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「妊娠」「出産」「育児」の費用を魔法のように作りだす家計術

●家計を整えないからこそ貧乏人になっていく

 妊婦の中には「妊娠や出産や育児って、お金がかかって大変だな~」「妊娠すると働けなくなるから、お金がピンチになるのよね~」とか言い出す妊婦たちが出てくる。妊婦はまだ妊娠しているがいいが、既婚者の中には、妊娠や出産や育児に費用がかかるからといって、妊娠を拒否し、子供を作らない人たちまでいるのだ。国家は結婚という制度を設け、既婚者に様々な特権を与え、優遇している。それは子供を産み育てているからである。それなのに費用がかかるからといって子供を作らなければ、結婚における特権を与えた意味がないのだ。結婚したのに子供を産まないのは、もはや犯罪である。

 人間の豊かさは、「人」「物」「金」の三つの要素で形作られる。それゆえ、「お金」さえあれば豊かになれるのではないのだ。「人」も「物」も必要なのである。「人」は子供たちのことであり、「物」は住宅や自動車や船舶などである。お金だけを増やして、人を増やさなかったら、単なる貧乏人にすぎないのだ。「人」「物」「金」の三つを揃えてこそ、本当の豊かさを手に入れることができるのだ。

 結婚しているのに子供を作らない人たちはもはや論外だが、妊娠や出産や育児っでお金がかかるといって不満を垂れているような妊婦たちは、家計を整えていないのである。家計を整えていないからこそ、貧乏人になっていくのである。「家計」は、主婦の聖なる義務である。結婚しているにも拘わらず、その聖なる義務を果たしてくれなければ、夫がどんなに高額の所得を得たとしても、すべての分野でお金が足りなくなっていくことだろう。

 妻に家計という概念さえあれば、夫がどんなに低所得であっても、その夫婦は億万長者への道を歩み出すのだ。夫が外で稼いできて、妻がそれをうまく運用して豊かな家族生活を作り上げていくのである。この営みは人類が古より行い続けてきたものなのだ。それなのに男女平等を唱えて、「≪夫は外で仕事、妻は内で家事≫というのは時代遅れ」と言い出すから、誰でも豊かになれる方法を捨てて、働いても働いても貧乏になる方法を選んでしまったのだ。

 妊娠や出産や育児に費用はかかる。しかし、それだけのお金を支払っても、それ以上に素晴らしいものが手に入るからこそ行うのである。自動車を買う際、費用がかかるからといって、自動車を買わない人がいるだろうか? 大金を支払っても、それ以上の効果が得られるからこそ買うのである。確かに出産費用をいきなり提示されたら、その高額さにビックリしてしまうことだろう。子供も大学を出るまでの教育費用をいきなり提示されれば、その高額さにビックリしてしまうことだろう。しかし、それだけお金がかかるなら、前もって計画して地道に貯金していけばいいのだ。どんなに高額なものであっても、地道に貯金していけば、足りてしまうものなのだ。高額さにおじけづく人は、計画を立てることや、地道に貯金をしていくことを知らない人たちなのだ。

●「家計の予算」と「家計簿」を作る

 妊娠や出産や育児の費用を賄うために、一体どうすればいいのか? 答えは「≪家計の予算≫を組み、≪家計簿≫を作ること」なのである。家計の予算を組むということは、自分たち夫婦が所得の範囲内で生活をするということである。給料を貰う前に、前もってその給料の使い道が決まっていれば、どんなに定額の所得であったとしても、不足することはないのだ。逆にどんなに高額の所得であったとしても、前もってその所得の使い道が決まっていなけてば、不足してしまうのだ。

 家計簿は、自分たち夫婦にどのような金の動きがあるか把握しておくために絶対に必要なものなのである。家計簿こそ、その夫婦が豊かになるか、貧乏になるかを分ける最強の武器である。家計簿がなければ、いかなる夫婦であったとしても、貧乏になっていくことだろう。逆に家計簿さえあれば、いかなる夫婦であったとしても、裕福になっていくことだろう。

 妻が家計簿をつける際には、絶対に守らなければならない約束事がある。

①正直に記載すること

 家計簿をつける際は、必ず正直に記載することだ。この正直というものがないと、出鱈目な家計簿になってしまうからだ。自分が正直であるからこそ、ちゃんとして家計簿を作ることができ、自分たち夫婦の経済状態が明確に解るようになるのである。妻が嘘をつくと、いつまで経っても、自分たち夫婦の経済状態が把握できなくなるのだ。

②ヘソクリを絶対にしないこと

 妻がヘソクリをするのは当り前の風潮になってしまっているが、ヘソクリは絶対にしないことだ。妻がヘソクリをしだすと、家計簿を出鱈目につけ始め、自分たち夫婦にいくらお金があるか解らなくなってしまうからだ。妻がヘソクリをたんまりと抱え込んでいるのに、家計は火の車になってしまうことだってあるのだ。

③問題が発生したら、すぐに報告すること

 家計簿をつけていれば、夫婦の経済状態が明確に解るから、夫婦の経済状況に問題が発生したらすぐに解る筈である。問題が発生したら、すぐさま夫に報告することだ。家計簿をつけているのに、問題が発生しても夫に報告しなかったら、なんの手も打てなくなってしまうのだ。

 これらの約束事を守って家計簿をつけていくと、自分たち夫婦の経済状況が明確に解る。そしたら、自分たちのお金の流れを把握した上で、家計の予算を組めばいいのだ。家計簿をつけて、その上で予算を組むというようにしていけば、どんな所得であったとしても、妊娠や出産や育児の費用を賄えることができるのだ。

●三つの貯金通帳

 夫婦で預金通帳を持つ時は、絶対に一つの預金通帳だけを持つことはしないことだ。一つの預金通帳だけでは、いつまで経っても豊かになれないからだ。最低でも3つの預金通帳を持つことだ。その3つの預金通帳を、それぞれ「天引き預金」「生活貯金」「出産育児貯金」と用途に合わせて編成して、自分たち夫婦の所得を分割して貯金しいけばいいのだ。

①天引き貯金

 まず、夫婦の所得の20%を天引きし、天引き貯金に入れてしまうことである。天引き貯金は夫婦の資産を形成するための貯金であり、天引き貯金がなければ夫婦の資産形成は始まらないのだ。所得の20%なら家計に無理なく貯金できるのだ。しかし、所得の20%以上にしてしまうと、家計が苦しくなってくるので、比率をこれ以上増やさないことだ、天引き貯金はあくまでも「資産のための貯金」であって、これを絶対に生活費に使ってはならない。

②生活貯金

 生活貯金は、夫婦の生活費を賄う貯金である。夫婦の所得の50%をこの生活貯金に投入する。夫婦の生活費は、所得の50%だという限界が出来上がると、いらない出費を削減していくことができるようになるのだ。例えば、まだ若いのだから、「生命保険料」なんて要らない出費である。限界が定められるからこそ、無駄遣いを止めることができるのだ。限界を定めないからこそ、いくらでも無駄遣いをしてしまうのだ。

 ちなみに、夫婦のお小遣いは生活費から出すべきだろう。自分たちの生活を豊かにしたいのであるならば、毎月の生活費の中で遣り繰りして、繰り越し金を残していくことだ。この繰り越し金を増やして行き、毎月振り込まれる生活貯金の金額より、繰り越し金が多ければ、生活は安定化するのだ。

③出産育児貯金

 出産育児貯金は、妊娠や出産や育児のための貯金である。所得の30%をこの出産育児貯金に投入する。これは自分の子供たちの出産や育児にかかる費用だけではなく、進学した際の学費まで賄うものである。この出産育児貯金を生活費とは別枠で設けるからこそ、出産や育児が非常に楽になるのだ。生活費から出産や育児の費用を回すからこそ、生活が苦しくなってしまうのである。いかなる費用であったとしても、前もって貯金し、予算の範囲内で出費すれば、それほど費用はかからないのである。

●貧乏の原因は資産を形成しないから

 多くの夫婦が、自分たちは貧乏だと嘆き、出産や育児にはお金がかかるとぼやくのは、家計の予算を組まず、家計簿をつけないからなのである。所得を三分割して、「天引き貯金」「生活貯金」「出産育児貯金」の三つに分けないからなのである。所得を一つの枠組みでやろうとするからこそ、いつまで経っても豊かになれないのである。

 貧乏と嘆くのは、所得が少ないからなのではなく、資産を形成していないからなのである。資産は家計の重しであって、これが重ければ重いほど、家計は楽になっていくのだ。夫婦にとって資産形成の始まりは、「天引き貯金」を作ることである。この天引き貯金を作るからこそ、夫婦の資産は形成され始めるのである。

 多くの夫婦には、貧乏と嘆きながら貯金はあることだろう。しかし、それは「消費のための貯金」なのだ。決して「資産のための貯金」ではないのだ。今までの預金通帳とは別に「天引き貯金」のための預金通帳を作らない限り、いつまで経っても夫婦の資産は形成されないのだ。資産が形成されなければ、家計に重しがないから、不況でたちまち自分たちの家計も破壊されてしまうことになるのだ。

 天引き貯金は、所得の20%を毎月貯金していくものだから、最初は微々たる金額しか貯金できない。しかし、地道に貯金していくと、かなりまとまった金額になるのだ。これが「タネ銭」である、このタネ銭を使って、「株券」や「賃貸不動産」や「債権」に投資していくのだ。基本的に資産運用は夫がすべきだが、夫に資産運用の能力がなく、妻の方にその能力があるというなら、妻がやってもいい。

 但し、普通の夫婦に不向きな投資は、「デリバティブ」や「通貨証拠金取引」といった、玄人しかしか解らないような複雑な金融商品である。こういうのは普通の夫婦がやるべきことではないのだ。あくまでも地道に自分たち夫婦の資産を増やしていく投資をしていけばいいのだ。

 株券の売買で儲けた金額や株式配当で入った金額、賃貸不動産からの賃貸料、債権の利子などは、生活費に入れないで、そのまま資産に投入していくことだ。資産運用で儲けたお金は、更に資産運用のために使うという原則を守れば、資産は雪達磨式で増えていくのだ。資産が大きくなれば、家計に重しができるので、所得が少なくても、生活は非常に楽になるのだ。

●出産育児貯金があれば出産や育児でお金に困らなくなる

 妊娠中に資産形成を開始しても、すぐさまには大きな資産は形成されない。こういう時期はまだ生活が苦しい時期である。妊娠や出産や育児にお金が必要だというなら、いらない物を売ってしまい、お金を作り出すことだ。独身時代に着ていた服や、バッグや、アクセサリーなど不用品は、家の中に大量にある筈だ、それを売り飛ばしてしまうのである。これらの物は持っていたとしても、もう使わない物なのだ。不用品を売り飛ばし、そのお金を出産育児貯金に貯金していくのだ。

 それが僅かな金額であったとしても、出産育児貯金にとっては充分すぎるほどの金額なのだ。夫婦の所得をひとまとめにするのではなく、3分割し、出産育児専用の枠組みが設けられているからこそ、妊娠や出産や育児のお金で困るようなことはなくなるのだ。いくら妊娠や出産や育児に費用がかかろうとも、生活費から引き出して生活費を苦しめることがなくなるから、生活が非常に楽になっていくのである。

 これ以外にも、夫婦で臨時収入が入った際は、出産育児貯金に組み入れてしまい、出産や育児に余裕を持たしていくことだ。休日の際も何もすることがなかったら、夫婦で何か商売でもして、その利益を出産育児貯金に入れていけばいいのだ。大半の夫婦はお金がないといいながら、休日で休んでばかりいるのだ。今は若いのだから、休まずに働いたっていいのだ。貧乏なくせに休んでばかりいるから、ますます貧乏になっていくのだ。

 出産した後のことを教えておくが、一番最初の子供を産み育てた時がもっとも出費が出るのだ。だから、結婚して子供を1人しか生まなければ、育児にやたらにお金がかかって貧乏になってしまうのだ。それゆえ、子供は3人以上作ることだ。3人以上子供を作ると、出費が逆に少なくて済むようになるのだ。しかも、子供が3人以上いれば、育児も楽になっていくのだ。

 日本は戦争で廃墟と化した国土を復興させ、経済を成長させ、国民生活を豊かにさせた。しかし、その繁栄の中で多くの夫婦たちが、家族を豊かにする方法を忘れてしまったのである。「貧乏」だの、「貧しい」だの、「生活が苦しい」だの嘆くが、それは結婚しているにも拘わらず、家計の予算を組まず、家計簿をつけないからなのだ。貧乏になるべくして、貧乏になっているのだ。子供も1人しか産まなければ、育児にお金はかかるわ、手間はかかるわで、大変なだけである。

 それだからこそ、選挙のたびに政治家たちに、「子育て支援をしてくれ」「出産費用は政府で出してくれ」と頼み込むのである。日本の主婦たちは一体いつから物乞いになったのか? 今や乞食ですら物乞いをせず、ダンボールや瓶や缶を集めるなどしてお金を稼いでいる時代だというのに、なぜ日本の主婦たちが政府に頼るのか? 結婚しているのだから、ちゃんと精神的に独立しろ! 家計の予算を組み、家計簿をつけて、経済的にも独立しろ! 豊かになりたければ。政府に頼るな! 政府に頼ると、自助努力の精神が消滅し、家計が破綻するだけなのだ。家族の豊かさは、夫婦の地道な努力によってしか得られないのだ。地道な努力なんだから、どの夫婦だってできるのだ。大事なことは、その地道な努力の大切さに気づくことなのである。

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