不育症の克服の仕方
●不育症を克服するためにするべきこと
不育症は、不妊症に比べれば、遙かに治療しやすい病気である。
なんせ受精卵は子宮に着床しているのだから、女性ホルモンもちゃんと分泌されて、黄体機能は正常に作動して、子宮は妊娠へと動いているので、それなのに流産するのは、不育症の女性が日常生活の中で、知らず知らずのうちに、流産させてしまう行動を取っているからなのである。
まずは、流産が起こらないように、自分の生活を変えていくことだ。
自分の生活を変えなければ、再び流産を引き起こしてしまうのだ。不育症は習慣性流産であるので、自分の生活の習慣を変えない限り、流産は何度でも繰り返されるのだ。
不育症を治すのに、薬も手術も必要ない。不育症の女性が自分の生活を変えていくだけで治ってしまうものなのだ。
●排便排尿のすすめ
①排便
不育症を治すためには、まずは、朝の排便をきちんとこなすことだ。
朝起きたら、コップ1杯の水を飲み、排便を促す。それでも出なかったら、白湯に天日塩を溶かして、それを飲む。
便秘になると、それを維持するだけで、体内のエネルギーが取られてしまうので、胚児にエネルギーを回せなくなるのだ。
「朝、ウンコをしなければ、朝食を食べない」というくらいの覚悟で、朝の排便を真剣に行うべきだ。
前日の夕食に「納豆」を食べると、便秘が解消できる。納豆以外にも、自分の便秘を解消できる食材があるなら、それを食べて便秘を解消させよう。
便秘は不育症の最悪の敵である。
②排尿
朝、起きたら、すぐにトイレに行って、小便をするべきである。朝1番の小便がもっとも老廃物を含んだ汚い小便なのだ。
午前中は小便が出まくる時間帯なので、小便をしまくろう。
また、不育症の女性は、尿意を催したら、恥ずかしがらずに、すぐにトイレに行くことだ。
小便は体内の過剰な水分を排出するので、小便をすればするほど、体内の水分は適正量になり、「健康な羊水」を作ることができるようになるのだ。
③オナラ
オナラをしたくなったら、オナラを恥ずかしがらずに出すべし。
オナラは、腸内で老廃物が腐敗してできたガスなので、これを早くに出さないと、このガスが内臓の活動を弱めてしまい、胚児へエネルギーを回せなくなるのだ。
夫がいる時は、夫の目の前でやると、100年の恋も冷めてしまうので、オナラをしたくなったら、すぐに洗面所に行って、オナラをすればいい。
「最近どうもオナラが出すぎて」と思ったなら、「寒天」や「ヒジキ」を食べると、オナラの回数が激減する。
●酵素水分の摂取
羊水を作るためには、大量の酵素水分が必要となるので、酵素水分を大量に摂取していく。
①「リンゴ人参ジュース」
毎度お馴染み「リンゴ人参ジュース」である。作り方は、「リンゴ」と「人参」と「バナナ」をぶつ切りにして、水を少し入れて、ミキサーで掻き回せばできあがり。「リンゴ」と「人参」と「バナナ」が揃うと、妊娠や出産のための栄養素が全部含まれるのである。
②「野菜ジュース」
野菜のジュースならなんでもいい。俺がお勧めにしているのは、「小松菜」と「パセリ」をミキサーで掻き回し、そこにオリーブオイルを入れたものである。非常に美味しいし、飽きがこないし、材料は年柄年中、手に入るからだ。
③「味噌汁」
味噌汁ならなんでもいい。特に不育症に効果のあるものは、「ワカメ」や「ナメコ」や「マイタケ」の味噌汁である。味噌汁を作る時は、味噌汁を沸騰させないこと。沸騰させると、酵素が死んでしまうので、80℃でとめておくこと。
④「フルーツ」を朝食時に食べる
酵素水分は朝食時にもっとも多く吸収されるので、朝食時に「リンゴ人参ジュース」「野菜ジュース」「味噌汁」とともに、フルーツを食べることである。フルーツを食べる時は、冷やさずに、常温で食べること。フルーツを冷やすと、体を温めるために、酵素を浪費してしまうからだ。
仕事で忙しい時は、これらのものを飲んで食べれば、流産防止のための栄養素はすべて足りているのだ。
⑤「ドクダミ茶」
濃い目のドクダミ茶を飲むと、排卵誘発剤の薬害を少なくすることができる。不育症の治療で、他に薬を服用していたら、ドクダミ茶を飲んで、その薬害を最小限にとどめよう。薬害を最小限に食い止めれば、酵素の浪費も少なくなるのだ。
ドクダミ茶は、煮詰めるより、80℃くらいまで熱して、その後、火を止めて蒸らす。常温になったら、もう一度、火をつけて、80℃までに温める。こうして飲んだ方が、ドクダミ茶の効果が最大限に発揮される。
ドクダミ茶は、解毒のお茶なので、毎日飲む必要性はないが、1週間に1度くらいは飲んだ方がいい。
●食事の改善
①食品添加物を除去する
まずは、流産を引き起こす食品添加物を除去することだ。食品添加物を除去すると、本当に料理が少なくて済むようになるのだ。今まで、食品添加物を食べていたからこそ、大量に食事を食べてしまっていたのだ。
②炭水化物の量に気をつける
炭水化物は日中は活動のために必要だけど、夜間にはほとんど必要なくなる。脂肪や蛋白質を燃やすために、最初だけ必要となるだけなのだ。
そのため、朝食時や昼食時に炭水化物を大量に摂取してもいいけど、夕食時の炭水化物の量は減らすことだ。できれば、夕食時に「黒酢の酢の物」を食べて、酢の力で血糖値を下げるようにする。
「白米」「白パン」「白砂糖」をやめて、「玄米」「黒パン」「黒砂糖」に変えていく。これだど、血糖値が上がらなくて済み、しかも、妊娠に必要なビタミンやミネラルをたくさん含んでいるのだ。
不育症の女性で、甘い物が好きな女性は、夕食時や夜間に甘い物を食べるのではなく、できれば朝食時や昼食時に食べるようにする。朝や昼でなら、炭水化物は燃焼してくれるからだ。いくら甘い物に目がないからといって、夕食時や夜間に甘い物を食べていたら、流産を引き起こしてしまうのだ。
③栄養のバランスを取る
人間の五大栄養素は、「炭水化物」「脂肪」「蛋白質」ビタミン」「ミネラル」だが、この栄養バランスが崩れるのは、肉を食べ始めた時からなのである。
人間は本来「果実食動物」なので、「フルーツ」や「野菜」や「木の実」をしっかりと食べ、「植物油」などの「植物性脂肪」、「豆類」などの「植物性蛋白質」を食べた上でなら、「肉」を充分に消化吸収できるのだ。
ところが、この手順を無視して、「肉」を中心に食べてしまうと、肉は体内で腐敗して、発癌性物質であるアミン類を捲き散らして、これを除去するために酵素やエネルギーが取られてしまい、流産になってしまうのだ。
特に気をつけておくべきことは、和食は植物油をほとんど使っていないし、洋食では植物性蛋白質が不足しているし、中華料理は火力が強すぎて酵素を全滅させているのだ。
かといって、ベジタリアンになってしまうと、動物性蛋白質の不足で、筋肉量が減少してしまうのだ。
不育症を克服するためには、くれぐれも「肉」の食べ方には気をつけるべきだ。
●家事をテキパキとこなす
不育症の女性は、流産をしたくないなら、家事をテキパキとこなすことだ。
女性の体は男性の体と違い、家事のようなこまごまとした運動をしている時に、エネルギー消費量が多くなるのだ。男性は重い物を持ち上げるとか、長距離を走るとかにおいてこそ、エネルギー消費量が多くなるのだ。これは男女の性差なので、家事は基本的に女性がやるべきなのである。夫は自分が困った時に手伝ってもらう程度でいいのだ。
できれば、午前中に家事の大半を終わらせることだ。午前中に体を動かしておくと体温が上昇して、1日中ポカポカでいられるのだ。
①トイレ掃除
家事の中で不育症の女性がもっとも注意しなければならないのは、「トイレ掃除」である。不育症の女性が、なぜ、流産するかといえば、トイレ掃除をしないからなのである。トイレと妊娠は深く繋がっており、トイレをおろそかにすると、流産してしまうのだ。
事実、不育症の女性たちは、妊娠中に毎日トイレ掃除をしていなかったはずだ。
トイレ掃除は、慣れれば、5分以内で終わる簡単なものである。自分がトイレを使用した後に、ささっとやってしまえばいいのだ。
②皿洗い
流産防止を考えると、家の中で汚い物を処理することを、不育症の女性が行うと、流産を防止できるようである。
夫婦二人の場合、料理を作るのは妻で、皿洗いは夫という役割分担になってしまうことが多い。
しかし、これをやると、流産の原因になるし、しかも、皿洗いを他人にやらせると、料理の腕がいつまで経っても上達しないのだ。
料理の皿洗いも妻が自分で行うと、洗い物を出さないように、料理を逆算して考えられるようになることができるのだ。料理を作っている時も、料理だけを作っているのではなく、汚れ物が出たら、すぐに洗ってしまえば、皿洗いの量は激減していくのだ。
③ゴミ出し
自分でゴミ出しにいくのが面倒だからといって、出勤する夫にゴミ袋を持たしてはならない。ゴミ出しも汚れ物である以上、流産防止に深く関わっているのだ。
自分でゴミ出しをすると、ゴミの減量を気にかけるようになるし、ゴミ出しの時に、近所の女性と出会い、情報交換をすることができるし、ゴミ置き場に掘り出し物が落ちている可能性があるのだ。夫婦二人暮らしにとって、こういう掘り出し物は、経済的に貴重なのだ。
●スポーツで体を温める
胚児は妊婦が体を動かして、血流を良くし、体温を上昇させてくれた方が、細胞分裂をしやすくなり、流産を防止できるのだ。
不育症の女性が、妊娠中にスポーツをせずにいると、血流が悪くなり、体温も上昇しないので、胚児は低体温の中で細胞分裂を強いられることになり、細胞分裂の過程で染色体異常を引き起こしてしまい、流産させられてしまうのだ。
①ウォーキング
流産防止のためには、まずは「ウォーキング」である。ウォーキングこそ、手軽で、活性酸素を出さず、毎日無理なく続けられるものはないのだ。
どんなに冷え性の女性でも、1時間ほど歩けば、体がポカポカになるはずである。しかも、ウォーキングの後に小便がしたくなり、水分過剰を解消できるのだ。
不育症の女性は、再び流産したくないのなら、毎日ウォーキングをすることだ。ウォーキングこそが、不育症に対してもっとも効果があるのだ。
②筋肉トレーニング
不育症の女性に共通することが、「足腰」「腹筋」の筋肉が衰えているということである。そのために、子宮が正常に作動してくれず、流産に至ってしまうのである。
そのために、「スクワット」を最低でも「300回」、できれば「1000回」行う。腹筋も「最低でも「300回」、できれば「1000回」行う。
筋肉トレーニングは、毎日行うと、逆に筋肉がつかなくなるので、週に2回か3回、曜日を決めて、集中的に行うことだ。筋肉トレーニングはダラダラやると、筋肉がつくより、疲労してしまい、挫折してしまうのだ。
筋肉トレーニングは一人でやるのもいいが、夫を誘って夕食後に二人で行うと、話をしながらできるので、無理なく続けられるようになるのだ。
③水泳
女性は妊娠したら、水泳をやるのが一番いい。水泳はスポーツの中で、最高のエネルギー消費量を誇るし、最良の全身運動を行えるのだ。妊婦向けの母親教室でも、水泳が一番人気である。女性は妊娠すると、自然に何が大事か本能的に解るのである。
不育症の女性は、長時間、泳がなくてもいいが、1時間ほど泳ぐだけでも、流産防止には非常に効果があるのだ。
不育症の女性のように、自宅と病院を行き来してきた女性にとっては、プールに行くことが、最大の気分転換になるのだ。プールの中で泳いでいる時は、不育症や流産のことなど忘れてしまうものである。
●風呂で体を温め、寝汗をかく
不育症の女性の中には、冷え性の女性が多いので、風呂の入り方には、特別な方法が必要となる。
風呂では「冷温水浴」を行う。
風呂場に入ったら、掛け湯で体を流し、湯船に浸かる。
体が温まったら、湯船から出て、「亀の子たわし」でゴシゴシと体中をこする。「亀の子たわし」が痛いなら、「ヘチマのたわし」でもいい。
その後、湯船に浸かる。
体が温まったら、湯船から出て、冷水シャワーを浴びる。
その後、湯船に浸かる。
体が温まったら、湯船から出て、冷水シャワーを浴び、風呂場から出る。
体をバスタオルで拭いたら、30分ほど裸でいる。その際、手でゴシゴシと体をさする。
こうやって、肌を鍛えて、皮膚呼吸を行わせるのだ。胚児は細胞分裂のために大量の酸素が必要となるので、妊婦に皮膚呼吸を行わせることで、胚児に大量の酸素が行くようにしてあげるのだ。
そして寝る時は、いつでも、長袖長ズボンのパジャマに、腹巻をする。できれば、下にババシャツを着る。こうやって厚着をすることで、夜の体温低下を防いで、流産の防止を図るのである。
しかも、これなら必ず寝汗をかくようになるので、睡眠中に自動的に水分解消を行えるのだ。
朝起きたら、窓を開けて、深呼吸をする。パジャマを脱いで、乾布摩擦を行う。その後、30分ほど裸でいることだ。但し、裸でいるのは、冬の間は除く。
朝に胚児も目覚めるので、朝起きてすぐに深呼吸を行い、皮膚呼吸を行わせると、胚児に大量の酸素を届けることになるのだ。
●体を冷やさない格好
不育症の女性は、流産防止のために日頃から、体を冷やさない格好でいることだ。
スカートは特別の時以外は穿かないようにし、いつもは、「スパッツ」と「パンツスーツ」のコンビで攻めるべきだ。
足元も、「厚手の靴下」に「運動靴」にする。「ハイヒール」や「パンプス」を穿くのをやめる。「ハイヒール」や「パンプス」は結構、足を冷やすのだ。
夏がいかに猛暑だろうが、長袖のシャツを着るようにする。夏は冷房対策用に「カーディガン」を常に持っておく。
周囲の女性たちが、ミニスカートにTシャツであっても、気にしないことだ。「その格好、暑くない?」と言われても気にしないことだ。再び流産を引き起こすよりは、遙かにマシなのだ。
●不育症克服の最重要チェックポイント
不育症克服の最重要チェックポイントは、「酵素濃度」「体温」「血糖値」である。
酵素濃度は、お肌が艶々していることで解る。不育症の女性は、自分の酵素濃度が充分か、毎朝毎晩、鏡を見てチェックすればいい。
お肌に艶がないなと思ったら、「フルーツ」や「オリーブオイル」や「納豆」を摂取すればいいのだ。
体温は、低温期でも「36.5℃」を下回らないことだ。低温期が「36.5℃」を下回ると、胚児が染色体異常を引き起こす可能性があるのだ。
体温が下がっていると解ったら、生姜湯や葛根湯を飲み、筋肉トレーニングをするなり、風呂に入って体を温めることだ。
血糖値は、病院で計らなくても、食前に空腹を感じれば、血糖値は正常であるということである。
食べたら動く。動けば、お腹がすくのだ。食事を充分にとって、間食を控えることだ。
不育症の女性が、「酵素濃度」「体温」「血糖値」に気をつけていれば、流産を防ぐことができ、出産へと持っていくことができるのだ。
最後に、不育症の女性にとって、プラスアルファになるのは、常に「笑顔」でいることだ。
不育症の女性は、流産を繰り返してきたがために、どうしても顔から笑顔が消えてしまっているのだ。笑顔がないから、日常生活が暗くなり、再び流産を繰り返してしまうのだ。
こういう女性に限って、「ニュース番組」や「シリアスもののドラマ」や「暗い映画」を見て、より暗くなろうとしてしまうのだ。
だから、口角を上げて、いつも笑顔でいるようにして、ユーモアをいって周囲の人々を笑わしてみよう。
不育症と全然関係ない俺ですら、週に1度は『笑点』や『ヘキサゴン』を見て、大笑いして、ストレスを発散させているのだ。
不育症を克服したかったら、なんといっても「笑顔」でいることだ。
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コメント
タマティーさんこんにちは。いつもアドバイスありがとう。
不育症シリーズも大変興味深く拝見しています。
今までの私は朝食を摂っていませんで、旦那だけ食べさせ、
片付けや洗濯など別の用事をしていました。
「フルーツ」と「リンゴ人参ジュース」と「味噌汁」だけで良いと言う
タマティーさんの有り難いアドバイスを実践するべく、
となりに座って旦那と一緒に食べる様になってから、
ちょっと席を立つと、
どこ行くの?…と聞くようになりました。
そして、
座ってろよ…とも。
ああ今までも一緒に食べてほしかったんだな~
と気付くことが出来ました。
大好きなフルーツを罪悪感なしに摂れるし…
タマティーさんのアドバイスのお陰です。ありがとう。
「生活改善型不妊症治療法」だけに留まらず不妊治療の事、
心の問題等、多角的視野をもってズバズバと切り込んでくる
タマティーさんの力強さを感じます。
沢山の書物を読破されていることが伺われますが、
特に今回の不育症シリーズは興味深い内容ばかり。
私ももっと理解を深めたいので参考文献を明記してくださると
嬉しいです。
また、これを読め!と言う推薦本があったら是非教えて下さい。
投稿: じゃがまる | 2008年6月 5日 (木) 13時34分
「じゃがまる」さん、コメントありがとうございます!
旦那さんは、「じゃがまる」さんと朝食を一緒に食べたかったんですよ。
夫婦だからといって、四六時中一緒にいるわけではないので、夫婦で一緒に食事をできる時は、その時間を大切にして、会話が弾むようにしてくださいね。
本当の幸せって、どこか遠い所にあるのではなくて、手の届く所にあるものなんですよ。
不育症の参考文献というのは、本当にないですね。
不育症の本は本屋でも売ってないし、図書館で調べても、取るに足らないものばかりでした。いかに、不育症の研究が進んでいないかが解ります。
俺の「生活改善型不妊症治療法」は、俺のオリジナルなものだから、不育症のことも独自の視点で書きました。
不育症に関しては、俺のブログに書かれてある以上の内容の本はないと思うので、俺のブログを熟読した方がいいと思います。
「じゃがまる」さんに推薦できる本があるとするなら、野本寿美子著『あたたかいお産』(晶文社)ですね。
或る助産婦さんの自助伝なんですけど、読んだら引きこまれてしまって、マジで感動しました。
「日本にこんな素晴らしい女性がいたんだ!」という最高な気持ちになれました。
この本には、お産のことが書いてあるので、「じゃがまる」さんも、出産する時に非常に役立つと思います。
この野本寿美子さんは、多分、俺の友人の女性の知り合いなのではないかと思っているので、今度、そのつてを辿って会ってみるつもりです。
★追伸★
不育症シリーズでは、「じゃがまる」さんにも使える治療法がいくらでも出てくるので、是非、試してみてくださいね。
特に今後、不育症治療の切り札が出てくるんですけど、これは「じゃがまる」さんにとっても、不妊症治療の切り札になりますので、期待して待っていてくださいね。
投稿: 愛のタマティー天使 | 2008年6月 5日 (木) 18時42分
タマティーさん、はじめまして。
「不育症 自分で克服する」と検索していたら タマティーさんのブログに出会いました。目から鱗!な情報ばかりで 時間を忘れて読んでしまいました。
私はSLEという膠原病という持病があり、3度流産の経験があります。3度とも自然妊娠です。1度目、2度目は心拍確認前の初期流産。3度目は6か月の検診時に心拍を確認できずに流産、陣痛促進剤を使って出産(流産)しました。
先日、抗リン脂質抗体の検査を行った時に 血栓ができやすいということが分かりました。これは流産の原因の一つだと思うのですが・・・妊娠中に食事がとれないということで スポーツドリンクのようなものをたくさん飲んでいました。絶対的に砂糖の摂りすぎだったと思います。
3度目の流産は何が一番の原因だとタマティーさんは思いますか?砂糖の摂りすぎが原因ということも考えられますか?
今はタマティーさんのブログを読みまくっていろいろなことを実践しています^^朝、りんご人参ジュース、味噌汁を飲んでフルーツやナッツを食べたり 食品添加物を除去し調味料は天日塩を使ったりと良いものを選んでいます。抗リン脂質抗体には牛乳がよくないということで 牛乳もやめました。ちなみに乳製品も除去したほうがいいですか?
また、合成洗剤もやめて シャンプー リンス 歯磨き粉は太陽油脂のものを使い 洗濯洗剤、ボディー石鹸はミヨシ石鹸のものを使っています。これらのことはタマティーさんのブログを見てから変えたもので 読み進めていくうちに自分の使っていたもの 食べていたものがいかに良くないものだったのかを実感しました。流産して当たり前だったのかも・・と思いました。
まだまだ 実践できていないこともあるので どんどん実践しこうと思っています^^
次の妊娠のために今はアスピリンを服用していて 妊娠したらカプロシンという自己注射をしたほうが良いと言われています。アスピリン、カプロシンとも血液さらさらにするもののようです。タマティーさんの不育症の克服の仕方をしたら これらは必要なくなりますか?
長文、たくさんの質問をしてしまいすいません。
タマティーさんのブログをいつも楽しみにしています!たくさんの素晴らしい情報をありがとうございます。
投稿: aru | 2012年10月 8日 (月) 11時31分
aruさん、3度の流産、残念でした。
しかし妊娠中に食事を取らず、スポーツドリンクはないでしょう。
砂糖の取りすぎ以前に、食事が足りてないってことですよ。
膠原病ってことですが、aruさん、何歳?
膠原病は体が冷えているからこそ罹ってしまう病気です。
牛乳は最も体を冷やす飲み物なのでやめるべきですが、乳製品を全部除去するまで神経質にならなくていいです。
それよりも、スポーツをするなり、温泉に行くなりして、とにかく体を温めることですよ。
不育症は不妊症とは違います。
妊娠可能な状態にあるのに、その胎児を最後まで持って行くことができないということなんです。
不育症を薬で治そうだなんて、甘い考えは捨てた方がいいです。
アスピリンを初め、それ以外の薬も、全部、体内のビタミンやミネラルを奪います。
そうなれば、余計に不育症は悪化します。
不育症を克服するためには、まず「快食」「快眠」「快便」をしっかりと行なうことですよ。
不育症の女性は穀物と野菜の摂取量が少ない傾向にあります。穀物と野菜はしっかりと摂取した方が良いですよ。
それと1日7時間半の睡眠は絶対に必要なので、早寝早起きを心掛けるようにすることです。
トドメは朝の排便で、朝の排便が終わらない限り、絶対に食べ物を食べないようにすることです。これを守るだけでも人生は変わりますよ。
aruさんに関して、ちょい気にかかるのが、「頭が良すぎる」ってことです。
頭が理性偏重になってて、子供を生む女性の脳にはなっていないってことですよ。
考えてみると、不育症の女性たちは頭の良い女性たちが多いですね。
理屈を捏ねても出産することはできないですからね。
アリスン・マギー著『ちいさなあなたなへ』(主婦の友社)って絵本があるので、取り敢えずこの絵本を読んで涙を流して下さい。
今のaruさんにとっては、涙こそ最高のお薬ですよ。
投稿: タマティー | 2012年10月 9日 (火) 07時40分
タマティーさん、ご返答ありがとうございます
私は今、32才です。膠原病は23歳のときに発症しました。
原因は冷えなんですね・・。
温泉は好きなので行こうと思います^^
膠原病の薬を今も飲んでいるのですが これもやっぱり体内のビタミンやミネラルを奪ってしまうのですよね?薬も止めたいところなのですが ステロイドなのです・・。急にやめると危険とあってなかなかやめられません。あと、アスピリンは飲むのをやめたほうがいいですか?
質問攻めですいません・・。
不育症克服のためには「快食」「快眠」「快便」なのですね。最近は野菜、穀物・・お米、豆をしっかり摂るようにしているので「快食」はOKかな。快眠は・・11時頃寝て 5時半に起きるのでちょっと足りないかな。早起きはできているので早寝を心がけます。問題は「快便」です。毎日 出るのですが 朝食後なので 朝食前に出せるように頑張ります!
妊娠6カ月で流産したのがちょうど一年前 少しずつ体質・生活改善できてきているかなと感じるので また赤ちゃんがやってきてくれたらいいなぁと思っています。今度こそは出産まで辿りつきたい!膠原病&抗リン脂質がある私でも出産できますか?また 何かアドバイスがあったらお願いします
P.S 絵本の紹介もありがとうございます。読んでみようと思います
投稿: aru | 2012年10月 9日 (火) 15時38分
aruさん、32際って、そんな年齢で膠原病を発症するなんて!
体が冷え切っているんですよ。
アスピリンよりもステロイドの方が危険ですよ。
10年近く服用しているのなら、体内にステロイドがかなり蓄積されている筈です。
このまま妊娠しても、身体障害者の赤ちゃんを産んでしまう可能性が高いですよ。
まずは膠原病を治して、ステロイドの服用をやめ、体をクリーンにしてから、妊娠した方がいいですよ。
それにそもそも膠原病の症状は一体どうなっているんですか?
ステロイドが手放なせないほど深刻な物なの?
ちょいその治療は疑問がありすぎますよ。
抗リン脂質体質は、要は離乳食病が引き起こしているものだから、恐らく牛乳をやめさえすれば、治るものですよ。
ローズヒップティーは絶対にお勧めしますよ。
今までこれで不育症の女性たちを治してきましたからね。
投稿: タマティー | 2012年10月10日 (水) 07時16分
タマティーさん、返信ありがとうございます。
アスピリンよりステロイドが問題ありなんですね・・。少量のステロイドなら妊娠出産には問題がないと言われていたので 安心していました
膠原病ですが・・目に見える症状はありません。血液検査をすると 抗核抗体が陽性、血小板が少なめぐらいです。ステロイドはプレドニンを7mg服用しています。昨年の妊娠で少し増量されましたが ここ数年はずっと5mgを服用していました。医者には「ステロイドは5mgぐらいを飲んでいたほうが良い」と言われて飲み続けてきました。ゼロにすることは難しいと言われました・・。タマティーさんの話ではゼロにできそうですね。
膠原病はほとんど治っているように思えますが どうしたら治っている!と言えるのかが分かりません。症状はないけれど 検査をすると異常があるっていうのは治っているのですか?
牛乳はここ数カ月は飲んでいません乳製品は少し食べているけれど・・。ローズヒップティーはオススメなのですね。
不育症のことから 膠原病のことからたくさんの質問に答えてくださりありがとございました。
投稿: aru | 2012年10月10日 (水) 13時32分
初めまして。たまたま見つけたこちらのブログを拝見し、今2007年まで遡って拝読させていただいております。8週目流産や18トリソミーで妊娠断念したりで、今また妊活に励んでいるものです。
人参りんごに、たまにセロリや小松菜入れてミキサージュースを飲み始めたんですが、体がどうも冷えてしまうんですが、ミキサーした後温めて飲むのも良いのでしょうか❓
投稿: いなちゃん | 2018年2月19日 (月) 12時47分
いなちゃん、パセリや小松菜を入れると、「もともと冷え性の女性」「色白の女性」「白雪姫」は体が冷えてしまうみたいです。
葉物は入れない方がいいかも。
投稿: タマティー | 2018年2月19日 (月) 17時14分