子供が欲しければ家族全員で墓参りにいく
●まずは子供ができたことの報告
二人目不妊で苦しむ女性に意外と多いのが、家族で墓参りに行ったことがないという女性たちなのだ。
こういう家族の場合、妻が墓参りに行きたくないのではなく、夫が墓参りとかに興味を示さないのだ。
理屈っぽい男性とか、科学を万能と看做す男性とか、イデオロギッシュな男性の場合、必ずといっていいほど、墓参りを軽視するか、否定してくる。
そのため、1人目の子供が生まれたのに、墓参りに行って先祖に報告したことがないのだ。
それが原因で、二人目不妊で苦しむことになるのである。
先祖がせっかく1人目の子供をもたらしてあげたのに、挨拶に来ないから、怒っているのである。
だから、まずは1人目の子供ができたことの報告を、家族全員ですることなのである。
●いつ墓参りに行けばいい?
墓参りは一体いつ行けばいいのか?
思い立ったら、いつでも行けばいいのである。
家族全員で行ける日を確保できたら、すぐさま行けばいいのである。
ちなみに、日本における墓参りの時期の説明をしておく。
日本人が墓参り行く日は、「春分の日」「お盆」「秋分の日」の三つである。
「春分の日」と「秋分の日」は、古代日本では「太陽暦春秋年法」を採用していたために、「春分の日」と「秋分の日」が年始だったのである。恐らく古代日本人たちは、年始に墓参りに行っていたのだろう。
「お盆」は、ペルシャ人たちが行っていた先祖祭祀の風習が、仏教とともに日本に流れてきたものである。日本では氏神を祀る「御霊祭り」と融合して、全国的に広まったのだ。だから、お盆は本来、神社のお祭りの日なのである。
ちなみに「盆踊り」を発明したのは、踊り念仏で有名な「時宗」である。
「表盆」「裏盆」があるが、これは太陰暦と太陽暦の違いがもたらしたもので、盆は8月に行われる「裏盆」こそが本当のお盆である。表盆は日本では梅雨の時期に当たるので、こんな時期にお祭りや墓参りをするわけがないのだ。
要は、年に1度、墓参りに行けばいいのだ。1年に1度、行く習慣を、家族で身につけることだ。
●墓参りの日は墓参りだけ行う
「仕事で忙しい」と言っている夫には、無理矢理に墓参りに行かせよう。
年に1度、仕事を休んで、仕事中毒から解放するのだ。
但し、墓参りの日は、墓参りだけを行うこと。
自宅から日帰りで行ける墓のある家族は、夕飯を前もって作っておいて、温めれば食べられるようにしておくこと。
墓参りに行った日は、外食は避けることだ。
自宅で夕食を食べることによって、先祖の霊力を自宅に落ち着かせるのだ。
夫の実家に行かなければならない家族は、夕飯を夫の母親と妻が作ることになる。
夫は自分の母親に宿泊代と食事代を支払っておくことだ。最低でも「1万円」ぐらいは包んでおいた方がいい。裕福なら、もっと出すべきだろう。
「家族だからそんな水臭いことを!」と思うのではなく、もう結婚して独立しているのだから、こういう仁義はきちっと切っておくべきだ。
●墓参りの仕方
墓参りに行く時は、「スポンジ」「タオル」「お線香」「ロウソク」「白い菊の花」「ゴミ袋」を持っていく。
墓参りの仕方は、まずは墓所に入る前に一礼する。
それから、家族全員で、墓の掃除をする。雑草があれば毟り取り、ゴミなどはゴミ袋に入れていく。
墓石をスポンジで水洗いし、タオルで拭いていく。
白い菊の花を挿し、ロウソクに火をつけ、線香を供える。
そして、夫が家族を代表して、
「1人目の子供を授けてくださいまして、ありがとうございました」
と、ちゃんと声に出していうことだ。
墓参りの場合は、「二人目の子供が欲しい」と祈願するのではなく、あくまでも先祖への感謝の意を述べることだ。
先祖への感謝が足りなかったからこそ、二人目不妊で苦しんでいるのである。
墓参りの時は、先祖に感謝しまくることだ。
●夫の両親に感謝の意を述べる
夫の実家から墓参りに行った時は、妻が家族を代表して、夫の両親に感謝の意を述べることだ。
「本当に素晴らしい息子さんを産み育ててくれて、本当にありがとうございます。ご両親には感謝しても尽きることはありません」
とかいう内容のことを、妻は自分の言葉でいえばいい。
こういう時は、夫が家で家事を手伝わず、家でゴロゴロして、しかも給料が安いことなど忘れて、とにかく感謝しておくことだ。
夫は、自分の妻が、自分の両親に感謝の意を述べてくれると、心機一転して、家では妻に優しくなり、仕事を頑張るようになるからだ。
大半の夫婦が、夫の両親に感謝の意を述べるということをしないのだ。そのために夫婦のイザコザや不幸や病気が絶えないのだ。
自分の夫の欠点をあげつらうのではなく、まずは夫をこの世に存在させてくれた夫の両親に感謝の意を述べておくことだ。
そうすれば、その夫婦に幸福が雪崩のごとく押し寄せてくるのである。
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (2)
最近のコメント