タマティーの不妊症治療の第11の切り札:「宿便排出断食」 ~不妊症や不育症を消滅させる究極の秘法~
●究極の切り札「宿便排出断食」
生活改善型不妊症治療法の筆頭に出てきたのが、「日中断食」であり「24時間耐久断食」なのだ。「あれを買えや、これを買えや」ではなく、「何も買うな、何も食べるな」なのである。
なぜ、「日中断食」や「24時間耐久断食」が、不妊症に効果があるかといえば、不妊症の主たる原因である「水分過剰」と「食事過剰」に急ブレーキをかけることができるからなのだ。
不妊症の女性は、水分過剰であるがゆえに、まともな羊水を作ることができず、食事過剰であるがゆえに、子宮にエネルギーを回せなくなってしまっているのだ。そのために不妊症という病気を発症させているにすぎないのだ。
だから、「日中断食」や「24時間耐久断食」で、水分過剰と食事過剰に急ブレーキをかけてしまえば、不妊症の女性の体が徐々に妊娠が可能な体になっていくのだ。
不育症も、「日中断食」や「24時間耐久断食」を繰り返していけば治るものなのである。不育症は不妊症よりも遙かに軽い病気だから、これらを繰り返していけば確実に治る。
だが、ここで、そろそろ不育症の究極の原因を突き止めたい。その究極の原因を取り除かないから、生活改善型不妊症治療法も治療に時間がかっかってしまうのだ。
そう、不育症の究極の原因も、不妊症の究極の原因も、元を糺せば同じなのだ。
では、その究極の原因とは一体なんなのか?
それは「宿便」なのだ。
●宿便とは何か?
宿便というと、西洋医学の医者は絶対に否定してくる。腸の専門医であればあるほど、腸の中をカメラで見ているのだから、絶対に否定してくる。いくら腸の中を見ても、宿便はカメラに映らないのだから。
そういう医者たちが書籍やテレビで「宿便はありません」と主張し続けるから、一般の人々も宿便はないと思い込んでしまうのだ。
しかし、宿便というのは確実に存在するのだ。
果実食動物である人類が、フルーツや野菜以外に、肉や穀物を食べ始めた時から、宿命的なものなのである。人間が本来食べるべきではないものを食べているがゆえに、どうしても排出しきれないものが体内に溜まってしまうのだ。
宿便とは、体内に残った最後の老廃物と毒素であるのだ。
毎日排便しようとも、1日に3度も排便があったとしても、浣腸で腸内を掃除しようとも、宿便は存在し続けるのだ。
思うに、宿便というのは、腸内に張りついている排泄物なのではなくて、腸内に腸のヒダの奥まった所に残っている老廃物や毒素であったり、体内の至る所に残されている老廃物や毒素が、宿便排出時に結集して、一気に出てくるものなのだと思う。
この宿便があるからこそ、エネルギーが浪費されてしまい、子宮に充分なエネルギーが行かなくなってしまうのだ。それどころか、それらの老廃物や毒素のために、酵素が浪費されてしまい、まともな羊水を作ることができなくなってしまうのだ。
宿便こそは、不妊症や不育症の究極の原因なのだ。
●宿便排出断食の遣り方
だから、宿便排出断食を行い、宿便を排出してしまうのだ。
宿便を排出してしまえば、子宮に充分なエネルギーが行くし、まともな羊水を作ることができるのだ。
しかも、「水分過剰」と「食事過剰」に壊滅的な打撃を与えることができるので、妊娠も出産も保障されたようなものである。
宿便排出断食は、10日間かけて行われる。
なぜ、10日間かというと、断食の経験則上、10日間で宿便が出るし、体力の低下も見られない期間だからだ。
食事は朝食時に、「リンゴ人参ジュース」「野菜ジュース」「味噌汁」だけとする。
昼食はなし。
夕食も「リンゴ人参ジュース」「野菜ジュース」「味噌汁」だけとする。
これ以外の食べ物は一切禁止される。
水は朝起きた時に500mlほど、朝食と夕食を食べた後の1時間後に、天日塩入りの白湯を飲むことが許される。
本当は一切の飲食物を禁止した方がいいのだけれども、断食をするのは女性だし、しかも、10日間に及ぶ断食は指導者がいないと、断食あけの捕食の際に「腸捻転「や「腸閉塞」を起こして死亡してしまう可能性があるのだ。
そのため、女性でもできる断食にし、しかも、補食のいらいない断食にした。
人間が生きていくうえでの栄養素は充分に足りているし、しかも宿便の排出ができる断食になっているのだ。
これを10日間行うのである。
10日間もこの断食を行えば、宿便が排出できるのだ。
断食をすれば、断食をしているにも拘わらず、こんなにも排便や小便が出てくることに驚くことであろう。食事を摂取していないために、内臓が排泄に主力を集中することができるのである。
だが、宿便とは通常の排便とは明らかに異なるのである。
お腹にズドーンと腹痛が来て、その後、洗面器一杯ほどのウンコが出てくるのである。黒いタール状のウンコで、非常に臭いのだ。
宿便を見たことがない人でも、すぐに宿便だと解るのだ。
宿便は1回で出切ることもあるが、数回に及ぶこともあり、数日間出続けることもある。
10日間の断食が終わったら、翌日から、「減食」を行う。減食とは、捕食ではなく、食事の量を減少させたものだ。半減させればいいだろう。それでもお腹いっぱいになるのだ。1日2食でいい。
減食を5日間ほど行う。減食で内臓の機能を回復させていくのだ。
●宿便が出るとなぜ不妊症や不育症が克服されるのか?
断食で宿便を排出した不妊症の女性たちや不育症の女性たちは、宿便を排出した数ヶ月後に妊娠して、無事に出産を果たしている。
なぜ、宿便を排出すると、不妊症や不育症が克服できるかといえば、宿便が妊娠するためのエネルギーを止めていたのだ。女性の体内に宿便があったからこそ、その宿便のためにエネルギーを浪費してしまい、妊娠や出産が絶望的になってしまったのだ。
そのため、宿便が排出されると、そのエネルギーが解放され、妊娠や出産に向けることができるようになるのだ。
長らく不妊症や不育症で苦しんできた女性たちにとっては、奇蹟としか思えない現象なのであるが、宿便を出してしまえば、不妊症だろうが、不育症だろうが治ってしまうのだ。
それだけではない。
宿便を排出すると、体重が減少して、適正体重になり、スリムでスマートになるのだ。
人間はニ足歩行で歩くために、それほど太ることなどないのだ。体重が重くなれば、膝を痛めてしまい、歩けなくなってしまうからだ。
スリムでスマートというのが、人間にとって本来あるべき姿なのだ。
それともう一つ、食事の量が正常に戻るのだ。
断食で宿便を排出したので、エネルギーの浪費がなくなり、それほど大量に食事を摂取する必要性がなくなるのだ。
そのため、食事の消化吸収のためにエネルギーを大量に使われなくなり、逆に非常に健康で元気になっていくのだ。
●出産育児貯金
宿便排出断食をする時は、通常の食費から断食の費用を差し引いて、そのお金を「出産育児貯金」に貯金してほしい。
出産育児貯金は、通常の貯金とは別に預金通帳を作り、出産と育児のために使うのだ。
出産すると一時的に出費がかさむので、それに備えるのである。
断食で浮いたお金とか、生活費の余りとか、臨時収入とかを、出産育児貯金に入れてしまうのである。
身重にならないうちに、もう着なくなった服とか、使わなくなったバックとかを売り飛ばしてしまい、出産や育児のために備えるのだ。
こうすると、出産した時に、非常に楽になるのである。
多くの夫婦が出産以降、生活費に四苦八苦するのは、出産する前から、出産に備えないからなのである。
だから、断食をした際は、出産育児貯金に貯金してしまい、出産や育児を経済的に楽にさせるのだ。
そういった点から見ても、宿便排出断食は、宿便を出して、妊娠や出産を可能にするだけでなく、経済的にも成功者にさせる、非常に優れた行為なのである。
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コメント
タマティーさんこんにちは
ブログ村にタマティーさんがいなくなってたのでココログから探しました・・・
大変でしたね
色んな考えや受け止め方がありますが。
(私も最初は不育症なことで日常生活を否定されてる気になってしまったから何も言えませんが・・・)
ただ、私はタマティーさんの記事を読んで、日常を否定されてるようで悔しかったり図星だったり耳が痛いことも、内容が正しいと思う限り、否定せずに受け止めないと自分が変わらないような気になったんですよね
だから、タマティーさんに否定的な人が多くても、私はタマティーさんの考え方信じてるんで・・・少しでも実行していって思ってますよ
否定的な人だけじゃないんでがんばってください
そこで・・・また質問良いですか
①安産スッポン体操やってみようと思って続けてますが。
お腹が大きくなってきて仰向けに寝るとお腹が張るんですよ(^_^;)
だから、勝手に起立した状態で、平泳ぎのように膝を曲げ腕を伸ばして体操してますが(結構汗かきます・・・)仰向けじゃないと意味ないですか?
②離乳食病の記事で早すぎる離乳食はよくないとのことでした
私もモチロン母乳育児をする予定ですが実際何ヶ月くらいまで母乳一本にすべきですか?
そして、離乳食に白米や牛乳ではなく玄米や全粒粉パンにしても離乳食病にはなるんでしょうか?
本当に些細な質問で申し訳ないんですがお時間ある時に教えてください
☆最近毎朝フルーツ食べてます。タマティーさんの記事を読むようになってから洗剤だけじゃなくてシャンプーやハンドソープや歯磨き粉・・・全て太陽油脂の物に変えました(^^)/
今は妊娠中で宿便排出断食は出来ないので(妊娠中はだめですよね?)経皮毒をなるべく体に入れないようにがんばります!
投稿: sati | 2008年6月10日 (火) 15時55分
「sati」さん、激励のコメントありがとうございます!
今回の言論弾圧事件は、気分が滅茶苦茶落ち込みました。
まさか、「にほんブログ村」で、言論の自由が破壊されるなんて思ってもみなかったですからね。
しかも、不育症の女性たちから差別され、イジメを受け、しかも、不妊症でも不育症でもない女性から脅迫を受けて、不育症のカテゴリーから追放されたんだから。
更に、よりによって、「にほんブログ村」の村長は、言論弾圧をした方に加担しましたからね。文化ってのは、言論の自由が保障されない限り、栄えないし、消滅してしまうんですよ。
まぁ、とにかく、今回の1件は、大いに反省しました。
ブログの世界には、俺の想像を絶するような卑劣極まりない女性たちがいるということです。
その一方で、「sati」さんみたいな、立派な女性もいるということです。
物凄く傷ついていたので、「sati」さんの激励は、本当にありがたいです!
さて、このような傷ついた状態で、「sati」さんの質問に回答します。
①「安産スッポン運動」は、起立した状態でやってもいいです。
というか、それは「sati」さんの偉大なる発見です。
起立してやった方が、足腰に筋肉がつきますね。
「安産スッポン運動」は、本来は逆子封じの体操なので、まずはお腹の中の赤ちゃんが逆子でないかを、お腹を触って自分で確かめてください。
安産の第一は、お腹の赤ちゃんを、絶対に逆子にしないということです。
「帝王切開は出産の反則技!」です。
②離乳食のことについては、今後、きちんとした説明をするつもりです。
「sati」さんには、要点だけを言っておきます。
赤ちゃんは自分で抗体を作れるようになるのは満2歳からです。
それ以前は、満6ヶ月で、母乳によって、自分の体を母親の抗体で防御できるようになります。
ですから、満6ヶ月以前には、絶対に母乳以外のものを与えてはならないんです。離乳食の食材の抗体が、赤ちゃんの体にダイレクトに入ってしまうんです。
特に要注意なのが、病院で出産すると、初乳をミルクで与えてしまうんです。
生まれたての赤ちゃんにとって、初乳こそ最高の免疫力を与えてくれるものなんです。
赤ちゃんを産んだ母親は、出産後48時間経つと、乳房が張り、母乳が出てきます。
それまでは、赤ちゃんは「胎便」という、お腹の中に溜め込んだ老廃物を排出するのが、仕事なんです。
赤ちゃんがどんなに泣き叫ぼうが、生後48時間は、母乳は出ないし、だからといって、ミルクを与えてはならないんです。
出産する時は、この点は絶対に守ってください。
満6ヶ月までは、離乳食は絶対に禁止です。
できれば、満2歳から、離乳食を食べ始めさせるべきです。
ちなみに、赤ちゃんの歯が生え揃うのは、満2歳あたりです。
離乳食病は、たとえ玄米であったおしても、全粒小麦であったとしてもなります。
もしも、満2歳以前に離乳食を与えるなら、離乳食をノートに記録しておき、その赤ちゃんが大人になった時にプレゼントすればいいのです。
そうすれば、離乳食病による病気が発生した時に、原因がなんとなく解ってきます。非常に貴重なデータになるんです。
俺が離乳食病について解ったのが、癌の研究を行っていた時なんです。
小児性白血病の患者が、なぜ小児性白血病を発症するかということを調べていたら、離乳食におけるミルクが白血病を引き起こしているのではないかということが解ったんです。
というのも、小児性白血病になる子供たちは、ほとんどが母乳ではなくミルクで育てられており、しかも、大きくなってからも牛乳が大好きなんです。
しかも、病院に入院しても、病院食で牛乳が出てくる。
これでは、いくら治療をやっても、小児性白血病が治るはずがないんです。
離乳食病の存在が解ったら、後は癌の正体も見破れました。
癌というのは、離乳食病による抗原抗体反応で、しかも、それは「水分過剰」「食事過剰」「血液汚染」の三条件が揃うと、癌は爆発的に増えるんです。
子供だったら、「アトピー性皮膚炎」とかも離乳食病が原因ですからね。
赤ちゃんの時にミルクを与えるからこそ、自分の子供を病気で苦しめさせることになるんです。
今回の質問は、「sati」さんがいうように些細な質問ではありません。
非常に重要な質問です。
お腹の赤ちゃんも大きくなってきたので、「母親としての直感」が出てきたのでしょう。
今の「sati」さんは、何が大切か、何が大切でないか、はっきりと解ってきたと思います。
シャンプーやハンドソープや歯磨き粉まで、お腹の赤ちゃんにとって、安全なものに変えたのは、非常に素晴らしい決断です。
しかも、妊娠8ヶ月で「宿便排出断食」をしないという決断も非常に素晴らしいですよ(笑)。
今回の言論弾圧事件は、俺のブログ人生で最悪の挫折だったけど、「sati」さんの激励で立ち直れそうです。
「sati」さんの出産までに間に合うように、「不妊症バトルロワイヤル」を戦い続けます!
「sati」さん! 激励、本当にありがとう!!
投稿: 愛のタマティー天使 | 2008年6月10日 (火) 19時49分
タマティー様、かれこれ7年前にこんな事件があったなんて!そんな酷い目にあいながらもまだ愛ある救いの手を私たちに差し伸べる活動をしてくれていて本当にありがたいですね。
私はダンスをするのでフラフラにならないかだけが心配ですが、以前軽い断食で体にパワーが、みなぎってきたのを覚えているのでこの10日間断食もぜひやってみたいです。さぁ、、、いつがいいかしら ちょうど今日?は満月ですしね
これからもよろしくお願いします
投稿: メギー | 2017年2月11日 (土) 15時09分