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第十ニ節 妊婦だからこそ必要な「肝臓の強化」

●肝臓の重要な役割

 妊娠中は肝臓がフル稼働することになる。肝臓は小腸から必要な栄養素を取り挙げ、エネルギーに変える機関である。妊娠中は、本人だけでなく、お腹の中の赤ちゃんにもエネルギーを供給しなければならなくなるので、二重に負担がかかってくるのだ。肝臓の機能が弱まれば、供給されるエネルギーは少なくなるし、肝臓の機能が強まれば、供給されるエネルギーは多くなるのだ。

 肝臓はこれだけでなく、ビタミンの貯蔵場所としても機能し、三度の食事で必要な栄養素がなくても、肝臓に必要なビタミンが貯蔵されれば、その貯蔵したビタミンを供給するようになるのだ。そのため、三度の食事を毎回大量に食べていると、貯蔵されたビタミンが放出されなくなってしまうので、肝臓の機能が衰えてしまうのだ。大食いの人ほど早死にするのは、肝臓の機能を低下させてしまうからなのである。三度の食事を毎回豪勢に食べるのではなく、メリハリをつけて食べるべきなのだ。

 また肝臓は解毒機関であって、体内の有毒な毒素を解毒するという重要な機能を果たす。肝臓の解毒機能が正常に作動してくれないと、毒素が赤ちゃんを直撃してしまい、妊娠の悲劇を引き起こしてしまうのだ。だから、肝臓の機能を活性化させ、体内の毒素は早めに体外に排出していくべきなのだ。

 10代の時にスポーツをやっていた女性は、肝臓の機能が強い傾向にある。しかし、10代の時にスポーツをしていなかった女性は、肝臓の機能が弱い傾向にある。肝臓はいくら強くても、タバコを吸ったり、お酒を飲んでいると、肝臓の機能に非常に強いダメージを与えてしまうのだ。喫煙歴や飲酒歴のある女性は要注意だ。

 肝臓は人間が運動すると強化されるので、妊娠中といえども、スポーツをすることを欠かさないことだ。スポーツをして、血行をよくし、体温を上げていくと、肝臓は活発に活動してくれるようになるのだ。そして、血糖値が落ちてくると、グルコーゲンを放出して、人体のそれまでの3倍のエネルギーを付与してくれるのだ。だから、妊娠中も体を動かし、空腹を感じるというのは、非常に重要なことなのだ。空腹を感じるということは、肝臓が活発に機能しているということなのだ。

●肝臓を強化できる食品

 肝臓を強化できる食品は、なんといっても「レバー」である。「肝臓には肝臓を」である。レバーの中では「鶏のレバー」がもっとも効果が高い。鶏は常に動きまわっているので、肝臓の機能が発達し、質の高いレバーを供給できるのだ。次は「牛のレバー」である。牛も意外と行動範囲が広いのだ。

 いくらレバーが健康にいいからといって、毎回料理するのは面倒である。そういう時は、スーパーに行った時に、焼き鳥を出している出店があれば、そこでレバ-を頼んで食べてしまうことだ。それ以外にも、夫婦で焼き肉屋に行った時は、必ずレバ-を頼んで食べてしまうことだ。こういうちょっとした工夫をすると、料理の負担が大幅に軽減するのだ。

 更に肝臓を強化できる食品を上げるとすると、それは「黒ゴマ」だ。ゴマとゴマ擦り器を買ってきて、ご飯を食べる時に、擦りコマをかけ、そこに天日塩を少々かけ、ゴマ塩で食べればいいのだ。昔から、ご飯に黒ゴマが、なぜ一緒の組み合わせかというと、こうすると、肝臓が強化できるからなのだ。ちなみに、ゴマ擦り器でお勧めなのが、京セラのゴマ擦り器である、値段は少し張るが、使ってみると性能の凄さに驚く逸品である。京セラがセラミックの分野で世界一に立つ理由が解る逸品である。

 「空豆」も肝臓を強化する食品である。空豆は少しずつ買ってくるのではなく、どっさりと多目に買ってしまい、それを小分けにして保存して、料理で使っていこう。この方が安上がりなのだ。空豆は茹でて、そのまま食べられるし、スープでも、炒め物でもなんでも重宝するのだ。

 肝臓に直接効くのではないが、「黒酢」は間接的に肝臓に効果がある。黒酢は血糖値を上げる効果があるので、肝臓からグリコーゲンを排出させやすくなるのだ。肝臓はグリコーゲンを排出すると、今度はそれを蓄積するために、活発に機能するようになるのだ。特に夕食時には必ず黒酢を使った料理を食べて、血糖値を下げるようにさせよう。

●コリンは肝臓を救う

 妊娠中は食事の量は増えるし、胎児も活発に細胞分裂を行うので、どうしても毒素の量は増えてしまう。毒素が多くなれば、肝臓の機能が低下していき、疲労困憊になってしまう。そういう時は、「コリン」という栄養素を補給することだ。コリンは肝臓の解毒機能に手助けをし、毒素を体外に排出させてくれるのだ。

 コリンが入っている代表的な食品は、「酵母」である。コーカノイドたちがなぜあれほどまでに肉を食べることができたかといえば、パンが主食だったからだ。肉を食べると大量の毒素が出てくるのだが、酵母が入っているパンを食べているからこそ、その毒素を排出できたのだ。和食のように、肉と一緒にお米を食べていたら、とてもではないけど肝臓の解毒機能が追い付いていかないのだ。日本で肝臓の病気が急速で増えているのは、このことを知らないからなのだ。

 日本人だからといって、毎回、お米を食べなくたっていいのだ。たまには「黒パン」を食べよう。できれば、自宅でパンを作ってみよう。パン作りって、やってみると非常に面白いのだ。しかも、出来たてのパンは非常に美味しいのだ。この美味しさはパン屋さんでは買えないのだ。ちなみに、パン焼き機は、日立のパン焼き機がもっとも性能がいい。

 他にコリンが入っている食品は、「心臓」「卵黄」「大豆」などである。心臓も鶏の心臓がもっとも上等である。やはり活動量が多いから、心臓にコリンがたくさん入っているのだ。スポーツ選手が玉子をたくさん食べるのは、肝臓の解毒機能を助けるためなのだ。日本人が大豆を伝統食としてきたのは、大豆に解毒機能が含まれているからであろう。

 肝臓の解毒機能を高めておかないと、お腹の赤ちゃんが病気を持って生まれてくることになるのだ。母親の肝臓の解毒機能が低下していたばっかりに、そのツケをなんの罪もない赤ちゃんが支払うことになるのだ。有難いことに、酵母も心臓も卵黄も大豆も安い値段で購入できる代物である。 

●鉄分の補給

 妊娠中に疲労を感じたら、それは肝臓の機能が低下しているということなのである。肝臓の機能が低下しているからこそ、老廃物や毒素を体外に排出できなくなってしまっているのである、そのために体が重く、疲労を感じてしまうのだ。妊娠中に疲労を感じて、ソファやベッドで横になっているのではなく、意図的に肝臓を強化する食品を食べるようにすれば、疲労しなくなっていくのだ。

 肝臓が解毒しているということは、そこで血液が奇麗になっているということである。肝臓の機能が低下してしまえば、汚い血液が全身を巡り、老廃物や毒素が赤ちゃんのもとに行くということなのである。だから、疲労を感じたら、すぐさま肝臓を強化していくようにしよう。

 痩せている女性や、貧血気味の女性や、スポーツをしてこなかった女性は、どうしても血液の量が少なく、そのため血流が悪く、そのために肝臓が疲労してしまうということがある。そういう女性は、「鉄分」を補給するべきだ。鉄分がなければ血が作れないので、鉄分を補給することで、骨髄で血液を作り易くさせてあげるのだ。

 鉄分は「鉄瓶」や「鉄製のフライパン」や「鉄製の鍋」を使って補給していくことだ。お茶を沸かす時は、必ず鉄瓶でお湯を沸かすことだ。そうすれば、お茶と一緒に鉄分が補給できるのだ。鉄製のフライパンが家に一つあると、いかなる料理にも使え、非常に便利なのだ。鍋物をする時は、鉄製の鍋を使えば、冬の冷え性は一瞬で吹き飛ぶのだ。

 日本の冬は意外と寒いので、昔はどこの家でも鉄製の鍋を使って、料理をしていた。寒い冬を過ごさざるをえない日本民族の知恵だったのだ。それがステレンス製のフライパンや鍋に取って代わられてしまうと、貧血になったり、冷え性になったりする女性たちが続出するようになったのだ。

 妊婦も鉄分が少なければ、血液は少なくなるのだから、どうしても少ない血液を回していかなければならなくなる。そういうことがどれだけ肝臓にダメージを与えるかは、疲労困憊になっている妊婦たちを見れば、すぐに想像がつく。妊婦の血液が少なければ、妊娠の悲劇の確率だって高まっていくのだ。妊娠の悲劇に遭いたくなければ、ちゃんと鉄分を補給し、肝臓を強化する食品を取っていくことだ。

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