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第三章 妊婦の人間関係

妊婦の人間関係でもっとも大事なのは、「夫」である

●人間の問題のほとんどは、人間関係から生じてくる

 人間は生きている限り悩み事を抱えるものだが、人間関係こそもっとも多く深い悩み事なのだ。人間の問題のほとんどは、人間関係から生じてくるといっても過言ではないのだ。天変地異は確かに恐ろしいが、天変地異よりも人間関係の悪化の方がもっと恐ろしいのだ。大震災に見舞われている時に、殺人事件など発生したりしない。それゆえ、大震災を逃れさえすれば、生きることができるのだ。しかし、人間関係でトラブルを抱え込んでしまえば、大震災が発生していない平和な時にでも、殺されてしまうのだ。

 妊婦にとっても、妊婦の悩み事は妊娠自体ではなく、実は妊婦の人間関係こそが悩み事なのである。妊娠自体は、妊婦生活を送っていれば、妊婦として何をやるべきかは自然と解ってくるのだ。しかし、人間関係に関しては、ちゃんと妊婦生活を送っていても、問題が発生する時は、問題が発生してくるのだ。

 女性は結婚してしまえば、人間関係が広がり、そして濃密になっていく。結婚、妊娠、出産、育児といった体験を通じて、単なる友情で人間関係を遣り過ごすわけにはいかなくなるのだ。そのため、結婚してから人間関係の処理の遣り方を変えていかないと、自分が接するすべての人々とトラブルを発生させてしまうことになるのだ。

 人間関係において、人生を幸せにする方法があるとするなら、すべてとの人々と仲良くするという考えを捨て、自分が親しい人を大事にして、それらの人とは絶対にトラブルを起こさないことなのである。殺人事件を見てみても、通り魔による殺人事件は稀で、ほとんどの殺人事件が親しい人との間でトラブルが原因で発生しているのだ。

 それゆえ、妊娠したら、妊婦本人とって親しい人は誰であるかを限定して、それらの人々を大事に扱って、トラブルを起こさないようにし、妊婦生活を幸せに過ごせるようにしていくべきなのである。親しいとトラブルを発生させなければ、妊娠や出産や育児で手伝ってもらうことができるのだ。

●夫との人間関係を良好にすれば、妊娠も出産も育児も楽になる

 妊婦の人間関係の中で、もっとも大事なのは、夫との関係である。その重要度は、すべての人間関係において「50%」以上を占めることだろう。妊婦にとって、夫こそがすべての鍵を握っているのだ。妊婦がここでうまくいけば、他の人間関係でもうまくいき、ここで躓いてしまえば、他の人間関係でも躓いてしまうのだ。

 妊婦が夫との人間関係を良好にしていれば、妊娠も出産も育児も手伝ってくれて、すべてのことが非常に楽になるのだ。夫が妊娠にも出産にも育児にも無関心で何も手伝ってくれないと騒いでいる女性たちは、妊娠中に夫との人間関係を大切しなかったから、自分が手伝ってほしいと思う時に手伝ってくれなくなるのだ。

 政府や地方自治体は、この馬鹿な女性たちの意見を聞きいれてしまい、家族にまで介入して、夫に育児を手伝わせようとしているのだが、こういうことこそ税金の無駄遣いなのである。こういう夫婦は、夫が育児を手伝ってくれないことが問題ではないのだ。夫婦関係がうまくいってないことこそが問題なのだ。こういう問題に政府や地方自治体が手を出すべきではないのだ。家族のことは家族に処理させるべきなのだ。暴虐政治とは、国民に重税を課したり、大量虐殺を引き起こしたするだけではないのだ。政治が家庭の中にまで手を突っ込めば、それも暴虐政治なのだ。なぜなら、家庭の中にこそ、決して失ってはならない「大切な自由」があるからだ。

 結婚すれば人間は変わっていくのだ。それにも拘わらず、その変化を起こさなのであるなら、夫婦の関係において問題が発生してくるのは当然なのだ。この問題を、夫が政府や地方自治体に強制されて育児を手伝った所で解決されるという代物ではないのだ。その夫婦が精神レベルを上げ、人間関係を良好にする方法を身につけない限り、解決されない問題なのだ。

 夫との人間関係こそが、妊婦にとっての最大のポイントなのである。このことを見極められない女性たちは、妊娠や出産や育児をまともに行えるわけがないのだ。妊婦が妊娠や出産や育児を幸せに行いたいのであるならば、まずは夫の関係を改善し、良好にしていくことだ。夫との人間関係さえうまくいけば、他のすべての人間関係はうまくいくのだ。

●夫には父親になってもらう

 妻が妊娠して、最初に夫にやってもらわなければならないことは、夫にお腹の中の赤ちゃんの父親になってもらうことなのである。妻は妊娠するから、母親になる実感が湧くが、夫は妊娠しないから、父親になる実感が湧かないのだ。だから、夫には徐々に父親になって作業を行っていかないと、父親としての自覚を持ってくれなくなるのだ。これをやらないと、夫は妊娠にも出産にも育児にも協力してくれなくなるのだ。

 まず、妊娠して大きくなったお腹を見せることだ。「私はあなたの子供を宿しましたよ」と体で意思表示をすることだ。それから自分のお腹に夫の耳を当て、お腹の中の赤ちゃんの鼓動を聞いてもらうことだ。そして、日々大きくなっていくお腹を触らしてあげればいいのだ。

 たったこれだけである。大した労力など一切必要ないのだ。夫と一緒に助産院にいくことも必要ないし、病院にだっていく必要性はないのだ。すべて自宅でできることなのだ。出産後に夫から育児放棄にあっている妻たちは、この作業をきちんと行ってこなかったのだ。寧ろ、こういう女性たちに限って、夫と一緒に病院に行き、超音波で赤ちゃんの鼓動を聞いていたりするのだ。病院でそんなことをやっても、病室の中で一番偉いのは医者であって、そのために夫は父親としての自覚を持ってくれないのだ。妻が自宅で「あなたは私が生むであろう赤ちゃんの父親なんですよ」という儀式を行うからこそ、夫は父親になっていくのだ。

 妻は妊娠することで徐々に母性ホルモンが出始め、徐々にお母さんらしくなっていくのだが、夫は妻を妊娠させた所で、父性ホルモンが自動的に出るわけではないのだ。夫には妻が父親になってもらう儀式を施さないと、夫はいつまでも父親になろうとはしないのだ。いつまでも子供のままなのだ。この点は夫婦の決定的な性差なので、決して夫婦は男女平等だとは思わないことだ。妻の方がしっかりとして、夫を父親にしていかないと、出産後、夫は育児放棄をし出すのだ。

 妻が一足飛びで母親になるわけではないように、夫も一足飛びで父親になるわけではないのだ。妻が徐々に夫を父親に仕立て上げていくことで、夫は父親になっていくのである。そのため、ゆっくりと時間をかけて、夫に対して、父親になってもらう儀式を続けていけばいいのだ。妊娠期間はたっぷりとあるのだ。焦らず、ゆっくりと、気長にやっていけばいいのだ。

●夫を立てる習慣を築く

 夫は父親になることに喜びがあると同時に、不安があるのだ。夫にとってみれば、自分の遺伝子を持った我が子ができると同時に、その子供が大人になるまで、養育費を稼ぎださなければならないのだ。夫の人生の20年間は確実にその子供のために使われてしまうのである。妻が妊娠をうまくいかせようと不安になっている時に、夫はそれ以上に金勘定で不安になっているのだ。新婚の夫婦であるならば、年収は低いものである。その夫婦に養育費が伸しかかってくるのである。年収が高ければ、決して抱え込まない不安であるのだけれども、年収が低ければ抱え込まざるをえない不安であるのだ。

 それゆえ、妻は夫にそういう不安が発生することをわきまえ、夫を立てる習慣を身につけることだ。夫は妻に支えられている限り、獅子奮迅の働きをすることができるのだ。妻がいるからこそ、妻の応援があるからこそ、夫は頑張りぬくことができるのである。夫は妻が自分を立ててくれさえすれば、外でいくらでも稼いでこれるものなのだ。

 それゆえ、夫を子供扱いしないことだ。結婚していると、ついつい夫の幼稚さが気になって、妻は「だからそう言ったでしょ」とか言い出してしまうのだ。そして、夫が何かミスをやらかしても、決して夫を馬鹿扱いしないことだ。ミスは誰にだってあるのだ。たた、妻にとっては、それを夫がやるからこそ、余計に気になってしまうだけなのだ。

 妻にとっては、出産すれば赤ちゃんの育児が始まる。だが、子育てを始める前に、夫育てなのだ。夫にまずは一人前の夫に育ってもらい、そして立派な父親に育っていってもらわないといけないのだ。夫が一人前の夫になり、立派な父親に育っていってもらえば、出産後にちゃんと育児だって手伝ってくれるのだ。

 妊娠期間は10月10日間あるのだ。その間に妻が夫を立てず、一人前の夫に育てず、立派な父親になってもらおうとしなければ、出産後、夫が育児放棄をし出すのは当然なのだ。そういう男性は、夫にもなっていないし、父親にもなっていないのだ。男女は平等であって、夫婦は平等に子育てをしなければならないという思い上がった考えをいくらしても、実際にやってみれば、育児放棄し出すのは当たり前なのだ。夫婦は平等を否定するからこそ成長でき、妻は母親へと、夫は父親へと成長できるのだ。女性が妊娠したこと自体、もうすでに未妊の女性たちと不平等の状態にあり、自分は徐々に成長して行っているのである。自分がもう平等ではなくなっているのに、男女は平等などとは決して思わないことだ。人間は平等ではないからこそ、いくらでも成長していくことができるのだ。

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