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現代女性の出産率の異様な低さの原因

●不妊症の女性にとって衝撃の事実

不妊症の原因は、卵子や精子の異常でもなく、子宮が受精卵を着床拒否することが原因であり、それは女性がまともな羊水を作れないことが原因なのである。

不妊治療を受け続けてきた女性にとっては、衝撃の事実であろう。今まで「自分の卵子に問題があるのではないか?」、「夫の精子に問題があるのではないか?」と、散々悩んできたはずだ。

ところが、事実はそうではなく、不妊症の女性たちが、まったく考えもしなかった所に原因があったのである。

もしも、不妊症の女性たちの中に、「まさか、そんなことあるはずないじゃん!」と思っている女性がいるなら、この地上に生息する生命体の出産率のデータを見ていただきたい。

生命体のオスとメスを1ヶ月間、一緒にいさせると、どういう出産率になるかというデータである。

 昆虫     100%

 魚      100%

 自然の牛  100%

 家畜の牛  80%

 人間     27%

昆虫も魚も出産率が「100%」なのに、人間はなんと「27%」の出産率なのである。

自然界の生命体は、交配すれば一発で妊娠するものなのである。それが「自然界の掟」なのである。

なぜ、人間だけが、こんな低い数値になるのか?

それは「自然の牛」と「家畜の牛」の違いを見れば解る。

自然の牛は牧草だけを食べるが、家畜の牛は牧草だけでなく、肉を美味しくするために、トウモロコシなど本来、牛が食べないものを食べさせられているからなのである。

牛だって本来的に食べないものを食べさせれば、出産率は減少するのである。

人間もまったく同じで、本来は「果実食動物」なので、フルーツや野菜しか食べられないのに、進化の過程で、肉を食べ、穀物を食べ、砂糖を食べ始めたから、こんなに出産率が激減してしまうのである。

人間たちが現代の飽食に浮かれて、グルメ気違いになり、美食を追い求め、美味珍味に浮かれ続ければ、人間が本来的に食べなければならない「フルーツ」や「野菜」を食べなくなり、その結果、不妊症を発症するのは、当然の結論なのである。

●人間の出産率

人間の出産率の過程のデータを詳細に見ると、不妊症の原因がはっきりと解る。

若い男女が1ヶ月の間、一緒にいさせると、一体どうなるのか?

 受精率       85%

 着床率       70%

 3週目から6週目 35%

 つわり(10週目)  30%

 出産         27%

男と女は、1ヶ月間も、一緒にいれば、85%という確率で、ちゃんと受精卵を作るのである。問題はその後である。

逆算してみると、不妊症の特有の着床障害は、着床率の70%から100%を引けばいいんだから、「30%」である。

不育症に相当するのは、着床率の70%から出産率の27%を引けばいいんだから、「43%」である。

なんと不育症は不妊症よりも数値が高いのである。

不妊症よりも、不育症の方が、遙かに深刻な状態なのである。

妊娠しても、ちゃんと育てられないがゆえに、黄体機能が不全を起こして、受精卵の着床拒否を起こしたり、排卵に異常を起こさせ、なるべく妊娠しないように振り向けるのである。

人間が本来は「果実食動物」なのに、フルーツや野菜に含まれている「酵素水分」を充分に摂取せず、健康な羊水を作り出せないからこそ、不妊症や不育症は起こるのである。

●胚児流産と胎児流産

このデータで次に注目すべき点は、流産の数値である。

女性の子宮に受精卵が着床すると、受精卵は「胚」となって、猛スピードで細胞分裂を開始する。

つわりが起こる10週目には、ほぼ人間の形になって「胎児」になるのである。

問題はその流産の比率である。

我々は通常、流産というと、胎児を流産することを、流産と思っているが、その胎児の流産は、なんとたった「3%」しかないのである。

それに対して、胚の段階での流産は、なんと「40%」にも及ぶのである。

医学用語的に「胚」といってしまうと、女性にはなんの愛着もなくなってしまうので、ここでは「胚」を「胚児」と呼ぶことにする。

なんか「アルプスの少女ハイジ」みたいになって、愛着が出てくるでしょ。

その「胚児流産」はなんと40%で、「胎児流産」は僅か3%なのである。

不妊症の女性に、無理矢理、排卵誘発剤を飲ませ、人工授精や体外受精で妊娠させたとしても、次に待ち受けるのは、「胚児流産」であり、「胎児流産」なのだ。

しかも、「胚児流産」は「受精卵の着床拒否」よりも数値が高いのである。

不妊症の女性が、不妊治療でせっかく妊娠できたのに、流産をし、しかも、その流産を連発し続ける秘密の理由は、まさにここにあるのである。

●胚児ができた時に起こる体内の変化

女性は初潮を迎えれば、毎月、卵子を作っているのである。

だから、卵子を作ることには慣れているのである。

ところが、受精卵が子宮に着床して、胎児を作り出したら、生まれて初めて羊水を作り出さなければならなくなるのである。

女性の体内に酵素水分が充分にあれば、女性の体は楽々と羊水を作り出すことができる。

だが、その女性の体内に酵素水分が少なければ、女性の体はその少ない酵素水分を使用して、羊水を作り出さなければならず、そのためにまともな羊水を作り出せず、しかも、酵素水分の不足で内臓が機能を低下させ、胚児にちゃんとした栄養分を供給できなくなるのである。

しかも、羊水は作り出すだけでなく、常に成分を一定に保たなければならないのである。

人間は普通に暮らしていても、人間の体重は、1日に2kg~3kgくらいは変動するのである。激しく体を動かせば、5kg以上変動するのである。

女性は妊娠すれば、その体重の変動に耐えつつも、常に羊水を一定に保ち続けなければならなくなるのである。

人間の体は10代であるならば、体内に酵素が満ち溢れているので、羊水を作ることに困難になったりはしない。それゆえ、10代の女性が不妊症になったり、不育症になったりはしないのだ。

ところが、成長のピークである19歳を過ぎると、女性が生まれながら持っている酵素は失われ始め、フルーツや野菜から摂取していかないと、酵素水分の不足に悩まされてしまうのだ。

しかも、女性の26歳~33歳までは、女性の第二回目の女性ホルモンの大量分泌時期になり、この期間に女性ホルモンが大量に分泌されることによって、女性の体はより女らしくなり、美しくなっていくのだが、その体の急激な変化に合わして、酵素が大量に使用されるのだ。

それゆえ、フルーツや野菜を取っていなければ、決定的な酵素水分不足に陥ってしまうのである。

不妊症の女性たちが、不妊症を発症する時期が、まさにこの第二回目の女性ホルモンの大量分泌時期にピタリと重なっているのは、至極当然なのだ。

●つわりの女性がなんと言うか?

胚児の段階では人間の器官の重要な部分が作られていくので、この期間に健康な羊水がないと、ちゃんと胚児を成長させることができず、子宮は流産を決定してしまうのである。

このような胚児を育てても、胎児流産してしまう可能性があるし、たとえ出産できたとしても身体障害者にしかならないからだ。

これが胚児流産が40%になるという異様な高い数値の理由なのだ。

俺は子供の頃、昆虫や魚を飼育したことがあったが、昆虫や魚が不妊症になったり、身体障害の昆虫や魚を産んだところを見たことがなかった。俺は学生の頃、登山をしまくったが、鹿や猪やカモシカが、不妊症になったり、身体障害の子供を産んだところを見たことがないのだ。

なぜ、人間だけが不妊症や不育症を発症し、身体障害者を産むのか?

それは人間が本来的には、「果実食動物」でありながら、フルーツや野菜をちゃんと取らず、酵素水分不足に陥っているからなのである。

そのことが解れば、不妊症の謎は解けてくるのである。

つわりを起こしている妊婦が、つわりを起こした時、なんて言うか?

「酸っぱいものが欲しい」

そう言うはずである。

しかし、医者たちは、今まで、女性の体が酸化しているから、アルカリ性のものが欲しくなったと説明してきたのである。

だったら、妊婦は、「梅干し」や「納豆」や「酢の物」といったアルカリ性食品を食べればいのだ。

だが、実際に妊婦たちは、「柑橘類」を食べているのである。

つわりを起こして、胚児が胎児になれば、妊婦のお腹が膨れて、大量に羊水を必要とするようになるのである。

だから、妊婦は柑橘類を食べて、酵素水分を補給するのである。

この俺の説明を聞いて、「あっ、そうか!」と思った不妊症の女性は、将来、必ず妊娠することができることでしょう。

こういう「アハ体験」こそが、不妊症の女性が陥っている「不毛の不妊治療の蟻地獄」から救い出すことができるのである。

●出産率の低さの原因

不妊症の本当の原因は、現代の女性たちが、まともな羊水を作れないことが原因なのである。

不妊症の女性たちが、ちゃんと卵子を排出しているにも拘わらず、不妊症の男性たちが、ちゃんと精子を出しているにも拘わらず、まともな羊水を作れないからこそ、黄体機能が不全を起こして、受精卵の子宮への着床を拒否するのである。

たとえ、不妊治療で無理矢理に妊娠させたとしても、まともな羊水が供給されなければ、胚児を流産させてしまうのである。

胚児流産は着床拒否よりも高い数値なのだから、不妊症の秘密はここにこそ隠されているのである。

胚児から胎児になってしまえば、人間としての機能は整ったのだから、羊水不足でも育てて産むことは可能である。勿論、その赤ちゃんは身体障害者になる確率は非常に高くなるけど。

もしも、胎児の段階で、深刻な羊水不足に陥れば、流産させてしまうことはある。しかし、その胎児流産の数値は、なんと3%である。胚児流産の40%に比べれば、無きに等しい数値である。

これらのことは、病院での不妊治療で不妊症を克服した女性たちの90%以上が漢方薬を使用していたという事実からも、確かめられる。不妊症の女性たちが飲んだ漢方薬には、水分過剰を解消させる効能があるので、それで不妊症の女性たちは、過剰な水分を排出すると同時に、体内の酵素水分の濃度を濃くして、妊娠に耐えられるだけの体に変えたのである。

だからこそ、漢方医たちは、排卵誘発剤の投与や、人工授精や体外受精を行うこともなく、漢方薬の投与だけで不妊症を治しているのである。

俺が行っている「生活改善型不妊症治療法」でも、不妊症の女性に「日中断食」を行わせ、その後に「フルーツ」や「野菜」を食べさせて、不妊症を治しているのである。

●進化の道のり

我々人類は、今から6万年前、アフリカ大陸を出て、世界各地へと進出していった。そして、今から6千年前、メソポタミアの地で、人類史上初めて文明を創り上げた。日本民族は今から2千年前、やっと国家を創り上げたのである。

だからといって、人類はアフリカ大陸のジャングルにタワワに実っていたフルーツや、アフリカ大陸の草原や湖畔に生えていた野菜から、無縁の存在になれることないのである。

人類はどんなに発展しようが、フルーツや野菜から離れることができないのだ。

現在はこんなに豊かになったんだからとか、こんなに科学が発達したんだからとか、こんなに医学が発達したんだからといって、人間が果実食動物であることをやめてしまえば、自然界から自分たちが絶滅していく報復を受けるだけなのである。

我々は進化の道のりを、果実食動物という重荷を背負いながら、一歩一歩ゆっくりと歩き続けているだけなのである。人類がいくら進化したからと言って、果実食動物をやめてしまうような進化など、決して起こっていないのだ。

かつて古代ギリシャは科学が発達しすぎて滅亡していったし、古代ローマは豊かになりすぎて滅んでいったのである。

現代の日本やアメリカやヨーロッパは、医学が発達しすぎて、滅亡していく気配が濃厚である。

我々にできることは、文明の中で自分を見失ったら、自然に帰ることなのである。そうやって、文明の中で衰弱してしまった自分の生命力を、自然の中で回復させるのである。

不妊治療でどんなに衰弱してしまった女性でも、自然に帰れば、自分の体の中からエネルギーが湧き出してきて、不妊症を吹き飛ばすことができるようになるのだ!

不妊症の女性たちが、「医学的知識の迷宮」から抜け出すことができるのは、これしかないのである。

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コメント

タマティーさん、こんにちは!
2度目の流産後、ブログで勉強させてもらっています。
天日塩、生姜湯、スクワットなど、できることから体作りを始めています。
流産について、気になることがありタマティーさんの意見を聞かせてください。
私は36歳、結婚後すぐに自然妊娠→8週ぐらいで繋留流産。
その後一度も陽性を見ることなく、1年後卵管癒着を疑い体外受精に踏み切りました。
結果、一度で妊娠したのですが、今回13週での胎児心拍停止となりました。それまでの経過がとても順調だったためにとてもショックでした。
病院の先生からも、このような流産は100人に1人と言われました。
最初の流産は、なんとなく染色体異常の卵、枯死卵だったのではと思うのですが、今回はなぜだろう?と気になっています。冷え性、内膜症など私の体が原因かなとも思いますが。。
タマティーさんは、12週以降の後期流産の原因として、どのようなことを考えますか?
意見を聞かせてもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いします‼

投稿: みーこ | 2018年1月23日 (火) 17時55分

みーこさん、葉酸が足らんのじゃ~。

それと米の飯の量も不足。

通常、妊娠10週目以降は安定し、流産はないですからね。
体を変えていけば、臨月まで大丈夫ですよ。


投稿: タマティー | 2018年1月24日 (水) 05時17分

タマティーさん、おはようございます‼
早速のお返事ありがとうございます。
確かに、妊娠中お米に魅力を感じなくなり、がくっと食べる量が減りました。
タマティーさんに大丈夫と言ってもらえると、パワーがでます(^^)コツコツ体作り頑張ります!
ありがとうございました

投稿: みーこ | 2018年1月24日 (水) 07時34分

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