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生活パターンの見直しと起床時間

●グータラ妻の朝の悲惨な光景

不妊症の夫婦の中にはビックリさせられる夫婦がいるのだ。

例えば、夫がこれから仕事で出かけるというのに、妻はベッドから起きてこず、朝食も作らず、妻が夢見心地の中、夫は朝食を食べずに出勤していくという夫婦がいるのだ。ゴミ捨ての日になれば、夫は家中のゴミを集めて、スーツ姿でゴミ捨て場にゴミを捨て、そして出勤していくのだろう。

こういう夫婦から「不妊症を治したいんですけど」と言われても、「不妊症を治す前に、夫婦の有り方を治す方が先だろうが!」と怒鳴りつけたくなることがある。

俺の母親も朝に弱いタチで、放っておくと朝の7時頃までベッドから出てこない。それでも父親が6時頃に出勤する時は、ちゃんと5時頃には起きて朝食を用意したものなのだ。

だから、このてのグータラ妻を見ると、他人事とは思えないのだ。俺の母親の姿を見ていたから、朝起きられない女性は、なかなか起きられないものだし、でも、結婚して夫婦愛がちゃんとあれば起きられるものなのだ。

でも、不妊症の女性の中には、朝起きられない女性たちがいるのだろうか?

それは「女性ホルモン」の副作用によるものなのである。

女性ホルモンの影響による朝寝坊

女性ホルモンは16歳~19歳の間に大量に分泌されていき、その後20歳~25歳までコンスタントに分泌されて、26歳~33歳の間に急上昇で大量に女性ホルモンが分泌される。そして33歳~40歳後半まで高濃度の女性ホルモンが分泌され続けるのだ。

しかも、女性ホルモンは年齢に応じて分泌されだけでなく、女性が恋愛をすると女性ホルモンの分泌量は多くなるのだ。「恋をすると女性は美しくなる」と巷では言われているが、女性が男性に対して恋心を抱いてしまうと、女性ホルモンは大量に分泌されていくのだ。

更に、結婚ではその女性にとって人生最大量の女性ホルモンが分泌され、プロポーズから結婚式、新婚旅行、新婚生活と、女性ホルモンが大量に分泌されまくるのだ。

このため女性ホルモンの効果によって、女性は結婚すると、どんな女性でも、人生においてもっとも美しくなるのだ。

が、その反面、女性ホルモンの副作用によって、体温が下がってしまい、朝になっても体温が上昇せず、そのために朝寝坊をしてしまうのだ。

この女性ホルモンの副作用は、女性が妊娠して出産すると、母性ホルモンというものが出てきて、この母性ホルモンは女性の体温を上昇させる効果があるので、女性ホルモンの副作用がなくなっていくのだ。

このため、不妊症の女性のように、年齢や結婚によって女性ホルモンが大量に出まくっているのに、妊娠や出産を経験していないと、ウェデイングドレスを着た頃は物凄く美しかった妻が、時が経てば、あのおぞましい「グータラ妻」に変身してしまうのである。

●「未妊ブルー」と「不妊ブルー」

女性たちは「女性のことは女性たち自身が一番解っている」と思っているのだが、女性はこの女性ホルモンの強烈な作用副作用について案外知らないのである。

女性ホルモンの存在を突き止めたのは、男性の学者たちであり、グータラ妻の悲惨な家事放棄の被害に遭っているのは、男性である夫なのである。

女性は子供の頃から結婚に憧れているのに、いざ結婚してみると「マリッジブルー」に襲われたりするのである。あれだけ時間とお金をかけて結婚式と新婚旅行をしたにも拘らず、自分がした結婚がこれで良かったのか苦悩するのである。

新婚ホヤホヤの妻が、新婚生活は楽しいはずなのに、「今後、妊娠したらどうしよう、赤ちゃんをどうやって育てればいいんだろう」と、妊娠も出産もしていないのに、悩み始めるのである。俺はこの奇妙な鬱病状態を「未妊ブルー」と呼んでいる。

不妊症の妻たちは、不妊症のことであれこれ悩んでしまいし、日々落ち込み、訳もなく悲しくなり、突然、涙を流すのである。不妊症を発症したら、不妊症の文献を読んでみるとか、不妊症を克服した女性に話を聞いてみるとか、不妊症を克服するためのアクションを起せばいいのに、鬱病状態に陥るのである。俺はこのバカげた鬱病状態を「不妊ブルー」と呼んでいる。

なぜ、「マリッジブルー」や「未妊ブルー」や「不妊ブルー」が起こるかといえば、その女性が結婚したことによって、大量の女性ホルモンが分泌されてしまったからなのである。女性ホルモンの副作用の体温を下げる効果によって、体が冷え切ってしまい、精神が落ち込み、鬱病状態になってしまうのである。

だから、結婚したら、この女性ホルモンの副作用に気付いて、自分が鬱病状態に陥ったら、すぐさま気分転換を図るとかして、この危険性を和らげる努力をすべきなのだ。そして、なるべく早いうちに妊娠して出産してしまい、母性ホルモンを出すことによって、女性ホルモンの副作用をなくしていけばいいのである。

それゆえ、「マリッジブルー」や「未妊ブルー」や「不妊ブルー」があっても、「出産ブルー」というのはないである。出産によって母性ホルモンが大量に分泌され始めるから、それまでの鬱病状態が一気に吹き飛ばされ、これまでに味わったことがないような幸福感が訪れてくるのである。

●起床時間を早めにする

不妊症の女性は、女性ホルモンが大量に分泌されているのだから、体温は下がり、起床時間も遅れがちになっていまい、そういう生活を送っていると自律神経が乱れまくってしまい、そのため不妊症がより悪化して、不妊治療をいくら受けようとも、不妊症を克服できなくなってしまうのだ。

そのため、女性ホルモンの副作用に対抗するためには、起床時間を早めにするのだ。

午前4時から午前6時の間、体内から「コーチゾール」というホルモンが分泌されるのである。

この「コーチゾール」は、あらゆるストレスに対抗することができ、1日の生活リズムを整えるホルモンなのだ。

不妊症の女性にとっては、このコーチゾールが大量にあれば、自律神経を整えることができ、対不妊症ストレスにも対抗できて、女性ホルモンが引き起こす副作用を大幅に緩和できるのだ。

それゆえ、不妊症の女性たちは、朝寝坊なんかしていないで、なるべく午前4時から午前6時の間に起床しよう。この時間帯に起床すると、コーチゾールが大量に分泌されるのである。

コーチゾールは午前7時頃には分泌量が低下してしまうので、遅くとも午前7時までには起床しよう。

基本的は午前4時から午前6時の間、遅くとも午前7時までに起床していると、自律神経を正常に作動させることができ、不妊症を克服して妊娠を可能させることができるのだ。

●不妊治療の成功を分ける起床時間

これは医者たちが行っている不妊治療でも、不妊治療の成功と失敗を分ける分岐点になっているのだ。

医者たちが行っている不妊治療の成功率は10%台で、腕のいい医者で29%台である。

が、そのパーセンテージは不妊症患者に対して平等に適用されるものではなく、早起きの不妊症の女性に対しては成功率が著しく高く、朝寝坊の不妊症の女性には成功率が著しく低くなっているのだ。

人工授精や体外受精に失敗し続け、せっかく妊娠できなたのに不育症や流産を経験しまくる女性は、大抵が朝寝坊の女性たちなのである。

これに対して、早起きの不妊症の女性たちは、医者たちが行っている不妊治療の成功率が低いにも拘らず、それなのに高い確率で、しかも早い時期に不妊症を克服してしまうのだ。

これは、その医者の不妊治療の技術が良いからなのではなく、ただ単に、その不妊女性が早起きだったがために、コーチゾールが大量に分泌でき、対不妊症ストレスに対抗でき、自律神経を正常に作動させているからのである。

起床時間は自律神経を正常に作動させるか否かを決める最重要な事項だから、不妊治療を行う医者たちはちゃんと統計を取って公表してもらいたいものだが、日本の医者たちはこの簡単な統計作りさえ怠っているのである。

この医者たちの怠慢こそが、不妊症の女性の80%から90%の女性たちに「悲しみの涙」を流させているのである。

●起床時間と性格の因果関係

俺が行っている「生活改善型不妊症治療法」や、漢方医たちが行っている「漢方医学」や、医者たちが行っている西洋医学に基づく「不妊治療」でも、非常に困るのは、不妊症患者たちの性格なのである。

せっかくこちらが「不妊症はこういう原因で発症するから、こういう対策を取れば完治できます」とアドバイスをしても、ちゃんと聞いてくれる患者と、疑いの目を持って挑みかかってくる患者とに分かれるのである。

この態度の差はそのまま治療の結果を左右してくるのだ。アドバイスを受け入れてくれた患者は早いうちに完治するのだが、アドバイスを受け入れない患者はなかなか完治しないのである。

こういう不妊症患者の性格は、やはり不妊症患者の起床時間で決まってしまうと思う。

早起きの女性はやはり快活で笑顔が溢れているが、朝寝坊の女性たちは性格が暗くいつも眉間にシワを寄せているのだ。

朝寝坊の女性たちは、口を開けば他人への悪口が始まり、男性に対してはネガティブで、「男の人って、どうして解ってくれないの?」とか、「男ってこんなもんよ」とか、過去に暴漢から強姦でもされたんじゃないかと思うくらいに、男性に対して否定的なのである。

こういう性格だと、夫婦でもイザコザや喧嘩が絶えないし、不妊治療だって高い確率で失敗してしまうことだろう。

不妊症を克服したいのなら、なるべく朝早く起きて、自分のネガティブな性格を変えていくべきだろう。

朝の明るい日差しに、ネガティブな性格はもっとも似合わないものなのだ。

●30代40代の美しさは早起きで決まる

女性ホルモンは26歳から上昇し始め、33歳でピークに達して、その後、高濃度の女性ホルモンが分泌され続けるのである。

それゆえ、本来なら女性は33歳でもっとも美しくなるはずだし、30代や40代の女性はエレガントな美しさを持てるはずなのである。

が、現実の30代40代の女性たちの容貌は、悲惨なものである。「シミ」や「シワ」が出始め、中には顔がドス黒くなっている女性たちが大勢いるのである。

こういうことを指摘すると、「日本の男性たちは、10代や20代の若い女性がお好きなんでしょ?」と言ってくるのだが、そうではないのである。

確かに、グラビアアイドルなどは10代20代の女性たちがやっている。が、それは男性たちがその女性たちをアイドルと看做してチヤホヤしているだけであって、現実の生活に戻れば、自分のもっとも身近にいる女性と恋をし、結婚していくのである。

グラビアアイドルがいかに人気を得ようとも、それは現実から遊離した芸能の世界の住人なのである。

現実の世界で結婚を盛り上げていくためには、しっかりと稼いでくる夫と、美しい妻が必要なのだが、妻の方は早い段階でその美しさを欠落させてくるのである。勿論、夫の方も、失業すれば、しっかり稼ぐことを欠落させてくるのだが。

30代40代になれば、女性ホルモンが大量で分泌してくるのだから、女性は早起きをして体内から「コーチゾール」を出して、女性ホルモンの副作用を大幅に緩和していくべきなのだ。

「シミ」も「シワ」も「顔のドス黒さ」も、女性ホルモンの副作用によって、体が冷えてくるから、こういう現象が起きてくるのである。

30代40代の美しさは早起きで決まると言ってもいいのだ。

そして服とかも、黒とか紺とか茶色とか暗い色の服を着ていないで、もっと明るい色の服を着て、自分の美しさをパワーアップしていくべきだろう。

不妊症の女性たちは、いつも不妊症について悩んでばかりいないで、女性ファッション誌を読んだり、ショッピングに行って、自分が美しくなる努力をするべきだろう。

そうすれば、自律神経も正常に作動して、不妊症を克服していくことができるのだ。

●自律神経のサイクル

自律神経には大きく分けて3つのサイクルがある。

①12時間サイクル

まずは自律神経の12時間サイクルは、基本的な自律神経のサイクルで、起床後から昼間の間に交感神経が作動し、夕方から夜間の間に副交感神経が作動して、人体の基本的な自律神経のバランスを保つのだ。

②6時間サイクル

次が、6時間の自律神経のサイクルで、もっとも強い交感神経が早朝から正午まで働き、やや弱い交感神経が正午から夕方まで働き、やや弱い副交感神経が夕方から午後10時まで働き、もっとも強い副交感神経が午後10時から早朝まで働くのだ。

③90分サイクル

最後に、人為的な圧力によって90分サイクルの交感神経か副交感神経を作動させるのである。集中力を発揮したい時は、交感神経を作動させ、リラックスしたい時は、副交感神経を作動させるのだ。ただ、この交感神経や副交感神経は、90分しか持たないのだ。

世界中でもっとも人気のあるスポーツであるサッカーの試合時間は90分間である。夫婦でロマンチックなディナーを食べる時、そのディナーの制限時間は90分間である。集中力もリラックスも90分間しか持たないのだ。

●「平日のメイクラブ」と「休日のメイクラブ」

だから、朝早く起きる必要性があるのだ。

12時間サイクルの自律神経を正常に作動させるためには、早起きするしかないのだ。

自律神経を正常に作動させていれば、健康な精子と卵子を出すことができ、受精卵が子宮に着床して、めでたく妊娠することができるのだ。

この12時間サイクルの自律神経が正常に作動してくれると、6時間サイクルの自律神経をうまく使用できるようになるのだ。

6時間サイクルの自律神経は、早朝から正午までが、もっとも強い交感神経が働くので、この時間帯に仕事をやってしまえいいのだ。

また、やや弱い交感神経から、やや弱い副交感神経に変わる夕暮れ時というのは、心地いいささやかな幸福感が訪れる時間帯なので、この時間帯に妻たちは、買い物をしたり、料理を作っているのだ。この時間帯で幸福感を味わえると、早朝時にもっとも強い副交感神経から、もっとも強い交感神経に切り替わる時、心地いい強烈な幸福感を味わえるようになり、朝早く起きるのが快感になるのだ。

こういう幸福感を味わっていると、自律神経がより正常に働き、より妊娠を確実にさせてくれるのだ。

この6時間サイクルは、夫婦のメイクラブにも応用できるのだ。

受精卵が着床するのは、もっとも強い副交感神経が作動してくる午後10時から早朝までなので、平日のメイクラブは午後10時以前までに終えてしまうのだ。こうすると、より高い確率で受精卵を子宮に着床させることができるのだ。

ただ、不妊症患者たちは副交感神経優位で育ってしまったがゆえに、本来ならもっともうまく着床させることができる時間帯にメイクラブをやっても、着床してくれない危険性があるのだ。

そこで、もっとも強い交感神経が作動する早朝時にメイクラブを行うのだ。

勿論、平日にやったら、その日の仕事に差し障りがある。当然、やる日は休日だろう。

だから、、休日の朝は、早起きをして、夫婦でメイクラブをするのだ。交感神経がもっとも強い時間帯なので、通常のメイクラブと違って、快感も凄まじいものがあることだろう。

ただ、あくまでもお忘れなく。

メイクラブの集中力が保てるのは、90分間だけですから

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