不用品と不妊症の関係 ~高齢不妊を治したければ、不用品を捨てよ~
●不用品と不妊症
不妊症の女性たちは、自分のお腹が膨らまないのに、自分のタンスは思いっきり膨らんでいる。タンスの中に服がいっぱいありすぎるから、自分が妊娠することが不可能になってしまうのだ。
昔は貧乏だったから、女性が嫁入りする時は、ほとんどが身一つで来た。持ってくる嫁入り道具もたかが知れているものだった。
ところが、現在は豊かになってしまったものだから、女性が嫁入りする時は、仰山と嫁入り道具を持ってくる。そのため、新婚の夫婦なのに、既に荷物で住宅がいっぱいなのだ。
だから、夫婦として発展することができず、結婚後、トラブル続きになってしまうのだ。
結婚前はあれほど愛し合っていたのに、結婚後は喧嘩続きになってしまい、遂には口すらきかなくなってしまう。結婚前は仕事が順調だったのに、結婚後、仕事が不調になり、それどころか不渡りを掴まされた。結婚前は簡単に赤ちゃんができると思っていたのに、結婚後、不妊症に襲われてしまった。
結婚して3年以内に離婚してしまう夫婦を見ると、やはり新居なのに、荷物でいっぱいになっているのだ。
何事も完成すれば、崩壊するしかないのだ。
結婚は夫婦にとってゼロからの始まりであり、新婚当初はそんなに荷物がなくてもいいのだ。
特に不妊症の女性は、服を大量に持っており、タンスの中は自分の服でいっぱいなのだ。これでは赤ちゃんが生まれてきたとしても、赤ちゃんの服を入れる場所がまったくないのだ。即ち、赤ちゃんが生きれるスペースがないのだ。
不妊症の女性の中でも、高齢不妊の女性たちは、もう40年以上生きてきたがゆえに、ブティックを始めてもいいというほどの、大量の服を溜めこんでいるのだ。
それだけの服を溜めこんでしまえば、誰だって不健康になる。いや、病気になるといった方がいい。
高齢不妊の女性が、大量の服を溜め込んでいることと、不妊症を発症していることには、明確な因果関係が存在する。
もしも、赤ちゃんが生まれてきても、赤ちゃんの服を置くとこがないような家に、赤ちゃんはやってこないからだ。
だから、いらない服を捨てよ。いらない服を捨てると、清々しくなり、不妊症の悩みがすっきと消える。
そして、赤ちゃんがやってくるのだ。
●捨てる基準
女性にとって服を捨てるということは、オリンピックで優勝するほどに難しいことなのだ。どの服も思い入れがあるから、どの服も捨てられないのである。
だが、そういう執着を認めていたら、いかなる服も捨てられない。そこで、捨てる基準を設ける。
①いらないと思ったら捨てる
自分が「この服いらないな」と思ったら、迷わず捨てる。服を見た瞬間の、「いらないな」と思う感情を大切にしよう。
特に高齢不妊の女性の場合、10代や20代で着た服は絶対に捨てるべきである。こういう服はもう絶対に着ないからだ。
娘が生まれたら、自分が着た服を着てもらおうなどと思っては駄目だ。ファッション的に娘は拒否するからだ。
②迷ったら捨てる
病的な人間は優柔不断である。迷った時に、どちらか一方を選択するという決断ができない。しかし、決断ができいないと、すべてのものが先延ばしになり、服を大量に溜め込んでしまう。
だから、迷ったら捨てる。この基準を貫くことだ。高齢不妊の女性は、自分の優柔不断の性格を治すためにも、迷ったら捨てるという基準を貫いてほしい。
女性が迷うようなものは、不用品なのだ。自分が迷うような服は、もう着ないのだ。
③痩せれば着れるだろうと思うものは捨てる
昔、スリムだったのに、現在、贅肉がつきまくっている女性は、昔、痩せていた頃の服を大量に持っていることだろう。そういう服があるなら、迷わず捨てることだ。
痩せれば、着れるだろうと思ってはならない。自分が肥満になってしまった刑罰として服を捨てるのだ。
こういうことをやると、逆に痩せていくのだ。そして、痩せた時に、新しい服を買えばいいのだ。
●不用品を売って出産育児貯金へ
いらない服は、古着屋さんに持っていくのもいいし、自分が販売してもいい。ガレージショップを開いたり、フリーマーケットで販売してみたり、ネットで販売したっていい。
販売方法はいくらでもある。
不用品を売ると、結構なお金になるのだ。
それをすべて出産育児貯金に入れてしまうことだ。
出産直後は一時的に出費がかさむので、出産する前から貯金しておくのだ。
通常の生活費の預金通帳とは別個に、出産育児貯金の預金通帳を作って、不用品を売りさばいたお金を貯金してしまうのだ。
出産育児貯金は、不用品を販売したお金だけでなく、臨時収入が入ったら、その臨時収入を出産育児貯金に入れてしまうことだ。
また、当月の生活費の残りを来月に繰り越す時、その半額を出産育児貯金に入れてしまうことだ。こうすると、赤ちゃんのために預金しているという充足感が出てくるし、生活における浪費を抑えることができるのだ。
株券を持っている夫婦なら、株式配当金を出産育児貯金に入れてしまうのもいいだろう。
そうやって、出産育児貯金の預金残高が膨らんでいく快感を味わってほしい。
●空白ができれば、それを埋めようとしたくなる
この世には摩訶不思議と思える法則が存在している。
それは空白ができれば、それを埋めようとする力が働くのだ。
自宅の不用品を処分すると、空白ができ、それを新しい物が埋めようとしてくれるのだ。
服を捨てると、新しい服がやってくる。
服を捨てると、おめでたがやってくる。
服を捨てると、赤ちゃんがやってくる。
空白があればこそ、新たなるものを吸引できるのだ。
考えてもみればいい。
物が溢れかえっている先進国では不妊症という病気が発生し、物不足に悩まされる発展途上国では不妊症は発症せず、それどころか子沢山の方が問題になっているのだ。
人間は豊かになることを目指すべきである。しかし、豊かになりすぎてはいけないのだ。
自分たちの生活のどこかに空白ができるようにしておかないと、得体の知れない不幸に陥ってしまうのだ。
豊かすぎる者の不幸は、貧乏人の不幸よりも悲惨なのだ。
人間が所有できる物など、たかが知れているのだ。人間は必要な物だけを持っていればいいのだ。不用品は捨てればいいのだ。それを「もったいない」といっていたら、今度は恐ろしい不幸がやってくるのだ。
我々は物を捨てるから、拾える物があるのである。その自然な流れを断ち切って、溜め込んでばかりいたら、不自然になるだけである。高齢不妊の女性の場合、それが不妊症という病気の形で現われているにすぎないのだ。
高齢不妊の女性たちよ、不用品を捨てよう!
不用品を捨てて、自宅に空白を作れば、赤ちゃんがやってくるのだ!
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