、血管が急激に拡大して、血液が急激に供給されるようになり、人体に異常な負担を強いてしまうのだ。

そのため人体は受精卵を子宮に着床させている場合ではないと判断して、受精卵の着床を拒否してしまうのだ。

人工授精や体外受精をいくらやっても、失敗する女性は、この異常事態が自分の体の中で発生しているのである。

⑤流産

副交感神経の優位になりっぱなしになると、リンパ球が過剰に作られてしまい、アレルギー反応を引き起こして、流産を発生させてしまうのだ。

リンパ球はウィルスを撃退して、人間の免疫力のためには必要不可欠なのだが、リンパ球が増えすぎてしまうと、免疫が過剰に反応して、アレルギー反応を引き起こしてしまうのだ。

妊婦にとって、胎児は異物だから、アレルギー反応によって、流産させてしまうのだ。

不妊症患者が不妊治療を受けて、やっと妊娠できたのに、いとも簡単に流産してしまうのは、この異常事態が自分の体の中でおきているからなのだ。

⑥性欲の減退

この副交感神経の過度な優位の極めツケが、性欲そのものの減退である。

セックスすることも、妊娠することも、出産することも、育児をすることも面倒くさいと思ってしまうのだ。

意外と思われるかもしれないが、不妊症の夫婦たちの中でびっくりするくらい多いのが、セックスレスの夫婦なのである。

副交感神経が優位になりすぎると、何事に対しても気力が減退していくので、セックスするのも面倒くさくなってしまうのだ。

こういう異常事態の極めツケになると、不妊治療を受けながら、「そもそもどうして赤ちゃんが欲しいのか?」と疑問に思ってしまい、不妊症を克服していこうとする気力すら喪失してしまうのである。

●ストレス不耐性症候群

「働き過ぎ」「心の悩み」「薬の長期使用」という3大ストレスが、自律神経のバランスを破壊して、不妊症を引き起こしてしまうというのは解った。

がしかし、不妊治療による「薬の長期使用」はともかくとして、「働き過ぎ」や「心の悩み」が不妊症患者には重いストレスというのは理解できるが、ただ、「働き過ぎ」や「心の悩み」は何も不妊症患者たちだけが抱えているものではなくて、他の人たちにもあるんだから、だったら、すべての人たちが不妊症になるはずである。でも、どうして不妊症患者たちだけが、不妊症を発症させてしまうほどに重いストレスになってしまうのかという根本的な疑問が生じてくる。

その根本的な疑問を解くヒントは、実は不妊症患者たちの成長過程に隠されているのだ。

①すぐに赤ちゃんをあやしてしまう

赤ちゃんが泣くという行為は、赤ちゃんの交感神経を強く刺激するので、赤ちゃんには絶対的に必要な行為なのだが、赤ちゃんを過保護に育ててしまうと、赤ちゃんが泣くと、すぐにあやしてしまうので、赤ちゃんが泣けなくなってしまうのだ。

赤ちゃんは睡眠時間が非常に長く、起きている時間が非常に短いので、その短い時間の中で、交感神経を優位にさせる行為をしておかないと、交感神経を刺激することがなくなってしまうのだ。睡眠時間中はズーッと副交感神経が優位なのである。

不妊症患者たちは、赤子の時に、過保護に育てられたがために、赤ちゃんの頃から交感神経を刺激せずに、副交感神経優位の状態にあるのだ。

このことは何も不妊症患者たちに限らず、他の人でも言えることなのだ。

お爺ちゃんやお婆ちゃんに育てられた子供は、ともかく元気がないのだ。というのは、お爺ちゃんやお婆ちゃんは、赤ちゃんが泣くと、すぐに赤ちゃんをあやしてしまうので、赤ちゃんが泣けなくなってしまい、副交感神経優位の状態に育ってしまい、元気がない子供に育ってしまうのだ。

②外で遊ばない

子供が外で遊ぶと、体を思う存分に動かして、しかも紫外線に当たることによって、交感神経が最大限にシフトしできるので、夜になると副交感神経に最大限にシフトできるので、自律神経が活発に作動してくれるのである。

ところが、子供の頃に外で充分に遊んでおかないと、交感神経が刺激されず、副交感神経優位の状態にシフトし続けてしまうのだ。

子供の頃に、家でテレビゲームをしたり、塾やお稽古事に通っていると、ひ弱な子供に育ってしまうのだ。

不妊症患者たちは子供の頃に外で思いっきり遊んでいなかったから、副交感神経優位の状態に育ってしまったのだ。

③男の子には一人旅を、女の子には花嫁教育をさせない

男の子も女の子も青春時代の前期に、親元から離れて、男の子は一人旅を、女の子は花嫁教育をさせないと、いつまでも自立できなくなってしまうのだ。男の子にとって一人旅は交感神経を強く刺激するものだし、女の子にとっても花嫁修業は交感神経を強く刺激するものなのだ。

これらの行為は、親から離れて自立していくためには必要な儀式なので、親が過保護で子供達にこれらの儀式を施さないと、いつまでも自立できず、副交感神経優位の状態になってしまうのだ。

不妊症患者たちは、赤子の頃にいつもあやされてしまったし、外で余り遊ばなかったし、青春時代の前期に男性は一人旅を、女性は花嫁教育を受けず、副交感神経優位の状態になってしまい、そのためにストレスを過敏に反応してしまい、ちょっとしたストレスに耐えられられないのだ。

俺はこれを「ストレス不耐性症候群」と呼んでいる。

副交感神経優位で育ってきたがために、ちょっとしたストレスで交感神経が異常に反応してしまい、不妊症を発症してしまうのだ。

こうなってくると、三大ストレスの対処法よりも、この「ストレス不耐性症候群」をなんとかして、ストレスに耐えられるような心身にしてあげないと、不妊症はエンドレスで続いてしまうのだ。

●ストレスに耐える力をつける訓練

不妊症の男性がストレスに耐えうる力をつけるためには、「軍事訓練」が手っ取り早いのだ。

人類は太古の昔から戦争をやってきたのだが、戦争は男性の交感神経を最大限に刺激してくれるものだから、戦争は男性にとって非常に快感なのである。人類史の中で多くの人たちが世界平和を訴えてきたが、いくら世界平和を訴えても戦争がなくならないのは、戦争が男性にとって本能レベルで必要としているものだからなのだ。

不妊症の男性は、自衛隊に体験入隊でもして軍事訓練を施されると、交感神経が最大限に刺激でき、ストレスに耐えうる心身を有することができるのだ。

自衛隊の体験入隊は、いかなる不妊治療よりも効果があるのだ。

自衛隊に体験入隊できる時間が取れない男性は、戦闘的なスポーツをすることをお勧めする。

サッカーとか、野球とか、柔道とか、男性が持っている闘争本能に火をつけるようなスポーツをすると、交感神経を効果的に刺激して、ストレスに耐えうる心身を作ることができるのだ。

不妊症の女性たちが、ストレスに耐えうる力をつけるためには、「食料確保訓練」を行うことをお勧めする。

女性は太古の昔、男性たちが狩猟に行っている間、女性たちは集落の周りにある食料を取りに行っていたのだ。女性たちが集団で食料を取りに行くというのは、女性の本能レべルに刻み込まれた快感なのだ。食料を取りに行くと、交感神経が効果的に刺激され、ストレスに耐えうる心身に変えることができるのだ。

いまでも食料品の買出しという形で、女性たちは行っているのだ。ただ、ショッピングではさすがに心身を鍛えることができない。

それゆえ、女性たちで「山菜取り」にいくとか、農業や漁業や酪農をやってみるのがいいのだ。

これから、季節は春になるので、女性たちでワラビやゼンマイやフキノトウなどの山菜を取りにいくのもいいだろう。

親戚に農家や漁師や酪農家がいたら、その作業を手伝わせてもらって、ストレスに耐えうる心身に変えさせてもらおう。

最近では、農家や漁師や酪農家の家に有料で宿泊させ、その家の農作業や漁業や酪農の仕事を手伝うという宿泊プランがあるので、そういうのも利用してみるといいだろう。

要は、不妊症患者たちは副交感神経優位の状態にあるので、ストレスに弱いのだ。だから、ストレスに耐えうる心身に変えることが必要なのだ。

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