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妊娠すると友達が変わっていく

●友達は、結構、役にたたない

 妊娠すると、自分の友達が変わっていく。自分の友達自体が変わっていくのではなく、自分が付き合う友達が変わっていってしまうのだ。「妊娠」「出産」「育児」という経験が、女性本人を精神的に大いに変えていってしまうのだ。それだけ女性にとって「妊娠」「出産」「育児」は非常に重要な経験なのだ。

 友達の中で、もっと早くに妊娠すると、妊娠について友達と相談できない。かといって、友達の中で妊娠が遅ければ、妊娠を応援するどころか「子育って大変よ~」と言い出してくる。そして、友達の中で平均的な年齢で妊娠すると、友達は仕事で忙しく、「今、忙しいと」いって、拒絶されてしまう。

 自分の妊娠中に友達が手助けをしてくれるだろうと思ったら大間違いだ。友達とは話すことは多いのだが、妊娠では、結構、役に立たない。それゆえ、学生気分のまま妊娠すると、友情を優先してしまうから、酷い目に遭ってしまうのだ。妊娠ではやはり自分の夫であり、実母であり、義母であり、これら三者の活躍が多いのだ。

 人間は青春時代に突入すると友情を大切にするようになるので、自分が未だに気分的に青春していると、夫婦愛や家族愛よりも友情を優先させてしまうのだ。「友達感覚の夫婦関係」とか、「友達感覚の親子関係」と言い出す輩がいるものだが、こういう人々は自分の精神が成長していないために、夫婦愛や家族愛は友情よりも尊いのだというのが解っていないのだ。

 今まで友情を大切にしてきた女性は、妊娠において友達が大して役に立たないというのは、結構ショックなことなのだ。この変化は、友達が変わったのではない。自分が変わったからこそ、こういう変化が現われてくるのだ。人間は精神的に自立をしようとしている時期には、家族よりも友情を大切にしようとする。そうすることによって両親から離れ、自立していこうとするのだ。しかし、精神的な自立が終わり、今度、自分が精神的に独立をし始めると、家族を形成しようとし出し、友情よりも家族を大事にし出すのだ。

●人間の幸せは自分の人間関係で決まってしまう

 人間関係を決めるのは、一緒に過ごした時間の長さで決まるといわれている。人間が或る一定以上の時間を過ごすのは、家族と友達しかいない。しかし、両親や兄弟姉妹とは一緒に暮らしたとしても、自分が成長していく中で、ぶつかって行ったりしたりするので、自分が成長するにつれて両親や兄弟姉妹の欠点もちゃんと見えてくる。

 しかし、友達は家族に対して行ったようなトラブルを発生させていないし、友達同士で突っ込んだ会話をしたりして、その友人のすべてを知っているような錯覚に陥ってしまい、どうしても友達には採点が甘くなるのだ。妊娠して自分が変わっていっているのに、腐れ縁の友情を維持しようとしたりしてしまうのだ。

 人間の幸せの80%以上は、自分の精神ステージの人間関係で決まってしまうのだ。自分の精神ステージが上がれば、自分の人間関係も変わり、そこで新たなる人間関係を構築していかなければならないのだ。友達だからといって、いつまでも仲良くし続けられるわけではないのだ。友達もその精神レベルが、自分よりも相対的に低いのであるならば、自分についていけなくて当然なのだ。それなのに無理矢理に友情を維持しようとしても、自分が不幸になっていくだけなのだ。

 新しい友人よりは、古い友人の方が勿論いい。しかし、それはその古い友人が精神的に成長し続けてくれさえすれば、という条件付きなのだ。人には出会いがあると同時に別れもあるのだ。人と別れるのは確かにつらいものである。だが、人と別れなければ、新しい友達と出会うことができないのだ。

 自分が妊娠して、新たなる命を宿した悦びに溢れているのに、結婚や妊娠を拒絶し、仕事で生きていく決意を固めている友達と、いつまでも友情を維持し続けられるわけがないのだ。妊娠すれば、妊娠や出産や育児をしている女性たちと仲良くなって、その中で友達を増やしていくのは当然なのだ。

●自分の自尊心と友達の質の関係

 精神的にしっかりと独立さえしていれば、自分の友達の変動には、びくともしないだが、精神的に独立ができていないと、自分の友達の変動にぐらついてしまうのだ。友達との別れは非常につらいために、どうしても別れるべき友達との関係を維持し続けてしまおうとするのだ。

 だからこそ、そこで妊婦の幸せと不幸が、くっきりと現われてくるのだ。人間の幸せを決めるは、人間関係にこそあるから、自分が不快と思っている人間関係を維持しようとし続けると、どうしても自分自身が不幸になっていくのだ。精神的に独立できていないので、友達の変動に恐れをなしているのだ。

 なぜ、こういう現象が起こってくるかといえば、それはその女性の「自尊心」にこそが重要な鍵なのだ。自尊心とは、自分自身を尊び、自分のことを肯定する心といっていいだろう。要は自分を自分で好きと思えることである。自分のことを自分で好きと思えると、人間関係の変動を恐れることはなくなるのだ。

 自尊心の高さと良友の数は正比例するのだ。「自分が好き」「自分って美しい」「妊娠って楽しい」と思っていると、ちゃんとした友達を作り出すことができるのだ。逆にいえば、自尊心の高さと悪友の数は反比例するのだ。自分で自分を好きになれないと、どうしても悪友に取りつかれしまうのだ。自分が自分自身大好きだからこそ、自分に損害を与えてくるような友人を排除することができるのだ。

 自尊心は、勿論、自分自身で形成していくべきである。だが、その自尊心を高めていくには、夫の存在も重要になってくるのである。自分のことを何かと褒め、自分の好きにさせてくれる夫がいるなら、その女性の自尊心もより高まっていくことだろう。そうすれば、よりちゃんとした友達を作っていくことができることだろう。

●友達の出来不出来は幼児体験に原因がある

 この自尊心、自分が人間関係を形成していく中で非常な重要な役割を果たしてくるのだが、この自尊心を自分自身が自分の力だけで作ったわけではないのだ。この自尊心を作る上で、多大な働らきをしたのが、実は自分の「お母さん」なのだ。母親の子育ての仕方で、その子供の自尊心の形成が左右されてしまうのだ。

 人間の赤ちゃんは脳を肥大化させて生まれてきたために、他の動物の赤ちゃんとは違って、長らく母親の世話を受けない限り生存することすらできない。しかも、赤ちゃんはより脳を発達させようとするから、ハチャメチャな行動を取ってくるのだ。そのため、赤ちゃんは天使のように可愛いのだけれども、怪獣のような破壊的な行動だってし出すのだ。

 それゆえに、人間の母親は自分の子供を、愛情を持って育てていかざるをえないのだ。その母親に愛情があるなら、物を壊したり、物を盗んだり、誰かを殴ったりしたら、「そういうことやってはいけませんよ」と子供を叱るらざるをえない。子供を叱ることによって、社会で生きていく上での最低限のルールを学ばせるのだ。これを繰り返していけば、「抑制的ネガティブ習慣」 として形成され、やってはいけないことをやらないようになることだろう。

 その一方で、母親に愛情があるなら、その子供が自分でやりたいことを積極的に褒めていくことができるだろう。自分でウンチをする、自分で服を着る、自分で家事を手伝う。自分が将来やりたいことを表明する、子供がこういうことをしたら、母親は子供を褒めて、その子供が自発的に行動していくようにしむけてあげなければならない。これを繰り返していけば、「自発的ポジティブ習慣」として形成されて、自分がやるべきことを自発的にやるようになるであろう。

 この母親が叱るべき時に叱り、褒めるべき時に褒めて、「抑制的ネガティブ習慣」と「自発的ポジティブ習慣」がその子供にできあがると、その子供は大方の問題を処理することができ、しかも自分の将来の目標が定まるので、それを自己実現しようしていくから、益々自分が好きになり、自尊心が高まっていくのだ。

 これに対して、母親が愛情なしで子供を育ててしまうと、子供がやってはいけないことと、子供がやっていいことの区別がつかないから、子供を親の言いなりにしようとし、親の言いなりにならないと、怒り出すのだ。しかも子供に怒っても子供が言うことを聞かない時は、子供を脅迫し、子供に暴力を振い、子供がちょっとでもミスしたら人格を全否定しようとするのだ。「だからあんたはバカなんだよ」「ダメな子だね」と、言葉の暴力を振い続けるのだ。

 こういう母親のもとで育つと、子供は抑制的ネガティブ習慣も自発的ポジティブ習慣もできていないから、社会でやってはいけないルールも解らないし、自分の夢すらも持ち得ないのだ。こうなれば自尊心などもちようがないし、精神的な独立どころか、精神的な自立すらできなくなってしまうのだ。こうなってくれば、まとまな人間関係を形成することはできなくなってしまうのだ。

 自分が人間関係でトラブルを抱えてしまったら、その責任は自分自身が負うべきだが、かといって、すべての原因を自分に求めるのはやめた方がいい。その原因は、実は自分の母親の育児に仕方にこそ原因があったのだから。この世に完璧な母親はいないものだが、かといって出鱈目な育児をしていいわけがないのだ。

 自尊心は自分自身だけで形作ってきたわけでないので、実はこれこそが人間の最大の弱点であるのだ。ここを突かれてしまうと、どんなに優秀な人でもコロッと騙されてしまうのだ。自分に自尊心がなければ、一切皆苦を唱える仏教にコロッと騙されてしまうし、すべての人間は罪人であると唱えるキリスト教にコロッと騙されてしまうのだ。社会主義は、労働者は資本家に搾取されていると主張して人々を騙しているし、フェミニズムは、女性は男性から差別されている主張として人々騙しているのだ。この騙される原因は、実は自分が母親からどのように育てられたかにこそ原因があるのだ。

●妊娠は自分を好きになれる最後のチャンス

 その女性がどのように育とうとも、結婚して、自分の母親から離れたら、後は自分の責任なのである。自分の母親から愛情を持って育てられなかったら、自分で自分の心の中に愛を注ぎ込んでいくしかないのだ。自分の心の中に愛を注ぎ込まなければ、自尊心がないし、精神的に自立できないことだろう。

 そして何より自分が産むであろう赤ちゃんに対して、自分の母親がやったことを、今度は自分自身でやってしまうのだ。どこかでこの悪の連鎖を断ち切らねばならないのだ。この悪の連鎖を断ち切らねば、折角、産んだ我が子に怒ってばかりいて、その結果、自尊心も持てず、精神的に自立できない子供に育て上げてしまうようになるのだ。

 妊娠は自分を好きになれる最後のチャンスなのだ。赤ちゃんを産んでしまえば、育児に追われるようになるから、自分を好きになる機会などなくなってしまうのだ。妊娠という僅かな期間で、自分の心の中に愛を注ぎ入れ、愛を満たして、自分の自尊心を高めていけばいいのだ。自分で自分を褒める箇所なんて、いくらでもあるのだ! できれば、自分の夫にも手伝ってもらえばいいのだ!

 自分を好きになればなるほど、自分の人格を肯定し、自分の能力を発揮できるようになるのだ。自分を好きになればなるほど、失敗や逆境や苦難を恐れず、向上し前進しようとするのだ。自分を好きになればなるほど、忍耐力をもって、粘り強く行動し、自分の人生を成功させようとするのだ。

 自分を好きになればなるほど、自尊心は高まってくる。自尊心があれば、ちゃんとした友達を作ることができるようになるのだ。去っていく友達の存在も恐れることはなくなるのだ。大切なのは「自分自身!」なんだ。 そしてその自分というものは、永遠に変わらないものではないのだ。成長すればするほど、自分も変わっていくのだ。だから、自分が変わらないと苦しみが続き、自分を変えていけば、楽しみを得ることができるのだ。

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