「本当の自分」と「自分に不自然さをもたらすもの」 ~不妊症という不自然の極みは一体どこから出てくるの?~
●不妊症という不自然さ
結婚すれば、次に妊娠できて、赤ちゃんができるのが、当然と思っていた夫婦にとっては、不妊症という出来事は不自然の極みであろう。
普通の夫婦には自然に赤ちゃんができたのに、どうして私達の夫婦には自然に赤ちゃんができないのかと思ってしまうと、より悲しみは深くなってしまう。
そこで、今回はその「不自然さ」についての話をします。
実をいうと、その不自然さは、夫婦それぞれの自我から生み出されたものなのだ。
●人間に不自然をもたらすもの
人間は生まれた直後では、自我というものを持っていないが、3歳になる頃までには、ちゃんと自我が出来上がってくるのだ。
自我といっても、1個しかないわけではなく、3種類の自我を持つのだ。
まずは「下位自我」だ。
「下位自我」は、両親に服従して、母性愛や父性愛を貰う自我である。
次に「中位自我」。
「中位自我」は、子供が日常生活を送る自我である。
三つめが「上位自我」だ。
「上位自我」は、自分の両親の自我が入り込み、その子供の理性的判断や道徳遵守を行わせる自我である。
上位自我は、女の子だったら、その子の母親の自我が入り込むし、男の子だったら、その子の父親の自我が入り込むことだろう。
母親が、自分の娘の言動を見て、「一体、誰に似たんでしょう!」と言い出す頃には、女の子の頭の中に、上位自我が形成され、母親と似たような行動を取り始めるのである。
女の子は男の子よりも遥かに成長が早いので、この上位自我がしっかりと形成されるのだ。
これが良く現れるのが、女の子の「オママゴト」だ。オママゴトで女の子は、ちゃんと母親役も赤ちゃん役もこなすのだ。母親役では上位自我を使い、赤ちゃん役では下位自我を使うのだ。しかも、母親役も赤ちゃん役もちゃんと言葉を話して意思疎通が図られているのだ。そのくせ、オママゴトが終われば、通常の生活をこなす中位自我に素早く切り替えるのだ。
男の子だとこうはいかない。男の子は成長が遅いので、オモチャの自動車で遊んだり、オモチャの怪獣で遊んだりするだけである。オモチャの自動車や怪獣を上位自我で動かし、オモチャの自動車や怪獣が下位自我なのだ。女の子が赤ちゃん役でちゃんと赤ちゃんが喋っていたのに、男の子は「ブーブー」や「ガオー」である。男の子は上位自我も下位自我も余り発達していないのだ。しかも、男の子は怪獣ゴッコをやめても、すぐさま日常生活をこなす中位自我に切り替えることができず、日常生活の中でも怪獣ゴッコを続けるのだ。
子供の頃に「上位自我」「中位自我」「下位自我」の三つがうまく成長してくれないと、子供はちゃんとした子供に成長しないのだ。
子供の頃に、女の子にオママゴトを禁止したり、男の子に怪獣ゴッコを禁止すると、大人になっても大人になれない人間になってしまうのである。精神科医たちが「アダルトチルドレン」といっている症状を発症してしまうのだ。
●自我の目覚め
そして、女の子は初潮以降、男の子は中学生ぐらいから、自我の目覚めの時期を迎える。
「上位自我」「中位自我」「下位自我」と違って、もう一つの自我が生まれてくるのである。
「覚醒自我」という自我である。
覚醒自我は、本人とって本当の自分の姿である。
ところが、新たに生まれてきた覚醒自我は、既存の「上位自我」「中位自我」「下位自我」と衝突し、様々な葛藤を生み出すのである。
覚醒自我が「これは正しいことだ!」と思っても、上位自我は道徳的や理性的な観点から拒否してしまったり、中位自我は平凡な学校生活に合わせようとし、下位自我は自分に幼稚なことをさせるのである。
青春時代に男も女も心の中で葛藤するのかといえば、覚醒自我が心の中で既存の自我たちとぶつかり合っているからなのである。
青春時代に若者たちが、なぜあれほどまでに揺れ動くかといえば、自分の心の中が揺れ動いているからなのである。
●冒険旅行
男の子はこの矛盾を解消するために、日常生活から離れて、「冒険旅行」に出かける。
この冒険旅行の中で、自分の醜さ、汚らわしさ、狡猾さ、軟弱さを見つけ出し、それを取り除いていくのだ。その過酷な戦いの中で、何が真実であるかを見極める「知恵」を身に付け、邪悪なるものに立ち向かっていく「勇気」を出し、そして、邪悪なる者を撃ち破る「力強さ」を発揮していくのである。
自分に不自然をもたらし、自分の心の中に魑魅魍魎を巡らし、自分を心底までに苦しめるもの、それは自分の心の中にある「自分の父親の姿」である。
男の子は冒険旅行の中で、自分の上位自我を爆破するのである。
上位自我は確かに幼少期には必要だった。しかし、自立していく過程の中で、これほど不自然なものはないのだ。なぜなら、父親といえども、自分にとっては他人だからだ。
男の子は、自分の心の中にある他人を取り除くことによって、解放していくのだ。
上位自我が爆破されると、平凡な日常生活を送ろうとする中位自我も爆破され、自分の心に潜む幼稚な下位自我も爆破されるのだ。
こうやって男の子は解放されて、自信と誇りと不撓不屈の精神を備え、一人前の男性になることができるのである。
この冒険旅行を経てのみ、男の子は一人前の男性になれるのであって、この冒険旅行をしなけば、どんなに知識を溜め込もうが、いかなる高学歴を得ようが、いかなるお金を持とうが、一人前の男性になることができないのだ。
●「正心」「良心」「邪心」
即ち、男の子は小学校→中学校→高校→大学と、教育システムを順調に進んでいたら、一人前の男性にはなれないのだ。
いつか男の子は学校や大学から飛び出して、自分自身を試していかなければならないのだ。学校や大学から飛び出すからこそ、自分自身を見つめることができ、自分の実力を試すことができるのだ。
冒険旅行で自分の心の中にある上位自我を破壊しない限り、自分の本当の声は出せないのだ。
自分がどんなに知識を溜め込もうが、それはいつも誰かの声にしかならないのだ。自分が本当にやりたいことが解らないし、できなくなるのだ。
自分の心の中にある上位自我を破壊したがゆえに、自分の心の奥底から響いてくる、「自分の内なる声」が聞こえてくるのである。
自分の内なる声が聞き取れれば、自分の心は正しい位置に戻り、自分が本当にやりたいことができるのだ。
我々は子供の頃に不思議と思っていた現象、学校から飛び出していったミュージシャンたち、大学を飛び出していったベンチャー起業家たちは、なぜあれほどの大成功を収めてしまうのか?
それは上位自我を破壊して、自分が本当にやりたいことを見つけたからなのだ。自分の心が「正心」になったからこそ、なんの矛盾もなくなり、爆発的なエネルギーを発することができるようになったのだ。
大学を出たところで、冒険旅行を行わず、自分の上位自我を破壊できなければ、自分の心の中にある他人の言いなりになるだけなのだ。
貧富の格差の解消を目指す社会主義者は確かに良心的である。世界平和を目指す平和運動家は確かに良心的である。環境保護を訴える環境保護運動家は確かに良心的である。
しかし、「それらを彼らが本当にやりたいことなのか?」と尋ねれば、決してそうではないだろう。彼らは自分の心の中にある上位自我の良心的な命令によって、動いているだけなのだ。
更に、その上位自我を破壊せずに生きていると、自分の心は腐り始め、邪心になっていってしまうのだ。
麻薬は法律で禁止されているのに、麻薬に手を出してしまう若者たち。飲酒運転は禁止されているのに飲酒運転する青年たち。教育者なのに、教え子に暴力を振るったり、盗撮したり、強姦したりする教育者たち。
彼らは青春時代に冒険旅行をしなかったために、自分の心の中にある上位自我によって、自分では悪いと思っていることを、平然とやってのけてしまうのだ。
●女の友情と男との恋愛
女性が若い時に、恋愛の情報をたくさん収集していくのは、男性には少なくとも、自分の不自然さを取り除いてくれる力を持つ「正心」的な男性と、自分の不自然さを取り除いてくれない「良心」的な男性と、自分を不幸にしてくる「邪心」的な男性の3種類がいるからなのである。
女性も男性と同様、自分の心の中にある上位自我によって、不自然さになっているのだ。その不自然さを取り除いてくれるためには、どうしても男性の力が必要なのだ。女性は男性よりも弱く、そのくせ男性より多くの愛を必要としているからである。
女性の不自然さの原因、もうお解かりであろう。
女性の心の中にある「自分の母親の姿」なのである。自分の心の中に他人がいるから不自然なのである。
女性はこれを恋愛によって取り除いていくのである。
ちゃんとした恋愛をするためには準備が必要であり、それは「友達との友情」である。
女同士で仲良くなって、互いを肯定すると同時に、いびつな女性たちを排除していく。女性は友情の中で、自分の醜さ、汚らわしさ、狡猾さ、軟弱さを見つけ出し、自分の心に悪なるものが潜んでいることを知るのである。
そして、友人の中から親友を見つけ出し、共に共感しあい、支援しあうのである。そうやって女性は自分の愛の力を大きくしていくのだ。
女性は親友と永遠の友情を築きえた時、見知らぬ男性と巡り合い、恋をすることによって自分の心の中にある上位自我を破壊してもらうのである。
女性が恋愛に真剣になるのも、男性との恋愛以外では、自分の心の中の上位自我を破壊できず、一人前の女性になれないからだ。
女性といえども、いかに高学歴になろうと、いかに美しくなろうと、青春時代に友人を作りつつも、いびつな友人を排除して、友人の中から親友を見つけ出して「永遠の友情」を築き上げ、そして正心的な男性と恋愛をして、自分の心の中の上位自我を破壊してもらわなければ、一人前の女性にはなれないのだ。
●「夫が欲しいもの」と「妻が欲しいもの」
実をいうと、不妊症の夫婦は、この上位自我の破壊がまだ済んでいないのだ。
不妊症という不自然の極みを引き起こしていたのは、実は、自分の心の中にある「自分の母親の姿」なのだ!
不妊症の本当の敵は、実は「自分の母親」なのだ!
自分の心が母親に呪縛されているからこそ、妊娠や出産という、女としての新たなる人生へ踏み込めないのだ!
上位自我の破壊は、恋愛中で行われれば即座に結婚してしまうしまうが、完全に破壊できなくても、突破口をあけた程度でも結婚してもいいのだ。女性の方は、この男性だったら、結婚してから、自分の不自然さを取り除いてくれるだろうと思って結婚するのだ。
が、夫のパワー不足で、妻の心の中にある上位自我を破壊できずにいるのだ。
妻の心の中にある上位自我が、妻の身に不自然さを引き起こし、不妊症という病気を発症させているのだ。
原因は二つ考えられる。
まずは、妻の愛情の少なさである。
男性が結婚を決意するのも、この女性ならちゃんと愛を出すことができ、自分を「肯定」し、自分に「共感」てくれて、自分を「支援」してくれるからと思うからなのである。
それなのに、妻が自分を肯定してくれず、共感してくれず、支援してくれなかったら、パワー不足に陥り、妻の不自然を取り除いてあげることができなくなるのだ。
もう一つは、夫の実力不足である。
夫が持つ「知恵」が少なく、妻の不自然さを見つけ出すことができず、見つけたとしても「勇気」が弱くて手が出せず、勇気があったとしても、妻の不自然さを取り除いてあげる「力強さ」を持っていないのだ。
妻が不妊治療を受けて、何度も人工授精や体外受精に失敗しているのに、十数回も流産して不育症になっているのに、夫が「これはおかしい!」と思えるだけの知恵がないのだ。もし、それが解っても、妻に「もう不妊治療はやめろ!」と言い切る勇気がないのだ。そして、何より不妊症を克服させるだけの「力強さ」がないのだ。
●不妊症は寧ろラッキー
言っておくが、妻の不自然さを取り除かなくても妊娠はできるのである。
しかし、妻の不自然さを取り除いてあげなければ、出産後、様々な不幸が襲い掛かってくるのである。
子供が難病になってしまったり、子供が手のつけられないくらいにグレてしまったり、子供が家出してしまったりと、子供が全身全霊で、「お母さんはおかしいよ!」とメッセージを出し続けるのである。
子供は母親と長く接しているために、お母さんの心の中に他人がいることを見破ってしまうのである。
それだけでなく、妻が不倫に走ってしまったり、離婚届を突きつけてきたり、一家斬殺事件に巻き込まれたり、妻の心の中にある上位自我を破壊できなければ、結婚生活が滅茶苦茶になってしまうのである。
妻の不自然さが、不妊症として現れたのは、寧ろラッキーなのである。
不妊症の治療の中で、妻の心の中にある上位自我を破壊してしまえば、妻を呪縛から解放することができ、妻を幸せにすることができ、妻の心の中から無限の愛が溢れ出してくるのだ。
●結婚できていれば、夫以外の男性の手助けでも破壊できる
夫がパワー不足でなら、妻が夫を肯定し、共感し、支援することによって、パワーアップさせ、夫の知恵と勇気と力強さで、自分の心の中にある上位自我を破壊してもらえばいいのだ。
夫が一人前の男性であるならば、妻の不自然さをちゃんと指摘できるはずだ。
不自然な妻は、不妊症を発症するだけでなく、料理の作り方もぎこちないし、掃除をやらせてもなんかおかしいのだ。
夫が妻をちゃんと愛しているなら、たとえ妻に嫌われようとも、妻の不自然さを指摘してくるはずだ。
また、妻の上位自我に亀裂が入っているんだから、夫が梃子摺っているなら、夫以外の男性の手助けを借りてもいいのだ。
ちゃんとした知恵と勇気と力強さがある男性なら、ちゃんと不自然さを指摘することができるはずだ。
もしも、俺のブログを読んで、自分の心にビンビン感じるものがあるのなら、その女性の心の中にある上位自我が「バキバキッ!」と音を立てて崩れ始めていることであろう。
その女性の不自然さの大半は、これで崩れ始めただろうから、後の残りの不自然さは、自分の夫にやってもらえばいいのだ。
女性の不自然さが取り除かれれば、不妊症も一緒に取り除かれていくことだろう。
今まで、女性の心の中に不自然なるものが詰まっていたからこそ、自律神経がバランスを崩していたのである。女性の心の中にある不自然さを取り除いた以上、自律神経はバランスを回復して、妊娠をもたらし、待望の赤ちゃんがやってくることになるのだ。
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コメント
こんにちは。
前回のアドバイスありがとうございました。
毎日ブログの更新をとっても楽しみにしています。
この何日間、2月~3月の記事を繰り返し読んでいるところです。
特にこの日の内容は、私の心にビンビン感じるものがありました。
私の場合はここからスタートしなければいけないようです。
質問がいくつかあります。
以前にもコメントに書きましたが、私達夫婦は仲が良いと思います。これは結婚3年以上過ぎているので、リラックスしすぎ(副交感神経が優位になりすぎ?)ということなのでしょうか(最近は子供についての話題は一切、避けています)
この場合でも、改善方法はブログに書いていただいている内容で可能でしょうか。
私は体が硬く、緊張しやすい体質ではないかと思っていましたが、逆に自分自身がリラックスしすぎなのかな・・・と心配になりました。
お掃除や夫婦関係のほか、食事改善にとても興味を持ち、近所のオーガニック食品を取り扱うお店に行ってみました。
お味噌やお醤油・塩等はここで購入することができそうですが、一部の野菜やお魚・お肉は難しいです。
これはスーパーで手に入るものでも問題ないですか?
(外国産のものがとても多いので)
飲み物について。
1.乳酸菌飲料も清涼飲料水に含まれますか?
お砂糖がたくさん入っている飲み物だと思いますが、体に良さそう・・・というイメージもあるのでどうなのでしょう。
2.ハーブティーの中にはパッケージに「カフェインレス」と書いてあるものがあります。
これはコーヒー同様に避けるべきなのでしょうか。
(記載がないものは基本的にカフェインが入っているものですか?)
お米について
玄米や雑穀類を白米に混ぜて食べるというのはどうでしょうか。
最近は食べやすい玄米も増えていています。
玄米はどんな種類のものでも使って大丈夫ですか?
質問が多くて申し訳ありません。
追伸:
「幸運のテーブル」も続けています!テーブルが磨きやすくなり、以前よりもきれいになったような気がしています。
投稿: いちご | 2008年5月14日 (水) 15時40分
「いちご」さん、ビックリするじゃないか!
「あれ? 俺、昨日こんな記事を書いたかな?」と思ったら、「いちご」さんは、俺のブログの記事を読み返しているんですね。
なんか、昔の記事を読まれるのって、恥ずかしいですね。
質問は多くても結構ですよ。なんせ、俺のブログの最大の特徴は、アクセス数はあっても、、コメントが来ないことでしたから。
不妊症のカテゴリーだと、ブログを出しているのが、ほとんど女性だから、男性は圧倒的に不利で、俺は孤軍奮闘中なんですよ。
「いちご」さんに、最初にいっておきます。
俺の「生活改善型不妊症治療法」で100点満点を取る必要性はないんですよ。
「生活改善型不妊症治療法」で大事なことは、「不妊症」を克服し、健康な「赤ちゃん」を出産することです。
それと隠れたメインテーマが、「家事を楽しみ、家事を合理化する」ことなんですよ。
物事の本質が解れば、後はすべてのものを簡単に理解できますよ。
さて、「いちご」さんが、緊張しやすい体質だって?
コメントの文章を読む限り、副交感神経がどっぷりと優位になっている生活を送っている人の文章としか思えませんよ。
体が硬いのは、運動不足ですよ。少しはストレッチでもしなさい!
不妊症の夫婦の特徴は、夫婦の仲がいいことなんですよ。
赤ちゃんがいなくて、夫婦仲が悪かったら、離婚してますって。
不妊症の改善法は、このブログの内容どおりでいいんですが、「いちご」さんとこは、セックスレスなので、不妊症よりも先に、まずは夫婦の性生活を治さなくちゃ。
ただ、「いちご」さんからセックスレスの詳しい話を聞いていないので、セックスレスの解決法を教えるのは無理ですよ。
今度、宜しかったら、セックスレスの原因とか状況を教えてくれれば、なんとか支援することはできると思います。
食料品についてですが、一番始めにやらなければならないのは、食品添加物を排除することですよ。
食品添加物の中には不妊症を引き起こすものがたくさん含まれているんですよ。
そのため、調味料を買う時は、食品添加物の入っているものを避けて、安全な調味料を買うべきです。
安全な調味料は、食品添加物が添加されているものより割高だけど、安全だし、何よりも調味料を使う量が激減するんです。本物の調味料だと、そんなに使用しなくなるんですよ。
魚やお肉は、普通のスーパーとかでも大丈夫ですよ。
但し、「ハム」や「ソーセージ」や「ベーコン」には、食品添加物が含まれているので、買わない方がいいです。
野菜とかは、経済的に余裕があれば、無農薬の有機野菜を買うべきでしょうが、農薬を使った野菜でも、水で洗えば結構落ちます。
不妊症の女性にとって、農薬よりも遙かに怖いのは、食品添加物ですよ。それをお忘れなく。
乳酸菌飲料といっても、乳酸菌は胃酸でほとんどが全滅するんですよ。ヤクルトとかは、意味がない商品ですよ。
事実上は、清涼飲料水ですね。
ハーブティーは、基本的にカフェインが入っていないんですよ。
消費者がカフェインの害に神経質になっているから、敢えて「カフェインレス」と表示してあるのだと思います。
カフェインレスで一番恐ろしいのは、寧ろ「カフェインレス珈琲」です。
珈琲からカフェインを抜くために、塩化メチレンという化学物質を使うのですが、これが体内に入ると卵子や精子を傷つけます。不妊症の女性の中には、カフェインレスの珈琲が安全だと思って飲んでいる女性がいたのですが、やはり不妊症を治せないようです。
カフェインの害で一番恐ろしいのは、「中毒症状が出る」ことですよ。
確かに、カフェインはビタミンやミネラルを奪いますが、珈琲なら1日1杯程度は、安全の範囲内ですよ。
危険になるのは、1日3杯以上飲むようになってからです。
カフェインレスの記載がないからといって、カフェインが入っていないとは限りませんよ。
コカ・コーラにだって、1缶あたり、珈琲1杯分のカフェインが入っています。
自宅にまだ白米のストックがあるなら、玄米と雑穀を混ぜて炊くのもいいでしょう。
だが、白米を使い切ったら、白米はやめた方がいいと思います。
玄米にはビタミンとミネラルが豊富にあって、それらは妊娠で必要な栄養素なんです。白米はそれらを抜いてしまったので、不妊症を発症してしまうんです。
しかも、玄米には頭を良くする成分が含まれているので、頭脳労働をする旦那さんには、必要不可欠なんですよ。
白米だと、頭は回らないし、仕事から帰ってきたら、もうヘトヘトになっていると思いますよ。こういうことも、セックスレスの一因じゃないかなと思います。
玄米は市販されているものは、安全です。どんな種類でもいいですよ。
ただ、玄米は酸化しやすいので、保存には気をつけてください。
玄米は1晩、水に漬けておくと、食べ応えのある柔らかさになります。
また、いつも玄米と雑穀のご飯を食べるのではなく、たまには黒パンにしてみたり、パスタにしてみたり、と主食のバリエーションを変えていくと、料理も変化に富んだものになりますよ。
質問が質問ゆえに、答えがこんなに長くなってしまいましたが、こんなもんでいいでしょうか?
今後も、何か質問とか相談事があれば、是非是非、コメントしてくださいね!
追伸:システム上、コメントできない状況が続いたので、コメントへの回答が遅れました。文章が長すぎて、送信が不可能になってしまったようです。
投稿: 愛のタマティー天使 | 2008年5月15日 (木) 19時22分
丁寧にお返事いただき嬉しいです。
食事は無理なく継続させることを第1に頑張ります。
それと、セックスレスのこと、相談したいです。
今までの事、できる限り簡潔にまとめてからコメントします。
よろしくお願いします。
投稿: いちご | 2008年5月16日 (金) 18時25分
「いちご」さん、コメントありがとう!
何事も継続が大事ですよ。完璧にやろうとすると、挫折しますよ。自分ができることをから、やっていけばいいんですよ。
それと、セックスレスの相談のこと、待ってま~す!
投稿: 愛のタマティー天使 | 2008年5月16日 (金) 20時57分
こんにちは。
私事の恥ずかしいお話ですが、タマティーさんだったら信用できると思い、相談させて下さい。
以前にも書きましたが私は夫を受け入れることができませんでした。ちゃんと男の人とお付き合いしたのも夫が初めてだったので、1度もセックス経験がないんです。
まずは私(30代)のことを少し書きます。
なぜ、そう思っていたのか覚えていませんが中学生の頃、私は友達に「一生、結婚しない」と言っていた記憶があります。
病院で自律神経失調症と診断されたこともありました。
父・母は私が男の人に興味を持つことを良くないことと思っていたようです。
少女マンガにもキスシーンとかありますよね?
それを母が父に「こんなもの読んでるのよ!」って見せたりしていたこともありました。
その後、きっかけは分かりませんが、私も普通に誰かと付き合ったり、結婚したいな・・・という考えに変わりました。
ですが、自分のことを好きになってくれる人には嫌悪感(というのは言いすぎかもしれないですが)を感じるんです。
好意を持ってくれていたら曖昧な態度をしたり、告白されたら断ります。
そして、自分が好きになるのは彼女がいたり付き合えなさそうな人ばかり・・・。
そんなことをずっと繰り返していました。
でも、夫だけは違ったんです。
本当に理想の人だと思いました。その上、私のことを好きだって言ってくれるなんて本当に嬉しかったです。
セックスに対してずっと恐怖心がありました。
けれど、簡単にできるもの・・・とも思っていたんです。
でも初めての時、嬉しいとか気持ちいいという思いよりも、焦りを感じてしまいました。
全然気持ちよくなれないし、痛いだけというのが感想。
最後までできませんでした。
それでも結婚する前は会えば必ず・・・という感じで途中までしていました。でも、私が痛がって終了。夫はいつもそのまま中断。
これは結婚後もそうですが、途中終了した時、夫がどうやって処理しているのか私はわかりません。
それでも私達は結婚しました。
結婚したら何とかなる・・・という気持ちもありました。
でも結婚後はチャレンジすることもほとんどなくなり、きっと私はいつも暗い顔をしていたんだと思います。新婚当初はよくケンカしていました。
このままでは良くないとどちらからともなく、話し合いをしたことも何度かありました。
「頑張ってみよう」と前向きに話は終了しても、生活自体にまったく変化はありませんでした。
最後に話をしたとき「子供は病院に行って作れ。手っ取り早い」と言われました。
それ以来、恐くて2人の話題にできなくなってしまいました。
婦人科に行きましたが、体のつくりに問題はないそうです。
もとはと言えば痛みを我慢できなかった私が悪いことです(夫からもそう言われました)
でも、死ぬまでこのままなのか・・・と思うとつらいです。
それでも普段の生活で夫は私に優しくしてくれます。
寝る時もお風呂も休日も、いつも一緒です。
今の生活がなくなってしまうのもこわくて夫にもう1度話すことができません。
今までの私は夫を変えようと必死になっていたのだと思います。
タマティーさんのブログを読んでそう感じました。
今は自分を変えて、2人の状況に良い変化を出したいと思っています。
私ができることがあるなら是非教えてほしいです。
見捨てないで下さい。
よろしくお願いします。
投稿: いちご | 2008年5月19日 (月) 18時48分
「いちご」さん、コメントありがとうございます!
多分、今回のような話は、誰にも相談できなかった悩みだと思います。
勇気を出して、話してくれたことに、感謝します!
セックスレスの話なのに、「いちご」さんが、自分の両親の話をしたというのは、非常に「女の勘」がすぐれていると思います。
俺が見るに、恋愛でも、セックスでも、結婚でも、妊娠でも、出産でも、育児でも、女性の幸福と不幸の命運を分けるのは、「父性愛」と「母性愛」なんです。
本人の好き嫌いとか、努力や駆け引きというのは、ほとんど関係ないんです。
その女性が、子供の頃に「父性愛」と「母性愛」の蓄積があれば、大人になった時、ちゃんと恋愛できるし、結婚もできるんです。勿論、セックスもちゃんとできるんです。
その女性の心に「父性愛」と「母性愛」の蓄積がなければ、恋愛もセックスも結婚もトラブル続きになります。
なぜなら、「母性愛」は絶対肯定の愛なので、これがなければ相手を絶対に肯定できなくなるんです。
「父性愛」は、絶対価値の愛ゆえに、これがなければ相手の中に絶対的な価値を見いだせないし、創り出せないんです。
多分、「いちご」さんは、成長過程の中で自分の両親とトラブってしまい、自分の心の中に、「父性愛」と「母性愛」の蓄積が少なくなっているんだと思います。
そのことが、「セックスレス」として現れ、「不妊症」となって現われているんだと思います。
さて、その「セックスレス」の解決策ですが、今はセックスレスを解消しない方がいいと思います。
セックスレスを解消したいという相談なのに、セックスレスを解消しない方がいいというのは変ですが、「いちご」」さんが本当に解消しなければならないのは、「父性愛」と「母性愛」の不足なんです。
だから、今は、セックスレスを解消したり、赤ちゃんが欲しいということをやめて、自分の心の問題に立ち向かうべきだと思います。
そこで、旦那さんの実家に行き、旦那さんのご両親と仲良くすることです。旦那さんのご両親から、「父性愛」と「母性愛」をもらえばいいんです。
一緒に料理を作ったり、一緒に食事を食べたり、一緒にどこかに出かけたりすればいいんですよ。
そうやって、自分の心の中に、「父性愛と「母性愛」を蓄積していけばいいんです。
あと、処女喪失が痛いと言っていましたが、そんなこと当たり前です!
処女を喪失した女性は、誰もが経験することなんですよ。
ちなみに、処女を喪失させる時は、男性のペニスだって痛いんですよ。
旦那さんだって、結構、痛かったはずです。
ただ、性交痛がいつまでも続いたということは、「いちご」さんは便秘をしていたとか、低体温だったとかが原因だと思います。
「いちご」」さんの年齢を考えると、子宮内膜症の疑いもなきにしもあらずです。
そのため、「朝の排便を毎日行うこと」「毎日ウォーキングをすること」「筋肉トレーニングをすること」「夜に41℃以下の風呂に入って、体を温めること」とかをしたらいいと思います。
だが、その性交痛は、肉体的要因だけでなく、精神的要因もあると思います。
それは「いちご」さんが、「自分の母親と決別できていない」ということです。
「いちご」さんは、自分の旦那に執着しているのではなく、結婚しても未だに自分の母親に執着しているのだと思います。
世の中には、自分がどんなに努力しても、自分の母親と仲良くなれない人間は、いるものですよ。
「いちご」さんも、いつまでも自分の母親にしがみついているのではなく、いい加減に自分の母親から離れるべきですよ。
「いちご」さんが、心の中で、自分の母親と決別できた時、性交痛は消えると思います。
それにしても、「いちご」さんの旦那は偉いもんだね。
自分の妻にセックスを拒否されたら、普通は離婚ものですよ。
まぁ、旦那さんも、そんなにセックスがうまいわけではなさそうなので、これは解決できないでしょうね。
でも、旦那さんは、一体どうやって性欲を処理しているんだろう?
そこで、セックスレスの「いちご」さんに、セックスをせずに、旦那さんの性欲を処理する方法を教えておきます。
まずは、旦那さんの体を洗い、体を拭く。
床に断熱マットを布いて、旦那さんを寝かす。
そこへ「いちご」さんが、オリーブオイルを使って、全身をマッサージする。
そして、気持ちよくなった所で、旦那さんのペニスを口に含んで、フェラチヨを行う。
これで、旦那さんは射精すると思います。射精すると、精液が勢いよく発射されるので、「いちご」さんは気をつけてくださいね。
こういうふうなら、セックスをせずに、旦那さんの性欲は満たせると思います。
最後にいっておきますが、今はまだセックスレスを解消できる状態ではないと思います。
余り自分を追い込まず、焦らずに、ゆっくりと自分ができることから始めてください。
このアドバイスを受けて、何か事態に進展があったら、また相談に乗ります。
投稿: 愛のタマティー天使 | 2008年5月20日 (火) 20時20分
タマティーさん、ありがとうございました。
今まで誰にも話すことができなかっただけに、少し気持ちが楽になったように感じます。
アドバイスいただいた内容で質問させてください。
夫は子供の頃からとても厳しく育てられ、特に父親とは敬語でなければ話すことはできません。
「自分は両親の愛情をあまり感じてこれなかった」
と、私に話していたこともあります。
育ててくれたことに対して感謝はしていると言っていますが、父母と合うことは滅多にないです。気楽に行ける家ではありません。
だからなのか、夫は私の両親に合う時はとても気楽に楽しそうにしています。
タマティーさんが以前書いていた記事(3/10)にあるように不足しているものを夫婦で補い合うことは無理なのでしょうか。
少し考えてみましたが、私に必要なものは夫からでないともらうことはできないのかな・・・と思ってしまいました。
夫はどうしたら満たされた気持ちになれるのでしょう。
こんな話ばかりでごめんなさい。
それと、性交痛と言うより今まで、夫の指しか入れたことがないんです。それ以上は何度トライしても痛くてストップしてしまっていました。手や口でしたこともありません。
夫が離婚したいと言っても当たり前の状況ですよね。
でも、1度も言われたことはありません。
どんなに私が泣いたり怒っても、変わらずやさしくしてくれます。
これから気分転換も兼ねてウォーキングしてしてきます。
いつもありがとうございます。
投稿: いちご | 2008年5月21日 (水) 13時23分
「いちご」さん、コメントありがとうございます。
「いちご」さんの言う通りに、夫婦でも「父性愛」と「母性愛」の補給はできます。
「いちご」さんが母親役になって旦那さんを甘えさせるんです。そうすれば、旦那さんは「母性愛」を補給できます。
逆に「いちご」さんの旦那さんが父親役になって、「いちご」」さんが甘えるんです。そうすれば、「いちご」さんは「父性愛」を補給できます。
あと、セックスレスの問題ですが、性交痛でないとしたら、「いちご」さんのヴァギナの形が異常か、旦那さんのペニスが巨根か、二つに一つですね。
挿入するのがそんなに痛いのなら、まずは愛撫でオルガズムに導くようにした方がいいと思います。
旦那さんに全身を愛撫してもらって、その後、クリトリスを集中的に愛撫してもらば、確実にオルガズムにイキますよ。
「いちご」さんも、旦那さんの全身を愛撫した上で、ペニスにフェラチヨをしていけば、それで射精すると思います。
まずは、これらのことをきちんと実践してみてください。
投稿: タマティー | 2008年5月22日 (木) 09時49分
タマティーさん、ありがとうございました。
気持ちばかりが焦ってしまう自分ですが、まずはアドバイスいただいたことを、できることから始めてみます。
今の状況に変化があった時は報告したいと思います。
投稿: いちご | 2008年5月22日 (木) 13時34分