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第二章 妊婦生活の基本 ~妊娠した時点から考えるのではなく、出産予定日から逆算して考える~

第一節 出産への計画を立てる

●妊娠のタイムリミット

 初めて妊娠した女性にとっては、「妊娠した」というのは、驚きの瞬間であろう。「妊娠している」ということは、女性の基本的な役目を果たしているということで、何か心が浮き浮きしている筈である。妊娠したことで、夫の対応も、周囲の対応も変わり始め、徐々にではあるが、赤ちゃんを産める体制へと変わっていくのだ。

 妊娠したら、無為無策の日々を過ごしてはいけない。妊娠してから10ヵ月後には、出産がやってくるのだ。妊娠にはタイムリミットがあるのであって、妊娠は永遠に続くものではないのだ。永遠と考えてしまうと、だらけてしまうものだ。妊娠には限りがあるのだ。そして、妊娠には限りがあるからこそ、妊婦生活が楽しめるのだ。

 妊娠したら、妊娠したその日から考えていくのではなく、出産予定日から逆算して考えていくのだ。逆算して物事を考えると、有意義な時間を過ごせるようになり、内容が濃厚になっていくのだ。幸せな妊婦と、不幸な妊婦を分ける決定的な場所は、まさにここにあるといっていい。逆算して考えれば、妊娠中に何をすればいいか解るから、それを一つずつやっていけばいいのだ。しかし、ダラダラと過ごしてしまうと、すべての物が後手に回り、疲労困憊のまま、出産に突入してしまうのだ。

 だから、妊娠したら、予定を立ててしまうことである。出産への計画を立てることによって、妊婦生活の間に一体何をすればいいのか、予め定めて行ってしまうのだ。予定を立てさえすれば、妊娠はスムーズにいくのである。予定を立てずに、日々どうすればいいのかと思い悩むからこそ、妊娠が難儀なものになってしまうのだ。

 手帳でも買ってきて、出産予定日はこの日、臨月に入るのはこの日から、と記入していけばいいのだ。助産院に行く日が決まれば、すぐさま予定を書きいれていく。そうやって、妊娠中のスケジュールを決めて行ってしまうと、妊婦生活が非常に充実したものになっていくのだ。できれば、手帳を女らしく花やかなものにして、出産予定日の欄には、赤ちゃんの絵でも描いたり、あちこちに花のシールで貼っていけば、予定をより視覚的に捉えることができるのだ。

●妊娠中に何が起こるか予め知っておく

 妊婦生活をダラダラと過ごすのではなく、出産予定日から逆算して妊婦生活を考えると、妊娠中に何をすべきか解ってくるのだ。妊娠中に起こるであろうことは予想できるので、妊娠中に何が起こるか、予め知っておくことだ。妊娠中に一体何が起こるかは、調べれば解ることだ。

 例えば、妊娠初期は妊娠してから15週目までで、生理は止まり、受精卵は子宮に着床して、猛スピードで細胞分裂を開始していく。着床から10週目で人間の形になり、この10週目までの間に流産が発生しやすいのだ。この期間は、ツワリが発生する。妊婦の見た目はほとんど変わらないが、精神的に不安定になってしまう時期で、自分が感情的になってしまったら、自制することだ。

 妊娠中期は、16週目から27週目までで、つわりも納まり、安定的な日々を過ごせるようになる。お腹が少しずつ膨らみ始め、胎児の胎動も感じられるようになるのだ。この時期はまだ身軽だし、流産も早産の危険性もないので、妊婦生活としてやるべきことはこの時期にやってしまうことだ。

 妊娠後期は、28週目以降で、この時期からはお腹が大きくなっていく。胎児が大きくなったぶん、血液も大量に消費されてしまうので、この時期には貧血が発生しやすくなる。だから、この時期にはレバーを食べたり、鉄製の鍋を使って鉄分を補給したりするのだ。鉄製の鍋も、妊娠後期に買うのではなく、妊娠後期には血液が不足すると解っていれば、妊娠が発覚した時点で買うべきだし、それ以上に、妊娠する以前から使用しておくべきだろう。

 そして、臨月になれば、身重になりすぎて、動きが自由にならなくなる。この時期までに、妊婦としてやるべきことは、すべてやっておくべきだ。この時期になって慌てて何かをやろうとすると、早産になってしまい、障害を持った赤ちゃんを産んでしまう可能性だってあるのだ。

 妊娠の期間中に何が起こってくるか、予め解っているなら、その対策を先に立てることができるのだ。そうすれば、すべての物事に対して、先手先手で攻めていくことができるようになるのだ。例えば、ツワリが起こって慌てくためくのではなく、妊娠初期にはツワリが起こることが解っていれば、ツワリの防止法を打てることができるのだ。妊娠中に起こるであろうことが解っていれば、すべてのことに対して、冷静に対処できるようになるのだ。

●予定を立てることの意義

 妊娠したからといって、予定が何もないと、朝が起きられなくなるし、今日1日何もすることがないというのは、非常につらいことなのだ。新婚生活を満喫していた新妻が、妊娠を境にグータラ妻化することだってありえるのだ。夫が仕事場に出かけるのに、妊婦がベッドの中にいるようでは、夫は妊娠中に何も手伝ってくれなくなるだろう。

 明日何をやるか定まっていれば、人間は堕落しないものなのだ。人間は予定を立てておくと、自然に脳がやるべきことの情報を集めてくれて、いざやる時に、勝手に体が動いてくれるのだ。予定を立てる人が、テキパキと物事をこなしていくのは、この脳のメカニズムを利用しているからなのだ。

 妊婦生活の基本パターンは、妊娠初期にできあがるものだ。この時期をダラダラと過ごしていると、妊婦生活はダラダラとしたものになり、慌てふためく形で、出産予定日に突入してしまうのだ。妊娠したら、妊娠初期に、自分の基本的なパターンを築いてしまうことだ。自分がこれからやるべきことを手帳に書き入れていき、自分が自然と動けるようにしていけばいいのだ。

 また、仕事をしている女性にとっては、産休をとってしまうと、妊娠中は物凄く暇になってしまうので、無為無策のまま出産に突入してしまう可能性があるのだ。仕事で頑張ってきた女性ほど、妊娠を軽視する傾向があるので、この危険な傾向には走らないことだ。妊娠をしたら、妊娠のための予定を立てて、妊婦生活を充実させていくのには、変わりがないのだ。

 予定を立ててしまえば、今現在やるべきことが解ってくるのだ。例えば、出産にお金がかかるのであれば、出産費用に備えるために、今から貯金をし、浪費をしなければいいのだ。予定を立てておけば、出産当日に出産費用が払えないという事態は絶対に発生しなことであろう。妊婦が予定を立てないからこそ、政府や地方自治体に、出産にかかる費用を負担してほしいと、わけのわからぬことを言い出すのだ。

●明日やるべきことを、紙に書いてから寝る

 予定を立てるということは、生活を合理化し、無駄な作業を省いてくれるのだ。予定表さえあれば、予定通りに進むのは、最高の生活の知恵であるのだ。妊娠したからといって、ダラダラしていいわけがないのだ。妊娠したとしても充実した日々を過ごすのは、人間としての最低限の義務である。

 だから、夜寝る時に、明日やるべきことを紙に書いてから寝るようにしよう。そうすると、睡眠中に脳が勝手に情報を集めてくれて、朝起きた瞬間に準備万端で動けるようになるのだ。こうなれば、すべての物事がスムーズに進んでいくのだ。たったこれだけのことをやるだけで、妊婦生活が充実していくのだ。

 朝起きて、やるべきことが決まっていると、非常にスムーズに1日を過ごせるようになるのだ。こうなれば、家事をやるのだって楽しくなり、夫と過ごす時間も今までとは違って、非常に楽しくなってくるのだ。予定を立て、妊婦生活を充実させていくのは、妊婦生活の基本中の基本なのだ。これがなければ、いかなる手段を用いても、妊婦生活を充実させることはできないのだ。

 予定を立てない既婚女性は、夫の些細な欠点探しを始めるものである。自分の生活が充実していないものだから、生活を充実させている夫のことが気に食わなくなってくるのだ。夫だって些細な欠点を指摘され続ければ、怒り出すのは当然なのである。夫婦喧嘩の大本は、妻が予定を立てずに、ダラダラとその日暮しをしていることにこそあるのだ。

 妊婦生活を充実させる秘訣は、予定を立ててしまうことにある。明日やるべきことが解っていれば、妊婦生活は自然と充実していくのだ。妊婦生活を充実させることができるのか、できないのかは、妊婦が予定を立てるか、立てないかにかかっているのだ。予定を立てるということは、ほんの僅かな作業である。しかし、このほんの僅かな作業をすることが、妊婦生活の幸福を決定さてしまうことになるのだ。

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コメント

 『タマティーの勝手に解説アワー』

 妊婦生活にとって重要なのは、出産に至るまでの計画を立ててしまうことなのだ。
 予定が定まると、自分がやるべきことが解ってくるのだ。
 予定を立てずに、妊婦生活を送ると、すべてのことが後手後手になってしまい、悲惨な形で出産の日を迎えてしまうのである。
 
 妊娠したからといって、何もしなくていいわけがないのだ。
 自分がやるべきことはたくさんあるのだ。
 それを地道にこなしていけば、妊婦生活は非常に楽しく、充実したものになっていくのだ。

投稿: 愛のタマティー天使 | 2008年10月14日 (火) 06時27分

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