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無精子症克服のための「食事の改善」

●朝食問題

俺は今まで「不妊症バトルロワイヤル」で、必ず朝食を食べるように主張してきた。なぜなら、女性は朝食を抜くと、便秘になり、肥満になり、そして不妊症を発症してしまうからだ。

それゆえ、朝食を食べることを勧め、それによって、便秘を解消し、肥満を解消し、不妊症を克服させようとしてきたのである。

ただ、現代の人間にとって本当に朝食が必要なのか、医者や民間療法家たちを悩ましてきたのだ。昔の人々は、朝の3時か4時に起き、それからひと仕事をし、そして朝の排便を済ませてから、やっと朝食を取ったのである。朝のひと仕事をする人々には、確かに朝食は必要なのである。

しかし、現代の人々のように、朝寝坊で、朝のひと仕事もぜず、朝の排便も出ないような人々にとって、朝食が必要かどうかは、大いに疑問なのである。

主婦であるならば、まだ家事をするのでいいのだが、朝に仕事を何もしない男性たちには、朝食は必要ないのかもしれない。

しかし、朝食を抜いてしまうと、便秘になり、肥満になっていくのだ。ここが最大の矛盾点なのである。

●宴会の翌日の朝は、朝食を取るべきではない

ただ、仕事をしている男性が、宴会で御馳走を食べ、深夜までお酒を飲み、午前様になって帰宅したなら、その翌日の朝食は取るべきではないのである。

まだ、前日の飲食物の消化吸収が終わっていないのに、また新たに飲食物を入れてしまえば、内臓は疲労しきってしまうのだ。

このため。内臓が消化吸収だけのに追われているので、肝心の男性生殖器にはエネルギーが行かず、それがために無精子症になってしまうのだ。

宴会の翌日はお腹が空いていないのだから、朝食を取る必要性はないのだ。

「リンゴ人参ジュース」「野菜ジュース」「味噌汁」といった液体状のものを飲んで、朝食代わりにすればいいのだ。

こうすれば、便秘にもならず、肥満にもならず、しかも、無精子症にもならないのだ。

●食事のパターン

人間には、3度の食事の中で、どの食事をもっとも重視しているかという食事のパターンがあるのだ。

食事のパターンは、「朝食重視型」「昼食重視型」「夕食重視型」の三つしかない。

自分がどの食事のパターンなのか、早く自分で見つけ出すことだ。

①朝食重視型

朝食重視型は、3度の食事の中で、朝食をもっとも重視している食事のパターンである。

朝食重視型は、日本人には典型的な食事パターンで、体型はスリムな体型な人々が多い。

昔、日本では朝にご飯を炊き、朝食は温かいご飯を食べ、昼食は冷や飯を食べ、夕食は湯漬けかオジヤにしていたからだ。

②昼食重視型

昼食重視型は、3度の食事の中で、昼食をもっとも重視している食事のパターンである。

昼食重視型はヨーロッパ人には典型的な食事パターンで、体型はがっしりとした体型の人々が多い。

ヨーロッパでは、朝と夜は非常に寒いので、温かく柔らかい日差しが差し込む昼時に昼食を大量に食べ、その代り、朝食と夕食は質素なものにしたのだ。

③夕食重視型

夕食重視型は、3度の食事の中で、夕食をもっとも重視している食事のパターンである。

夕食重視型は、現代人の典型的な食事パターンで、体型は肥満の人々が多い。

現代では食事が豪華になっているので、特に夕食をもっとも豪華にしてしまい、夕食にそれだけ豪華なものを食べれば、なかなか寝付かれないことになり、就寝時間は遅くなり、それの間にも、お菓子やジュースを飲んでしまうようになり、その結果、肥満になっていくのだ。

●穀物による内臓疲労

自分が一体どの食事パターンなのか、探し当てることは非常に重要だ。

朝食重視型であっても、仕事柄、夕食重視型にならざるをえない時もあるからだ。そういう時は、夜のお菓子やジュースを控え、翌日の朝食を少なくすればいいのだ。

どの食事パターンになろうとも、気をつけてほしいのが、穀物による内臓疲労を防ぐことだ。

白米や白パンにしてしまうと、ビタミンやミネラルが大量に不足しているので、消化吸収に非常に手古摺ってしまうのだ。そのまま、血糖値が高いままで固定されてしまい、血管を痛めてしまうのだ。そのため、その修復にエネルギーが向かってしまい、男性生殖器にエネルギーが行かず、精子の量が減少していくのだ。

だから、穀物は「玄米」や「黒パン」にする。できれば、「玄ソバ」や「オートミール」を食べる。オートミールは、牛乳で煮るのではなく、ご飯のように炊くと、非常に美味しく和食に合うのだ。

但し、コーンフレークは食べてはいけない。コーンフレークは糖分がなんと50%以上あるので、砂糖の塊を食べているようなものなのだ。

●夕食時の炭水化物を摂取しない

はっきりと言ってしまえば、無精子症を克服したければ、夕食の炭水化物を取るべきではないのだ。

人間は、昼間は活動をするために炭水化物が必要となるが、夜になれば炭水化物が必要なくなるのだ。

血糖値が高くなればインスリンを出して、炭水化物をエネルギーに変えることを優先させるが、血糖値が低くなれば、グリコースを出して、炭水化物と脂肪と蛋白質の三つを同時に燃焼させるようになるのだ。

そのため、夕食時に炭水化物を取ってしまうと、血糖値が下がらず、グリコースが出てこなくなるのだ。

それゆえ充分なエネルギーが発生せず、男性生殖器にエネルギーが向かわないのだ。

そこで、夕食時の炭水化物を摂取しないで、グリコースが出るようにしむけるのである。

こうすれば、グリコースを出して、炭水化物と脂肪と蛋白質の三つを同時に燃焼させることができ、男性生殖器にエネルギーを向かわせ、無精子症を克服させることができるのだ。

もしも、どうしても炭水化物が欲しい時は、玄米のご飯を少しにするとか、黒パンを一切れ程度にして、黒酢の酢の物を食べて、血糖値を落とすことだ。

そうすれば、グリコースが分泌されることだろう。

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コメント

タマティーさんこんばんは。ここ数日、更新されていないのが気になっています。

 以前の様に、体調を崩されていませんか?

 あまり無理をなさらず、いろいろな事を教えて頂きたいと思います。

 記事の更新が見られないので、過去の記事を遡って読んだりしていました。自分の日々の生活に、少しずついいものを取り込んで行こうと思います。

 今週期は何となくいい兆しを感じたのですが、残念ながらリセットしました。ただ、毎回きっちりと28日周期で月経があるので、それはそれで望ましい事なのでしょう。

 これからも、いい勉強をさせて下さいね。楽しみにしています。

 では、また。

 

投稿: さんにん | 2008年7月 8日 (火) 23時03分

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