子宮内膜症の原因と治療法
●妊娠どころではない子宮内膜症
不妊症の女性の中には、不妊治療を受けにいったら、子宮内膜症と診断され、それが原因で不妊症になっている女性が少なからずいるのだ。
しかも、子宮内膜症が原因の不妊症は、減るどころか、年々増加傾向にあり、俺は将来、着床障害に次いで、不妊症の第二位の原因になると予想している。
子宮内膜症は、不妊症の女性以外にも多く、生理がある女性の30~40%をも占めているのだ。
子宮内膜症は放っておくて、子宮筋腫になり、子宮癌に発展していくから、恐ろしい病気なのだ。
不妊症の女性にとっては、「不妊症の治療より、子宮内膜症の治療」が優先されるのだ。
子宮の内外が、妊娠どころではないので、受精卵がうまく卵管を通過しないし、子宮が受精卵の着床障害を起こすのだ。
が、子宮内膜症になったからといって、妊娠が不可能になるのではなく、子宮内膜症のままであっても、妊娠できるのだ。確率的には、少ないが、女性は自分が病気であっても、子孫を残そうとする凄まじい本能があることの現れだと思う。
●子宮内膜症の症状
女性の子宮を覆っている膜を子宮内膜という。子宮内膜は、女性ホルモンの影響を受けて、一定の周期で剥がれ落ちることを繰り返す。これが「月経」である。
この子宮内膜やその類似組織が、子宮内膜以外の場所にでき、増殖する病気が「子宮内膜症」である。
症状は、「月経痛」「性交痛」「排便痛」などである。
ともかく痛くて、我慢が出来ない痛みなのだ。
10代の頃から月経痛があったならまだ解るが、結婚する前に全然「月経痛」がないのに、26歳という女性ホルモンの増加期を迎えて、突如として月経痛が襲うことがあるので。月経痛がないからといって、安心しないことだ。
●子宮内膜症の原因
子宮内膜症の原因としては、以下の3つが考えられる。
①母性ホルモンの不足
女性は初潮を迎えると、女性ホルモンが大量に分泌され始めるのだが、女性ホルモンは女性を美しくさせると同時に、女性の体を冷やしてしまうという副作用がある。
そのため、妊娠と出産をして、母性ホルモンを出さないと、体が冷え切ってしまうのだ。体が冷え切れば、子宮の機能が低下し、子宮内膜がうまく剥がれず、子宮内に留まってしまい、子宮外の組織も、低体温のために組織に異常が起こり、子宮内膜と類似の組織を作って、冷えに防衛しようとするのだ。
子宮内膜症とは、いわば、母性ホルモンがないための女性ホルモンの暴走なのだ。
子宮内膜症は、基本的には独身女性の病気であり、結婚していても、出産していなければ、子宮内膜症が発生する。
また、出産したとしても、赤ちゃんを母乳で育てなかったりすると、母性ホルモンがうまく出てこなくなるので、母親であったとしても、子宮内膜症になる。オッパイの形が崩れるからといって、母乳で育児をしない女性が、子宮癌や乳癌で死亡するのは、このためである。女性の年齢が高くなれば、子宮内膜症は子宮筋腫、そして子宮癌や乳癌に成長していくのだ。
②便秘
母性ホルモンの不足が原因であるならば、独身女性の誰もが子宮内膜症になっているはずである。
子宮内膜症の女性に共通するのは、「便秘」であるということである。
まず、毎日排便しない。排便したとしても、非常に長い時間をかけて、痛みを伴いながら、排便をする。しかも、ウンコが非常に臭いのだ。
ウンコというものは、健康であれば、「黄色」なのだが、やや健康が落ちると「黄土色」になり、もっと落ちると「茶色」になり、病的になると「黒色」になる。子宮内膜症の女性たちのウンコは、「茶色」か「黒色」である。しかも、硬いのが特徴である。
③偏食
次に、子宮内膜症の女性に共通するのは、「偏食」である。
子宮内膜症の女性は、三度の食事より、「お菓子」が大好きである。
朝食は食べない人たちが多い。そのくせ、夜10時以降に食事をすることが、たびたびある。
しかも、食事は栄養バランスがまったく取れていない。肉が多く、野菜は少ない。白米や白パンであり、玄米食や黒パン食をやっている女性は皆無である。
●子宮内膜症の克服法
子宮内膜症は、薬や手術で治せる病気ではない。独身女性や、出産しない女性にとっては、宿命的な病気なのである。
女性の生理は赤ちゃんを産むために行っているのであって、赤ちゃんを生まなければ、その報復措置として体のどこかに現われてくるはずである。
子宮内膜症の根本的な治療法は、「出産」である。これ以外にないであろう。
これから挙げる5つの方法は、これで一応、子宮内膜症を克服できるが、あくまでも一時的に子宮内膜症を治したのであり、子宮内膜症が治り次第、直ちに妊娠に移るべきだと思う。
①便秘の解消
子宮内膜症の女性がまず始めにすべきことは、「便秘の解消」である。子宮内膜症の治療は、何はともあれ、便秘の解消に重点を絞るべきである。
1,「ウンコしまくり断食」
通常、断食は疲労した内臓を休ましてあげるために行うのだが、この「ウンコしまくり断食」とは、子宮内膜症の女性のために、ウンコをしまくって、便秘を解消させることが目的の断食である。
まず、朝起きたら、水を500mlほど飲み、排便を促す。
排便をしたら、「リンゴ人参ジュース」を飲む。その後、朝食を食べる。朝食は大量に食べておく。主食は、「玄米」か「黒パン」にする。
朝食後、1時間ほどウォーキングをする。
ウォーキングから帰ってきたら、「濃い目の珈琲」を飲む。そして、珈琲の排便作用を利用して、2度目の排便を行う。
その後は、なるべく家を出て、自宅にいないようにする。珈琲を飲んだ後は、夕食まで一切の飲食物の摂取を禁止する。
夕食前に再び「リンゴ人参ジュース」を飲み、その後、夕食。
夕食は、「穀物」「魚」「肉」を禁止して、「ベジタブル夕食」にする。なるべく食物繊維の多い野菜を食べる。「キャベツの千切り」「金平ゴボウ」「トコロテン」「海藻サラダ」「コンニャク」「キクラゲ」「タケノコ」「干し椎茸」「納豆」などである。
野菜は体を冷やす効果があるので、サラダは必ずドレッシングをかけること。ドレッシングは市販のものを買うのではなく、自家製のものを使用することだ。
それと体を温める効果のある「味噌汁」を必ず飲むことだ。
ベジタブル夕食は、野菜が中心なので、大量に食べないとお腹がすくので、夕食は1時間以上かけて、大量に野菜を食べることだ。
そして、夕食後、41℃以下の風呂に入って、体を温める。
そうすると、翌日の朝、人生史上、ありえない量の排便が出てくるのだ。
2,夕食時に食物繊維を含んだ食品を摂取
「ウンコしまくり断食」の時以外でも、日常的に、夕食には食物繊維を含んだ食品を摂取することを心がけることだ。
ちなみに、いつも夕食を外食で済ませていると、子宮内膜症にかかりやすくなるのだ。というのも、外食には食物繊維が少ない料理がほとんどなのだ。
夕食は自宅で食べることを原則とし、外食を食べた時は、家に帰ってから、「トコロテン」を食べるとか、食物繊維を補給を工夫しよう。
夕食時に食物繊維の多い食品を摂取していると、便秘しなくなるのだ。
3,浣腸器の使用
どうしても、朝に排便が出ないという女性は、思い切って浣腸器を使用してみよう。
最近では、自分一人でできる自動の浣腸器が売っているので、これを購入しよう。浣腸器は、病院で処方される子宮内膜症の薬よりも遙かに効果があるのだ。
肛門にベビーオイルを塗り、そこに「ぬるま湯」を詰めた浣腸器を差し込む。
浣腸すると、大量に排便が出るので、体は軽くなり、スマートになるのだ。
浣腸をやる時間帯は、午前中がいい。
子宮内膜症の女性は、恥ずかしがらずに、浣腸器を使って浣腸してみよう。便秘をなくすことが、子宮内膜症の治療のもっとも近道なだということが、身をもって解るようになるはずだ。
②偏食の改善
子宮内膜症の女性は、偏食傾向にあるので、3度の食事をきっちりと取り、間食をやめる。お菓子を食べたい時は、食後にすぐ食べることだ。
「白米」「白パン」「白砂糖」をやめ、「玄米」「黒パン」「白砂糖」にする。
夕食時には、「梅干し」や「ピクルス」を食べ、血糖値を下げるようにする。
これだけで、偏食は改善されるのだ。
③鉄分の補給
子宮内膜症の女性を悩ます、子宮内膜が月経の際にすべて出ていかないというのは、女性の体内で「鉄分」が不足しているからである。
そのため、お茶を飲む時は、「鉄瓶」を使い、料理する時は、「鉄のフライパン」や「鉄の鍋」を使うようにする。これらから鉄分を補給するのである。
ちなみに、これらに関しては、「南部鉄瓶」が最高品質を誇る。オシャレな鉄製品も販売されているので、是非、お試しあれ。
また、紅茶は鉄分補給を妨げるので、なるべく飲まないようにする。
食材で鉄分が多く含まれているのは、「はまぐり」「あさり」「アスパラガス」「ナッツ」などである。
④スポーツで体を温める
子宮内膜症の女性は、まずは毎日ウォーキングして、体を温めよう。1日1時間、歩けば、血行はよくなり、体温が上昇するのだ。
ウォーキングは、子宮内膜症にジワジワと効いてくる優れ物なのだ。
ウォーキング以外にも、「ベリーダンス」や「タヒチアンダンス」や「フラダンス」のように腰を大いに動かすダンスは、子宮内膜症に効果がある。
これ以外にも、岩盤欲をやりながら、「ヨガ」をやるのも、子宮内膜症に効果があるのだ。
大事なことは、3日坊主で終わるのではなく、長期間にわたって続けることだ。
⑤風呂で体を温める
子宮内膜症の女性は、夜になったら、41℃以下の風呂に、30分ほど浸かろう。夜の風呂は汗を流すのではなく、体を温めるために入るのだ。
但し、生理中は風呂に入らないことだ。汚れが気になるようだったら、熱いシャワーで済ますことだ。
月経期間中は、夜になったら、「葛根湯」を飲んで、体を温めることだ。
●子宮内膜症は薬では治らない
こういうふうな治療を施していけば、子宮内膜症は簡単に治ってしまう。
逆に言えば、子宮内膜症は、決して薬では治らないということだ。
もしも、子宮内膜症を薬で治したとしても、次は、子宮筋腫であり、子宮癌である。どこかに飛び火すれば、「乳癌」である。子宮内膜症の段階では月経痛で済んでいるものが、次は死の危険を伴う病気として登場してくるのだ。
子宮内膜症を決して甘く見てはいけない。癌の2歩手前なのだから。
子宮内膜症は、女性が出産しないことが最大の原因なので、早く出産することだ。
そのためにも、便秘を解消して、子宮内膜症を治して、妊娠できる体に変えていくべきであろう。
不妊症の原因が、子宮内膜症と診断された女性は、子宮内膜症が治り次第、早い段階で妊娠することができることだろう。
次回予告:次回は「不妊治療批判シリーズ」で初めて出される「切り札」の登場! タマティーが数々の不妊症患者たちを治してきた伝説の「日本酒風呂パラダイス」の秘密が、遂に明かされる! 果たして、タマティーの愛のパワーで、受精卵の着床障害に苦しむ不妊症の女性たちに奇蹟を起こせるのか!? お楽しみに!
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