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排卵誘発剤というポンコツ薬

●ゴールデンウィーク廃止論

な、なんということだ! せっかく俺がブログを復活させたのに、この少ないアクセス数は!?

わ、忘れていた! 今はゴールデンウィークの真っ最中なのである! 急に新しい仕事が入ってきたために、俺にはゴールデンウィークなどなく、ひたすらに働いているのだ!

当ブログの最大の弱点である「連休」。しかも、その連休が1年のうちで最大化する、この悪夢のような1週間なのである。不妊症の夫婦が宜しくやっているのに、俺は働き、せっせとブログを書いているのだ!

それにも拘わらず、史上最大級の「放置プレイ攻撃」が、俺の身に襲いかかるのである!

報道ではゴールデンウィークで鉄道が混雑しているだの、交通が渋滞しているだの、俺に言わしてみれば、国民が一斉に休むからこういうことになるのである。

それゆえゴールデンウィークなど廃止しろ!

その代り、特定の人間たちにだけ、休みを取らせる。

例えば、不妊症の夫婦に向けては、「ゴールデン妊娠ウィーク」を取らせる。

1週間の間、労働を休み、ホテルに監禁して、ただひたすらにセックスに励むのだ。「食事」「排便」「睡眠」以外、すべての時間をセックスに振り向け、子作りに励むのだ。

但し、3ヶ月後に妻を妊娠できなかったと判明したら、夫に罰として細木数子と24時間耐久セックスを行わせる。「あんた地獄に落ちるわよ!」と罵られながら、不眠不休でセックスを行うのである。

この刑罰を終えた後、自分の妻がどんなに不細工であったとしても、自分の妻が天女と思えるようになることだろう。

ただ、中には後遺症も発生し、半永久的なインポになる危険性がある。

●排卵誘発剤の真の姿

さて、病院で不妊治療を受けた場合、まずは排卵誘発剤を処方されることになる。最初はどこでも「クロミッド」を処方されるはずだ。次に「セキソビット」。そして「HMG製剤」注射と進む。

ところで、不妊症の女性たちは、これらの排卵誘発剤にどれほどの効果があるか、ご存じだろうか?

まずは、この統計の数値を見ていただきたい。

クロミッド 

 排卵率 70%~80%

 着床率 20%

セキソビット

 排卵率 50%

 着床率 25%

HMG製剤

 排卵率 50%~80%

 着床率 40%~50%

この統計の数値からみると、最初に「クロミッド」を処方するのは、正しい選択なのである。クロミッドは排卵誘発剤の中でもっとも排卵率に優れているからだ。

それが「クロミッド」→「セキソビット」→「HMG製剤」へと進むのだが、これは段々と着床率が上昇しているからなのだ。

ただ、この統計の数値はおかしいのである。これだけ高い着床率があるなら、こんなに不妊症で苦しむ患者たちは存在しないはずである。

それもそのはず、この統計の数値は、女性が不妊治療を初めて受けた場合での数値なのである。そのため、この統計の数値は、不妊症の女性が不妊治療を長く受ければ受けるほど、急激に低下していく。

不妊治療を開始してから2年後には、ほとんど効果がなくなるのだ。排卵誘発剤のために子宮が疲労しきってしまうのである。

だから、医者たちは、「クロミッド」→「セキソビット」→「HMG製剤」と猛スピードで、排卵誘発剤のグレードを上げていくのである。

多くの不妊症女性が抱く疑問、「えっ、もう注射なの!?」という疑問は、排卵誘発剤の効果が時間とともに急激に低下していくからなのである。

●排卵誘発剤の成功率

では、排卵誘発剤の成功率はいかほどだろうか? 即ち、排卵誘発剤を使って、ちゃんと妊娠できて、赤ちゃんを出産できた確率はいかほどだろうか?

実は、統計の数値が出ていないのだ。俺が調べた限りでは、信用できる数値を見つけられなかった。

病院や製薬会社は、この情報を握っていると思うけど、なぜか公表していない。

ただ、逆算して、その数値を導き出せることはできる。

人工授精を単発で行うと成功率は「3%~7%」。排卵誘発剤を併用して行うと、成功率は「10%」である。

とするなら、排卵誘発剤の成功率は「3%~7%」ということになる。

しかし、これは人工授精との相乗効果があるので、それを割り引くと、「3%」を切っているのではないだろうか?

薬の中でも異様に低い成功率の薬である。

不妊治療で排卵誘発剤の投与のみで、妊娠出産できた女性を見かけないのは、排卵誘発剤そのものがポンコツ薬だからである。

もともとが、非常に低い成功率なのである。

●恐怖の副作用

しかも、排卵誘発剤は受精卵を辛うじて着床させたとしても、実は排卵誘発剤の副作用が流産を引き起こしてしまうのである。

排卵誘発剤は排卵させる効果があるのに、排卵誘発剤の副作用が妊娠を不可能にさせるのである。

①ホルモンバランスの崩壊

排卵誘発剤は、女性のホルモンを人工的にいじくるので、女性のホルモンバランスが崩壊してしまうのである。排卵誘発剤を服用した時の、頭のだるさがその副作用なのである。女性には月経周期があるので、それに応じてホルモンが分泌させるのだが、女性のホルモンバランスが崩れたために、月経が不順になって、妊娠を不可能にさせるのである。

②自律神経の失調

西洋医学で使用される薬はほとんどが体温を下げるのだが、排卵誘発剤は体温を上げてしまう効果があり、そのために、交感神経が作動してしまい、心身が緊張状態になってしまい、受精卵を着床しにくくさせてしまうのである。

③卵巣過剰刺激症候群

排卵誘発剤は卵巣を異常に刺激してしまうので、卵巣過剰刺激症候群という症状を引き起こしてしまう。「下腹部痛」「体重の増加」「尿が出ない」「息が苦しい」「手足の痺れ」などである。最悪の場合は、下腹部に「腹水」が貯まるのだ。これは子宮が末期症状であり、癌細胞に子宮が侵されているのだ。

④発癌性物質

排卵誘発剤はれっきとした「発癌性物質」である。不妊症の女性に子宮頚癌や乳癌を発症している女性がいるのは、そのためだ。ただ、これは排卵誘発剤が引き起こしている癌なので、排卵誘発剤の使用を中止すれば縮小していく。ただ、排卵誘発剤を使用している限り、癌細胞の除去にエネルギーを大量消費してしまうので、妊娠どころの話ではなくなってしまうのだ。

●最大の問題点「着床しない」

ただ、排卵誘発剤の最大の問題点は、受精卵が「着床しない」ということなのである。

卵子がちゃんと排出されているのに、精子と卵子が結合しているのに、なぜか受精卵が子宮に着床しないのである。

この問題点は、実は排卵誘発剤そのものに答えが隠されているのだ。

俺は医学書を読んで驚いてしまったね。

排卵誘発剤は、なんと黄体機能不全の原因で卵胞の発育不全に対して使用されるものだというのだ。その結果、卵胞の発育を助けるのである。

解りやすく説明すると、排卵誘発剤の排卵の効果は、実はその薬の副作用であったのだ、本来は黄体機能不全を治す薬だということなのだ。

排卵誘発剤は、「黄体機能改善剤」と呼ばれるべき薬なのだ。もとは排卵を誘発する薬ではないのだ。排卵の誘発の機能に特化させただけなのだ。

不妊症の女性は黄体機能が不全だからこそ、排卵誘発剤を服用しても、受精卵が子宮に着床しないのである。

●不妊治療の最初の落とし穴

不妊症の女性が不妊治療を受けると、医者から卵子や精子の話が出てきて、さぞかし自分の卵子や夫の精子に何か重大な問題があると思ってしまいがちだ。

中には「卵子君」だの、「精子君」だのと、愛情を込めて呼んでいる女性がいるのだ。

が、違うのだ!

卵子や精子が問題ではないのだ!

女性の子宮自体が、受精卵を着床できる状態ではないということなのだ。

子宮が受精卵を着床できないからこそ、妊娠を拒絶しているのである。卵子が問題だとか、精子が問題だとかではないのである。

女性の子宮が、女性の本来の仕事を果たせないくらい異常事態になっているのである。

では、一体どうして、子宮は妊娠を拒絶するようになってしまったのか?

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コメント

一応、子宮頸癌について。

投稿: 子宮頚癌 医学ブログ | 2008年5月 7日 (水) 21時58分

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