不妊治療批判シリーズ開始! ~不妊症の定義の問題~
●復活のタマティー
タマティー、復活であります!
ご心配をかけまくりました。温かい声援、といっても2通ですが、このコメントが復活の決め手になりました。
ブログの更新のしすぎ、春なのに長雨、新しい仕事の投入で、体がギブアップしたので、ブログの更新時間を変更します。恐らく夜の時間帯に更新します。
今まで、午前中にブログを書いて、その後に仕事に行って、家に帰って夕飯くってバタンキューというのが悪かったみたいだ。
そのため、仕事が終わってからブログを書いて更新します。
多少、文章のリズムが変わるかもしれませんが、内容のレベルはあんまり変わらないので、是非楽しんでくださいね。
●不妊治療批判シリーズを始める前に
これから不妊治療批判シリーズを開始するのだが、その前に不妊症患者たちに誤解がないように言っておく。
俺は不妊治療を否定しているのではなく、その治療の「杜撰さ」と「弊害」を批判しているだけだということだ。
不妊症を治せるのは、何も病院の医者たちだけではなく、漢方医も俺もちゃんと不妊症を治しているのだ。
ただ、問題は不妊治療の完治率が10%~20%程度で、しかも、治った女性たちの90%以上が、治療を開始してから2年以内に、完治しているということなのだ。
だから、不妊治療を受けて2年以上経過しても不妊症を治せない女性たちは、非常に少ない確率を求めて、自分の心身を追い詰め傷つけながら治療し続けているのだ。
だからこそ、俺はそういう女性のために不妊症の治療法を公開しているのである。
それゆえ、不妊治療を受け始めてから、2年以前の女性たちは、このシリーズの記事を見ても、「世の中には不妊治療について、こういう意見もあるよ」という大らかな気持ちで見て欲しい。
真面目に不妊治療を受けている女性には、多少きついと思う箇所も出て来るが、余り深刻にならずに見て欲しい。あなたよりも深刻な不妊症患者がこの世にはいるのだ。俺はそういう女性に向けて記事を書いているのだ。
●不妊症の定義の問題
不妊治療でまず問題なのが、不妊症の定義なのである。
日本の医学では、不妊症とは、結婚してから2年以内に妊娠できない症状をいう、と定義してくるのである。
これが問題なのである。
なぜ、問題かといえば、これはアメリカの不妊症の定義をそのまま鵜呑みにしているからなのだ。
どうして結婚してから2年以内かというと、アメリカで統計上に出てきた数値なのだ。アメリカでは、9割以上の夫婦が、結婚してから2年以内に第一子を妊娠しているのだ。
だからといって、日本でもそのまま当てはめるべきではないのだ。
結婚してから2年以内とは、結婚してみれば解るが、アッという間に過ぎていくのだ。
特に、新婚の夫婦が都会に出てきて、新居を構えた場合、住居を整えるだけで大変なのだ。そういう状況では、妊娠することは困難なのだ。
しかも、日本には「嫁して3年、子なきは去れ」という慣習律があるのだ。
これは前にも説明したが、明治維新以前の日本の女性の初婚年齢は、「12歳~15歳」なので、初婚はどんなに遅くても15歳だから、結婚してから3年後は18歳であり、その年齢なら離婚しても、いくらでも身の振りようがあったのだ。
しかも、この3年というのは、現代の医学でも、結婚してから3年以内は、自律神経が副交感神経にシフトとして、妊娠しやすい状況にさせるのだ。
だから、この結婚してから3年というのは、結構、ちゃんとした裏付けがあるのだ。
●不妊症患者たちの実際は?
で、不妊症の夫婦たちの実際は、結婚してから3年以上妊娠できないと、初めて病院で不妊治療を受け始めているのだ。
だったら、タマティーはそんなに真剣になって、不妊症の定義をとやかくいうべきではないと思われがちだが、日本の医者たちが、日本の伝統や現実を無視して、アメリカの医学を鵜呑みにしていることが問題なのだ。
日本人の体型とアメリカ人の体型は違うし、食事も違うし、住宅環境だって違うのだ。そうなれば、その異なった環境から、同じ病気でも症状や治療法が異なってくるのは当たり前なのだ。
医者たるものは、外国の医学を参考にすべきだけど、あくまでも患者を直視して、患者を治すことに全力を注ぐべきなのだ。
それなのに、日本の患者をまともに見ないで、アメリカの医学を鵜呑みにしてしまえば、アメリカの医学と同じ治療法をやっても、完治率に雲泥の差が出てきてしまうのだ。
日本で不妊治療を行う医者たちは、不妊治療のスタート時点から、ズッコケているのである。
不妊症の女性たちが、病院で感じる医者たちの違和感は、医者たちが患者を診ていないで、アメリカの医学を見ていることから生じているのだ。
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