愛撫の基本テクニック ~夫は妻の体が美しいと思うからこそ愛撫をする~
●不妊症夫婦の愛撫の実態
ベッドルームでロマンチックキスをして、さてこれからメイクラブが始まるのだが、キスの後は愛撫となり、性交と展開していく。
不妊症の夫婦は、当然、結婚しているんだから、ちゃんと愛撫をしているんだろうなと思いきや、実はそうではないのである。
不妊症の男性に、
「奥さんに愛撫をするのにどれくらい時間をかけていますか?」
と訊くと、
「5分」だの、「10分」だの、中には「愛撫はせずに、そのまま挿入します」という輩が大勢いるのだ。
こういう不妊症の男性たちに、俺は「愛撫は1時間くらいかけるもんだよ」と言うと、彼らはビックリして、目を丸くするのだ。
不妊症の夫婦の場合、不妊症が問題である以上に、夫婦でちゃんとした性生活が営まれていないことの方が遥かに問題なのである。
●女性の体は全身が性感帯
愛撫においては、「愛撫における男女の性差」というのが、はっきりと出てくる。
男性の性感帯は「ペニス」に集中しているが、女性の性感帯は全身に広がっているからだ。
そのため、男性は女性に愛撫をする時、ヴァギナに愛撫をしてから、すぐさま挿入しようとしてしまうのだ。男性がヴァギナ以外で愛撫するといえば、せいぜいオッパイ程度である。
ところが、女性の性感帯はヴァギナやオッパイだけでなく、「顔」「耳」「唇」「首」「肩」「腋の下」「お腹」「脇腹」「お尻」「肛門」「太腿」「脹脛」「足首」「腕」「手首」そして「髪の毛」までが性感帯なのである。
このため女性が男女平等をと唱えると、女性の性生活が悲惨なものになってしまうのだ。男女の性感帯は余りにも不平等にできているのだ。
男性はそのまま放置しておくと、メイクラブではなく、セックスをし始めるので、愛撫をほとんど省略した形で、セックスを始めてしまうのだ。
だから、女性は男性とちゃんとラブロマンスを営んで、男性に「私とする時はセックスではなく、メイクラブにしてね」と思わせないと、男性はセックスをメイクラブに変更しないし、ちゃんとした愛撫を施さないのだ。
勿論、この世の男性には女性の愛撫を伴うセックスをする「セックスの達人」がいるが、こういう男性から愛撫を施されても、女性は愛を感じないのだ。
女性が欲しいのは、「愛のない愛撫」なのではないのである。「愛を伴う愛撫」なのである。愛があるからこそ、自分の体に愛撫を施して、「性の悦び」を味あわして欲しいのだ。
●服を脱がす
さて、愛撫の方法だが、キスをして盛り上がってきたら、男性が女性の服を脱がしていく。
メイクラブの際、男性が女性の服を脱がしていくのは、絶対条件である。服を脱がすというのは、男性が女性の「心の扉」を開けるという象徴的な行為だからだ。
メイクラブの際、女性が勝手に服を脱いでしまうのはタブーだし、女性が先に男性の服を脱がすというのもタブーだ。
男性が女性の服を脱がす時は、ゆっくりと脱がしていき、丹念にキスをしまくることだ。女性の唇だけでなく、首や肩や、ブラジャーの上や、お腹やパンティーの上にキスをしまくるのだ。
「かわいいよ」「美しいね」「綺麗だね」とかいいながらすると、より効果的である。
脱衣をセクシーにしていくと、メイクラブの盛り上がり方が全然違うのだ。
但し、絶対にやってならないのは、パンティーを脱がした後に、陰部を愛撫するということだ。女性は陰部を洗った後に愛撫をして欲しいと思っているので、風呂場で体を洗う前の愛撫は絶対にやらないことだ。
●体を洗う
その後、女性を風呂場につれていき、男性が女性の体を洗ってあげるのだ。
女性をお風呂に入れてしまうより、シャワーの方が、よりセクシーになれる。まずh、シャワーで女性の体を洗ってあげるのだ。
シャワーを使う時は、先にちゃんとお湯の温度を確かめてから、女性の体にかけることだ。
そして、ボディーソープを泡立てて、男性が自分の手で洗ってあげる。
通常の入浴ではないので、こういう時は、スポンジやタオルで洗わないことだ。
ボディーソープは、天然石鹸のものを使用すること。合成洗剤のボディーソープでは、女性の肌が痛むし、その後の愛撫で、男性は合成洗剤で薄い膜が張られている女性の体を愛撫することになり、男性が合成洗剤を飲んでしまうことになるからだ。
泡立てた手で、女性の体を洗う時は、ゴシゴシと洗うのでなくて、女性の肌に触れるか触れない程度の間隔をおいて洗ってあげるのだ。
また、男性は女性の胸や陰部を見ても欲情するのではなく、冷静に洗ってあげるのだ。こういう場所で、男性が女性の胸を揉んだり、陰部を触ってしまうと、女性は嫌がってしまうのだ。
男性が女性の体を洗うという行為は、あくまでも男性が女性に「俺はお前のこと大切にしているよ」という意思表示をする象徴的な行為なのだ。
いくら石鹸の泡が立っているからといって、今からソーププレイが始まるわけでもなく、自分の目の前にいる女性がソープ嬢ではないのだ。
男性は女性の体を洗いながら、女性に自分の愛が伝わるように、丁寧に大切に洗ってあげなければならないのだ。
女性の体を洗い終わったら、男性はタオルで女性の体を拭いてあげ、その後、女性をバスタオルで包んであげるのだ。
こういうふうにすると、女性は完全にリラックスして、心置きなくメイクラブに突入することができるのだ。
●愛撫のポイント
愛撫を開始する時は、男性は女性にキスをしてから、愛撫を始める。
女性のメイクラブは至る所に「キス」が散りばめられているので、キスをしないと、女性はメイクラブで「性の悦び」を心から味わえないのだ。
①顔
女性をベッドに座らせ、唇にキスをし、横に押し倒していく。
愛撫はキスの後、いきなり胸に行くのではなくて、ホッペタ、瞼、オデコと顔を愛撫していく。
女性の顔を以外にも性感帯が集中している所で、女性は男性に顔を愛撫されると、物凄くいい気持ちになってしまうのだ。
そして、髪の生え際を愛撫する。髪の生え際への愛撫は、女性がメロメロになってしまう箇所なのだ。
更に、耳へ愛撫しながら、髪の毛を撫でると、女性の陰部はより濡れだすのだ。
首は皮膚が薄く、神経が集中しているので、愛撫されると、非常に敏感に反応する。
②胸
首から胸に行くと思わせておいて、肩を愛撫し、腕や手を愛撫していく。わざとじらすのだ。手の指は優しくしゃぶってあげる。
腋の下を愛撫すると、「そんな所まで愛撫してくれるの?」と女性は思い、しかも、腋の下は非常に敏感な場所なのだ。
そしてやっと胸を愛撫する。乳房は性器に次ぐ最大の性感帯で、乳房や乳首への愛撫は電流が全身に流れていくのだ。
乳房への愛撫は周りから徐々に中心部へ攻めていき、優しくソフトに攻めていく。乳房は筋肉ではないので、強く揉まれると、女性は痛いのだ。
乳房を丹念に愛撫した上で、乳首を愛撫する。乳首を舐めたり、吸い込んだり、舌で転がすだけで、女性には凄まじい性感が発生するのだ。女性の中には乳首への愛撫だけで、オルガズムに達する女性も多くいるのだ。
③お腹
お腹は胸と陰部の間の通過点と思われているが、お腹へ丹念に愛撫すると、女性はお腹の緊張感が完全に抜け落ちて、性交時でありえないくらいにいい動きをすることができるようになるのだ。
お腹や脇腹を丹念に愛撫する。お腹や脇腹を愛撫する時は、手で乳房を触ったり、足を触ったりして、飽きさせないようにすることだ。乳房や乳首を愛撫された後なので、もっと快感が欲しいと思っている所だが、お腹や脇腹は重要な箇所であっても、乳房や乳首ほどの性感はないのだ。
そして裏返して、背中を愛撫する。背中は意外と性感が強く、背骨に沿って愛撫するだけで、オルガズムに達することもあるのだ。
④足
それから陰部にいくのではなく、お尻を愛撫する。陰部へ行くと思っている女性をじらさすのだ。
お尻を愛撫されると、女性はお尻が軽くなったような感覚に襲われるのだ。お尻への愛撫が、その後の性交で非常に役に立ってくるのだ。
お尻の後は、太腿へと進む。太腿は結構な性感を感じる所で、ここを丹念に愛撫されると、女性の陰部はグチョグチョに濡れてしまうのだ。
太腿の次は、脹脛、足首へと行き、足の指までちゃんと愛撫してあげるのだ。
こうすると、女性の体から、緊張感が抜け、メイクラブに全力で立ち向かえることができるようになるのだ。
⑤陰部
最後が陰部への愛撫である。
陰部への愛撫は、大陰唇を丹念に愛撫し、小陰唇を愛撫していく。
そして、クリトリスへの愛撫である。全身を丹念に愛撫された後では、クリトリスは性感が最高レベルで高まっており、クリトリスをゆっくりと愛撫し、その後、舌で高速で動かしながらクリトリスを舐めると、女性はそれだけでオルガズムに達してしまうのだ。
多くの男性が愛撫で失敗しているのは、いきなりクリトリスを愛撫するからなのである。確かにクリトリスは女性の性感帯でもっとも性感が高い所ではある。しかし、いきなりクリトリスを愛撫されても、クリトリスが持っている性感の10%以下しか機能してくれないのだ。
このことは女性がオナニーでクリトリスをいじっても、大したオルガズムを感じられないと同じことだ。女性が男性とセックスすると、「オナニーよりセックスの方が100倍以上気持ちいい」と言い出すのは、クリトリスは全身を愛撫した上で愛撫しないと、凄まじい性感が発生しないのだ。
クリトリスと同じくオルガズムにイキやすいのが、膣口である。
全身を愛撫した上で、膣口をゆっくりと愛撫するだけで、女性はオルガズムに達するのだ。
更に、舌を膣の中に入れて、膣の壁を舐め回すだけでも、女性はオルガズムに達してしまうのだ。
●愛撫の仕方
男性が女性に愛撫する時は、ただ愛撫していくのではなく、「かわいいよ」「お肌が綺麗」「君はとっても美しいよ」と、愛の言葉をかけながら愛撫を置こうと、女性は夢見心地になれるのだ。
そして時たま、「アソコがこんなにも濡れているよ」「アソコがグチョグチョだよ」と、性欲を高める言葉を言うのだ。
こういう言葉をかけられると、女性の性欲はより高まるのだ。
但し、間違っても、「なんて嫌らしい女だろうね!」とか。「このメスブタ!」とか、女性を蔑む言葉を使うのはやめよう。せっかくのメイクラブが、SMプレイレベルの程度の低いセックスになってしまうのだ。
愛撫は全身にしていくので、男性は女性の体の各箇所を愛撫し続けなければならないので、愛撫の合間合間に女性の顔に近づいてキスをし、再び愛撫をしている場所へ戻るようにする。
愛撫にキスを入れていくことで、女性の性感は高まり、女性は愛撫されていくことに愛を感じまくってしまうのだ。
愛撫は愛撫だからといって、愛撫だけをしていればいいものではないのだ。ちゃんと言葉やキスをして、愛撫に彩りを与えていくと、愛撫は華やかになっていくのだ。
●夫は妻が美しいからこそ愛撫を積極的に行う
愛撫は主に男性が女性にすべきものだが、女性も愛撫のテクニックをマスターする必要があるかといえば、そうではないのだ。
多くの男女が悲惨なセックスしか出来なくなってしまうのは、女性を恋人や妻として扱うのではなく、娼婦として扱ってしまうことに端を発するのだ。
娼婦であるならば、愛撫のテクニックをマスターすることは、職業上必要不可欠な行為である。
しかし、恋人や妻は娼婦ではないのだ。
恋人や妻とやる時は、セックスではなく、メイクラブにしなくてはならないのだ。
なぜ、メイクラブの時、男性が女性に愛撫するかといえば、それは愛しているからだ。男性が自分に性感やオルガズムが欲しいと思うなら、お金を出して娼婦たちにやってもらえばいいのだ。
男性は女性を愛しているからこそ、こんなに手の込んだ愛撫を行うのである。
そのため、女性は男性にラブロマンスをしていると思わせなければならないいのだ。
そして何より妻がすべきことは、「体型を美しくする」とか「髪型を美しくする」ことなのだ。夫は妻が美しいと思うからこそ、丹念に愛撫を施してくれるのである。
妻が夫から愛撫を施されたいのに、自分が愛撫のテクニックを学んでどうするんだ!?
男性が女性の体に触りたいと思うのは、女性の体がスリムだからである。男性が女性の体に愛撫をしたいと思うのは、女性の体が大人の女として成熟しているからなのである。男性が女性の髪の毛に触れたいと思うのは、女性の髪の毛が麗しいと思うからなのである。
だから、女性は男性からちゃんと愛撫をしてもらいたいなら、栄養バランスの取れた食事をとり、ウォーキングをしたり、筋肉トレーニングをして、体を鍛えるべきなのだ。
髪の毛も腕のいい美容師がいる美容院に行って、美しく整えてもらうべきなのだ。
そういう基本的なことをやって上で、男性とちゃんとラブロマンスをし、男性から自分をちゃんと扱ってもらうようにしむけるべきなのだ。
男性は女性にちゃんとした愛があれば、愛撫のテクニックなど簡単にマスターできるのだ。しかし、男性が女性に愛がなければ、自分が愛撫のテクニックをマスターすることよりも、女性に愛撫のテクニックをマスターさせ、自分の快楽のために奉仕させるようになってしまうのだ。
女性が男性からちゃんと愛撫して欲しいなら、まずは自分を美しくすることだ。そして、男性とちゃんとラブロマンスをすることなのだ。
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