離乳食病が引き起こす「抗リン脂質抗体症候群」 ~「出生時の記憶」と「不可思議な流産」~
●自己免疫疾患は離乳食によって引き起こされる
せっかく妊娠できたのに、自己免疫疾患で、流産してしまうなどと、異常極まりない事態である。
この自己免疫疾患は、その女性の遺伝子レベルの病気ではなく、その女性が満2歳までの時期に食べた「離乳食」が原因で引き起こされる症状なのである。
人間は「哺乳動物」なので、赤ちゃんの時は母親の「母乳」しか飲めない。
これは「ゴリラ」「チンパンジー」「サル」「牛」「馬」「羊」「カバ」、どれをとっても、哺乳動物は赤ちゃんの時は、母親の母乳しか飲まないし、飲めない。
それが哺乳動物の宿命というものである。
人間の赤ちゃんは、満2歳になるまで自分で抗体を作ることができず、母親の母乳から来る抗体を使って、自分の免疫を維持しているのだ。だから、母親は赤ちゃんが満2歳になるまで母乳を与え続けなくてならないのだ。
従って、この時期以前に離乳食を与えてしまうと、離乳食の中に含まれる抗体がそのままダイレクトに赤ちゃんの体に入ってしまい、それが不可解な病気や難病を引き起こしてしまうのだ。
特に満6ヶ月以前に離乳食を与えてしまうと、赤ちゃんを深刻な離乳食病患者にしてしまうことになるのだ。というのは、赤ちゃんは、満6ヶ月になって、やっと母親の抗体を使って自分の免疫を作動させるので、満6ヶ月以前に離乳食を与えてしまうと、満2歳から自分で作る抗体でも、母親の母乳から入れた抗体でも、防ぎようのない抗体が、離乳食からもたらされてしまうのだ。
●恐怖の離乳食病
不育症で自己免疫疾患による流産は、この離乳食病が引き起こしたものなのである。不育症の女性にとっては、自分が赤ちゃんの時に食べた離乳食が今になって、自分の不幸を引き起こしているとは、想像だにできないだろうが、これが離乳食病の恐ろしさなのである。
離乳食病は何も不育症だけでなく、「小児性白血病」「小児癌」「白血病」「乳癌」「子宮癌」「大腸癌」「脳溢血」「脳梗塞」「心筋梗塞」など、確実に死に至る病気を発症させるのだ。自己免疫に疾患がある以上、病魔に対抗できないのだ。
最近の子供たちを悩ます「アトピー性皮膚炎」も離乳食病由来の病気であり、もはや国民病となった「花粉症」も離乳食由来の病気である。
年配の女性にとって有名なのが「膠原病」で、これは難病とされ、有効な手だてがないのだが、これもやはり離乳食病が引き起こしたものなのである。
日本では有名ではないが、ヨーロッパでは「穀物病」という難治な病気がある。ヨーロッパでは離乳食に牛乳にパンを溶かしたものを食べるので、大人になってから、小麦に対してアレルギー反応が出てきてしまうのだ。
離乳食病は、自己の免疫が疾患を起こしているため、それによって違う病気が引き起こされてしまい、その病気に当たった医者は、自己免疫疾患ではない病気だけを治療しようと専念するので、たとえその病気が治ったとしても、自己免疫疾患は完治されていないので、また違う病気が引き起こされてしまうのだ。
では、なぜ、こんなにも離乳食病が世界中に広まったのか?
●フェミニストたちが引き起こした公害
これを知るためには、世界における医学の動向を知っておかなくてはならない。
19世紀から20世紀初頭までは、ドイツの医学が世界のトップに君臨していた。ドイツ人の徹底的な思考癖が、今まで難病とされていた病気を次々と解明していったのだ。
現在、覇権を有するアメリカ合衆国でも、覇権獲得以前は、アメリカ合衆国の医学は未開状態に等しかった。
ところが、アメリカ合衆国では、移民の流入や西部開拓によって、人口爆発が起こっていたので、「産婦人科の医学」だけは発達しつつあったのだ。
そして、この時期のアメリカ合衆国の特徴が、フェミニストたちの台頭である。フェミニズムの影響を受けた女性たちが、社会に進出してくるにあたって、結婚を拒否したり、サンガー夫人が産児制限運動を展開したり、たとえ赤ちゃんを産んでも母乳で育てないで、ミルクで育てることを推奨し出したのだ。
このフェミニストたちの台頭に同調して、アメリカ合衆国の産婦人科医たちも変化し、母乳で育てることを禁止し、赤ちゃんには「哺乳瓶」に入れた「ミルク」を飲ませて育てようと、アメリカ合衆国中に普及させていったのである。
そしてアメリカ合衆国が覇権を獲得すると、覇権が及ぶ諸国にまで普及させていったのである。
こうして、世界中に離乳食病が広まっていったのだ。日本もこの流れを受けて、国内で爆発的に離乳食病が発生したのだ。
特に日本ではプロテスタントたちが医学界に大量に進出しているために、しかも、太平洋戦争で大敗を喫したために、アメリカ合衆国の医学の影響が物凄く大きいのだ。
そのため、日本中の医者たちが、この不可解な病気「離乳食病」を解明できないどころか、探し当てることもできない悲惨な状態にあるのだ。
「離乳食病」というのは、アメリカ合衆国の産婦人科医とフェミニストたちが世界中にばらまいた難病であり、公害であるのだ。
●抗リン脂質抗体症候群はその一部にすぎない
現在、離乳食病が引き起こす流産として解っているのは、「抗リン脂質抗体症候群」だけであるが、離乳食病が引き起こしている流産はこれ以外にもあるはずである。
不育症の流産における70%以上が、原因不明という所から見ても、この中に未だ解明されていない、離乳食病が引き起こしている流産が多数含まれているはずである。
抗リン脂質抗体症候群などはその一部にすぎないのだ。
日本人女性に与えられた離乳食は、「牛乳」がトップであり、それに「白米」や「精白小麦」などである。
特に不育症の女性が、牛乳を飲むと、抗原抗体反応を引き起こしてしまい、胚児へのカルシウムや蛋白質の供給になんらかの障害を与えて、それが染色体異常の原因になり、流産を引き起こしてしまうとみていい。
それゆえ、不育症の女性は、牛乳の摂取を制限した方がいい。
こういう時は、疑わしきは罰せずではなく、「疑わしきは排除せよ」である。
●離乳食の防ぎ方
離乳食病は「見えざる病」なのであるが、まったく手の打ちようがない病気ではない。離乳食病を防ぐ方法だって、ちゃんと存在するのだ。
①離乳食で使われた食材を制限する
離乳食病は、離乳食で使われた食材が体内に入って来た時に、抗原抗体反応を示すので、まずは、離乳食で使われた食材を排除する。
離乳食で何を食べたかは、自分の母親に訊けばいい。母親が育児日記をつけていてくれたら、尚のこといいのだ。
恐らく、もっとも使われたのは、「牛乳」なので、「牛乳」は禁止である。
それ以外に、「白米」や「精白小麦」なので、これらをやめ、「玄米」や「全粒小麦」に変える。
これだけをするだけでも、離乳食病は大幅に防げるのだ。
②「水分過剰」「食事過剰」「血液汚染」を解消する
離乳食病は、離乳食で使用された食材が体内に入ってきただけでは、抗原抗体反応を引き起こさない。
その体内が、「水分過剰」「食事過剰」「血液汚染」のある状態において、強烈に抗原抗体反応を示すのだ。
そのため、「水分過剰」「食事過剰」「血液汚染」を解消する。排便排尿をしっかりと行い、スポーツで汗を流し、酵素水分を摂取し、食事の量を適正量に戻す。
特に水分過剰が解消されれば、食事過剰も血液汚染も解消されるので、そうなれば、体が引き締まり、血糖値は下がり、体温は上昇していく。
こういう状態では、自己免疫疾患も作動しにくくなるのだ。
③熱病で抗体を除去する
赤ちゃんの時に離乳食病になっても、赤ちゃんや子供の時に、「はしか」や「水疱瘡」や「お多福風邪」になったりすると、抗体が消滅するか、極小化するようである。
赤ちゃんや子供の頃に、「はしか」や「水疱瘡」や「お多福風邪」に罹っていないと、抗体を除去できず、離乳食病がそのまま隠し持ってしまうことになるのだ。
もしも、「はしか」や「水疱瘡」や「お多福風邪」になってなかったら、「サウナ」で汗を流すことをお勧めする。サウナの熱さで、抗体の機能が急激に弱まるからだ。
サウナで体を温め、熱くなったら、水風呂で冷やし、そして再び、サウナに入って体を温める。それを何度も繰り返せばいい。
●もしも、赤ちゃんが産まれたら
これは「抗リン脂質抗体症候群」で不育症を発症している女性だけでなく、不育症の女性全員に言っておくが、もしも、不育症を克服して、赤ちゃんが産まれたら、絶対に母乳で育てるべきであるということである。
人間は哺乳動物なんだから、赤ちゃんを産んだ母親は、自分の母乳で育てるべきなのである。わざわざ、自分のお腹を痛めて産んだ子に、牛の乳を与えることなどないのである。
人間の赤ちゃんに、母乳ではなく、牛乳を与えるからこそ、「離乳食病」という摩訶不思議な難病を生み出してしまうのである。
離乳食病は、「見えざる病」なので、それがどういう形で現われてくるかは、まったく予測できないのだ。
或る少女には「小児性白血病」として、或る女性には「膠原病」として、或る女性には「子宮癌」として出てきたにすぎないのだ。そして、不育症の女性には、「抗リン脂質抗体症候群」として出てきただけなのだ。
母親が自分の赤ちゃんに母乳を与えることを拒否する理由は、「おっぱいの形が崩れるから」「仕事の邪魔になるから」「医者に言われたから」など、非常にバカげた理由のオンパレードなのだ。
その母親のエゴイズムが、数十年後に、自分の子供が不妊症や不育症で苦しまなければならないという、いいようのない悲劇を引き起こしているのだ。
女性の乳房は赤ちゃんに母乳を与えるためについているのである。それなのに赤ちゃんに母乳を与えると崩れるからという理由で、母乳を与えることを拒否したら本末転倒であろう。
女性の本業は、赤ちゃんを産み育てていくことである。この世にどんな仕事があろうとも、女性にとって、妊娠や出産や育児よりも重要な仕事など存在しない。なぜなら、赤ちゃんを産み育てていくということは、女性にしかできない仕事だからだ。女性がどんなに社会進出しようと、キャリアアップしようと、その仕事にはいくらでも代わりはいるのだ。しかし、母親には代わりはいないのだ。
女性にとって、妊娠や出産や育児は、病気なのではない。母親が病気でもないのに、医者から指図など受けるべきではないのだ。我々が知っているのは、母親が母乳を与えて育てた赤ちゃんは健康に育つが、母親が医者の指図を受けて、母乳を与えずミルクで育てた赤ちゃんは、病気のオンパレードになるということである。
人間は哺乳動物なのである。我々の住む社会がどんなに変化しようが、人間が哺乳動物で有り続けることに変化など起こらないのだ。最近はやたらと「進化!」「進化!」という用語が連呼されるが、人間は哺乳動物をやめてしまうような進化などしていないのだ。
人間が哺乳動物であることを忘れて、人間のあるべき姿から逸脱した育児をすれば、その赤ちゃんが大人になった時、「離乳食病」という得体のしれない難病の餌食になって、苦しむだけなのである。
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