無精子症のトリック ~無精子症の男性は、こうやって無精子症を発症する~
●無精子症だけが問題である
男性不妊症の場合、無精子症だけが問題なのである。
そもそも精子が出ていないのだから、妊娠しようがないのである。
不妊症の男性の精子量の計測は、男性が妻から勧められ、散々口論した挙句に受ける検査である。そこで「無精子症」と宣告されるのである。
不妊症の男性の中には、茫然自失になる男性が続出するし、ひどければ、妻の前で号泣する男性だっているのだ。
妻の方も、自分の夫が無精子症なのだから、後は医者のなすがままの不妊治療を受けることになるのである。
でも、「ちょっと待て!」といいたい。
不妊症の男性が80歳を過ぎたようなヨボヨボの爺ならまだ無精子症というのは解るが、不妊症の男性は20代後半であり、30代なのである。 こんなに体力が充実している時期に、しかも、健康な体をしているのに、本当に精子が1匹もいないというのは、どうもおかしいのである。
これは調査をする必要がありそうである。
●無精子のメカニズム
この世の中には、男性だったら誰もが経験することなのに、まったく医学で取り扱われない症状がある。
それが「オルガズムのない射精」だ。
男性は若い頃は、オルガズムと射精が一致している。だから、男性はオナニーでもセックスでも、射精さえすればオルガズムにイカないということはにのだ。
女性の場合、オナニーをしても、セックスをしても、必ずしもオルガズムにイクわけではないのと大違いなのだ。
女性は10代から20代の頃に、セックスの際にオルガズムにイケないことで、深刻な悩みを抱えたことがあると思う。
男性には、そういう悩みはないのである。
ところが、男性も30代になれば、「オルガズムにイカない射精」を経験してしまうのだ。男性はセックスでオルガズムに達しないと、精子が少なく、分泌液だけが出てくるのである。
男性の精液は、「分泌液」と「精子」で構成されているのだが、その比率はなんと、分泌液が99%で、精子が1%しかないのである。
通常ですらこうなのに。「オルガズムのない射精」だと、精子が極端に少なくなり、分泌液だけが大量に出るだけの射精を行ってしまうのである。
そして、これに或る特定の条件が加わると、精子がまったく出てこなくなるのだ。分泌液だけがドロッと出てくるだけになるのである。
これが「無精子症」の正体なのである。
●加齢による男性生殖器の変化
女性が年齢によって体に変化が現れるのと同じように、男性も年齢によって体に変化が現れる。
男性は女性よりも筋肉があり、行動力があり、老化もしにくいので、女性には解りにくいろうが、男性も年齢によって徐々に変化を起こしているのだ。
女性が「贅肉」や「肥満」、「小皺」や「シミ」といった、目に見える形で老化が現れてくるのに対して、男性は「オルガズム」と「射精」の不一致という、余り目立たない姿で現われてくるのである。
男性の性行為は、若い時は、男性が一方的に快楽を追求して、射精するセックスしか行えないのだ。というか若い時は、精力が溢れているのだから、男性中心のセックス以外に取りようがないのである。男性が男らしい男であればあるほど、こういう「射精のためのセックス」を行うのである。
だが、男性も30歳をすぎれば、それまでの「射精のためのセックス」を変更して、「女性に性の悦びを与えるメイクラブ」に変えていかなければならないのだ。
男性は自分が射精するという「肉体的な悦び」だけでなく、女性をオルガズムに導くことに悦びを感じるという「精神的な喜び」を得るようにしないと、オルガズムにイケなくなるのだ。
セックスからメイクラブへの変革は、男性の性愛術を飛躍的に上達させるのである。だから、「性愛術のうまい男性」は、すべて30代以上の男性なのである。10代や20代では、性愛術をいくら上達させようとも、どうしても射精を中心に行ってしまうのだ。
無精子症になるような男性は、「射精のためのセックス」を繰り返してきたために、要は「種切れ」になったのである。
●無精子の主要原因
無精子症の主要原因は、「加齢」「水分過剰」「食事過剰」である。
無精子症の男性は、自分がもう若くないのに、若い頃と変わらないセックスをし続けたがために、「種切れ」になってしまうのである。人間の体は誰もが老化していくのだから、成熟期になったら、成長期の時の生き方を変えて、成熟期に合うような生き方をすべきなのである。
「生涯青春」というのは勝手だけど、30代になって10代の頃と変わらない生き方をすれば、自分がぶっ倒れるだけである。我々にできることは、いつまでも若くいることではなく、年齢に応じて生き方を変え、老化をゆっくりと遅らせるだけなのである。
また、無精子症の男性は、「水分過剰」ゆえに、極度の酵素水分不足に陥っているはずである。体内の酵素水分が足らないと、精子が作れないし、精嚢から出てこなくなるのだ。
それに無精子症の男性は、「食事過剰」ゆえに、男性生殖器にエネルギーが回らず、精子を作り出すエネルギーそのものが不足しているのだ。
30歳以上の男性は、肉体労働者でもない限り、3度の食事を大量にたべることなど必要ないのだ。日本民族は、昔から朝食と夕食をしっかり食べる食生活を送ってきたために、昼食を大量に食べることに慣れていないのだ。
それゆえ、昼食に「ハンバーガー」や「トンカツ」や「ステーキ」といった重い食事を食べていれば、どうしても食事過剰になってしまうのだ。
しかも、通常の食事でも、「白米」「白パン」「白砂糖」を中心にして、ビタミンやミネラルの少ない食事にしてしまい、どうしてもビタミンやミネラルが欠乏してしまうのである。
もしも、朝食と昼食を大量に食べるなら、夕食を減らすとか工夫すべきなのである。
3度の食事を多く取り、栄養バランスの悪さが重なれば、精子の量は確実に減少していくのだ。
●無精子症を引き起こす特定条件
「加齢」「水分過剰」「食事過剰」といった主要原因が揃ったからといって、無精子症を発症するわけではない。これらは、「精子減少症」や「乏精子症」の原因でもあるのだ。
無精子症が発症するためには、この主要原因の他に、特定条件が加わらないと、無精子症を発症しないのだ。
①「タバコ」「アルコール」「カフェイン」
「タバコ」「アルコール」「カフェイン」は、どれも中毒症状があるので、働き盛りの男性はどうしても、これらを大量に摂取して中毒症状を発症してしまうのだ。これらが中毒症状を発症した時、男性生殖器に異常な事態が起こるのである。
タバコは1本を吸うたびに「ビタミンC」を100mgずつ奪っていく。ビタミンCは、老化防止に効果を発揮するので、これが欠乏すると、老化が一気に進むのだ。
しかも、タバコに含まれる「ニコチン」は、体温を下げながら、脳内を興奮させる効果を持つのだ。「ニコチン」は、男性の体内に入ると、「食欲」や「睡眠欲」や「性欲」を減少させるので、そのために、食べたい時に食欲が湧かず、眠りたい時に不眠に悩まされ、セックスしなければならない時に性欲が出てこなくなるのだ。
喫煙者は、ニコチンによって日々の食欲や睡眠欲や性欲を抑えているので、或る日突然に、食欲や睡眠欲や性欲が暴走して、大食いを行ったり、長時間眠ったり、異常な性行動を取ったりするのだ。かいって、喫煙者はニコチンが不足すると、「頭痛」「精神不安」「心臓の異常」「肉体疲労」が出てくるのだ。
タバコは男性の脳を狂わしているので、当然に「無精子症」の原因になるのだ。
「アルコール」も、飲むたびに「ビタミンB1」「ビタミンB2」「マグネシウム」を奪っていく。だが、アルコールを飲む時は、オツマミを食べるので、これらを補えることができるのだが、アルコールの摂取が度を超せば、深刻な問題を発生するのだ。
「ビタミンB1」は、神経を正常に保ち、精神状況を改善してくれるのだが、ビタミンB1が欠乏すると、神経が異常になり、精神状況が悪化し、キレやすくなるのだ。
「ビタミンB2」は、成長と生殖を助けるので、ビタミンB2が欠乏すると、男性生殖器に異常が発生するのだ。
「マグネシウム」は、神経と筋肉が効果的に機能するために不可欠であり、マグネシウムが欠乏すると神経過敏になるのだ。
「酒好きの男性に、セックスのうまい男性はいない」とか、「お酒を飲み過ぎるとインポになる」とかいわれるが、俺に言わせれば、「お酒を飲み過ぎると、無精子症になる」のだ。
「カフェイン」も、飲むたびに「パントテン酸」「イノシトール」「カリウム」を奪っていく。もっともカフェインを多く含んでいる珈琲でも、1日3杯以内ならなんら問題はないが、珈琲を薄目の「アメリカン珈琲」にしてしまうと、どうしても1日3杯以上になってしまい、深刻な問題が発生するのだ。
カフェインは、「イノシトール」を奪うのだが、「イノシトール」が不足すると、脳に栄養が行かなくなり、脳が精巣に精子を作れという命令を出さなくなってしまうのだ。ちなみに、「イノシトール」が不足すると、「鬱病」や「パニック障害」を起こすのだが、無精子症の男性も、無精子症の宣告を受けると、やはり「欝病」や「パニック障害」を発症してくるのだ。
カフェインは、「パントテン酸」を奪うのだが、「パントテン酸」が不足すると、精子の製造や、正常な成長の維持ができなくなるのだ。
カフェインは、「カリウム」を奪うのだが、「カリウム」が不足すると、体内の水分のバランスが崩れてしまい、男性生殖器に充分な酵素水分を供給できなくなってしまうのだ。
それゆえ、カフェインの過剰な摂取は、当然に無精子症を引き越すのだ。
「タバコ」と「アルコール」と「カフェイン」は、どれも中毒症状を発症するようになると、無精子症をも発症するようになるのだ。
②「化学調味料」
化学調味料も無精子症を引き起こす化学物質である。化学調味料を摂取すると、人間の脳内に侵入して脳細胞を破壊してしまうのだ。その男性ホルモンは著しく減少し、精巣での精子の生産がストップしてしまうのだ。
化学調味料は、「味の素」を使えば摂取しているというのではなく、食品添加物として加工食品には「調味料(アミノ酸)」として添加されているので、知らず知らずのうちに大量に摂取してしまっているのだ。
化学調味料も中毒症状があるので、中毒症状を発症する頃には、無精子症を発症するようになるのだ。
③「足腰の弱体化」と「過度の頭脳労働」
男性は1日1万歩以上を歩かないと、男性生殖器は急激に老化していくのだ。男性は仕事で歩き回らなければならない仕事にでも就かない限り、1日1万歩には及ばず、どうしても足腰が弱体化してしまうのだ。
足を使うのは、毎日使うからこそ、鍛えられるのであって、平日に何もせず、土日にゴルフというのは、これも急激に足腰を弱体化させてしまうのだ。
足腰の弱体化に追い打ちをかけるのが、過度の頭脳労働である。頭脳労働によって、頭に血が行ってしまい、それが仕事が終わっても運動しないために、男性生殖器に充分な血液が行かなくなるのだ。
頭脳労働者が、家に帰っても、テレビを見てたり、パソコンに熱中してたり、本や雑誌や新聞を読むようになると、要注意である。足腰がより弱体化して、無精子症を発症するのだ。
④「ジーンズ」と「ブリーフ」
「ジーンズ」や「ブリーフ」が、男性不妊症の原因になっているというのは、日本で不妊治療が行われ始めた時から言われ続けてきたことであるが、未だに男性たちは着用しているのだ。
精巣は熱さに弱いので、熱が籠るような服は危険なのだ。ジーンズはファッション的にどんな上着にも合うという優れた面を持っているのだが、ジーンズは結構重く、布地が厚いので、熱が籠りやすく、意外とペニスを衰えさせるのだ。
更に、陰嚢は垂れ下がっていた方がいいのだが、ブリーフは上に持ち上げてしまうので、精巣の機能を急激に衰えさせるのだ。しかも、ブリーフはペニスを締め付けるので、ペニスも硬さを失ってしまうのだ。
ブリーフを穿き、ジーンズを穿けば、二重で熱さが籠るのだから、無精子症を発症してしまうのだ。
ちなみに、男性が夏に熱くなると、自宅でパンツ一丁でいるのは、男性生殖器を冷やすためなのである。
⑤「セックス数の減少」と「妻への慣れ」
28歳を過ぎたら、週1回はセックスをやっておかないと、男性生殖器の機能は落ちる。何事も、使わなければ老化していくのである。
不妊症の男性の平均的なセックスの回数が月1回だったというのも、不妊症になってしまった原因なのである。仕事の疲労もあるし、結婚の安心感もあり、セックスの回数が減少すると、男性生殖器の機能も落ち、日常的に精子の量が少なくなっていくのだ。
セックスの回数が減少すれば、妻をオルガズムに導こうとするメイクラブの回数も減少していくのだ。妻をイカせる悦びを知らないから、家事をこなす妻に慣れてしまい、妻への慣れは更に性欲を減少させるのだ。
しかも、男性は3年に以内に妊娠してくれない女性に対しては性欲が激減していくのだ。これは男性としての本能の問題であって、男性の個人としての問題ではないのだ。
こういうことが重なれば、無精子症を発症したっておかしくないのだ。
●無精子症の宣告は、不妊症の男性を不能にさせる
無精子症の原因が解ってしまえば、無精子症を宣告された男性は、思い当たる節がいくらでもあることだろう。
後は、これらの原因を除去していけばいいんだから、後は簡単である。
だが、俺に言わしてみれば、無精子症で本当に問題なのは、妻が夫を信用しないで、医者を信用してしまったということなのである。
「不妊治療を優先するか、夫婦仲を優先するか」と二者選択を迫られれば、夫婦仲を選択するというのが、妻のあるべき姿であろう。
それなのに、不妊治療を優先してしまったのである。
無精子症の宣告後、不妊治療が泥沼化していくのだが、無精子症の宣告によって夫は自信を喪失しているし、しかも、妻との信頼関係が壊れてしまえば、夫は不妊治療でお荷物以外の何者でもなくなってしまうのだ。
不妊症の妻は、赤ちゃん欲しさに、夫婦の愛の絆を破壊してしまうのである。結局、今後、妻が一人で不妊治療を受け続けることになり、不妊治療で地獄を見ることになるのである。
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コメント
はじめまして。
北国も春爛漫、百花繚乱の季節となりました。
最近、「死にたい」という人が急増しているように感じていますね。
人は一体、何のために生きているのでしょうか。
人はどこから来て
何のために、勉強し、働き、生きて
どこへ向かっているのでしょうか。
なぜ、人は孤独なのでしょうか。
愛とは何か、生きる意味、死とは何かなどのことについて、ブログで分かりやすく聖書から福音を書き綴って来ました。
ひまなときにご訪問下さい。
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(聖書)
★私のブログから:「生きる目的は一体何か」
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「人生の目的と意味は何か」:
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投稿: TAKAHSHI | 2008年5月23日 (金) 23時04分