「本物の母性愛」と「ダミーの母性ホルモン」
●「母性愛の不足」と「女性の歪な成長」
高齢不妊の女性だけでなく、不妊症の女性たちは、「赤ちゃんが欲しい」「子供が欲しい」と切実に願うのであるが、不妊症という悩みを持つ女性たちには、ある共通項がある。
それは、自分が子供の頃に、自分の母親が夫をそっちのけにして、育児や仕事や遊びばかりをしていたということである。
こういう母親は、子供に「母性愛」を注がなければならないのに、「渇愛」を注いでしまうのである。
「母性愛」とは、絶対肯定の愛であり、お前が生きているだけ、丘さんは嬉しいんだよという愛だ。子供にとって母性愛は、自分の存在を肯定してくれるので、母性愛を貰えば貰うほど、自分に自信をつけて成長していく。
しかし、「渇愛」とは、精神的に自立をしていない母親が、子供にしがみつき、自分の思い通りにするネガティブな愛である。そのため、子供は渇愛を注がれれば注がれるほど、自分の存在が不安になり、自信を喪失していく。母性愛を貰って育った子供は笑顔だが、渇愛を貰って育った子供には笑顔がないのだ。
母性愛の不足している子供は、母性愛が不足しているがゆえに、他人を不幸に陥れることで、自分の存在を確認していこうとする。これが「イジメ」の原因である。学校でのイジメが深刻になり、殺人事件が発生したり、自殺者が出てくるのは、イジメは当事者だけが悪いのではなく、イジメを行ってしまう子供にしてしまった母親が、これは自分の責任だということに気付かないからなのである。
更に、子供が思春期になれば、不良になったり、親に暴力を振るったり、登校拒否になってしまう。母性愛が不足しているから、どうしても母親と離れることができず、自分の母親に執着してしまうのである。
結婚を拒否する女性や、仕事をすれば同僚たちといつもトラブルを女性や、仕事で男性の上司を目の敵にする女性は、母性愛が不足しているがゆえに、異常な行動を取るのである。フェミニストになってしまうような女性たちは、母性愛の不足が深刻化しているがゆえに、フェミニストになるのである。
もしも、女性が母性愛の不足の状態で結婚してしまえば、当然に不妊症という病気を発症してしまうのである。結婚して妻になった自分を絶対的に肯定できないし、結婚して夫になった男性を絶対的に肯定できないからだ。
こういう女性たちは顔を見れば一発で解る。結婚しているのに、笑顔がないのである。丁度、母性愛を貰えなかった子供たちに笑顔がないように。
●母性ホルモンの役割
女性は妊娠や出産によって母性ホルモンが分泌されれば、母性愛を出すような行動を取る。
しかし、人間は遺伝子だけで生きているのではないので、母性ホルモンが分泌される前に、母性愛の蓄積ということがなされているのだ。未婚の女性が赤ちゃんを見て「かわいい」と思ったり、子供を見ると気分がよくなってしまうのは、その女性に母性愛の蓄積があるからなのである。
母性愛は絶対肯定の愛であるがゆえに、女性が恋愛をすればスムーズにいくし、結婚すれば結婚生活がうまくいくことだろう。なぜなら、その女性が男性を絶対的に肯定してあげることができるからだ。
女性は女性ホルモンが分泌されると、美しくなり、女らしい行動を取ったりするのだが、その反面、体温を下げてしまうという副作用がある。これに対し、母性ホルモンが分泌されると、大人の女性として成熟し、母親らしい行動を取り、体温を上げる効果があるのだ。
だから、女性は大人になると結婚しようとするのだ。女性が独身のままだと女性ホルモンが出っぱなしになってしまい体温が下がりまくり、子宮筋腫や子宮癌や乳癌といった死と直結した病気を発症してしまうのだ。それゆえ、結婚することによって、正確には妊娠や出産をすることによって、母性ホルモンを出して、女性ホルモンの体温を下げる効果を相殺させるのだ。
だが、女性は母性ホルモンを分泌しなくても、それ以前に、恋愛をすることによって、体温を上昇させるのだ。これは女性の心の中に蓄積された母性愛を出すことによって、体温が上昇してしまうのである。女性が恋愛にトキメクのは、ちゃんとした理由があるのだ。
不妊治療を受けてしまうと、精子や卵子といった遺伝子の問題だけに注目がいってしまうのだが、人間は「遺伝子」だけでなく「家族文化」といったものをも相続しているのだ。人間は遺伝子を運ぶ船だけではなく、家族文化を相続していく知的生命体なのだ。
人間は遺伝子という内部から進化しようとするだけの動物なのではなく、家族文化という外部から進化を促そうとする動物でもあるのだ。人類は遺伝子という内部の進化と家族文化という外部の進化が融合した時に、偉大なる進化を成し遂げてきた動物なのである。
●「母性愛の補給」と「ダミーの母性ホルモン」
さて、高齢不妊の女性は、まだ母性ホルモンが分泌されていないし、心の中の母性愛も不足している状態である。
それゆえに、女性ホルモンが出まくり、体温が下がってしまい、そのために卵巣や子宮が正常に作動せず、妊娠が不可能になってしまっているのだ。
だから、母性愛を補給するのだ。
母性愛をくれるのは自分の母親だけではないから、結婚することによって母親から距離をおくことができたら、他の母親たちから、母性愛を貰えばいいのだ。
子供を産んだ母親たちと交わる。母親たちと会話をする。赤ちゃんや子供たちと接するのだ。
自分の親戚や自分の近所や自分の友人たちで、子供を産んだ女性がいたら仲良くすればいいのだ。
赤ちゃんを産んだ女性は、母性愛が出てきているから、たとえ不妊症で悩んでいる女性であったとしても、絶対的に肯定してくれるのだ。そういう女性たちから母性愛を貰って、蓄積していけばいいのだ。
こういうことをしていくと、母性愛によって心が温かくなり、体も温まってくるのだ。
そして、赤ちゃんや子供たちと接していると、まだ赤ちゃんを産んだことがないのに、自分がお母さんになったような感覚になれるのだ。
これが所謂「ダミーの母性ホルモン」である。母性ホルモンが出ていないのに、あたかも母性ホルモンが出ているような錯覚を体に与えてしまうのだ。
高齢不妊の女性は、いくら未だに妊娠できないからといって、自宅に引き籠っているようなことをするべきではないのだ。また、不妊症の女性同士ばかりで居続けることしていてはならないのだ。
問題は精子や卵子ではないのだ。
問題は「母性愛の不足」なのだ。
自分の心の中で母性愛が不足しているなら、母性愛を出している女性から貰えばいいのである。
母性愛によって不妊症になっている自分を絶対的に肯定されたら、もう人生に後退はなくなるのだ。後は前進あるのみである。その先には妊娠が待ち構えているのだ。
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