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勃起障害で起こる不妊症について

●不妊症の夫婦の深刻な悩み「勃起障害」

不妊症の夫婦の中には、夫がちゃんと射精し、ちゃんと精子を出しているのも拘わらず、不妊症を発症してしまう夫婦がいる。

それが「勃起障害」である。

要は、夫婦の性行為の時に、チンチンが立たないのだ、

勃起障害は、加齢とともに訪れるので、男性にとっては宿命的な病なのである。

ところが、不妊症の夫婦は、勘違いして、男性のペニスが勃起していないと性行為ができないと思い込んでいるので、夫婦で長らくセックスレスの状態になってしまうのである。

そこで、不妊症の治療を受けに来た夫婦に、「夫が勃起障害でも性行為はできますよ」と教えると、本当にビックリした顔をされるのである。

そして、アドバイスに従って実際にやってみると、ちゃんとできたのである。そこで2度目の驚きが訪れるのである。

でも、勃起障害ってどうして起こるのだろう?

●勃起障害の原因

勃起障害は、加齢が主たる原因であるが、が、実際に不妊症の夫婦で「勃起障害」に悩まされる夫婦は、加齢とは違う原因で勃起障害になってしまったのだ。

だから、通常の方法では治らなかったのである。

実際に勃起障害で悩んだ不妊症の夫婦に統計を取ってみると、加齢とはまったく違う原因で発症していたのである。

 新婚生活でのトラブル  50%

 過去の性体験の失敗  25%

 仕事でのストレス     10%

なんと、勃起障害で悩んだ不妊症の夫婦の50%が、新婚生活のトラブルで勃起障害を発症してしまっていたのである。

ということは、結婚生活のかなり早い時から発症していたということである。

理由は様々で、「結婚するにあたって、どちらかの両親から同意を得られなかった」とか、「結婚式や披露宴でとちってしまった」とか、「初夜のメイクラブで失敗してしまった」とか、「新婚生活を始めたら、二人の生活文化が余りにも違いすぎた」とか、結婚を始める上での、些細なことで、しかし、それは本人にとって重大なことなのだが、それで勃起障害になってしまったのだ。

これに次いで多いのが、夫が過去の性体験で失敗してしまい、それがもとで女性に対して恐怖心を抱くようになってしまったということだ。女性は男性から強姦されたら、それは悲惨な体験だったというのが解るだろうが、男性にとって、これに匹敵するのが、失敗してしまった性体験なのである。

男性は女性を性行為に持ち込むまで、かなりの大金を使うのであるが、その上で、性行為の時に女性に悪態をつかれたり、罵倒されたら、怒り心頭に達するのである。大金を使って、ベッドの上で罵倒されたら、男性は堪ったものではないのである。こういうことで勃起障害になる男性は、真面目な男性が多いので、自分の人生の中で大失敗したことがないので、失敗に慣れていないのである。

そして、「仕事でのストレス」である。男性は結婚すると、妻子を養わなければならないと思うので、どうしても仕事で頑張りすぎてしまうのだ。そのために、女性が考えるより、遙かに多くのストレスを抱え込んでしまい、そのストレスが、勃起障害になって現われてくるのである。

●勃起障害への対策

勃起障害だからといって、「バイアグラ」を使って治せばいいじゃんというのは、安易すぎるのである。「バイアグラ」は確かにペニスを勃起させてくれるが、「バイアグラ」の副作用で精子に奇形を起こすから、不妊症を克服する男性にとっては、使用禁止の薬なのである。

だから、まずは、勃起障害の原因を取り除く。

「新婚生活でのトラブル」の場合、それが何かを夫婦で追究して、取り除いていく。第三者の人間から見れば、「そんなことで悩んでいたの?」と思えるものでも、本人にとっては深刻な問題であるのだ。

「過去の性体験の失敗」の場合、これは妻の手助けなくして解決できない。夫は過去の性体験の失敗をちゃんと妻に話して、妻がそれをちゃんと受け止め、「私はあなたが過去に経験した女性ではない。あなたを受け入れ、愛する女性ですよ」という態度を明確にしておくべきだろう。

「仕事でのストレス」の場合、何よりも仕事でのストレスを除去することが先決。大方のストレスは、仕事場での人間関係におけるストレスなので、仕事場で信用できる男性に相談すればいい。ストレスは溜め込むと更に大きくなるので、何よりも他人に話すことである。

まずはこれらのことをやること。

ただ、勃起障害の治療の場合、「新婚生活でのトラブル」「過去の性体験の失敗」「仕事でのストレス」などの勃起障害の原因を取り除いても、勃起障害が治りにくいのだ。勃起障害の治療の場合は、原因だけを取り除くだけではなく、男として鍛えなおすこともしなければならないのだ。

①足腰を鍛える

まず、勃起障害を起こすような男性は、足腰が悲しいまでに弱っているのだ。

そこで、徹底的に足腰を鍛える。「10kmランニング」「3時間漕ぎっ放しのサイクリング」「1000回スクワット」「1000回腹筋」などを休日を利用して行う、。

平日でも「スクワット」や「腹筋」をやって足腰を鍛える。仕事のちょっとした合間を縫って、筋肉トレーニングをすると、気分転換にもなるし、筋肉がついていくのだ。

②冷温水浴

冷温水浴とは、風呂に入る時、まずは冷水シャワーを浴び、その後、1分ほど湯船に漬かり、それからまた冷水シャワーを浴びる。これを延々と繰り返すのだ。体が温まり、少し汗が滲んできたら終わりにする。風呂から出る時は、冷水シャワーをかけ、体を引き締める。 

そして、風呂から出たら、バスタオルで体を拭いて、その後、30分ほど裸でいる。

裸でいる時、手で体の各所をさすっていき、特に内股を重点的にさする。

人間は皮膚呼吸しているので、皮膚を鍛えて、皮膚呼吸をさせてあげるのだ。勃起障害になる男性は、暖衣飽食の生活を送ってきたために、皮膚が弱り、皮膚呼吸をほとんどしていないので、体内の酸素も少なく、血行も悪いのだ。

風呂に入る時、常にこれをやっていると、いつの間にか勃起障害が治ってしまうのだ。

海や川で水浴びをする

男性は夏で暑くなると、性機能が落ちてしまうのだ。

そこで「水浴び」をして、体の表面を冷やして、性機能を回復させるのである。

夏で休日の時は、海や川で水浴びをして、体の表面を冷やしておくべきだろう。海や川の中に入った当初は冷たいと感じるが、段々と体が温かくなってくるので、体が温かくなったら、海や川から出てくればいい。

③スタミナ食

勃起障害を起こす男性は、スタミナがなくなっているので、スタミナ食を食べて、スタミナをつける。

「白米」「白パン」をやめて、「玄米」「黒パン」にする。

生殖ミネラルをたくさん含んでいるのが、「ニラ」「ニンニク」「タマネギ」「セロリ」「ゴボウ」「レンコン」「人参」「ヤマイモ」「牡蠣」「蝦」「生姜」などである。これらの食材を重点的に摂取しよう。

また、勃起障害が治るまで「肉」を控える。肉を大量摂取し続けると、内臓が疲労して、勃起障害を起こすのだ。

女性ホルモン的効果のある食材を制限する

「高温殺菌牛乳」は合成ホルモン剤が入っているので、これが体内に入ると、女性ホルモンとして効果してしまうのだ。そのため男性ホルモンが弱くなり、男性が女性化して、勃起障害を起こしてしまうのだ。だから、「高温殺菌牛乳」の接種は禁止する。

「味噌汁」も、味噌の中に含まれる「大豆イソフラボン」が女性ホルモンと同様の効果を果たしてしまうので、味噌汁は1日1杯とする。

味噌汁は健康食品であっても、飲み過ぎれば危険なのだ。

●勃起障害を起こしている時のメイクラブ

勃起障害を起こしている時は、夫婦のメイクラブの仕方を変えなければならない。

①勃起しなくても性行為をする

勃起障害を起こした男性で意外と多いのが、勃起障害を起こしてから性行為をしなくまってしまう男性だ。男性生殖器は使わなければ、使わないほど、機能が劣化していくのだ。

だから、勃起していなくても、メイクラブができる工夫をすればいいのだ。

ともかくやること。やることによって、男としての自信を回復していくのだ。

②いつも射精しようとしない

勃起していなくても、射精をすることできる。勿論、オルガズムにイカないし、気持ちよくもなく、精液がドロッと出るだけの射精である。

勃起障害中は、無理矢理に射精をせず、射精を伴わないメイクラブでもいいのだと、思い込むことである。

自分が射精した瞬間をフィニッシュにするのではなく、妻がオルガズムニイッタ瞬間をフィニッシュにするべきであろう。

③愛撫でイカせ、妻は騎乗位でイク

勃起障害の時は、性交を主軸に行うのではなく、愛撫を主軸に行うように変える。愛撫の時間を増やし、妻の全身を徹底的に愛撫していく。愛撫で妻をオルガズムに導けばいいのだ。

勃起障害の場合、取れる体位は限られているので、勃起していなくても、できる体位を探すことだ。

勃起障害の時は、「騎乗位」がベストな体位で、妻はペニスが外れないように、腰を振っていけばいいのだ。これでも充分イケるのだ。

●男としての自信を回復すること

男性にとって、ペニスが立たないということは、男としての自信を喪失していってしまう重大事なのである。

そのため、一刻も早く勃起障害を治して、男としての自信を回復することだ。

女は何もしなくても女で居続けられるけど、男は鍛えない限り男にはなれないのだ。

勃起障害の場合、自分のペニスにばかり注目するのではなく、自分が男として鍛えられていないなと謙虚に思い、自分の体を鍛える方向に持っていくことだ。

こういう遣り方の方が、一見遠回りに見えても、一番の近道なのだ。

「バイアグラ」を飲めば、勃起障害が治るなどと安易には考えないことだ。薬に頼っている限り、男としての自信など回復できないのだ。

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