« 妊娠したら、布団で寝るようにする | トップページ | 妊娠しているからこそ使いたい「昼寝の効用」 »

皮膚呼吸をして、お腹の中の赤ちゃんに酸素を送る

●妊娠時における皮膚呼吸の必要性

人間の皮膚は、ただ単に皮膚として存在しているのではない。皮膚呼吸を行い、尿素などの老廃物を出し、酸素を取り入れているのだ。 尿素は主に小便で排出されるけど、小便だけで尿素を排出しているのではないのだ。皮膚からも尿素を排出しているので、皮膚が弱ってくれば、尿素が排出しきれないので、皮膚から尿素特有の臭さが染み出してくることになる。

 酸素も肺だけで取り入れているのではなく、皮膚からも酸素を取り入れているので、皮膚が弱ってくると、酸素を取り入れることができなくなるので、いつも欠伸ばかりしていたり、体が重く感じられるようになったり、いくら睡眠しても疲れが取れないのは、体内の酸素不足が原因なのだ。

 皮膚から尿素を排出することも、皮膚から酸素を取り入れることも、妊婦にとっては非常に重要な行為になるのだ。尿素それ自体は安全であるが、人体は人体に有害なアンモニアを安全な尿素に変えているにすぎないのであって、尿素が充分に排出されないと、人体の中でアンモニアが増えてしまい、アンモニアが多ければ多いほど、人体の機能は低下し、当然に胎児をも傷つけてしまう。

 酸素不足に陥れば、人体の各器官は正常に作動してくれないので、胎児に充分なエネルギーが行かなくなってしまうのだ。酸欠がひどければ、染色体異常を起こすし、流産にだってなってしまうのだ。妊婦が欠伸の回数が多かったら、危険な状態なのだ。妊婦が欠伸ばかりするということは、眠いのではなく、酸素不足になっているということなのだ。

 人間が全裸で暮らしていれば、皮膚は自然と鍛えられていたので、皮膚から尿素をちゃんと排出できるし、皮膚から酸素を取り込むこともちゃんとできるのだ。しかし、文明国では服を着た生活をするから、どうしても皮膚が弱くなり、皮膚から尿素が排出されにくなり、皮膚呼吸がされなくなってしまうのだ。特に妊婦は体を温めるために、厚着をしなくてはならないので、妊娠期間中に皮膚が弱っていってしまうのだ。そのくせ、出産時には大量の酸素が必要となるので、とても肺呼吸だけでは酸素が足らなくなってしまうのだ。

 アフリカの原住民は半裸で生活をし、皮膚は鍛えられているので、難産が少ない。それに対して、日本やアメリカやヨーロッパのような先進国では、全裸や半裸で生活することがないから、どうしても皮膚が弱くなり、流産や難産の確率が上昇していってしまうのだ。だからといって、文明生活をしているのに、全裸や半裸で暮らすことはできないのだ。

 だからこそ、日本ではお風呂に頻繁に入り、全裸になることで、皮膚を鍛えているのだ。ロシアではサウナに頻繁に入り、全裸になることで、皮膚を鍛えるいるのだ。ヨーロッパ諸国は風呂には入るがそれほど回数が多くないし、アングロサクソン諸国はシャワーを好むのだ。そのため皮膚が鍛えられず、どうしても難産になってしまうのだ。

 中国人に至っては、全裸になることを嫌うので、皮膚が物凄く弱くなっており、あれほど栄養の豊富な中華料理を食べているにも拘わらず、難産になる確率が高いのだ。日本だと漢方医たちは妊娠や出産にまでは手を出さなかったのだが、中国医学では妊娠や出産にまで手を出し、産婦人科医が発達しているのだ。産婦人科医が発達しているということは、それだけ中国人女性の皮膚が弱く、妊娠力が衰えているのだ。

●朝と夜に皮膚を鍛えろ

 妊娠している時は、厚着をせざるを得ないし、睡眠中も厚着をして寝ざるをえない。しかも、睡眠中は皮膚呼吸を最小限にしてしまうのだ。妊娠中に、これを繰り返していたら、皮膚は急激に衰えていってしまうのだ。それゆえ、睡眠直前と起床直後に皮膚を鍛えてしまうのだ。

 まず、お風呂に入って体を温め、タワシで皮膚をゴシゴシと洗い、皮膚の表面にある尿素を洗い落としてしまうことだ。そして、お風呂から上がって、体を拭いたら、暫くの間、全裸でいることだ。このお風呂上りの全裸が、皮膚を鍛えてくれるのだ。最大で30分程度でいいのだ。体が冷えてきたなと思ったら、パジャマを着てしまえばいいのだ。

 次に朝起きたら、すぐさま全裸になって、乾布摩擦を行ってしまうことだ。朝起きたら、すぐにタオルでゴシゴシと拭くと、皮膚が目覚め、皮膚の表面の尿素を除去し、朝の一番奇麗な空気を吸い込んでくれるのだ。そのため、乾布摩擦をすると、1日中皮膚が元気になってしまうのだ。

 乾布摩擦をすれば、体が温まってくるのだから、朝起きたら、少しの間、全裸でいることだ。顔を洗ったり、歯を磨いたり、排便排尿をしたりと、そういうことを全裸でしていればいいのだ。そうすると、逆に皮膚が鍛えられ、体温が上昇して、体が熱くなってくるのだ。こちらも最大で30分程度でいいのだ。寒い冬は5分程度でもいいのだ。とにかく、朝一番の時間帯で全裸になって、新鮮な空気を吸い込んでおくことだ。

 朝と夜に全裸になって皮膚を鍛えておくと、皮膚から尿素をうまく排出できるようになるし、皮膚から酸素をうまく取り込めるようになるのだ。これを妊娠中に行っていくと、お腹の中の赤ちゃんが無事に成長していくことができるし、出産時も楽な形で出産することができるようになるのだ。

●海水浴と日光浴

 女性は妊娠していると、どうしてもその妊娠している姿を他人に見られるが恥ずかしいのか、海水浴や日光浴をしたりしなくなる。その恥ずかしい気持ちは解らないでもないが、海水浴や日光浴は皮膚を鍛えるものであるということを忘れないようにしよう。妊娠中に海水浴や日光浴をしないと、どうしても皮膚が鍛えられず、体内に尿素を溜め込み、そのくせ酸素が欠乏してしまうのだ。

 海水浴の方は、水泳などで水着姿になっているからまだいいが、しかし、妊婦が水泳をするプールは大抵が屋内プールである。やはり、夏になったら、勇気を出して、海水浴に行ってみよう。紫外線の危険性があっても、午前中にだけ海水浴をして帰ってくればいいのだ。海の中に入って、皮膚を鍛えることは、皮膚を鍛える中で、もっとも効果があるものなのだ。

 日光浴も決して軽く見れないものだ。日光浴は皮膚を殺菌してくれるし、ビタミンDを合成してくれるし、いいことずくめなのだ。休日になって、何も用事がないのなら、夫婦で公園や山などに行って、日向ぼっこでもいていればいいのだ。お喋りしながら、太陽の日差し当たっているだけで、皮膚は鍛えられていくのだ。

 紫外線の危険性ばかりが強調される昨今であるが、どんなに紫外線が人体に悪くても、日差しに当たらない方が、もっと人体に有害なのである。人間の体が或る程度までなら、紫外線の影響を食い止めるだけの力は持っているのだ。だから、或る程度までなら、日差しに当たったって大丈夫なのだ。

 人間の体は、春の芽吹き風光る風景、夏の葉が青々と生い茂る風景、秋の紅葉で山野が鮮やかに染まる風景、冬の白雪と寒風で銀世界になる風景を見て、楽しめるようにできているだ。四季の様々に変化する風景を見て、脳がそれに対応して、皮膚に変化をもたらすのだ。それゆえ、外に出ないで、家の中に閉じ籠っていたら、その脳の指令が皮膚に行かず、益々弱っていってしまうのだ。

●マタニティーブルーの原因

 妊娠中の片頭痛が起こってきたら、それは皮膚が弱ったサインと見ていい。この片頭痛を放置しておくと、マタニティーブルーへと悪化していくのだ。この片頭痛は頭痛薬では決して良くならない。それどころか片頭痛をより悪化させるのだ。頭痛薬は妊娠に必要なビタミンやミネラルを奪ってしまからだ。

 妊婦が片頭痛を起こすのは、皮膚が鍛えていないことにより、尿素が体内に溜まり、アンモニアが多くなり、その上、酸素不足なので、体の各器官が損傷して、機能を低下していく。そのため、血流を意図的に強くし、エネルギーを大量に使うことによって、その異常事態を乗り切ろうとするのだ。そうすると、これらの作業のために「ビタミンB3」が大量に消費されてしまうのだ。

  「ビタミンB3」は、これらの作業をするだでなく、 トリプトファンを使って、体はナイアシンを作り出し、その者の精神状態を良好にしておくのだ。しかし、ナイアシンが不足する、人格がネガティブになり、マタニティーブルーを引き起こすのだ。妊娠以前は、頭痛など起こしたことがないのに、妊娠してから片頭痛を起こすような妊婦は、皮膚を鍛えないことによる「ビタミンB3」不足によって片頭痛が起こっているとみていい。

 片頭痛やマタニティーブルーを治すためには、なんといっても皮膚を鍛えていくことなのである。皮膚を鍛え、体内から尿素を取り除き、酸素を吸い込ましていくのだ。、その上で「ビタミンB3」を摂取していけばいいのだ。ビタミンB3は、通常の食事で充分に取れているが、水と清涼飲料水とアルコールが天敵なので、水は朝1杯だけにし、清涼飲料水やアルコールは飲まないことだ。「ビタミンB3」は、「ピ-ナッツ」「アボガド」「いちじく」「ナツメ」「プルーン」「カツオ」「サバ」「ブリ」「イワシ」「鶏肉のササミ」「玉子」「レバー」「シラス干し」「タラコ」などに含まれている。

 特に妊娠前の清涼飲料水やアルコールをガブ飲みしてきた女性は、意識してビタミンB3を摂取していくことだ。そして身重になり、頻尿になったら、水を大量に摂取しないことだ、必ずフルーツジュースや野菜ジュースやお茶で摂取していくことだ。皮膚を鍛え,、日々ビタミンB3を取り、血流を強めるために天日塩を多目に摂取していくと、片頭痛やマタニティーブルーは消滅していく。簡単に治るから、絶対に頭痛薬に手を出すようなことはしないことだ。

|

« 妊娠したら、布団で寝るようにする | トップページ | 妊娠しているからこそ使いたい「昼寝の効用」 »

不妊治療」カテゴリの記事

妊娠」カテゴリの記事

出産」カテゴリの記事

コメント

Wikiで調べたことありますか?
酸素取り込みませんよ?

投稿: 皮膚呼吸って | 2011年5月24日 (火) 02時48分

 こんな変な質問するから、わざわざ皮膚呼吸について調べちゃったじゃん!
 しかもWikiで
 人間だって皮膚呼吸するし、酸素を取り込みますよ。
 その割合は非常に少ないけど、お肌を健康にするためには、皮膚呼吸は大事なんですよ。

 人にイチャモンつける時はちゃんと勉強してからにして下さいね。
 自分の無知と愚劣さを露呈することになるだけですよ。 

投稿: タマティー | 2011年5月24日 (火) 05時38分

でも、この方がイチャモンつけてくれたお蔭で、私まだこの記事
読んでなかったのに今日読めましたぁ~

なにしろ、家事と育児もしている為何より大好きなタマティー様の
ブログを限られた時間で読まなくてはならず・・・。
まだまだ読めていない記事が沢山あるのです(ノ_-。)

その為、どんなにわずかな時間でも思い出してすぐ実践できる
ようにと、最近1冊のノートにタマティー様語録をまとめています。
こうすると、頭にも入りますし電車の中でもすぐ読めて、
夜主人にもすぐ話せます

それにしても、やっぱり昔の人がしていた事ってなんでも意味が
あるんですね~。私がまだ小さかったころは乾布摩擦をしている
人がいた記憶ありますし、自分もおばあちゃんとやったり・・・。
最近見かけることはもちろん、言葉自体も聞かなくなりました。
昔の生活に学ぶことって本当に多いんですね。

紫外線も、やけるのなんのって言って積極的に浴びることもなかったので、もう恐れず外に出て浴びようと思います。

禊も毎日続けます!!万田酵素も買いました

今日も有難うございました。タマティー様の授業を受けているようで、また学校に通っているかのような感覚です。
こんなに歳をとってから本物のお勉強ができるなんて、私は
なんてついているんでしょう・・・(泣)。
ご先祖様のお蔭ですね。有難いです。

投稿: ゆきりん | 2011年5月24日 (火) 12時34分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 皮膚呼吸をして、お腹の中の赤ちゃんに酸素を送る:

» スレンダートーン・スレンダートーンエボリューション通販 [スレンダートーン通販エクササイズweb情報]
スレンダートーン・スレンダートーンエボリューション通販では、「簡単にエクササイズしたい・・・」人、「つらい運動はしたくない・・・」人や、「運動をする時間がない。」人でも、誰でも簡単に体を鍛えることを可能にしたのがEMSエクササイズマシンスレンダートーンです。EMSとは、低周波によって筋肉活動を促すフィットネスツールです。筋肉は低周波シグナルを送られると弛緩と収縮を行う性質をもっています。これが繰り返されることにより筋肉が鍛えられるのです。こうしたカラダの性質を利用した筋肉トレ...... [続きを読む]

受信: 2008年11月 4日 (火) 11時22分

» 高収入バイト女性・高収入アルバイト求人高額バイト [高収入バイト女性・高収入アルバイト求人高額バイト]
高収入バイト女性・高収入アルバイト求人高額バイト [続きを読む]

受信: 2008年11月16日 (日) 05時54分

« 妊娠したら、布団で寝るようにする | トップページ | 妊娠しているからこそ使いたい「昼寝の効用」 »