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第十二節 単なる女性から、世界で唯一の母親になっていく ~妊娠しなければ解らないこと、妊娠したからこそ解ること~

●女性は出産によって劇的に変わっていく

 文化人類学は、世界中の民族の風習を調べ回ったが、通過儀礼というものは、男性に向けてしか作られていないということを発見した。勿論、女性向けにも通過儀礼はあるのだが、それは男性の通過儀礼に比べれば、重要視されていないものばかりだった。なぜなら、女性にとっては「結婚」こそが通過儀礼であって、女性は結婚することによって、両親から独立できるからだ。男性は結婚する前に、一家を養えるように、10代のうちに通過儀礼を経ることによって大人の仲間入りをし、一人前の男として育てられ、そうすることによって結婚した時に一家の主として振る舞うことができるようになるのだ。

 それゆえ、女性にとってみれば、一家の主として君臨できる男性を探し出すことは非常に重要な役目になるし、どこの民族でも女性は結婚相手を探すのに躍起になるのだ。女性にとって結婚は、夫次第でどうにでも変わっていってしまうからだ。これは若い女性向けに出版されている雑誌と、若い男性向けに出版されている雑誌を見比べれば一目瞭然である。女性雑誌には、結婚が常に話題になっているが、男性雑誌では結婚のことなんか出てこないのだ。

 これは男性と女性の宿命的な性差であるのだ。この宿命的な性差を認めれば、結婚をうまく行うことができるし、性差を否定して、男女平等を唱えていけば、結婚は破滅的なものになるし、それどころか結婚することすらできなくなるであろう。女性がなぜそこまで結婚に拘るかといえば、結婚しなければ、両親から独立できなくなってしまうからだ。自分が精神的に独立するためには、結婚することがどうしても必要になってくるのだ。

 そして結婚することによって妊娠をし出産することによって、新たなる命を生み出していく。女性は出産を境に、劇的に変化してしまうのだ。新たなる命を生み出すという「生命の神秘」の打たれた女性は、自分の精神レベルを飛躍的に上昇させていくからだ。出産するということは、神の見えざる力が我が身を通り抜けた瞬間でもあるのだ。

 だからこそ、独身時代には宗教にまったく関心のなかった女性が、赤ちゃんを出産すると宗教に関心を持ちだすのだ。どうにかして、あの「生命の神秘」を説明してほしいのだ。多くの宗教団体はこの母親たちの要求に答えようと頑張っているのだが、どうも的確な回答をだせないままでいる。なぜなら、「生命の神秘」は、経験した者にしか解らないからだ。

●単なる女性

 独身女性というのは、「単なる女性」でしかないのだ。「女性の社会進出!」というスローガンに騙されて、自分がいくら頑張って仕事をしたとしても、ほとんどの仕事には代わりがいるのだ。別にあなたがやらなくても、他にやってくっる人はたくさんいるのだ。わざわざ、男性と同じ肩を並べることはないのだ。男性はその仕事の虚しさを充分に解っているからこそ、仕事を全身全霊で行い、どうにかして、自分の功績を打ち立てようとしているのだ。

 フェミニストたちがいくら「男女平等」を唱えようとも、女性は男性が出してくるパワーに負けてしまうのだ。「男女平等」と思っている女性が、男性と同じ量の仕事を実際にしてみると、「男性のようには仕事はできない」と嘆くのだ。もしも、男性と同じパワーを出そうとするなら、結婚も妊娠も出産も否定して、ただひたすらに仕事をし続けなければならないという結果になってしまうのだ。

 なぜ、男性がそこまで強力なパワーを発揮してくるかといえば、男性は妊娠も出産もできないからである。それどころか、女性が妊娠したり、出産したり、育児をする際には、その費用を負担しなければならないからである。だからこそ、凄まじいエネルギーを発しながら働くのである。そういった男性たちに、女性が足並みを揃えようとしたら、バテてしまうのは、当然のことなのだ。

 男性と女性の間には絶対的な不平等が横たわっているのだ。いくら憲法に男女平等だと書かれていても、その憲法自体が間違っているのだ。男女の性差は、宗教やイデオロギーでもってしても、解消することはできないのだ。我々にできることは、その性差を素直に受け入れ、それをうまく利用して、より良い社会を作っていくことだけなのである。

 女性が独身時代にしておかねけばならないのは、仕事ではないのだ。「天使の翼をくれる男性」を見つけることなのだ。男性から「天使の翼」を貰えれば、自分の人生は劇的に変動していくのだ。「天使の翼」をくれる男性は、突如として現われてくるのだ。自己中心的に生きて、我儘放題であるならば、絶対に合うことはできないのだ。

●世界で唯一の母親

 結婚した女性にとってみれば、「天使の翼」をくれた男性が誰だかを知っている。それは自分の「夫」である。運命の相手は突然に現れてきて、自分の運命を劇的に変えてしまったのだ。結婚は、仕事ばかりしていたら、絶対に「天使の翼」をくれる男性には出会えないのだ。運命の相手ではない男性を、自分の理性の力で選んでしまうのだ。

 運命の出会いは突然にやってくるのだ。自分の思い通りには決して行かないのだ。そして「天使の翼」さえあれば、運命の出会いをうまくいかして、結婚にもっていくことができるし、妊娠したってうまく行うことができるのだ。妊娠した女性がついつい忘れてしまっているのは、自分は運命の出会いに巡り合え、「天使の翼」を貰えたということなのである。「天使の翼」があえれば、どこまでも飛んでいけるのだ。妊娠だって、出産だって、育児だって、簡単に行えることができるのだ。

 産婦人科医の書いた育児本は、結婚生活から「妊娠」と「出産」と「育児」だけを取り出してしまっているので、それはそれで有難いのだが、でもそれらだけをやっていても、決してうまくできないのだ。多くの母親たちが実際にやってみると、どうしても躓いてしまうのだ。なぜなら、そこには「天使の翼」の力が記されていないからだ。

 母親になるということは、その子供にとって、世界で唯一の母親になるということである。誰かに代わりをすることは決してできないのだ。女性は出産をすることによって、単なる女性から、世界で唯一の母親に変わっていくのである。それなのに、母親が子供と同じレベルに立ってしまっては、育児でトラブルが続出するだけである。

 「子育ては、母親育て」などと平然と言われてしまっているが、子供を育てている母親が、育児をすることによって、母親育てもしているのなら、いつまで経って母親失格なのである。育児の能力は、本来、女性に備わっているものなのだ。母親としても能力を誰かに教えてもらういわれはないのだ。子供は母親が自ら出してくれた能力によって育てられたから、母親を尊敬し、大人になれば親孝行をしようとするのだ。

●経験しなければ、絶対に解らないこと

 通過儀礼は「死と再生の儀式」なのだ。結婚も独身時代の自分を死なせ、結婚時代の自分を生み出す儀式なのだ。だから、花嫁衣裳に憧れるものであると同時に、花嫁の涙で染めなければならぬ服であり、花嫁は悲しくもあり、嬉しいのだ。結婚だけは実際に経験してみなければ、絶対に解らないのだ。

 それなのに、結婚したにも拘わらず、独身時代の自分を殺していないと、結婚生活ではトラブルが続出してしまうのだ。誰かの書いた育児本に頼り、医者の指導に無批判で従ってしまうのだ。そうなれば、妊娠も出産も育児も悲劇的なものになってしまうことだろう。いつまでも精神的に独立してこないから、誰かの支配下に入ってしまうのだ。

 妊娠は理屈を超越しているのだ。出産は理屈を超越しているのだ。育児は理屈を超越しているのだ。妊娠することも、出産することも、育児をすることも、女性には本来備わっている能力でできるのだ。だから、自分を信じて行っていけばいいのだ。自分が抱える問題の答えは、いつだって自分の心の中にあるのだ。育児本を読んでも、誰かのアドバイスを受けても、それは自分の答えを引き出してくれたにすぎないのだ。

 妊娠中は、まだ完全な形で母親になってはいない。しかし、この変化が徐々に妊婦の身に起こってくるのだ。解る者には解り、解らない者にはどんなに理屈を積み上げても、決して解らないのだ。出産した女性と、出産していない女性の間には、永遠に越えることのできない深い裂け目ができ、そして、その裂け目を永遠に埋めることはできなくなるのだ。

 後は、神様に選ばれた自覚をもって、新たに生まれた命を祝福していけばいいのだ。「天使の翼」があれば、どこまでも飛んでいけるのだ。女性は運命の出会いによって変わり、出産によって変わっていくのだ。自分が変わるからこそ、新しい世界が広がってくるのである。

 この世のもっとも素晴らしいものは、実は「不立文字」であるのだ。人間の真髄は理性を超越しているのだ。それは決して理屈で理解することはできないのだ。だから、あれこれ考えることなく、実際に自分が経験してみて、それを理解して、じかに自分の心を見つめていくしかないのだ。どんな難問を抱えようとも、答えは必ず見つかるようにできているのだ。

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コメント

 『タマティーの勝手に解説アワー』

 女性にとって、結婚だけはやってみなければ、決して解らないものである。
 恋愛結婚であるならば、偶然としかいいようがない、運命の出会いにを経て、結婚していくのである。
 この「偶然」というのが、非常に大事で、成功した女性たちは、必ずこの偶然というl言葉を使うのだ。

 しかし、大学を卒業してしまったり、結婚に関して情報を溜めこんでしまうと、この偶然を理性の力で封じ込めてしまうのである。
 だから、偶然が起こらなくなってしまうのである。
 
 日本政府は、フェミニストたちに騙されて「男女共同参画社会」を築こうとやってきたのだが、一向に女性たちが幸せになれず、それどころか貧乏になってしまったのは、社会をいくら変えた所で、女性は幸せになれないのだ。
 
 女性の幸せは、「偶然」を認めないと、決してやってこないのだ。
 結婚することも、妊娠することも、出産することも、育児をすることも、様々な偶然が起こってくるのである。
 その偶然の中でこそ、成長でき、たくさんの幸せを掴んでいくことができるのである。
 それができた女性は、世界で唯一の母親になれるし、それができなかった女性は、いつまで経っても単なる女性のままでいるのだ。

 要は、偶然を認めないと、成長がストップしてしまうということ。
 人間は偶然を認めるかこそ、成長できるのだ。

投稿: 愛のタマティー天使 | 2008年10月13日 (月) 10時39分

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