性愛術の習得は夫に任せる
●頭デッカチでは釘も打てない
幕末に活躍した新撰組の総長である近藤勇は、若かりし頃、剣術道場を開いていたのだが、新撰組で活躍するようになってから、道場での試合と実際の戦闘との違いに驚いたと言われる。
何事も、頭で考えたことと、実際にやってみたことでは、全然違うものだが、世の中には、実際に実践することなく、頭デッカチになる人たちはやたらにいるのだ。
何を隠そう、俺の姉がまさにそうなのである。
姉に結婚の話でもさせればいくらでも話してくるのだが、そのくせ未だに結婚できないのである。本人は理想の男性が見つからないとほざいているが、姉はもう四十路になろうとしている女性なのである。
顔には小ジワが目立ち、ファッションはいくら若く取り繕うとも、年齢を感じさせるものになり、加齢によって体力が落ちているから、若い人たちと同じ行動を取ることができなくなっているのだ。
姉は「結婚情報を知りすぎた行かず後家」の典型例を地で行くが如くの人生を歩んでいるのである。結婚情報を集めすぎて頭デッカチになってしまい、実際に結婚に踏み出せなくなってしまったのだ。
まさに、頭デッカチでは釘も打てないのだ。
一方の俺は、何事も実際にやってみないと信じない性分なので、このメイクラブシリーズも、俺が実際に試して、実際に効果のあったものを公開しているのだ。
俺の性愛術が非常に上達したのも、実際に恋人とやったからなのである。しかも、基本的な技はすべて初恋の女性とのメイクラブで習得したのだ。
俺は他の男性から性愛術の上達の方法を聞かれると、「女性を一人に絞って、徹底的にメイクラブをするべきだ」と教えているのだが、ほとんど多くの男性たちがこれを守らないのである。
合コンやナンパで女性を引っ掛けてきて、安易にセックスをしてしまうのである。こういうことをやっていると、絶対に性愛術が上達しないのだ。
しかも、こういう男性たちは正統な性愛術を学ぼうとせずに、アダルトビデオを手本にしてしまうのだ。
実は、これがもっとも危険なのである。
●夫婦でアダルトビデオを見るべきではない
アダルトビデオは、はっきり言ってしまえば、男性がオナニーするために作られたビデオなのである。
不妊症の夫婦が、自分たちの性生活の改善のためにアダルトビデオを夫婦で見ようとする人たちがいるが、これは絶対にやめた方がいい。
アダルトビデオは女性にとっては嫌悪感が生じてしまうものだから、男性の性欲を掻き立てても、女性も同じく性欲が掻き立てられるというわけにはいかないのだ。
ちゃんとしたラブストーリーがあり、その中でベッドシーンが出てくる映画なら、女性の性欲は掻き立てられるので、そういう映画ならいいだろう。
アダルトビデオはあくまでも実際のメイクラブでは使われない技ばかりが出てくるので、アダルトビデオで行われている技を妻に対して使うべきではないのだ。
不妊症の男性にとってアダルトビデオは、非常に有害な物質なのである。
●女性は男性への愛があれば、性愛術は自然と身に付く
男性は悪戦苦闘しながら性愛術を習得していかなければならないが、女性の方は簡単なのである。
女性は男性への愛があれば、性愛術は自然と身に付くのだ。
このことは、男性と女性の決定的な差ともいえよう。
それゆえに、女性はセックスだけを取り出すのではなく、ちゃんとしたラブロマンスが必要なのである。夫婦でラブロマンスがきちんと出来ていれば、妻は正統的な性愛術を駆使して、メイクラブを楽しむことができるのだ。
メイクラブを楽しんでいれば、妊娠などいとも簡単にできるのだ。
●性愛術の習得の仕方
ところが、男性はそうはいかないのだ。
男性は思春期に入ればセックス情報を集めて、セックスの知識を増やしていき、しかも実践の中で性愛術を磨いていかないと、いつまで経っても性愛術が上達しないのだ。
男性にとってもラブロマンスは大事である。しかし、女性と違って、それさえあれば万事OKとはいかないのだ。
男性が性愛術を実践の中で習得していきたかったら、メイクラブで行われる過程を分解していくことだ。
メイクラブには「キス」「愛撫」「性交」「後戯」しかない。それゆえ、今日は「キス」、今日は「愛撫」、今日は「性交」、今日は「後戯」、というふうに、一つずつ重点的にやっていく。
そうやって、キスで女性をメロメロにする技を身に付け、愛撫でイカせる技を身に付け、性交でイカせる技を身に付け、後戯でイカせる技を身に付けていくのである。
しかも、「性交」なら、「正常位」「騎乗位」「後背位」という基本的な体位があるから、これらを一つずつ習得していき、確実にオルガズムに達するような技を身に付けていくべきなのである。
これここそが、男性にとって性愛術を習得できる王道なのである。この遣り方を無視すると、技が雑になり、いつまで経っても性愛術が上達しなくなるのだ。
夫がきちんと性愛術を身に付ければ、妻を不妊症で悲しませるようなことはさせないし、妊娠させたければ、確実に妊娠できる方法を妻に対して行ってけばいいだけなのだ。
●大人のオモチャは使うべきではない
セックスが下手な男性に共通するのは、セックスの時に「大人のオモチャ」を使用することなのである。セックスが下手だからこそ、大人のオモチャを使用してくるのである。
不妊症の夫婦でも、大人のオモチャはまず使うべきではない。
まずはちゃんと夫婦でラブロマンスを営んで、メイクラブをすることなのだ。
そういうラブラブなムードの中で、大人のオモチャはまったく似つかわしくないのだ。
性愛術が或る程度まで上達したら、遊びで大人のオモチャを使うのなら構いはしないが、上達もしていないのに、大人のオモチャを使うべきではないのだ。
夫婦はもっと真剣にメイクラブに向き合うべきなのだ。
結婚したにも拘らず、夫婦で真面目にメイクラブに取り組んでこなかったから、不妊症という「悪魔のツケ」を払う羽目に落ちっているのである。
それゆえ、妻はちゃんと夫とラブロマンスを営み、夫は真剣に性愛術を習得して、夫婦で素晴らしいメイクラブを作り上げていくべきなのだ。
「私達夫婦は愛し合っています」というだけでは、赤ちゃんは生まれて来ないのだ。夫はもっと頭を働かし、体を動かして、妊娠するためにどこに問題があるのかを、自分の実力で探り当てていくべきなのだ。
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