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愛のオリーブオイルマッサージ

●医者と漢方医のデータの違い

俺が不妊症を研究している過程で、不思議と思うのは、医者の公表するデータと、漢方医が公表するデータが、まったく違うことなのだ。

不妊症の原因を、漢方医たちは、80%以上、いやほぼ100%を、女性たちに求めているのだ。

これに対して、医者たちは、不妊症の原因を、男女半々にあると見ているのだ。

明らかにデータが違いすぎるのだ。

漢方医たちは、その実績の中で、不妊症というものは、「不妊症の女性を治療すれば妊娠できる」という実績があるから、女性に治療のターゲットを絞っているのだ。

俺が不妊症を研究して得た結論は、不妊症の主たる原因は、「水分過剰」と「食事過剰」にあるんであって、それらの過剰な状態は、男性よりも寧ろ女性の方にあり、漢方医たちのやっているように、不妊症の女性を治療してしまえば、不妊症は克服することができるのである。

もし、漢方医に銃を突きつけ、「もしも、たった1つの効能で不妊症を治せるとしたら、お前は一体なんの漢方薬を使う? その薬で不妊症を治せなかったら、お前を殺す!」と言ったら、多分、漢方医は手を挙げながら、こう答えるだろう。

「使うのは利尿作用のある漢方薬でございます! なぜなら、不妊症の女性は水毒に冒されているからであります!」

女性の体は、水分過剰になると、羊水を作ることができなくなってしまう。しかも、水分過剰のために体が冷えているので、より多くの食事を食べてしまい、そのために内臓が疲労して、子宮にエネルギーが向かなくなるのだ。

それゆえ、不妊症の治療のターゲットを女性に絞ってしまう漢方医たちの遣り方は非常に理解できるのだ。

漢方医たちは、漢方薬でまずは水毒を取り除き、漢方薬で体温を上昇させ、漢方薬で妊娠に必要なミネラルを供給させているのだ。漢方医ゆえ、何事も漢方薬づくしである。

これなら治るはずである。

●平等イデオロギーがもたらす「捏造のデータ」

ところが、医者たちは、不妊症の原因を男女半々に求めてくるのである。

これは漢方医たちのデータと違うし、俺の不妊症の研究からのデータからも違うのだ。男性にそれほど不妊症の原因があるなどと、現実的にはありえないのである。

が、俺は不妊治療を行っている医者たちの文献を読んでいくうちに、その偽りの出所が解ったのだ。

西洋医学は、キリスト教から生まれてきたゆえに、「男女平等」というイデオロギーを内蔵している。

だから、不妊症の原因も、実際は女性の方が多いのに、イデオロギー上は、絶対に男女平等でなければならないのだ。

医者たちが不妊症の原因は男女半々といっているのは、丁度、社会主義国のソビエト連邦で、学者たちが自分の学術論文を発表する時に、マルクス=レーニン全集から何かしかの文言を引っぱって来て掲載させることと、同じことなのだ。

ソビエト連邦の学者たちが、社会主義のイデオロギーのために、データを捏造しなければならなかったように、不妊治療を行っている医者たちも。またデータを捏造しなければならないのである。

医者たちの「捏造のデータ」は、男性の精子量を計る所から始まる。

医者たちは、不妊症の男性の精子の量を測定して、「男性の精子の量がこんなにも少なくなっている」と主張し、やはり不妊症の原因は男女半々であると、結論を持ってくるのである。

「チョット待った!」

と俺は言いたい。

●精子減少のトリック

不妊治療の場合、男性の精子の量を測定する際は、男性に病院の1室に行ってもらい、そこでエロ本を持たせて、男性がオナニーをして、射精するのである。

俺に言わせれば、「こんなことをさせて、病院で精液たっぷりの射精ができるわけがない!」のだ。

不妊治療で訪れてくる男性は、結婚してもう何年も経っているのである。女性の裸を見慣れているから、エロ本で興奮できる男子中学生でもあるまいし、エロ本を見て、ペニスを硬直させるほど勃起なんかもうできないし、こういう状況下で射精した所で、大した量の精液を出すことなどできないだろう。

仕事上、アダルトビデオの撮影でたっぷりと精液を放出しているAV男優ですら、こういう状況下に置かれれば、大量に精液を出すことなど不可能なことであろう。

AV男優ですら不可能だし、一般の健康な社会人男性だって不可能だろう。それを、真面目に勤めている社会人の男性に、しかも、散々、夫婦で不妊症で悩んだ末の男性に要求するのは過酷である。

もしも、病院の1室で、大量の精液を出せる男性がいたら、それはもう変態の領域に足を踏み入れていることであろう。そういう男性は、不妊症が問題であるというよりは、変態であることの方が遥かに問題なのである。

医者たちは精液の量が少なくて当然な場所で精子の量を測定し、そのデータをもとに、不妊症の夫婦に「男性不妊です」と告げ、学会には「最近の男性たちは精子の数が少なくなっている」という学術論文を発表してくるのである。

男性の精子の量が少ないという「捏造のデータ」は、西洋医学が持つ平等イデオロギーから当然に導き出さなければならないデータだし、また、この「捏造のデータ」があれば、不妊症の夫婦を脅して、「人工授精」「体外受精」「顕微授精」へと持っていけるのだ。

それゆえ、この「捏造のデータ」は医者たちに巨大なビッグビジネスをもたらしてくれる貴重なデータなのだ。このデータが学術的に真実であるかは関係ないのである。

このような不妊治療の遣り方では、医者たちは「大儲け」ができるだろうけれども、その陰で、不妊症の夫婦は無数の「悲しみの涙」を流さざるをえないのである。

●生活改善型不妊症治療法では一体どうなの?

俺が行っている生活改善型不妊症治療法では、不妊症の原因を「女性50%、男女25%、男性25%」と求めている。

俺は不妊症の原因が「水分過剰」と「食事過剰」にあると突き止めているから、漢方医のように、すべての原因を女性に求めたっていいのだ。

だが、そうはいっても、「水分過剰」や「食事過剰」よりも、夫が働き過ぎで妻に愛情を向けていないということもありえるし、夫婦の愛の有り方に問題がある場合があるのだ。

そういう問題があるのに、妻だけを責めては可哀想すぎるのだ。特に精神的に弱い妻や、夫に対して不満を抱いている妻に対しては、逆効果になってしまう危険性があるのだ。

そのため、不妊症の原因を「女性50%、男女25%、男性25%」にしているのだ。

勿論、不妊症の主たる原因は、「水分過剰」と「食事過剰」にあると解ってんだから、これの治療が最優先なのである。

夫に不妊症の責任を求めても、夫婦双方に不妊症の責任を求めても、それは「水分過剰」と「食事過剰」の解消を遣り続けた上での話なのである。

●夫婦の愛の形が問われている

不妊症の夫婦の場合、妻が夫に対して不満を抱いている率が結構高く、俺や漢方医たちの意見より、医者たちの意見の方が心地いいことだろう。

病院に行って、「不妊症の原因は男女半々です」と言ってくれた方が楽だし、診察の結果、「夫の精子が少なく、それが不妊症の原因です」と医者から言われたら、夫に不満を抱いている妻なら、「ほら、やっぱりね」と思ってしまうことだろう。

でも、その結果、不妊治療をいくら受けても治らない不妊症患者が続出しているのである。

不妊治療を受けているのに不妊症が治らない不妊症患者たちがこれほどいるからこそ、「にっぽんブログ村」で不妊症患者たちが大量に集まってくるのである。

考えてもみて欲しい!

万が一、夫に不妊症の原因があったとしても、夫は丁度、仕事場では働き盛りの時に差し掛かっているのである。

10代の男の子と女の子が、不妊症を発症しているわけではないのである。

男性で20代後半や30代になれば、会社で重要な部署を任され始めていることだし、自営業者や会社経営者のように独立していれば、猛烈に働かなければならない時期である。

こんな大事な時期に、妻が夫に不満をぶつけてくるのである。

そして、その結果が不妊症という形で現れているのだ。

勿論、この働き過ぎが男性に不妊症を発症させることもありうる。それゆえ、俺は自律神経のバランスを破壊する「ストレス」の筆頭に、「働き過ぎ」を挙げたのだ。

でも、夫の「働き過ぎ」だけで、不妊症を発症するだろうか?

夫が働き過ぎになるまで働いて、やっと家に帰ってきたのに、妻から不満をぶつけられてしまったら、妻に我が子を宿してもらいたいとい男性がいるだろうか?

不妊症の治療の中で問われているのは、「不妊症の原因が妻にある」とか「不妊症の原因が夫にある」とかいうことではなくて、「夫婦の愛の形」が問われているのである。

●夫の性格を変えようとすると、さまざまな不幸が遣ってくる!

不妊症の妻は、「どうして夫は私の気持ちを解ってくれないの?」と思ったり、どうにかして夫の性格を躍起になっている女性がいるものである。

はっきり言っておきます。

あなたがどう思おうと、どういう行動を取ろうと、夫の性格を変えることはできないんだ。

それどころか、夫はあなたが遣って欲しくないことを平気でやってくるんだ。

しかも、そうやって夫に態度や言動に対して、ネガティブな感情をぶつけていると、ネガティブな波動があなたの心から出て来て、夫婦の仲をよりいっそう悪くさせ、そして不妊症を発症させてしまうんだ。

だって、そうでしょ。

不妊症を克服して、赤ちゃんが出来たとしても、その種はあなたが嫌っている夫の物だよ。それなのに、あなたはネガティブな波動をぶつけているんだよ。

あなたは根本的に間違っていない?

●夫の性格を変えるより、自分を変えろ!

人間には人それぞれ精神ステージがあるわけ。

人は同じ精神ステージにいつまでも留まってちゃダメなんだ。レベルアップして、上の精神ステージに行かなくちゃならないんだ。

同じ精神ステージにいられるのは、せいぜい「3年間」ぐらいだよ。

結婚当初や新婚当時は、夫婦は愛し合っているんだけど、生活しているうちに、段々相手の欠点が見えてきて、段々と愛が憎しみに変わっていくわけ。

愛すれば愛するほど、強力な憎しみに変わるんだ。

かといって、その憎しみを相手にぶつけてしまうと、より大きな憎しみが返ってくるわけなんだ。

夫の性格を変えようと躍起になっていると、夫の方も妻の性格を変えようと躍起になってくるんだ。

「どうして夫は解ってくれないの?」「どうしてそういうことをするの?」「どうして?」「どうして?」「どうして?」

とね。

「どうして?」って、あなたが夫の性格を変えようとしているからさ。

これは不妊症の夫婦だけでなく、どこの夫婦もおんなじなんだ。

それよりも、自分の憎しみを解き放って、「どうすればこの人をより愛してあげることができるんだろう。私はあの人のために何をすればいいんだろう」と考えながら行動するんだ。

そうやって自分を変えていくと、夫も変わっていくんだ。

夫の性格が変わったから、嬉しいと思うでしょ?

でも本当に嬉しいのは、自分の精神ステージがレベルアップしたことなんだ。

次の精神ステージに突入したことが嬉しいんだよ。

そして、あなたは気付くことだろうね。「自分の心が変わらなかったから、赤ちゃんができなかったんだ」と。

●ちょっとした考えの違いが、「巨大な愛」を生む

こんなことちょっとした考え方の違いなんだよ。

でも、それを多くの人たちはできないんだ。

夫婦で憎しみあい、夫婦喧嘩しまくり、挙句の果ては配偶者を殺してしまう。こんなことしょっちゅう起こっているし、有史以来、人間たちはこんなことを何度も繰り返してきたんだ。

なぜって?

人間たちが自分の心を制御できないから。男も女も老いも若きも、金持ちも貧乏人も、みんな自分の中に「心」があるのに、自分の心を制御できないんだ。

社会主義者たちは、自分の心を制御できないから、貧富の格差に自分の憎悪を向け、フェミニストたちは、自分の心を制御できないから、男女の性差に自分の憎悪をぶつけてくるわけ。

そして、不妊症の女性たちは、自分の心を制御できないから、自分の夫に憎しみをぶつけてしまうわけ。その結果が、不妊症として自分の身に跳ね返ってきているだけなんだ。

ほんのちょっとのことなんだよ。

でも、そのほんのちょっとした考えの違いが、今までに見たことのないような「巨大な愛」を生むんだ。

●オリーブオイルマッサージ

俺はこういう時、妻に不妊症の責任があるとか、夫に不妊症の責任があるとかは考えていないんだ。

もう、それまでの「古い夫婦の愛の形」にガタが来ていて、次の「新しい夫婦の愛の形」に乗り換える時だから、夫婦のどちらかが変われば、ガラリと変わってしまうんだ。

こういう時にお勧めなのが、「愛のオリーブオイルマッサージ」だ。

愛のオリーブオイルマッサージは、オリーブオイルで全身をマッサージするという、ごく単純なマッサージだ。

オリーブオイルは、ヴァージンオリーブオイルを使うこと。

床には「断熱マット」をして冷たくならないようにする。床板の硬さが痛いと思う人は、登山用の「エアマット」を敷くと痛くなくなる。それらのマットの上に、マッサージ用のシーツを敷くこと。

マッサージされる人は、全裸になって寝て、寒くならないように、体の半分にはバスタオルをかけてあげる。

後は、オリーブオイルを手に塗って、全身をマッサージしていけばいい。

気をつけるべき点は、「手の甲」「手の平」「手の指」や「足の甲」「足の裏」「足の指」をちゃんとマッサージをすること。この部分をちゃんとマッサージすると、自律神経が整い、血行が物凄く良くなるのだ。

「愛のオリーブオイルマッサージ」は、緊張している体をほぐしてあげて、体を大いにリラックスさせてくれるのだ。

また、リンパ腺に沿ってマッサージすると、体内の老廃物と毒素が取れ、スマートになるのだ。

この「愛のオリーブオイルマッサージ」を、夫婦で交互にやることだ。

最初は恥ずかしいけど、やっていれば慣れてきて、しかも双方で盛り上がってくるので、躊躇せずにやってみよう。

夫は仕事での疲労が取れるし、妻もエステサロンに行くより遥かに綺麗になることだろう。

オリーブオイルの成分によって、肌が艶々になって、しかも血行が非常に良くなり、ポジティブな性格に変わっていくようになるのだ。こういう状態の体になれば、非常に妊娠しやすくなるんだ。

●ローズヒップオイルマッサージ

オリーブオイルマッサージは夫婦兼用だが、夫がもしやってくれるなら、妻専用の「ローズヒップオイルマッサージ」をやってもらおう。

ローズヒップオイルは、豊富な脂肪酸と少量のビタミンが含まれており、このローズヒップオイルでマッサージすると、皮膚の再生を活発にし、血行を良くして、妊娠に効果があるのだ。

ローズヒップオイルは、アロマの専門店で売っている。

ローズヒップオイルマッサージをしてもらう時は、妻の方が先に夫に対して「愛のオリーブオイルマッサージ」を済ませてから、夫にやってもらおう。

夫も気持ちよくなっているので、快く応じてくれることだろう。

「愛のオリーブオイルマッサージ」も「ローズヒップオイルマッサージ」も、やってみると夫婦二人の間にわだかまっていたものが溶けてなくなってしまうのだ。

こういう些細なことで、「古い夫婦の愛の形」が崩れ、「新しい夫婦の愛の形」を創り出すことが出来るのだ。

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