排卵誘発剤への処方箋
●医者たちが排卵誘発剤を使用する本当の理由
不妊症の女性たちの70%以上は、ちゃんと卵子を排出しているのだから、排卵誘発剤など投与される必要がないのである。
では、一体なぜ医者たちは排卵誘発剤を処方するのか?
①病院経営のため
排卵誘発剤を処方することでお金を儲けて、病院経営を安定させるためである。
「そんなバカな!」と思わないように。
病院経営をするために必要な能力とは、ちゃんと患者の病気を治すことではなく、患者に必要のない薬を処方することなのである。患者に必要のない薬を処方することで、国民健康保険からお金を毟り取るのである。それをやるからこそ、病院は大儲けできるのである。
田中角栄首相によって国民健康保険制度が作られたが、それ以降、国民の医療費は急上昇につぐ急上昇で、国民健康保険の財政はもう破産しているのである。国民年金の問題どころではないのである。
しかも、これだけ莫大の医療費を使いながら、国民は一向に健康にならず、国民の病気は悪化する一方なのである。
なぜなら、医者たちが、患者たちに必要のない薬を処方し続けているからなのである。
だから、国内が不況だろうが、医者たちは全国各地どこでも裕福であり、医者の妻はセレブになり、病院は巨大化していくのである。
排卵誘発剤だって、本当は必要のない薬なのである。だが、それを処方しなければ、病院で不妊治療を続け行く財源がなくなってしまうのである。
②人工授精や体外受精の補強
医者たちは排卵誘発剤を処方して、不妊症の患者たちが妊娠できるなどと思ってはいない。
医者たちが病院経営のことを除いて、排卵誘発剤を使用する理由は、人工授精や体外受精での成功率を上げるためなのである。
「クロミッド」→「セキソビット」→「HMG製剤注射」へと続く流れは、最初、クロミッドを処方して排卵誘発剤に慣らさせ、次にセキソビットを使用し副作用が激しくないことを確認して、人工授精や体外受精でHMG製剤注射を行って、受精卵の子宮への着床の確率を上げるためなのである。
排卵率ではクロミッドがもっとも素晴らしいのに、その後、セキソビットやHMG製剤を使用するのは、これらの方が着床率が高くなっているからなのである。
だから、排卵誘発剤という名称には、非常に誤解があるのだ。俺がいうように、排卵誘発剤を「黄体機能改善剤」といえば、こういう薬の使用法は決して悪いことではない。
ただ、子宮への着床率を確実に上げたいなら、別に「黄体ホルモン剤」があるので、これを使用すればいいのだ。
なぜこんな初歩的な間違いが行われるかといえば、医学部で受精卵の成立条件を妊娠の成立条件と誤って教えているからなのである。医者たちは不妊症の女性たちの卵子になんらかの問題があるだろうと思い込んでいるからなのである。
●排卵誘発剤を処方された時の対策
不妊症の女性の70%以上の女性たちにとって、排卵誘発剤は必要のない薬なのだが、かといって、まったく必要のない薬ではない。
まず、病院で不妊治療を受けた場合、排卵誘発剤を飲まないと、医者たちは不妊治療を行ってくれなくなるからだ。薬というよりは、交際費と思って排卵誘発剤を飲まないと、人工授精や体外受精をやってくれなくなるのだ。
排卵誘発剤は人工授精や体外受精での受精卵の子宮への着床率を上げるための薬として、事実上使用されているので、排卵誘発剤抜きで人工授精や体外受精を行えば、当然に、受精卵の子宮への着床率は低くなってしまうのだ。
そこで排卵誘発剤を処方されたら、排卵誘発剤そのものへの対策が必要となる。
①漢方薬との併用
排卵誘発剤を処方されたら、必ず漢方薬を飲み、排卵誘発剤の副作用を緩和させると共に、漢方薬の効果で不妊症の原因となっているものを除去する。
病院での不妊治療を受けて、不妊症を完治させた女性たちの、なんと90%以上が、実は漢方薬を服用していたのだ。排卵誘発剤よりも、漢方薬の方が遙かに効果があるのだ。
この衝撃の事実は、逆に言ってしまえば、排卵誘発剤のみを服用している真面目な不妊症患者は、不妊症を克服できていないということだ。
漢方医たちが不妊症患者たちに処方している漢方薬を見ていると、水毒を除去するものが必ず含まれている。水分過剰を除去すると、まともな羊水を作り出すことができるようになるから、妊娠、そして出産をちゃんと行えるようになるのだ。
②薬の成分を強くしてもらう
排卵誘発剤の処方の実態を見ていると、身長の低い女性には効果があるのに、身長の高い女性には効果が低くなっている。
それもそのはず、現在、日本で使用許可されている排卵誘発剤は、昔の日本人女性の体型に合わせて作られたものであり、現在の大きくなった日本人女性には合わなくなってきているのだ。
不利になっているのは、身長の高い女性たちであって、身長が160㎝前半に成り始めるあたりから、徐々に効果がなくなっているみたいである。
病院に行ってみると、身長が160㎝台や170㎝台の女性が、うろうろしているから、やはり身長が高くなると、効果がなくなっているみたいである。
時たま、不妊症の女性でアメリカに渡り、現地で不妊治療を受けて不妊症が治ったという情報を耳にするが、これはやはり排卵誘発剤の成分の違いから来るものだろうと思う。
外国で不妊治療を受ければ、費用は莫大なものになるし、排卵誘発剤の副作用の大きさも桁違いのものになるであろう。
日本の医者たちは、日本国内で治療を行うことだけを考えているが、現実はもう日本の医者よりも優秀な外国の医者がいれば、日本の病人が現地に渡って治療を受けているのだ。
現在、世界的に見て、不妊治療の技術はアメリカ合衆国がもっとも優れているし、中国の不妊治療技術も急激に発展しつつある。日本は日本医師会と国民健康保険と厚生労働省に阻まれて、不妊治療の技術はかなり低い状態にあるのだ。
現在のように、不妊症を治せない状態を放置していると、いずれ外国に取られてしまう日がやってくると思う。
③排卵誘発剤の服用をやめる
排卵誘発剤を処方されて、どうも副作用がひどすぎて、これは駄目だと思ったら、排卵誘発剤の服用をやめるのも、不妊症の女性が持っておく一手だと思う。
実際、不妊治療をやめた女性たちの大半が、排卵誘発剤の副作用が厭だから、病院での不妊治療をやめてしまったのである。
ただ、この決断は、不妊治療をやめた時期によって、その後の運命がまったくといいほど分かれる。
まず、早い段階で不妊治療をやめた女性は、体の改善を行わない限り、不妊症を克服できないということだ。
不妊治療を長期にわたって受け続けた女性は、不妊治療をやめた後に、不妊症が治ってしまうことがたびたびあるのだ。というのは、不妊治療を長期にわたって受け続けたことで、ストレスが溜まり、それが不妊治療をやめることでストレスフリーの状況になり、自律神経は一気に副交感神経にシフトして、妊娠しやすい状況にしてくれるのだ。
このことは、ジャガー横田や千堂あきほが、不妊治療をやめた直後に、不妊症を治ってしまったという事実からも、不妊治療を長期にわたって受けた後に、不妊治療をやめると、妊娠しやすくなるのだ。
●医者の治療があれば、患者の対策あり
不妊治療で一番危険だと思うことは、不妊症患者たちが、医者の意見を鵜呑みにしていることなのである。
医者はどんな病気も治してくれる優れた人たちではないし、人格的にも善良な人たちではないのだ。
医者だって治せない病気があるし、たとえ治すことができても、治せる確率が低くなってしまう病気だってあるのだ。
不妊症などは、医者たちにとって、治せる確率が低い病気に相当すrものなのだ。
しかも、治せないのに、高額な治療費だけは、チャッカリと徴収してくるのである。
だから、病院のお医者さんは、頭がよくて、人格が立派で、凄い技術を持っているなんて思いこまないことだ。
患者たちは、寧ろ、性悪説に立脚して、「どうせ医者どもは悪い人たちばかりだ」と思って見た方が、医者から騙され、ひどい目に合わされることがなくなるのだ。
医者を見たら藪医者だと思えば、逆に名医が見つかるものなのだ。
その上で、「医者の治療があれば、患者の対策あり」という態度を取り続ければ、いつまでも不妊症で居続けるということはなくなるのだ。
医療の世界でもっとも大事なことは、患者たちの「選択の自由」を絶対に確保するということなのである。
患者たちが医者の言いなりにならず、自らの意志で選択していけば、優れた医療技術や名医たちが活躍でき、粗悪な医療技術や藪医者たちは淘汰されていくのである。
自民党政権下では、全国どこでも一律の同じ医療サービスを受けられるようにようにとして、国民健康保険を整え、厚生労働省を巨大化し、医者たちを優遇してきたのである。
ところが、その政策をやった結果が、不妊症を始め、他の多くの病気も治せない医者たちが続出し、患者たちは泣き寝入りするしかない状況なのである。
全国どこでも一律の同じ医療サービスを受けられるわけがないのだ。そして受ける必要性もないのだ。
医療が発達していけば、全国どこでも格差が発生するのは当然なのである。それは患者たちが「選択の自由」を行使して、より優れた医者の所に行った結果、医療が発達していったからなのである。
政府は医療の世界から手を引くべきなのだ。政府がチェックすべきことは、患者たちの「選択の自由」が守られているかどうかだけでいいのだ。
そうすれば、巨大なマンスターとなった厚生労働省などいらなくなるし、国民健康保険なんて民営化すればいいのだ。そうすれば、政治家や官僚たちの汚職もなくなるし、公務員の人員を大幅に削減できるし、国家財政の破綻という異常事態からも脱却できることだろう。
この政策の決定こそが、粗悪な医療技術や藪医者たちを淘汰し、患者たちに莫大な利益を与えることになるのである。
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