受精卵の着床障害の解消法パート2 ~妊娠のための食事摂取編~
●食事過剰の原因
食事過剰になってしまうと、その過剰な食事を消化吸収するために、酵素水分が大量に浪費されてしまい、妊娠に必要な酵素水分も栄養分も不足してしまうことになるのだ。
古今東西、裕福な生活を送っている女性たちほど、不妊症を発症してきたのは、これが原因なのだ。
では、なぜ女性たちは食事過剰に走ってしまうのか?
それは、「白米」「白パン」「白砂糖」を食べてしまうからなのである。
「白米」「白パン」「白砂糖」は、ビタミンとミネラルを除去して、澱粉や糖分だけにしてあるので、これらを食べると、ビタミンとミネラルの不足に陥り、これらを補給しようと、無意識に食欲が増加してしまうのだ。
主食に白米や白パンがあると、オカズを大量に食べてしまうし、白砂糖を使ったケーキなら、いくらでも食べられるのは、このメカニズムを悪用したからなのだ。
不妊症の女性たちの中には、甘いものならいくらでも食べられるという女性がいることだろう。
だが、俺に言わせれば、フルーツを食べないから、更に甘いものが欲しくなるのだ。不妊症の女性にとって、本当に欲しいのはフルーツの中に含まれている酵素水分であり、フルーツの中に含まれている「ビタミン」や「ミネラル」であり、フルーツの中に含まれる「果糖」なのだ。
フルーツをちゃんと食べないからこそ、白砂糖を使ったお菓子を食べたくなり、食べ続けてしまうのだ。
●酵素は冷たさに弱し、熱にも弱し
フルーツは神様がくれた「命のプレゼント」なんだ。フルーツを食べるからこそ、健康な羊水をちゃんと作ることができるし、受精卵の着床障害もなく、ちゃんと妊娠することができるのだ。
フルーツの中に含まれている酵素は、それがあるからこそ、羊水を生成させることができるし、受精卵の細胞分裂を行うことができるのだ。フルーツの中に含まれている水分は、それがあるからこそ、羊水を生成させることができるし、受精卵の細胞分裂を行うことができるのだ。
妊娠したければ、ちゃんとフルーツを食べて、酵素水分をたっぷりと吸収しよう。
酵素水分をたっぷり含んでいるフルーツは、「マスクメロン」「スイカ」「梨」「ブドウ」「みかん」「ポンカン」「桃」「オレンジ」「グレープフルーツ」などかである。
酵素が濃縮されているのは、「イチゴ」「あんず」「イチジク」「柿」「キウイ」「パパイヤ」「パイナップル」 「バナナ」「マンゴウ」「アボガド」などである。
フルーツは午前中にもっとも消化吸収されやすいので、朝食には必ずフルーツを食べることにしよう。
但し、酵素水分は、冷やすと活動が鈍るようになるので、フルーツは常温で食べよう。フルーツを食べて太る女性は、フルーツを冷やして食べるからなのである。
フルーツは新鮮なものが一番なので、お店で少しずつ買っていけばいいのだ。パイナップルなどのように缶詰して売られいるものは、酵素がほとんどなくなっているので、食べても意味がないのだ。
野菜にも酵素水分が含まれている。
だが、野菜の中に含まれている酵素水分は、熱に弱いので、炒めでしまうと、酵素が死んでしまうのだ。
中華料理は、世界で最高レベルの料理技術を誇るのに、中華料理はほとんどの野菜を油で炒めてしまうので、酵素が死んでしまうのだ。そのため、中国人たちは、あれだけ健康にいいと言われる中華料理を食べても、病気になりまくり、中国医学が発達したのだ。
これには中国の気候が影響している。中国は寒いので、野菜をそのまま食べてしまうと、体が冷えてしまうので、油で炒めるという手段を取らざるを得なかったのだ。
昔、古代ローマ人たちは、サラダに塩をかけて食べていた。古代ローマがフランスに勢力を伸ばして、サラダを食べる習慣がフランスに伝わると、フランス人たちは、サラダにドレッシングをかけて食べるようになったのだ。フランスのような寒い地方では、油をかけて、野菜が体を冷やす効果を封じたのだ。
だから、野菜はなるべくドレッシングをかけて、生で食べるようにしよう。ドレッシングは市販されているものを買うのではなく、食べるたびに自宅でちょびっとずつ作っていこう。そうすると油の酸化を防げ、妊娠により効果が出てくるのだ。
●発酵食品を食べる
野菜は体を冷やす効果があるので、これを緩和させるために日本で生み出されたのが、「糠漬け」である。
糠漬けにして食べると、冷野菜を温野菜に変え、しかも、酵素を3倍以上にしてくれるという、超優れ物なのだ。
糠漬けは、朝食と夕食の時に、ちゃんと食べよう。
糠漬けは自宅で作り、自分の好みの味を試行錯誤しながら作っていこう。
「キムチ」も「アンチョビ」も発酵食品である。
但し、市販されているキムチやアンチョビには、食品添加物が添加されているものがあるので、必ず成分表示を見てから買おう。
●栄養バランスを考える
せっかく、酵素水分を取っても、それを浪費してしまっては意味がなくなってしまう。
まずは、「白米」「白パン」「白砂糖」をやめることだ。、「白米」「白パン」は澱粉のみで、「白砂糖」は糖分のみであり、これらが人体に入ってくると、内臓は消化吸収に手こずり、酵素水分を大量に浪費してしまうのだ。
だから、「白米」「「白パン」に変えて「玄米」「黒パン」にし、「白砂糖」に変え「黒砂糖」「ハチミツ」「メープルシロップ」を使用することにする。
こうすると、酵素水分を大量に温存できるようになり、しかも、「玄米」「黒パン」「黒砂糖」に含まれているビタミンやミネラルが、妊娠により効果があるのだ。
「白米」「白パン」「白砂糖」をやめると、今まで食事過剰だったのに、食事の量が適正なものに戻っていくのだ。
その際、栄養バランスをちゃんと整えよう。
炭水化物は朝食と昼食では大量に必要とするが、夕食時では少ししか必要としなくなる。
夕食時は、炭水化物と脂肪と蛋白質の三つのバランスを整えることが大事になるのだ。
脂肪は、ちゃんと植物油を摂取してから、動物性脂肪を食べることだ。
蛋白質は、豆などの植物性蛋白質をちゃんと摂取してから、魚を食べ、肉をたべるようにする。
脂肪や蛋白質を食べる時は、野菜をたくさん出して、消化吸収のバックアップをしてあげるようにする。
こうやって栄養バランスを整えると、酵素水分を大量に温存でき、しかもエネルギーを大量に確保できるのだ。
●腎臓と子宮を強化する食材
不妊症の女性たちは、腎臓と子宮の機能が低下しているので、腎臓と子宮を強化する食材を食べよう。
腎臓を強化する食材は、「シジミ」「ゴボウ」「ニンジン」「ヤマイモ」「タマネギ」などである。
子宮を強化する食材は、「干し椎茸」「タケノコ」「ナマコ」などである。
干し椎茸は、煮物でも、炒め物でも、なんでも合う優れものである。
タケノコは今が旬なので、夫婦でタケノコ掘りにでも行くと、結構これが面白い。
タケノコの刺身はもっとも子宮を強化してくれるので、タケノコ掘りにでも行かないと、タケノコの刺身は食べられないのだ。
●化学塩の使用禁止と天日塩の使用
化学塩は腎臓にダメージを負わすので、化学塩は使用禁止にしよう。
家庭で使うなら、「天日塩」である。
天日塩に含まれている成分は、海水と同じであり、海水とほぼ同じ成分である羊水の生成には、絶対に欠かせないのだ。
ちなみに、戦後、塩の専売制が布かれ、天日塩の製造が禁止され、化学塩が独占的に販売されるようになってから、流産や不妊症が急増していったのだ。
このことは天日塩に含まれるミネラル分が、いかに妊娠には大切かという証明であり、天日塩を使うからこそ、腎臓は活発に機能してくれるのだ。
●食品添加物の入っている食品を買わない、食べない、除去する
食品添加物は、酵素水分を大量に奪ってしまうので、食品添加物が添加されている食品を購入するのはやめよう。
ちゃんと成分表示を見てから、食品添加物の入っていない食品を買うようにしよう。
食品添加物の入っていない食品は割高だし、選ぶのは面倒臭いといっているあなた!
食品添加物の入っている食品を食べて不妊症になって苦しまなければならないのと、食品添加物の入っていない安全な食品を食べて、妊娠できて、しかも健康な赤ちゃんを産むのと、どっちがいい?
食品添加物の入っている食品は、買わない、食べない、除去するという態度を取っていると、家事を非常に合理化できるのだ。
安全な食品だけをリストアップして購入すればいいだけになるのだから、時間の節約になるのだ。
もしも、才覚のある女性なら、リストを集めて、『不妊症を引き起こし危険な食品』とか、『妊娠するために安全な食品』とかいう本にまとめてみて、出版するというものいいだろう。絶対に売れると思う。
●電子レンジは使わない
普通の生活でついついやってしまいがちなのは、電子レンジでチンをすることだと思う。
今や、電子レンジはほとんどの家庭が持っていることだろう。
しかし、この電子レンジは酵素を全滅させる恐ろしい家電製品なのだ。
電子レンジは食品を温めるために、放射能を放射して温めるのだが、この放射能で酵素が全滅してしまうのだ。
だから、電子レンジで温めた食品を食べても全然元気が出ないのだ。コンビニ食を食べている若者や、ファミリーレストランを頻繁に使用する家族は、みな元気がなく。いつも「疲れた」という言葉を口癖にしているのだ。
不妊症の女性なら、電子レンジでチンしたものを食べてきたからこそ、体内で酵素不足になり、不妊症を発症してしまているのだ。
料理では電子レンジを使わないことだ。時間がかかろうとも、ガスレンジを使って料理することだ。
電子レンジの使用で問題になるのが、冷凍したお米を温める時にはどうすればいいかということであるが、炊いたお米で余った物は冷凍せずに、タッパに入れて冷蔵することだ。そして必要な時に出して、オジヤにするなり、チャーハンにしてたべればいい。
●排便
そして、最後に、酵素水分を大量に浪費するものに、「便秘」がある。
便秘は腸内に便を貯め込んでいるだけで、エネルギーを非常に使い、酵素水分を大量に浪費してしまうのだ。
しかも、腸内の老廃物と毒素で腎臓と肝臓が激しく痛み、健康な羊水を作れず、胚児や胎児にちゃんとした栄養を補給できなくなるのだ。
だから、毎日必ず排便をすることだ。
朝起きたらコップ1杯の水を飲み、排便を促すことだ。
人間が「水」をそのまま飲んでいいのは、この時だけだ。水は人間にとって排便作用があるものなので、水を飲むことによって排便を行わせるのだ。
●妊娠のための食事摂取編のまとめ
不妊症を発症するのも、日々の食生活が間違っていたからなのだ。ということは、食生活を改めてしまえば、簡単に妊娠できるということだ。
まずは、酵素水分がたっぷりと入っている「フルーツ」と「野菜」をたくさん食べる。
できれば、発酵食品を食べて、酵素を大量に増やしていく。
その一方で、「白米」「白パン」「白砂糖」の摂取をやめて、栄養バランスを整え、腎臓と子宮を強化する食材を食べる。
化学塩をやめ、天日塩を使うようにして、腎臓と子宮に羊水を作りやすいようにさせてあげる。
食品添加物が添加されている食品を食べないようにして、酵素水分を大量に温存していく。
電子レンジを使わないようにして、酵素を破壊しない料理を食べるようにする。
そして、なるべく快便を心がけ、便秘をして酵素水分を大量に浪費しないようにする。
こうやっていけば、健康な羊水を作り出すことができるようになり、受精卵が子宮に着床するようになることができるようになるのだ。
追伸:俺は今年の初めに中国で大地震が起こることを予言したのだが、予言が当たるのって、嬉しいけど、恐ろしいものだね。だが、俺が予想していたものは、この程度の地震じゃないんだ。中国のどこかの大都市を直撃して、100万人以上の死者が出るような大地震だ。その大地震は9月頃に起こるので、不妊症患者の皆さんは、9月には絶対に中国に行かないようにね。
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コメント
はじめまして。先月こちらに辿り着きいろいろと考えや思いを改め前向きに子作りに励んでおります、もうすぐ37歳の兼業主婦です。
2年前に排卵検査薬の存在を知り、励みましたが撃沈。。。
1年前から不妊外来へ通院しておりますが、未だに実らず。。。通院・検査等は私のみの受診で、検査を受けてくれない、治療に参加してくれない主人を軽蔑の眼差しでみていました。そして子作りのためのセックス。いつもは本当に仲良しなのですが、排卵日周期の頃になると喧嘩で家の中がどんよりしてました。
でも違いました。自分の心の持ち方が間違ってました。子供ができないのは自分のせいだとは認めたくなかっただけ、今では病院に行かなかった主人に感謝?です。タマティーさんに会えて感謝です。
私の禁煙は先々月から始まりました。パイポを使って。でもそのストレスに耐えられず、生理中にはプカプカ吸っております。。。
飲酒もです。私はビール大好き女で、毎日350mlを4~5缶飲んでおりました。ビールもなにかにつけて生理中には飲酒しております。自分の甘さはよく分かってます。上手く言えないんですけど、その自分の甘さに気付けたのは、私にとっては自分の中でかなりの進歩なのです。
タマティーさんご教授のバナナにんじんリンゴジュースは私の朝の定番です。お塩もこの度ご推奨のを購入しました。
これからもいろいろ教えて下さい。
また遊びに来させていただきます。
投稿: kuma | 2008年5月13日 (火) 15時21分
「kuma」さん、初めてのコメントありがとうございます。
「kuma」さんは、ご立派ですよ!
自分の誤りに気づき、自分の旦那に感謝する。
小さな進歩どころか、大きな変化ですよ。これができれば、妊娠まで一直線ですよ。
が、それにしても、禁煙しているのに、生理中にタバコを吸うなんて。吸っている姿が目に浮かびます。
タバコは1本すうたびに、100mgのビタミンCを奪うんです。ビタミンCは、女性の肌を美しくし、お腹の赤ちゃんの組織細胞の成長に必要不可欠なんですよ。
タバコは絶対に禁止です!
俺は不妊症の女性がタバコをやめただけで、不妊症を克服した例をいくらでも見ています。
生理中のストレスがそんなに厳しいということは、「kuma」さんの体が冷えているんじゃないんですか?
そういう時は、水溶き片栗粉を熱してドロドロにし、そこに生姜を擦り下し、メープルシロップをかけて描き回せた、「生姜湯」を飲むと、体が温まり、生理痛が緩和されますよ。
また、ビールを飲む時は、「ピーナッツ」「ナッツ」「チーズ」「レバー」「アーモンド」「クルミ」をオツマミにして、飲むようにしよう。
ビールを始めアルコールは、「ビタミンB1」「ビタミンB2」「マグネシウム」を奪うんですけど、お酒のオツマミって、ほとんどがその奪われた「ビタミンB1」「ビタミンB2」「マグネシウム」を補うものなんですよ。
今後、このシリーズでは、もうすぐ37歳の「kuma」さんのような女性のために、特別に記事を書くつもりですので、、お楽しみに!
PS.自分の心が変わると、今までとはまったく違った、新しい世界が開けてきますよ。
投稿: 愛のタマティー天使 | 2008年5月13日 (火) 20時09分
タマティーさま、いつもお世話になります。
おかげさまで我が家で白砂糖は毒物指定調味料なりました。
そこでまた質問があります。
最近「肝油ドロップ」が目に効果があると噂を聞きまして私も試してみようと思ったのですが、成分を見ると「白糖」とありました。
量はわずかでも毎日飲むものなのでちょっと気になり、
尊敬するタマティーさんの見解を一度うかがってみようと思い立ちコメントいたしました。
肝油ドロップについてどう思われますか?お願いします。
投稿: うんさん | 2014年3月18日 (火) 21時09分
んさんさん、肝油ドロップではなく、肝油にした方がいいです。
砂糖を黒砂糖にすると、あんまり使わなくなります。
ただ気をつけるべきは、料理には砂糖を使うものがあるので、できる限り入れないようにすることです。
黒砂糖であっても、それを使い過ぎてしまうと、素材本来の味が失われてしまうので。
しかし入れないと成立しない物もあるので、そこは良く考えてやって下さいね。
投稿: タマティー | 2014年3月19日 (水) 05時18分
タマティーさまお忙しい中ご回答ありとうございました。
肝油ドロップ買うのはやめておきます。タマティーさんに聞いてよかったです。
投稿: うんさん | 2014年3月21日 (金) 11時58分