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絶対安全妊娠体温と健康妊娠可能体温

●自律神経と体温

自律神経が正常に作動してくると、体温も上昇してくる。

不妊症患者たちを悩ます低体温は、自律神経のバランスの乱れがもたらしているものなのだ。自律神経のバランスが乱れている人は、みな低体温である。

低体温ゆえに子宮がうまく作動してくれず、受精卵が子宮に着床してくれないのだ。たとえ、無理矢理に受精卵を子宮に着床させたとしても、受精卵が順調に育ってくれず、流産してしまうのだ。

自律神経のバランスが整うと、この子宮の機能が回復して、着床生涯も、発育障害もなくなるのだ。

●日本人の体温

ここで日本人の平均体温に触れておくと、戦前の日本人の平均体温は、なんと「36.8℃」もあったのだ。

日本民族は北方モンゴロイドに属するので、人種的に進化した場所がシベリアあたりであり、その者たちが日本列島に移動して住み着いて、日本民族を形成したために、体温が高いのである。

ところが、戦後の日本人の平均体温は、「36.5℃」である。

なんと100年も経ってないのに、「0.3℃」も下がったのである。

平均体温の低下は、水分過剰と食事過剰が原因だが、具体的には、玄米から白米へ、黒砂糖から白砂糖へ、化学調味料や清涼飲料水の普及、冷たいビールと冷たい牛乳の愛飲と、体温を下げる食事や飲み物を好むようになったからである。

更に、ところが不妊症の女性たちは、この平均体温すらなく、良くて「36℃前半」、悪ければ「35℃台」である。

食生活に続いて、自律神経のバランスが乱れているからこそ、この低体温なのである。

この体温だと、妊娠するのは難しいし、流産の可能性だって飛躍的に高まってしまうのだ。

●健康妊娠可能体温と絶対安全妊娠体温

日本民族の本来の体温は36.8℃なので、平均体温がこの温度に達していれば安全な妊娠をすることができるのだ。

この「36.8℃」を「絶対安全妊娠体温」とするべきである。

絶対安全妊娠体温とは、女性がこの体温に達していれば、絶対に安全な妊娠ができるという体温である。

また現在の日本人の平均体温である「36.5℃」があれば、この体温は「健康妊娠可能体温」とするべきであろう。

健康妊娠体温とは、女性がこの体温に達していれば、健康的に妊娠できるという体温である。

平均体温が36.5℃以下になると、妊娠が危険になってくる。

女性は生理があるので、生理には「高温期」と「低温期」があり、その体温の差は「0.3℃~0.5℃」といわれている。

注目すべきは「低温期」である。

低温期の体温が「36.2℃以下」だと、「流産可能性妊娠体温」と看做すべきである。

流産可能性妊娠体温とは、女性がこの体温で妊娠しても、流産の可能性があるという体温である。

更に低温期の体温が「36℃以下」だと、「絶対妊娠危険体温」と看做すべきである。

絶対妊娠危険体温とは、女性がこの体温だと、妊娠そのものが非常に難しく、流産の可能性は非常に高まるという体温である。

不妊症の女性がいくら不妊治療を受けても不妊症が治らないのは、自分の体温が「流産可能性妊娠体温」や「絶対妊娠危険体温」にあるからである。

でも、どうして不妊症の女性たちは、これほどまでに体温が低くなってしまったのか?

●結婚によって女性の体はどう変わるのか?

理由は「女性ホルモン」と「結婚」である。

女性ホルモンの分泌量は26歳から急激に上昇し始め、33歳でピークに達する。その後は40代後半まで高濃度の女性ホルモンが分泌され続けるのである。

女性ホルモンが分泌されると女性は美しくなるのだが、女性の体温を下げてしまう副作用を持つのだ。

体温が下がると、代謝スピードが減速するので、女性が26歳を過ぎると、太り始めるのだ。女性が「昔は食べても太らなかったのに、最近は食べなくても太る」と言い出すのは、この時期からである。太れば運動をしなくなるので、そうすると筋肉が落ちてしまい、より体温が低下するのだ。筋肉は人体の中でもっても発熱する場所だからである。

この状況下で起こるのが「結婚」である。

女性は独身時代には様々なストレスに晒されているのだが、結婚によってストレスが一気に解放されるのである。結婚できないことがいかに女性にストレスになっているかは、行かず後家になってしまった女性たちの顔を見れば解ることだ。

女性にとって結婚は子供の頃からの夢を実現できたと共に、生涯の伴侶に守られているという安心感があり、しかも新しい人生を切り開いてくんだという希望に満ちた状態である。

この時期の女性の自律神経は、副交感神経に優位し、体温を上昇させていく。女性は年齢的に女性ホルモンを大量に分泌しており、しかも、結婚によって生涯最高レベルの女性ホルモンを分泌しているので、体温は急激に下がっていくのだが、結婚による副交感神経優位によって、体温が上昇していくのである。

結婚した男女が、結婚してから1年か2年以内に最初の赤ちゃんを生んでいるのは、この体温の温かさがあるからなのである。

が、結婚jして3年も経つと、副交感神経優位だった自律神経が一転して交感神経にシフトしてしまうのである。交感神経にシフトしてしまうと、体温が低下するので、しかも、女性ホルモンが大量に分泌される時期と重なってしまうので、急激に体温を下げてしまうのである。

不妊症の夫婦が、結婚してから3年以上経過してから、不妊症に気付くのは、この女性ホルモンと交感神経の相乗効果に襲われてしまうからなのである。

この相乗効果を知らないために、不妊症の夫婦で結構多いのが、結婚直後は避妊していて、結婚後3年経過してから子作り解禁してしまう夫婦たちである。こんなことをすれば当然に不妊症になってしまうのだ。

更に不妊症の夫婦を直撃するのは、不妊治療を開始してからなのである。

夫は年齢的に働き過ぎの時期を迎えてしまい、妻は不妊治療を受けることで対不妊症ストレスを抱え込んで、しかも薬の長期使用で、交感神経にシフトさせてしまい、より体温を下げてしまうのである。

●排卵誘発剤による偽装体温

不妊症の女性は体温が下がっているのだから、不妊症を治すには、女子得の体温を上昇させることが優先になるのだが、医者たちはそれをせず、まず始めに排卵誘発剤を使用してしまうのである。

この排卵誘発剤が曲者なのである。

不妊症の女性が排卵誘発剤を使用してしまうと、排卵誘発剤の効果によって体温が上昇してしまうのだが、自律神経のバランスを回復していないので、その体温はあくまでも表面的な体温にすぎないのだ。

排卵誘発剤によって女性の体温が、健康妊娠可能体温と絶対安全妊娠体温に達しているのに、なぜか妊娠しないこともあるし、流産してしまうこともあるのだ。

体温測定して高体温であったとしても、体の芯は冷えているということなのだ。対不妊症ストレスと薬の長期使用で、交感神経にシフトしているので、薬の副作用で表面的に高体温になっているだけなのだ。

排卵誘発剤を使用してしまうと、いくら体温測定をしても、その体温をそのまま信用することができなくなってしまうのだ。 

だから、生活改善型不妊症治療法では、排卵誘発剤の使用を認めないのだ。女性の体温が何℃であるかが、不妊症を克服していく上での、もっとも重要な数値の一つだからだ。

もしも、排卵誘発剤を使用している場合は、「マイナス0.5℃以上」で計算しておいた方がいい。

高温期での体温が「37℃」でも、それは実際には「36.5℃」であり、やっと健康妊娠可能体温になれるのだ。

高温期の体温が「37.3℃」なら、それは実際には「36.8℃」でやっと絶対安全妊娠体温になれるのだ。

但し、排卵誘発剤を使用してこれらの体温に達しても、自律神経は乱れているし、体の芯が冷えているので、不妊治療で失敗する可能性があるのだ。、

●体温のジャンプ

女性は生理があるので、低温期から高温期へと体温のジャンプがあるのだが、不妊症の女性に多いのが、この体温のジャンプがない、または、体温のジャンプが弱い、という女性たちなのである。

この症状は、明らかに自律神経がバランスを崩しているのだ。

低温期から高温期へのジャンプがないと、排卵がうまく行われていないということであり、受精卵がどうのこうのではなく、卵子と精子が結合してくれないという状態になったしまうのだ。

この体温変化がちゃんとある女性は、顔つきが明るく、喋り方もうまいのだが、この体温のジャンプがない女性は、顔つきが暗く、喋り方もうまくないのだ。楽しく会話するより、相手を非難したり罵倒したりする会話をしてしまうのだ。

こうなってくると、まず夫婦間で良好なコミュニケーションが取れていないし、他のすべての人間関係でトラブルを起してくるので、不妊症を克服するどころの話ではなくなってしまうのだ。

●基礎体温と生理体温

不妊症の女性は、不妊治療を受けると、基礎体温の測定を義務付けられるのだが、注目すべき点は、「低体温と高体温の温度」と「体温のジャンプ」なのである。高体温が絶対安全妊娠体温や健康妊娠可能体温に達していれば妊娠は可能だろうし、体温のジャンプがあればちゃんと排卵しているということなのだ。

医者たちは不妊症の女性たちに、基礎体温の測定を朝すぐに行うことを勧めている。

しかし、俺はこの点に疑問を持っている。

人間の体温は午前4時頃にもっとも低下して発熱することによって、その後、自律神経が副交感神経から交感神経にシフトするのだが、午前4時台や午前5時台に起きる女性なら、寝起きに体温測定をしても、ほぼ基礎体温と同じ体温を測定することができるだろう。

しかし、午前6時以降に起床してくる女性の体温を測っても、基礎体温とかなりずれてしまう体温しか測定できないのだ。

しかも、寝起きに体温測定をするのは、不妊症の女性にとって、大きな負担であり、かなりストレスがかかるものである。

他の病気でなら、寝起きに基礎体温を測ることには意義があるが、不妊症の場合、朝っぱらから不妊症の女性にストレスをかけてしまうのは、いかがかと思う。不妊症は他の病気とは違うのである。本人は至って健康なのである。

そこで生活改善型不妊症治療法では、体温測定の時間は、夕食の2時間後から午後10時までの間で行うことにしている。

勿論、食後に激しい運動をしていないということが前提である。

なぜこの時間に計るというのかといえば、卵子と精子が結合するのも、受精卵が子宮に着床するのも、女性が睡眠時に行われるのであり、睡眠前の時間に体温測定をした方が、より不妊症の治療に相応しいデータが得られるのだ。

しかも、夜に体温測定するならば、不妊症の女性に大きな負担をかけることはなくなるであろう。テレビでも見ながら、体温測定をすればいいのである。

計っているのもは、基礎体温と同じだが、測定時間が違うので、この体温を「生理体温」と呼ぶことにする。

「生理体温」はこの時間の体温こそが妊娠に必要な体温を正否するから、不妊症の治療にとっては遥かに重要な体温なのである。

●体温を上げる工夫

生理体温を測定して、体温が低かったら、修正を効かせることができるという利点があるのだ。

体温が低いなと思ったら、ぬるま湯のお風呂に入って、体を温めればいいのだ。時間は15以内でいい。

冬場で体が寒くなると解っているなら、サウナにでも行って、体を温めればいいのだ。

どうも体温のジャンプがないなと解ったなら、そういう日は早寝し、翌日は早起きして、自律神経のバランスを回復させる工夫をすることができるのだ。

基礎体温だと起床直後に体温測定しなければならないので、その日が1日中、かったるくなるが、生理体温だと夜に測定するので、ストレスがかからないので、翌日に何をすべきかを考える時間を持つことができるのだ。

明日はウォーキングして汗を流して、筋肉トレーニングでもして筋肉をつけようとか、低温期の体温が低いから、明日の夕食は体が温まるような料理にしようとか、ストレスがかかっていないから、色々考えることができるのだ。

そうやって自分に余裕が出てくれば、気分が高揚してくるし、そういう状況下で夫とメイクラブすると、いとも簡単に妊娠できてしまうのだ。

医者たちは真面目に基礎体温を計ろうとするから、それが逆に不妊症の女性に大きなストレスをかけてしまい、余計に不妊症が悪化していくのである。

生理体温だと正確な基礎体温にはならないのだが、そういう不真面目なものであるがゆえに、逆に不妊症の女性にストレスをかけることがなくなり、不妊症を克服させてしまうのである。

エンドレスに不妊治療を続けてしまうのと、呆気なく不妊症を克服する違いは、ほんのちょっとのことなのである。

でも、そのほんのちょっとのことを、自律神経のバランスが崩れていると気付けないのだ。

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