« 第二節 妊婦には3種類しかいない | トップページ | 第四節 物事に取り組む姿勢 »

第三節 明確な未来のビジョン

●新婚当初は豪華なスタートを切るべきではない

 新婚当初は貧乏が当たり前である。新婚生活が豪邸と豪華な家具に囲まれて、食卓には贅沢な料理が並んでいると妄想を抱いてきた新婦にとっては、新婚生活の現実は厳しいものであろう。昔の人々は、新婚生活が貧乏なものだから、せめて結婚式や披露宴だけは贅沢にして挙げていたにすぎないのだ。

 新婚当初は豪華なスタートを切るべきではないのだ。お金持ちの子息や令嬢や、芸能人は、自分にお金があるものだから、往々にして豪華な新婚生活を送ってしまいがちだ。しかし、その代償が結婚生活の破綻なのだ。新婚生活を豪華に切った夫婦ほど、離婚や別居に至る確率が高くなっていくのだ。

 新婚当初の貧乏を嘆くこと勿れ。新婚の夫婦には、決してお金は重要でないのだ。夫婦の基礎固めを行うことの方が遥かに重要なのだ。結婚してから3年以内で、夫婦の在り方はほぼ決まってしまうのだ。夫婦が力を合わして、明確な未来のビジョンを築き上げることができたなら、貧乏など恐るるに足らずなのだ。

 現実の生活が、いくら貧乏でも「貧乏ごっこ」をしていると思えばいいのだ。妊娠が発覚した時ほど、「金欠」である。それなら「金欠ごっこ」をしていると思えばいいのだ。貧乏を恐れて離婚してしまう夫婦や、金欠を恐れて子供を作らない夫婦は、本末転倒なのである。お金に惑わされて、次の精神ステージに永遠に進めなくなってしまうのだ。

 貧乏だからこそ、金持ちに伸し上がっていくことができるのである。金欠だからこそ、お金を獲得する喜びが大きいのだ。しかも、夫婦でお金持ちになっていくからこそ、喜びも倍増していくのだ。夫婦で共同して働くからこそ、お金を得た喜びは非常に大きくなり、夫婦でその喜びを分かち合うことができるのだ。だから、貧乏や金欠に妊娠が左右されてはいけないのだ。

●人生の根本を間違えるな

 新婚の夫婦が気をつけなければならないことは、現在が貧乏であったとしても、人生を楽しむことである。貧乏の中で妊娠しても、それを祝福することができることである。今、この時を楽しめなかったら、いつまでも苦しみは続くことだろう。貧乏や金欠であったとしても、笑顔でいられない女性は、いつまでもしかめっ面でいることだろう。

 人生哲学は大きく二つに分けられるのだ。 人生を楽しみと考えるか、人生を苦しみと考えるかの2つしかないのだ。人生を一切皆苦と捉えれば、人生は苦しみだらけになり、妊娠も出産も育児も苦しみだらけのものになる。人生常楽と捉えれば、人生は楽しくてしょうがないものになり、妊娠も出産も育児も楽しくてしょうがないものになるのだ。

 新婚当初に問われているのは、貧乏であるかないかではないのだ。金欠であるかないかではないのだ。問われているのは、「あなたは新婚生活を楽しんでますか?」「あなたは妊娠を楽しんでますか?」なのだ。今この時を楽しんでいることこそが、人生の根本において人生常楽があるということなのだ。

 人生の根本を間違えるな。人生の根本において間違っていたら、その後、いかなる対策を講じても、修正は絶対に効かないのだ。一切皆苦と思っている人間の目に映るものは、すべて苦しみである。一切皆苦と思っている人間の耳に聞こえてくるものは、すべて苦しみである。一切皆苦と思っている人間の口から発せられる言葉は、すべて苦しみである。

 自分の人生を楽しいと思うからこそ、自分の人生が楽しくなってくるのである。苦しみから逃避し、刹那の快楽に走っても、その刹那の快楽はいずれ苦しみに変わっていくのだ。大事なことは、自分の人生の根本に、人生常楽を置き、自分の人生に現われてくる苦楽を楽しむことなのだ。人生常楽と思っていれば、楽を素直に楽しめるし、苦を楽しみに変えることもできるのだ。

 自分が人生を楽しいと思うからこそ、結婚生活も妊娠も楽しくなっていくのだ。自分が結婚生活や妊娠を楽しんでいれば、明確な将来のビジョンが生まれてくるのだ。自分が今この時を楽しんでいるからこそ、将来あれをやりたい、これをやりたいというのが浮かんでくるのだ。

●自分は将来一体何をしたいのか?

 幸せな妊娠生活を送りたければ、結果や方法でもたらされるものではないのだ。理念によってもたらされるものなのだ。その理念とは決して難しいものではなく、自分の将来のビジョンを明確にしていくということなのだ。妊娠中はこういうことがしたい、出産時にはこういうことをしたい、育児ではこういうことをしたいと、自分の将来を明確にしていけばいいのだ。

 まずは、それらのことを紙に書き出すのだ。考え込むことなく、思いつくままに書き出せばいい。紙の書くことによって、自分の遣りたいことが明確になっていくのだ。紙に書き出さず、自分が頭の中で考えていても、自分の遣りたいことが明確にならないのだ。いつまでも頭の中で靄がかかっている状態のままになってしまうのだ。

 紙に自分の遣りたいことを書き出すという作業は、10分程度で済むものである。この些細な作業こそが、幸せの妊婦と、不幸の妊婦に分けてしまうものなのだ。幸せの妊婦は、紙に自分の遣りたいことを書き出すことによって、自分の将来のビジョンを明確にしたのだ。それに対して不幸の妊婦はその作業を怠ったために、自分の将来のビジョンが明確になっていないのだ。そのため妊娠や出産や育児での現象に引き摺られてしまい、不幸になっていくのだ。

 貧乏や金欠に振り回されてしまう女性は、自分の将来のビジョンが明確になっていないから、お金を集めることを執着してしまうのだ。どんなにお金を掻き集めても、結婚も子供も幸せも豊かさもやってこないというのに、自分の人生の目標がなければ、金銭の奴隷としても人生を歩んでしまうのだ。

 貧乏や金欠に負けてはいけないのだ。貧乏だからこそ、夢を持てるチャンスなのだ。金欠だからこそ、やってやろうという意欲が湧いてくるのだ。妊娠した既婚女性は、結婚しているのだから、自分の夫とちゃんと話し合い、自分たちの夫婦の将来のビジョンを明確にしておくべきだろう。

 自分たち夫婦は、「億ションに住むのか、豪邸に住むのか?」「子供は何人ほしいのか?」「年収はいくら欲しいのか?」「海外旅行に行きたいのか?」「別荘を持ちたいのか?」「株券は欲しいのか?」「賃貸するための不動産を所有するのか?」と、夫婦二人で話し合って決めればいいのだ。

 自分たち夫婦は、自分たちが思い描いたような人生を送っていくのだ。結婚したにも拘わらず、夫婦で将来のことを話し合わないから、夫婦の目標が定まらず、そのために結婚で発生したエネルギーが行き場を失い、その夫婦を悲劇に陥れるために使われてしまうのである。目標が定まっている夫婦に悲劇が訪れることなく、目標のない夫婦に限って悲劇が訪れてくるのは、これが原因なのだ。

●ドリームマップこそが夢を可能にする

 夫婦で話し合って、自分たち夫婦の将来のビジョンが明確になったら、主なものを10個ほど書き出して、それをリビンングにでも貼っておこう。いつも見ることによって、益々自分たちの目標が明確になり、夫婦がそれに向かって進んでいくことになるのだ。

 そして、できれば「コルクボード」を買ってきて、自分たち夫婦の夢を視覚的に把握できるようにするのだ。まず、コルクボードの中心に夫婦の写真を貼り、その周りに豪邸の写真や、高級車の社員を貼ったり、自分が望む年収を数字で表示した紙を貼り、自分たち夫婦の将来のビジョンをより具体的にするのだ。

 これが「ドリームマップ」なのだ。紙に目標を書き出しても、左脳にしか訴えないが、ドリームマップにすると、右脳にも左脳にも訴えかけることになるので、より脳を活性化させ、夢を実現させやすくなるのだ。

 このドリームマップは、できれば妻が作るのが望ましい。夫が作ると殺伐としたドリームマップになってしまうので、ここは妻が女らしさを発揮して、華やかなドリームマップを作ってあげるべきであろう。華やかなドリームマップであるならば、自分たち夫婦の夢もよりっ実現させやすくなるのだ。

 このドリームマップがあるからこそ、妊娠中も充実した日々を過ごすことができるのである。人間は将来に目標が定まってしまうと、現在の状況を相対化してみることができ、現象に囚われなくなるのだ。寧ろ、自分が望む結果を生み出していくことができるようになるのである。

●目標が定まれば、人生は一直線で進んでいく

 幸せな妊婦生活を送りたければ、夫婦の夢を明確にせよ。幸せな出産をもたらしたいのであるならば、夫婦の目標を定めよ。幸せな育児を行いたいのであるならば、夫婦でドリームマップを作れ。夢があれば、妊娠も出産も育児も楽々と行えるようになるのだ。夫婦の共通の目標があれば、人生は一直線で進んでいくのだ。

 目標が定まると、現在のいかなる難問も切り抜けることができるのだ。現在が悲惨な状況でも、それに囚われるな。自分が夢を持つことに、現在の状況など関係ないのだ。夢にとって大事なことは、「自分たち夫婦が将来どのような家庭を築きたいか?」だけなのである。

 妊婦には妊娠してから出産まで10ヵ月ほど期間がある。厳密には、妊娠発覚が妊娠10週目とするなら、約7ヵ月間以上は、出産するまで、自由な時間があるのだ。この自由な時間があるなら、この時期にこそ、自分たち夫婦の夢を明確にしておくべきなのだ。

 妊娠というのは、その後、その夫婦にとって、幸不幸の分かれ道になってしまうのだ。流産をしてしまう妊婦や、出産しても児童虐待を働く母親や、自分の子供を殺してしまう母親たちに共通することは、夢がないのだ。せっかく、赤ちゃんを出産して、その後、夫婦仲が悪化してしまう夫婦や、別居や離婚をしてしまう夫婦に共通することは、夫婦の人生における目標がないのだ。

 ただ漠然と妊娠し、出産し、育児をしようとすれば、人間は不幸になっていくのだ。人間は家畜のように自然に発情して交尾して、妊娠して、出産し、育児をするようにはできていないのだ。人間は体だけでなく、頭も使ってそれらのことを行わないと、人間は不幸になっていってしまうのだ。万物の霊長たる人類の宿命なのだ。

 妊婦たちよ、その日暮しをやめよ! 現実に囚われるのではなく、未来が解っている上での妊娠にするのだ。女性にとって、妊娠や出産や育児は、大事業かもしれない。しかし、自分たち夫婦の夢が明確になっていれば、それらのことを楽々と行えるのだ。

 現在とは、すべて過去の結果なのだ。だから、自分の運命を変えたければ、今現在において、未来を作り出してしまことなのだ。未来を作り出してしまえば、自然とそれが現実のものとなって現われてくるのだ。結果というのは、突然出て来るのではなく、突然出てきたように見えるだけなのだ。

 妊婦に目標が定まってさえいれば、日々の生活で失敗しようが、ずっこけようが、その妊婦は失敗するたびに、ずっこけるたびに、母親としての能力は、実は着実に成長しているのだ。知らず知らずのうちに、幸せへの道を歩んでいるのだ。

 人生の価値は、何を考えたか、何をしたか、いくら稼いだかで決まるのではなく、どういう人間になったかで決まるのだ。自分がどのような人間になりたいかイメージし続けることは、日々の仕事やお金などよりも、遥かに重要なことなのだ。

|

« 第二節 妊婦には3種類しかいない | トップページ | 第四節 物事に取り組む姿勢 »

不妊治療」カテゴリの記事

出産」カテゴリの記事

妊娠」カテゴリの記事

コメント

 『タマティーの勝手に解説アワー』

 要は、妊娠や出産や育児を幸せに行いたいのであるならば、妊娠や出産や育児に拘るのではなく、「夫婦j共同の夢を持て!」ということだ。

 こんなことは、いかなる育児本にも載っていない、衝撃的な結論なのだ。

 育児本は確かに妊娠や出産や育児のことを網羅して書いてあるから、確かにありがたいのだが、それだけをやっても決してうまくいかないのだ。
 なぜなら、その夫婦に夢がないからだ。

 妊娠したからといって、妊婦が妊娠だけのことをしていては、幸せはやってこないのだ。産婦が出産するからとって、出産のことだけを考えるわけにはいかないのだ。母親がいくた育児をするからといって、育児ばかりをするわけにはいかないのだ。

 家族の基本は夫婦にあり、その夫婦が共同の夢を持たなければ、その夫婦は家族としての体をなしていないのだ。
 その夫婦に、夫婦共同の夢があれば、妊娠や出産や育児を楽に行え、自然に幸福はやってくるのだ。

投稿: 愛のタマティー天使 | 2008年10月 6日 (月) 06時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/496414/23953918

この記事へのトラックバック一覧です: 第三節 明確な未来のビジョン:

» 産み分け法 [産み分け]
産み分け法についての情報です。 [続きを読む]

受信: 2008年10月 7日 (火) 17時14分

» 貸し別荘コテージレンタル全国情報センター [貸し別荘コテージレンタル全国情報センター]
格安貸し別荘コテージレンタル情報のことならお任せください [続きを読む]

受信: 2008年10月11日 (土) 15時38分

« 第二節 妊婦には3種類しかいない | トップページ | 第四節 物事に取り組む姿勢 »