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夫婦の関係は朝の過ごし方で決まってしまう

●女性にとって第一印象はもっとも大事である

 「妊娠したら、朝起きれなくなって~」と言って、朝寝坊している妊婦は、自分の夫婦関係に要注意しておいた方がいい。夫婦の関係は朝の過ごし方で決まってしまうからだ。朝をきちんと過ごしている夫婦は、夫婦仲がいいし、朝をダラダラと過ごしている夫婦は、夫婦の仲が最悪のものとなっていってしまうのだ。

 人間の脳は、朝起きた瞬間に脳内物質が満タンになっており、脳がフル稼働できる状態になっているのだ。それゆえ、朝起きた時点でテキパキと動くと、その日の脳が活発になり、朝の行動を共にした相手に対して、印象を物凄く良いものにさせてしまうのだ。しかし、朝起きた時点でテキパキと動かないと、その日の脳の活動が鈍り続けてしまい、更に朝の時間に行動を共にした相手に対して、印象を物凄く悪くしてしまうのだ。この印象の悪さの積み重ねが、夫婦喧嘩や離婚となって現われてくるのだ。

 よく女性は「第一印象が大事」という。だが、それは初対面の人だけに当てはまるのではなく、その日の初めに会う人にも当てはまるのだ。男女の脳は、「男性脳」と「女性脳」とその性ホルモンの分泌によって大いに変化するのだが、男性脳は「結果良ければすべて良し」という感じで最期を大事にするのに対し、女性脳は「最初が肝心」という感じで最初を大事にするのだ。これは太古の昔、男性たちは計画を立て、狩猟に出て、獲物を捕ってきたから、最後の部分に重点を置くのに対し、女性たちは女同士でベチャクチャと喋りながら、木の実や山菜を採集していたから、自分たちのグループに入ってくる女性がそれに相応しいかを最初にチェックしたから、最初の部分に重点を置くようになったのだ。

 しかも、人間の全体のフィーリングとは、

  7% 言葉による感じ

  38% 声の調子による感じ

  55% 顔の表情による感じ

 だという研究結果があるのだ。そのために、人の第一印象の55%は、表情と態度で決まってしまうのだ。自分がどのような内容の言葉を発したかではないのだ。まずは自分の朝の表情と態度で第一印象の半分が決まってしまうのだ。だからこそ、朝寝坊なんかしないで、朝起きたら、すぐさま洗顔と歯磨きをし、髪を整え、きちんとした姿で夫の前に出て来るべきなのだ。

 そして、「おはようございます」と丁寧に挨拶をすべきなのだ。その後、朝食でちょっとした気の利いた会話をすればいいのだ。これでその日の印象が決定づけられてしまうのだ。その日の夫婦の関係は、朝の僅かな時間で決まってしまうのだ。時間を正確に換算すると、「朝の見た目3秒、朝の挨拶30秒、朝食の会話3分」である。たったこれだけの僅かな時間で夫婦の関係が決まってきてしまうのだ。

 いかなる夫婦といえども、夫婦の関係は、

 朝の見た目3秒

 朝の挨拶30秒

 朝食の会話3分

 で決まってしまうのだということを、肝に銘じるくらい覚えておいた方がいい。このことが解っているだけで、その後の人生をどれほど実り豊かなものにするか計り知れないのだ。

 男性は必ずしも第一印象を大切にしない。朝の第一印象を大切にしなければならないのは、女性の方なのだ。妻にとって朝の第一印象が大切だからこそ、朝の姿をきちんとし、朝の挨拶をきちんとこなし、朝食の会話をきちんとこなしていくことが大事になってくるのだ。これは相手のためであると同時に、自分のためでもあるのだ。妻が朝からきちんとした姿で挨拶をしてくれば、夫だって朝からきちんとした姿になり、ちゃんとした挨拶をしてくることだろう。そうなってくれば、夫婦双方第一印象を良好にして、その日の夫婦関係も良好になってしまうのだ。

●夫婦間の「夫婦の信頼の法則」

 朝の第一印象が悪ければ、夜になって夫が帰宅してきても、夫婦の関係が良好になることはほとんどないのだ。朝の第一印象の悪さを、12時間過ぎた後でも引き摺ってしまうのだ。妻の方も気分が乗らないから、料理を不味く作ってくるし、夫婦の会話が盛り上がらないし、そのうちに夫婦喧嘩だって始ってくることだろう。

 だからこそ、夜の時間のためにも、朝の第一印象が大切なのだ。朝の第一印象を良くしておけば、夫婦の夜の時間も有意義に過ごせるようになるのだ。朝をうまく過ごせた妻は、夫が帰宅してきたら、その日のことをベラベラと喋りまくるのではなく、夫が帰宅して1時間の間は、70%以上を夫の話を聞くことに費やそう。自分が話すのは、30%以下に抑えるのだ。

 というのは、男性は女性ほど言語能力が発達していないために、女性に喋りまくられると、男性は喋らなくなり、無言になってしまうのだ。それゆえ、自分が喋りたい欲望を抑えて、まずは夫が仕事で起こったことの話を聞いてあげるのだ。こうすれば無口な男性であったとしても、ちゃんと喋ってくれることだろう。

 勿論、ずっと夫の話を聞いているのではなく、夫が帰宅してから1時間程度いいのだ。言語能力が発達していない男性は、その程度の時間で充分に喋り尽くす筈だ。後は妻の方が話せばいいのだ。夫も自分のことを喋り終えた後なので、妻の話を聞いてくれるようになるのだ。

 夫婦という間柄には、「夫婦の信頼の法則」というものが存在するのだ。朝の第一印象を大切にし、夜の夫婦の会話で、最初の1時間は70%以上を夫が話せるようにし、妻の話を30%以下に抑えれば、いかなる夫婦といえども、夫婦の信頼が硬くて丈夫で安定したものになっていくのだ。

●妻の夫への最善の愛は、夫の話をちゃんと聞くこと

 ほとんどの夫婦の夫婦喧嘩や不倫や離婚の原因になっているものは、夫婦の信頼が損なわれているということなのである。表面上に現われてくるトラブルがどうのこうのではなく、その夫婦に信頼がなくなっているからこそ、トラブルを発生させてしまうのである。トラブルを抱えるすべての夫婦が、「夫婦の信頼の法則」を知らないがために、新婚当初は愛し合っていたのに、いつの間にかトラブルを抱え込んでしまうのである。

 第一印象を大切にする女性にとって、結婚してから、朝の第一印象が悪いというのは、致命的な問題なのだ。会話をすることによって人間関係を築こうとする女性脳の持ち主にとって、夫と会話がうまく成立しないというのは、致命的な問題なのだ。この二つの致命的な問題が相乗効果を起こして、夫婦の関係を最悪のものにしてしまうのだ。

 第一印象を大切にしたければ、まずは自分こそが早起きをし、身支度を整えることだ。自分の話を聞いてもらいたければ、ますは夫の話をちゃんと聞くことなのだ。自分が「夫婦の信頼の法則」に違反しているからこそ、自らの力で夫婦の関係を最悪のものにしてしまっているのである。

 結婚しているからといって、何をしても許されるわけではないのだ。いかなる物事にも原理原則というものがあるのだ。結婚に関しても、自分たちの愛があれば何してもいいと思い上がるのではなく、自分たち夫婦の行動を、結婚の原理原則のもとに置くことなのだ。原理原則に忠実であれば、致命的な失敗を犯すことなく、多大なる成果を獲得することができるようになるのだ。

 愛があるからといって、「好きです」「愛してます」というだけでは、夫婦の関係を維持できないのだ。妻の夫への最愛のプレゼントは、朝早く起きて、清々しい挨拶を交わすことなのである。妻の夫への最善の愛は、夫の話をちゃんと聞くことなのである。最低限この原理原則を守り続けるなら、その夫婦は最高の夫婦になっていくのだ。

●妻は夫に話すことで、心がもっとも癒される

 妊娠している妻にとっては、妊娠が初体験なものだから、どうしてもそのことを夫に話したくなってしまう。しかし、妻の思いをダラダラと話された所で、夫にとっては迷惑なだけなのだ。男性の脳は、ダラダラと話して、人間関係を深めていくという機能はないのだ。男性脳は重要な話にしか興味がないのだ。だから、妻は自分の話したい内容をまとめておくことだ。内容をまとめてから話せば、夫もこれは重要な話だと思って、耳を傾けるようになるのだ。

 人間は真剣になればなるほど、否定的に考えてしまう傾向にあるのだ。妊娠に関して本気な妊婦ほど、否定的に考えてしまい、それが会話に出てきてしまい、夫との関係を悪化させてしまうのだ。夫婦の間に信頼が存在していれば、夫はサポートしてあげることができるのだが、その夫婦に信頼がなければ、夫はサポートなんかしてくれないのだ。

 結婚して幸せになりたいのであるならば、妊娠して幸せになりたいのであるならば、きちんと男女の性差を認めて、その性差に応じた方策を取っていけばいいのだ。男女の性差で決定的なのが、≪遺伝子≫であり、≪男性脳≫と≪女性脳≫である。女性は男性から遺伝子を貰えるからこそ、妊娠できたのである。いかなる女性も男性から遺伝子を貰わない限り、妊娠することはできないのだ。

 そして女性脳は第一印象を大切にし、言語能力が発達しているのだが、男性脳は必ずしも第一印象を大切にしないし、言語能力だってそれほど発達していないのだ。それゆえ、朝、夫が寝ぼけ眼でいることに妻も合わせていくと、妻の女性脳は不満タラタラになってしまうのである。夜に夫が帰宅して、妻が一方的に喋ってしまうと、夫は無言になってしまい、夫婦の会話が成立しなくなってしまうのである。そうなれば妻の女性脳はこの男性とは人間関係を維持できないと判定してきてしまうのである。

 いくら男女平等を唱えようとも、人間の身も心も決して平等にはできていないのだ。人間は不平等にできているのだ。そしてその不平等を承認するからこそ、その人間同士でエネルギーが発生し始めるのである。夫婦も双方が自分たちに性差に気づき、それを承認すれば、莫大なエネルギーが発生し始めるのである。

 人は話すことで心が癒される。妻は夫に話すことで、心がもっとも癒されるのだ。妊婦にとって、妊娠期間中に起こった様々なことをもっとも話したいのは、自分の夫に対してである。だったら、「夫婦の信頼の法則」のもとに、我が身を正していけばいいのだ。朝早く起きて身支度を整え、挨拶を交わすことも、夜に夫が帰宅してきたら、まずは夫の話を聞くように努めることも、なんの出費もなく、自分の自由な意志でできることだ。自分が幸せになりたければ、この世の妄言に騙されるのではばく、原理原則に忠実になることである。

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