結婚におけるオルガズムの重要性
●衝撃のカミングアウト!
昨日の夜、俺はトリノ五輪の金メダリスト「荒川静香」と極秘のデートをしました。
荒川静香と二人でカクテルを飲みながら、しんみりと話し合い、なんと帰り際に、後ろから荒川静香に抱きつかれ、愛の告白を受けてしまった。
「私、タマティーのことが本当に好きなの」
という夢を見ました。
そのため、今日は朝からルンルン気分! 夢でもいい! 荒川静香とデートできるのなら!
それにしても、夢にしてはリアルすぎる夢だった。夢の中で「これって現実じゃん!」というくらい、リアルだったんだ。
でも、俺の現実は不妊症患者たちに不妊症を克服させて、妊娠に導くことなので、荒川静香とのデートの夢から覚めて、ブログの執筆を開始する。
●哺乳類は性交すれば妊娠できるわけではない
不妊症の夫婦は、「男女が性交すれば、妊娠できる」と思っているが、実は、人間たちは性交したからといって、妊娠できるようには、人間の体はできていないのだ。
哺乳類は、長期間、メスが胎児をお腹の中に抱えていなければならないので、「性交即妊娠」ということはしないのだ。
何度も性交してくる強いオスの精子だけを子宮に受け入れて、妊娠するのである。哺乳類は卵を産むわけではなく、しかも、出産する子の数が非常に少ないので、出産しても生きていける強い子孫を残そうとするのだ。
例えば、牛の妊娠率は「50%」程度であり、牛は2回性交しないと妊娠しないのだ。
昆虫でも魚でも1度交尾すれば、受精を完了させてしまうのとは、大きな違いなのだ。
哺乳類は性交を「生殖」のために行うものと、「予備」のために行うものとに、分けているのだ。
これが猿になると、「生殖」や「予備」以外にも、「秩序」づくりのための性交を行うことになる。
猿は群生動物なので、性交を生殖目的ではなく、ただ猿社会の秩序をつくるために性交を行うのだ。この性交は、いくら性交しても、メス猿は妊娠せず、オス猿とメス猿が良好な関係を築くために行われるのだ。
これが類人猿になると、オスとメスだけでなく、オス同士、メス同士でも、秩序づくりのための性交が行われるのだ。「ホカホカ」と呼ばれるもので、これを行ったがために、類人猿は他の猿たちよりも複雑な社会を構成でき、脳の容積量が増加したのだ。
類人猿の体にも進化の形跡が見られ、ゴリラやボノボのメスには「クリトリス」ができたのだ。なぜ、ゴリラやボノボのメスにクリトリスがあるのかは、猿学の研究者たちを悩ませる難題であるのだが、ゴリラやボノボのメスたちが「ホカホカ」という、メス同士が股間を擦り合わせる行為を行っているのなら、クリトリスが発達したと考えるのが順当な思考であろう。
これが人類になると、性交に「快楽」のための性交と、「恋愛」のための性交が加わるのだ。快楽のための性交の代表格である「売春」は世界最古の商売だといわれている。恋愛のための性交は、古今東西いくらでも行われているのだ。
プロテスタントやフェミニストたちは売春を禁止しようと躍起になっているが、法律でいくら禁止しても、売春が人間の進化の結果に生じたものであり、しかも売春が世界最古の商売である以上、売春が消えてなくなることないだろう。
地方自治体は条例で中学生や高校生たちの恋愛における性交を否定しようと躍起になっているが、恋愛は人類の進化の結果に生じたものである以上、こういう条例が人間性に違反しているのは明らかだろう。
人間の性交は、「生殖」「予備」「秩序」「快楽」「恋愛」の5種類の性交があり、このため現代人の妊娠率は「10%」程度であり、超健康な人間でも妊娠率は「20%」程度なのである。なぜ妊娠率が超健康な人間でも20%かといえば、人間の性交には、「生殖」「予備」「秩序」「快楽」「恋愛」の5種類の性交があるからなのだ。
ちなみに、人工授精での妊娠率は「5%」程度である。人工授精は人間の性交よりも妊娠率が非常に低いのだ。妊娠率が5%といえば、20回人工授精を行って、やっと1回成功する程度の低さなのである。
●不妊症の夫婦のセックスがなぜ失敗するのか?
結婚でのメイクラブはこれら5つの要素を全部含んでいるのだ。
夫婦のメイクラブは、生殖のための性交だけでなく、予備のための性交も。秩序づくりのための性交も、快楽のための性交も、恋愛のための成功も行っているのだ。
そのため、不妊症の夫婦が、いくら赤ちゃんが欲しいからといって、生殖目的のセックスだけをしていると、妊娠率は非常に低くなってしまうのだ。
人間の進化の頂点で出現してきたのは、「恋愛」であって、「恋愛のための性交」をきちんと行い、その次に「快楽のための性交」をきちんと行い、その次に「秩序づくりのための性交」をきちんと行い、そして「予備のための性交」と「生殖のための性交」を行わないと妊娠できないのだ。
夫婦は何も生殖ためにセックスを行っているのではないのだ。
夫婦は夫や妻であることを確認するための「秩序づくりのための性交」を行うし、夫婦で「快楽のための性交」を行うし、夫婦で「恋愛のための性交」をも行うのだ。
それらを行って上で、「予備のための性交」や「生殖のための性交」を行うことができるのだ。
不妊症の夫婦が、他の4種類の性交を行わず、「生殖のための性交」だけを行っても、不妊症の夫婦のセックスは確実に失敗するのだ。
●オルガズムの正否が人口数を決定した!
しかも、恋愛や快楽のための性交ではオルガズムに導くことが必要なのであり、そのため人間の生殖では、「生殖のための性交」にもオルガズムが必要なのである。
ところが、人類が科学的真理を知らず、未開状態にあると、女性へのオルガズムを禁止しようと躍起になるのだ。
ヨーロッパにキリスト教が普及すると、聖職者たちは生殖以外のセックスはすべて禁止し、更に女性がオルガズムに達することを禁止したのだ。
このため古代ローマ帝国の時代には人口が多かったのに、キリスト教の普及後、ヨーロッパは人口が激減し、文化レベルは中国やインドやアラブよりも遥かに低くなり、イスラム教徒やモンゴル人たちの侵略を受けまくったのだ。
宗教改革によってプロテスタンティズムが起こって来ると、キリスト教の戒律の度合いは深まり、性に関してはより厳格になり、そのためヨーロッパの人口は増加せず、ヨーロッパ人たちは貧しく喰いっぱくれ、ヨーロッパから出て海外を侵略せざるを得なくなってしまったのだ。
プロテスタンティズムがいかに人間の性を抑圧したかは、19世紀のイギリスでオルガズムに達した女性は精神病院送りにさせられたし、プロテスタンティズムが及んだ地域では女性の精神病患者が大量に発生したし、人類史上初、異性に興味を持たない同性愛者たちが出てきたのも、プロテスタント諸国からである。
不妊症が社会的に深刻な問題になり、初めて不妊治療が行われたのはイギリスである。プロテスタンティズムが及んだ所はどこでも不妊症患者が大量に発せしており、そのためアメリカでもオーストラリアでも、不妊治療が盛んに行われているのだ。
オルガズムを禁止したヨーロッパに対して、中国は生殖以外の性交を認め、女性のオルガズムを肯定したのだ。
道教は房中術の奥義で、オルガズムに達した女性の愛液を不老長寿の妙薬としたのだ。これは科学的にはまったく否定されるべきものであっても、この房中術があったために、中国の性愛術は、日本が江戸時代において性愛術が発達してくるまでは、世界最高レベルの性愛術を誇ったのだ。
このため中国人たちの繁殖力は豚のように旺盛で、明朝の中国以来、中国人たちは未だに世界最大の人口を誇っているのだ。
イギリスが世界の覇権を握ろうとも、アメリカが世界の覇権を握ろうとも、イギリスやアメリカの人口は、中国の人口よりも遥かに少なかったのだ。
オルガズムの正否こそが、その民族の人口数を決定したのだ。
●愛は万能であり、オルガズムは不可能を可能にする!
結婚生活において、いかに妻のオルガズムが重要かが解ろうというものだ。
そのため、不妊症の夫婦が、夫婦の性行為を「セックス」というのは、非常に問題があるのだ。
女性は愛がなくても、危険日に性行為をすれば、妊娠することはできる。
ただ、それは非常に確率の低い妊娠なのである。
既婚女性がやらなくてはならないのは、「セックス」ではなく「メイクラブ」なのである。夫婦の愛を確認し、新たなる愛を生み出していくための、性行為なのである。
だから、妻はちゃんとラブロマンスを営んで、「恋愛のための性交」をしなければならないのだ。
セックスではなく、メイクラブだからこそ、夫婦は共に愛を出していき、夫婦の愛が増加していくのだ。
結婚してから、セックスレスになる夫婦は、メイクラブをせず、ただひたすらセックスだけを遣り続けたために、夫も妻も性行為をする意欲を失ってしまったのだ。
恋愛のための性交では、夫婦は自分たちの恋心を貫徹し、妻にはオルガズムを、夫もオルガズムに達することができるので、夫婦は何度やっても楽しむことができ、飽きがこないのだ。
しかも、「恋愛のための性交」をきちんとできれば、「快楽のための性交」も「秩序づくりのための性交」も「予備のための性交」も、そして「生殖のための性交」もきちんとできるのだ。
まさに、愛は万能であり、オルガズムは不可能の可能にするのだ!
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