妊娠するためには、自宅をリラックスできる家にする
●フランスの香水はなぜ世界一?
日本では時折ではあるが、「フランスの香水はなぜ世界一?」という議論が繰り返される。作家や学者やタレントを巻き込み真剣に議論されるのである。これを受けてファッション業界でも真面目に議論する連中が出てくるのである。
俺はこういう机上の空論が大嫌いなのである。
理由は簡単なのである。「フランス人の体臭が臭い」からなのである。
どんなにオシャレで美しいパリジェンヌでも、体臭は結構きつく、香水でもつけなければ、その体臭は消せないからなのである。
フランス人女性を始め白人女性と交際したことある日本人男性ならば、熱いメイクラブをやった翌日の朝には、お目覚めと共に、白人女性がそそくさとベッドを出て、浴室に行ってシャワーを浴び、その体臭を落としているという光景を見ているから、白人女性は体臭が臭いというのは、白人女性と交際しさえすれば解ることなのである。白人女性が朝にシャワーを浴びなかったり、香水をつけなかったりすれば、臭くてたまったものではないのである。
我々日本人はモンゴロイドに属するから、進化の過程で臭腺が退化してしまい、体臭が臭くないのである。これに対してコーカノイドたちは臭腺を退化させる進化をしなかったために体臭が臭いのである。
コーカノイドたちは、体臭は臭いのだが、その反面、嗅覚も発達しており、コーカノイドの中でも、フランス人は世界最高の嗅覚の持ち主なのである。そのために、フランスが世界一の香水を作り出すことが出来るのである。
フランスの香水の中でも、シャネルの香水が一番レベルが高く、シャネルの5番は未だに世界一の香水に君臨しているのだ。これはいかにココ・シャネルの嗅覚が素晴らしかったことを証明すると共に、香水を作り出す技術が最高段階に到達すると、その世界一の座はそう簡単には変わらないのだ。
今まで、シャネルに挑んだ香水メーカーは無数にあれども、シャネルのレベルを超える香水メーカーが現れていないということも、このことを証明していることだろう。
それゆえ、フランス人の体臭が臭いことや、フランス人の嗅覚の良さなどを無視して、「フランスの香水はなぜ世界一?」と疑問に持たれたとしても、それは愚問なのである。そんな愚問を考える暇があるなら、フランス人女性の体臭でも嗅げって。
●日本の香道
日本は、香水は発達しなかったけれども、「お香」は発達した。茶道や華道と共に、「香道」というのが、かつてはあったのだ。
体臭が臭くない日本人でなぜ、お香が発達したかといえば、公家貴族たちがお風呂に入らなかったためだ。平安時代では、公家貴族たちは1ヶ月に1度程度、水浴びをする程度だったのだ。だから、体臭があり、そのためにお香が焚かれたのだ。
今でも日本人女性を魅了する『源氏物語』は、こういう体臭の臭い貴族の男女の恋物語なのである。
俺が光源氏だったら、1ヶ月も風呂に入らない「紫の上」を抱きたくない。俺に抱かれたいのであるならば、まずは風呂に入れよと、俺は「紫の上」に忠告することだろう。
この香道は、公家貴族たちから武家貴族へと受け継がれたが、明治維新以後、庶民たちはこの香道を継承しなかった。なぜなら、庶民たちは銭湯に入ったし、暑ければ水浴びでもしたから、体臭が臭くなかったのだ。そのために香道は廃れたのだ。
●悪臭ただよう女
とはいえ、いかに日本人は体臭が臭くないとはいえ、まったくないというわけではないのだ。
俺には姉が1人いるんだけれども、俺の姉は最悪のグータラな女で、朝早く起きることができず、正午頃まで寝ているのだ。夏になると通常の人間ですら寝汗をかくというのに、俺の姉は昼まで寝ているから、大量の寝汗をかき、その寝汗のために体が臭くなり、姉の部屋を通るたびに、この体臭が漂ってきたのだ。
俺は「お前の体は臭うから、早く起きて、シャワーでも浴びろ!」と忠告したのだが、いくらいっても聞かず、そうしたら姉はワキガになりやがった。
ワキガになってから、交際していた彼氏に振られ、泣きじゃくっていたが、どんなに人のいい男性でも、自分の彼女がワキガだったら、厭だろう。それはもう、男女の相性とか、恋愛のテクニックがどうのこうのの以前の問題なのだ。
姉はその後、家を出て、独り暮らしをし始めたのだが、タバコを吸うから口臭が臭く、掃除もほとんどしないから何かと臭うのだ。
しかも、食生活が悪いために便秘がちで、「1週間に1度、黒い塊のようなものが出てくるの」だって。お前のウンコはウサギの糞か!? この「ウサギのウンコ型便秘」のために、体臭がより臭いのだ。
だから、姉の家に行くと、玄関に入った途端に悪臭が漂い、部屋に入るとより悪臭が臭くなり、姉本人に近づくと最高レベルの悪臭が漂ってくるのだ。
姉の住んでいる家は、悪臭で頭がどうにかなりそうな強烈な臭いなのである。悪臭もここまでくると、もはや「毒ガス」である。
こういう姉だから、もうすぐ40歳になろうとしているのに、未だに独身である。恋の噂も、ここ10年以上聞いたことがないのだ。
最近、女性の未婚率の上昇が話題になったりしているが、この女性の未婚率の上昇と、女性の悪臭率の上昇には絶対に因果関係があると思う。
●生活臭は住んでいる本人には気付かない
人は生活臭と聞くと、生活しているうちに発生する臭いと思っているが、生活臭の元凶は、生活の臭いでも、生ゴミの臭いでもなく、住人本人の「体臭」の臭いなのである。
この体臭は、家の中に何人かいれば緩和されるのだが、1人でいると緩和されず、その体臭が増強して生活臭になっていくのだ。
しかも、生活臭は住んでいる本人には気付かないのだ。生活臭は本人には気付かなくとも、第三者の人間が嗅ぐと臭いのだ。
更に、生活臭は田舎よりも都会の方が臭いのだ。
田舎では1世帯あたりの住人が多いし、逆に都会では1人暮らしの人たちが多いから、都会の方が断然に生活臭は臭いのだ。
●生活臭は交感神経を刺激する
不妊症の夫婦の場合、夫婦2人で生活しているから、生活臭は余り臭わないことだろう。
だが、結婚以来、夫婦2人で暮らしてきたがために、なんとなく生活臭が出てくる頃を迎えているのではないだろうか?
生活臭は交感神経を刺激するので、自宅に居ても、生活臭のために緊張してしまい、そのために、くつろげず、体内で活性酸素は出まくって、妊娠を不可能にさせている可能性もなきにしもあらずなのだ。
そのために、妊娠するためには、自宅から生活臭を取り除き、リラックスできる家にすることが必要となる。
●香りの漂う家
①お香
まずは「お香」を焚く。
生活臭を取り除くには、もっともベストな方法だと思う。しかも、お香の香りは結構持つのだ。
お香の種類は、自分が好きな香りを選べばいいと思う。
ちなみに俺は「バラのお香」をたまに焚いている。お香に火をつけると、ゆっくりと燃えていく姿がなんともいいものだし、お香から出てくる煙もなんとなく神秘的だし、なんといってもバラの香りが家中に広がって、凄くいい気分でいられるのだ。
②アロマ
最近は急激に「アロマ」が発達したので、アロマもオシャレでいいだろう。
アロマはお香よりも遥かに種類が多いので、選択肢は一挙に広がる。
ちなみに、我が家では玄関に、アロマでラベンダーの香りを漂わしている。このラベンダーの香りを漂わしてから、仕事が忙しくなったような気がする。
ひょっとしたら、アロマの中には、妊娠を促すアロマもあるかもしれないと思って調べてみたら、ちゃんとありました。
『イランイラン』。
「イランイラン」は、ホルモンバランスを整える効果があるので、卵子や精子の排出に問題がある人は、これがお勧め。
『サンダルウッド』。
「サンダルウッド」は、女性ホルモンを刺激して、メイクラブの日に官能的になりたかったら、このアロマを嗅ごう。
『クラリセージ』。
「クラリセージ」は、子宮を強壮にし、受精卵の子宮着床や、分娩促進に効果がある。
③ポプリ
俺が初恋の女性の家を初めて訪れた時、彼女の部屋がなんとなくいい香りがしていて、その匂いのもとがサイドボードの上に置いてあった「干からびた花」にあったのだ。
彼女と交際しているうちに、いつしか俺の部屋にもこの「干からびた花」を置くようになったが、今回、この記事を書くにあたって、この「干からびた花」のことを調べてみると、この「干からびた花」は、「フラワー・ハーブ・スパイス」というもので、「ポプリ」と呼ばれている物だということを、初めて知った。
知らんかった~。知らない物は本当に知らないもんだね。
この「ポプリ」は、香りは強くないが、部屋に置いておくと、なんとなくいい香りがするので、是非お勧めである。
●タバコは絶対に禁止!
お香やアロマやポプリで、家中にいい香りを漂わすのだから、いい香りを消してしまうタバコは絶対に禁止である。
タバコは悪臭の中でも特に臭いものだし、体臭の臭い人は大抵が喫煙者である。
しかも、タバコは妊娠にとって非常に危険なものだ。
タバコを1本吸うと、25㎎~100㎎のビタミンCを破壊し、タバコの煙は体を酸化させてしまい、妊娠を不可能にさせ、たとえ妊娠できても流産させてしまう可能性が高くなるのだ。
妊婦がタバコを吸うとダウン症の子供が産まれる確率が非常に高くなるのだ。
妻が禁煙しても、夫が喫煙者だったら、妻は受動喫煙してしまい、喫煙者よりも多くのタバコの煙を吸ってしまうのだ。
男性がタバコを吸うと、精子の数を減少させ、男性不妊の原因になるのだ。
不妊症を克服するためには、タバコは絶対に禁止だ!
●ワインセラー
タバコの話が出たついでに、お酒の危険性も述べておく。
お酒を飲むと、体内で「湿熱」という熱が湿っぽく籠る現象が現れ、人体の機能を低下させるのだ。
男性の場合、お酒を飲むんでからセックスをすると、ペニスが硬直しないという現象が現れ、しかも、お酒は精子を濁らせ、精子の運動力を弱めてしまうのだ。
女性の場合は、お酒を飲むと体内のビタミンを激減させ、しかも水分過剰になるので、妊娠に必要な羊水も、胎児に必要なビタミンも供給できなくなってしまうのだ。
だから、お酒はなるべく控えた方がいいだろう。
もしも、夫婦のどちらかがお酒が好きな場合、ワインセラーを作ることをお勧めする。
お酒を飲むことよりも、ワインのボトルを溜め込んでいく悦びを覚えさせて、飲酒の量を減らしてしまうのだ。
ワインは「赤ワイン」か「シャンパン」を購入すること。赤ワインとシャンパンは体温を上げる効果があるので、妊娠向きなのだ。ワインを買う時は、原材料の欄を見て、亜硫酸塩が入っていないことを確認すること。亜硫酸塩は流産を引き起こす可能性があるからだ。
ワインは1本あたりの値段が高いためにたくさん飲むということをしなくなり、悪酒を避けることができるのだ。
それにワインセラーはインテリアとしても優れているので、部屋の中が物凄くオシャレになるのだ。
●玄関と便所
生活臭を消すためには、「玄関」を小まめに掃除をしておいた方がいい。
生活臭が臭う家は、玄関に入った途端に臭うものである。
玄関を定期的に掃除して、靴を下駄箱にしまって、玄関に出しておいていい靴の数は、1人1足とし、それにサンダルを置いておくだけにする。
掃除をする際には、靴自体も掃除してしまうことだ。靴に手入れをすれば、靴が綺麗になって長持ちするし、靴が臭わなくなるのだ。
玄関を掃除してしまったら、ついでに便所も掃除してしまおう。
便所はやはりもっとも臭い場所だからだ。
便所はその家の妻の性格がモロに現れてくる所なので、女らしくオシャレにしておこう。
便所の消臭には、便所の一角に「盛り塩」をしておくのが効果的だ。定期的に交換できるように、お皿の上に盛り塩をすればいい。
●風呂場の排水口
お風呂場はもっとも湿気のある場所なので、使い終わったら、必ず風呂場のドアを開けて、乾燥させておこう。その際に、風呂場の床にある椅子や桶を湯船の蓋の上に置いておくと、より乾燥できるのだ。
風呂場を乾燥させても、なんか臭うと思ったら、排水口を見てみよう。排水口に髪の毛が貯まって、そこから雑菌が繁殖して、悪臭を放っているのだ。
だから、風呂場を掃除する際は、排水口も一緒に掃除して、排水口に貯まったゴミをちゃんと取るのだ。
この作業をちゃんとするかしないかで、風呂場は臭わなくなるのだ。
●「殺伐とした家」ではなく「温か味のある家」にする
家の中から生活臭を取り除いて、いい香りを漂わしたら、今度はリラックスできる家に変えてしまおう。
①白熱灯
蛍光灯は交感神経を刺激するので、家の灯りが蛍光灯だとリラックスできず、不妊症にさせてしまうのだ。白熱灯だと副交感神経を刺激して、リラックスすることができ、妊娠に効果があるのだ。
白熱灯はより暖色の強い灯りにすると、リラックスの効果が増すので、家中の灯りを白熱灯に変えていこう。
②壁紙
自宅を見回して、この壁紙なんとなく違和感があるなと思ったら、すぐにその壁紙を交換しよう。こういう場合は、女の直感の方が正しいのだ。
違和感のある壁紙は、交感神経を刺激してくるので、落ち着けないのだ。
逆に違和感のない壁紙は、副交感神経を刺激してくれるので、落ち着けるのだ。
こういうことは、夫は無頓着なので、妻が勇気を出して、率先して行動を起そう。
③絵画
自宅に絵画があると、家の奥行きが広がって、広い家に住んでいるような感覚になれ、副交感神経を刺激してくれるのだ。
絵画は自分が気に入ったものを買うべきだ。
また、将来、値が上がりそうな作品なら、自宅に飾っておいて、高値になった時、売るのもいいだろう。
家に絵画があると、自分の芸術性も磨かれるし、美術にも詳しくなることができるようになるのだ。
④花
時たま、不妊症の夫婦でビックリさせられるのが、家に花が飾っていないのだ。
花を飾ると、家の中が一気に華やかになるので、是非とも花を飾って欲しい。
花を飾ると、副交感神経にシフトして、優雅でいられるのだ。
切り花だとすぐ枯れてもったいないという人は、鉢植えを買ってくればいいだろう。
⑤夫婦の写真
最後には、なんといっても、「夫婦の写真」だ。
夫婦の写真を写真立てに入れて、目に見えるところに飾っておこう。
夫婦の写真をいつも見ていると、夫婦の愛を確認しあうことができるし、いつまでもラブリーな気分でいられるものだ。
写真立ても「銀製」のものを使うと、より高級感が増すのだ。
こういうふうにしていけば、リラックスできる家にすることができることだろう。
大事なことは、不妊症を引き起こしてしまうような「殺伐とした家」にするのではなく、赤ちゃんができるような「温か味のある家」にすることだ。
そういう「温か味のある家」にするには、妻がちょっとした違いに気付いて、さっさと行動してしまえば、簡単に作り変えることができるのだ。
| 固定リンク
「不妊治療」カテゴリの記事
- 子安神社の子授祈願札(2016.04.14)
- 自我のリストラ(2015.12.07)
- 病気になったらメシ食うな!(2015.07.01)
- なぜ冬の終わりになるとカボチャが美味しくなるのか?(2015.03.09)
- 夫婦専用の「アレ」を意味する言葉を考えてみました(2015.01.26)
コメント