●妊婦のストレスは、胎児にとってもストレスなのだ
妊娠の悲劇は、物理的要因から始まるものもあるが、精神的要因から始まるものもある。妊婦はストレスにもっとも弱い存在なのだ。妊娠中のストレスは、妊婦をダメにしてしまうのだ。通常なら防げる病気であったとしても、妊婦がストレスを抱えていては、それを防ぐことができないのだ。
妊婦のストレスは、自分一人だけが感じているのではない。妊婦がストレスを感じれば、胎児もストレスを感じてしまい、しかも、胎児にとっては母親の3倍以上ものストレスがかかってしまうのだ。妊婦が耐えられるストレスであったとしても、胎児にとっては耐えられないストレスになってしまうこともあるのだ。
人類は文明以前は狩猟採集経済を営んでいたので、それほど密集して住むことはなかった。しかし、農耕を開始し、密集して住むようになると、人間が本来、処理できるであろうストレス以上のストレスがかかった生活を送らざるを得なくなってしまったのだ。人間が他の動物に比べて妊娠率の異様な低さ、流産率の異様な高さ、身体障害者を出生する率の異様な高さは、このストレスなくして考えられないのだ。
動物というのはどこの世界でも、自分の子孫を増やそうと、激しい生存競争を戦っている。それなのに、人類の中には、自らの意志で子孫を残そうとしない人々が出てくるのだ。しかも、それは農村や漁村ではなくて、都市部で暮らし、しかも、高等教育を受け、裕福な生活を営んでいる人々に限って起こるのだ。自分の意志で絶滅を敢えて選んでいるのである。
人間は脳を巨大化させて進化したために、人間が生きていく以上のことを考えてしまうと、抱え込まなくていいストレスを抱え込んでしまい、動物としての本能が弱ってしまい、子孫を作らなかったりしてしまうのだ。人々は自分の知能を高くしようと躍起になるが、その知能に応じて、ストレスの対処法を身につけないと、そのストレスで自分が押し潰されてしまうのだ。
農業や漁業や酪農を営みながら、のんびりと暮していれば、流産を発生させることも、身体障害者を産んでしまうこともないであろう。折角、お腹を痛めて生んだ我が子に、児童虐待を働くということもないだろう。ストレスを決して甘く見てはならないのだ。人間として知能を高くし、文明生活というストレスのかかる生活をしている以上、ストレスの対処の仕方を覚えておかないと、妊娠の悲劇はいくらでも起こってくるのだ。
●家庭内の平安こそ、ストレスを最大限に防ぐ
妊婦にとって、最大の幸福の発生源でありながら、最大のストレスの発生源が、夫婦関係である。夫婦関係こそ、妊婦の幸福も不幸も決定させてしまうものなのだ。妊娠の悲劇を起こしてしまう妊婦たちの多くは、物理的要因が引き起こしたといえども、夫婦の関係になんらかの問題があった妊婦たちなのだ。夫婦の関係さえしっかりとしていれば、その妊婦に問題が発生しようとも、夫婦が力を合わせれば、乗り越えていけるものばかりなのだ。
妊婦にとってだけではなく、既婚女性にとって、夫婦の関係を良好にしておくということは、絶対にしておいた方がいい。マスコミでは夫婦の関係が破綻している夫婦の情報ばかり出してくるので、決してマスコミに騙されないことだ。人間は他人の不幸を面白がる悪い性癖をもっているので、決してそれに同調しないことだ。離婚率がどんなに最高値をマークしようが、幸せな結婚を営んでいる夫婦は確実にちゃんと存在しているのだ。
朝起きたらダラダラしているのではなく、身嗜みを整えて、きちんとした挨拶を交わすことだ。夫婦といえども、礼儀が必要であり、こういう最低限の礼儀を怠っていると、夫婦の関係は悪化していくものなのだ。朝の第一印象こそが、その日の夫婦関係を決定づけてしまうのだ。
そして、夫が仕事が帰ってきたら、自分の話をしまくるのではなく、夫の話を聞くようにしてあげることだ。男性は女性よりも言語能力が発達していないので、女性が一方的に喋りまくってしまうと、夫婦の会話が一切なくなってしまうのだ。自分に話たいことがあるなら、夫が喋り終えてから話せばいいのだ。
もしも、夫が出張で家に帰ってこない場合、どんなことがあっても、1日に1度は電話で連絡を取りあうことだ。こういう時はメールで遣り取りするのではなく、ちゃんと生の声を聞くことだ。こういう作業はお金もかかるし、時間もかかるものだ。しかし、夫婦が互いに無事を確認し合うことで、脳の内部が快感を覚え、明日からの夫婦関係を更に良好にしていこうとするのだ。
●愚かな嫁ほど嫁姑関係で揉める
嫁姑関係は、既婚女性にとって争いの定番になってしまっているが、それは既婚女性が嫁姑の関係の構築の仕方を習得しようとしないからである。嫁姑の問題は、それが単独で存在しているのではないのだ。嫁姑問題は夫婦問題と深い関係にあるのだ。夫との関係が巧くいっていなければ、姑との関係も悪化してくるのだ。だから、嫁姑問題で激怒するのではなく、まずは夫婦の関係を改善して良好にしていくのだ。
そして、夫婦の関係を良好にしたら、姑に対して、自分の夫を産み育ててくれたことに感謝することだ。これは自分の口から直に言うか、文字で書き現して、きちんと伝えることだ。母親というものは、子供を産み育てからといって、他人から感謝されることはないのだ。それは母親ならして当り前のことだからだ。でも、20年の歳月をかけて育ててきた以上、誰かに感謝してほしいものなのだ。それを自分の息子の嫁から聞かされれば、非常に嬉しいのだ。
更に、親子の間柄といえども、きちんと贈り物をすることだ。新婚当初は経済的にも苦しいのだが、こういう時期でも両親への贈り物を欠かさないことだ。両親も自分たちが結婚をしてきた以上、新婚当初の経済状況の悪さは解っているのだ。そういう時期に自分たちに誠意を見せてくれたということに、非常に感激するのだ。
その上で、姑に妊娠や出産や育児で聞くべきことはちゃんと聞くことだ。人間は他人から物を尋ねられれば、それだけで嬉しいものなのだ。嫁にとっても、姑に物を尋ねることで、その情報を得られるだけではなく、話すことで、嫁と姑の仲をよくしていくことができる絶好のチャンスなのだ。
こうやっていけば、どんな嫁であったとしても、嫁姑関係を良好に保つことができるのだ。だから、逆にいえば、愚かな嫁ほど、嫁姑で揉めるのだ。愚かな人々の意見を採用した所で、自分が幸せになることはできないのだ。幸せになるには、ちゃんと手順があり、その手順を踏んで行けば、ちゃんと幸せになることができるのだ。結婚したら冷静になって幸せになる方法を探すべきであり、不幸の渦中にいる女性たちの意見は絶対に採用しないことだ。
●交友関係
結婚すれば付き合う友達は変わっていく。自分が妊娠すれば付き合う友達は変わっていく。出産すれば付き合う友達は変わっていく。これは仕方のないことなのだ。自分が精神的に成長していけば、それに応じて付き合う友達も変わってくるのだ。結婚しても、妊娠しても、出産しても、自分が付き合う友達が変わらなければ、それは自分自身が成長していないといことなのだ。
結婚式を挙げた時は、テンヤワンヤなので余りその変化が解らないが、妊娠すると、良く解るのが友情の大切さなのだ。妊娠したら、ちゃんと祝福してくれる友達や、祝いの品をもってくる友達や、妊娠での注意点を教えてくれる友達もいれば、こっちが妊娠して目出度い気分でいるのに、出産の過酷さを言ってきたり、育児の大変さを言ってくる友達もいるのだ。
妊娠するだけで、友達の精神レベルが解ってくるのだ。可能な限り、妊娠や出産や育児を幸せになれるものと考えている友達との友情を深めていき、妊娠や出産や育児を不幸と捉えている友達を避けていくべきなのだ。人間はすべての人々と仲良くする必要性などないのだ。自分が幸せになれるように交友関係を再編成していけばいいのだ。
結婚したら、これだけは覚えておいた方がいいかもしれない。自分が結婚してしまった以上、独身を貫く女性とは、もはや仲良くなれないのだ。結婚を拒否する女性というのは、精神レベルが非常に低いものなのだ。結婚してしまえば、妊娠や出産や育児を中心に考えざるを得なくなり、自然と既婚女性との友人が多くなっていくのは当然なのだ。いくら結婚する前に友人だったからといって、結婚を拒否する女性と無理して仲良くすることなどないのだ。
付き合う友達が変わっていくというのは、自分が精神的に成長している証なのだ。どんなに昔、仲良くっても、自分が成長し、相手が成長してくれなければ、友情を維持することは不可能になっていくのだ。壊れた友情を修復するよりも、妊娠や出産や育児を通じて知り合った女性たちと、新たな友情を育んでいけばいいのだ。
●仕事関係
世の中には有難迷惑ということに、たびたび出会ってしまう。特に妊娠中は、妊娠のことを気遣ってくれるのは嬉しいけど、妊娠していると言っても、仕事ができなくなってしまうわけではないのだ。それなのに、妊娠したからという理由で、重要な仕事から外されてしまうことがあるのだ。こういうことをするのは、男性の上司よりも、自分が妊娠したことのない女性の上司の方が圧倒的に多いのだ。
妊娠したからといって、仕事ができないわけではない。ちゃんと仕事はできるのだ。妊娠の前半はお腹が膨らむこともないので、仕事に差し障りがあるのではないのだ。せいぜい、ツワリがある程度なのである。ツワリをした所で、仕事に何か支障をきたすということはまずないのだ。
妊娠したからといって、自分の仕事をはずすことをしてくる女性は、自分に嫉妬していると思った方がいい。結婚とか、妊娠とか、出産とか、目出度いことがある時こそ、他人の自分への態度が明確になってくるのだ。妊娠して職場の同僚から足を掬われないように、日頃から仲良くしておくことだ。同僚への悪口を日頃から言っていると、こういう時に思わぬ攻撃を受けてしまうのだ。
また、臨月を迎えて産休を取る場合は、この産休を気に退職に持っていかれることがないようにしておくべきだ。産休は法的に保障された権利なので、この権利を行使しても、法的にはなんの問題がないのだ。日頃から「勤務態度が悪い」「上司の悪口を言う」「上司の命令の聞かない」といった問題ある社員だと、この産休を機会に退職に追い込まれるので、日頃から真面目に仕事に取り組むことだ。
産休中は長期間にわたって自分が出勤してこないので、部下のいる役職に就いている女性は、身重になる前に権限を委譲しておくことだ、産休する直前に権限を委譲されても、その人は他の役職もあるので、いきなりできるわけがないのだ。妊娠6ヵ月を過ぎた辺りから、産休中に権限を委譲する相手に、自分の権限の内容と行使の仕方を教えておき、産休に入ったら、すぐさま差し障りなく業務を遂行できるようにしておいた方がいい。また、産休明けには、その人に夕食を奢るなどして、苦労をねぎらうことを決して忘れないことだ。
●妊婦にとっての最悪の敵「フェミニスト」
妊婦にとって、最大のストレス源になるのが、フェミニストの存在である。フェミニストたちは結婚や妊娠を罪悪と考えているので、とにかく、結婚を始め、妊娠や出産や育児に対して、否定的な言動をしまくってくるのだ。フェミニストたちは女性の地位を向上させるといいながら、女性としてもっとも大事な結婚や妊娠や出産や育児を否定してくるのだ。フェミニストたちの意見は、どんなに美辞麗句を並べようとも、絶対に女性の地位を向上させることはないのだ。
現在の日本では先進国の中でもフェミニストたちの率が多く、テレビや新聞や雑誌にフェミニストたちが跳梁跋扈しているのだ。それゆえに、フェミニストたちの意見が通り易く、既婚女性たちにとっては危険きわまりないものなのだ。フェミニストたちの意見を聞くたびに激怒していたら、幸せな家庭生活など有り得ないからだ。
テレビや新聞や雑誌を見る時の注意点としては、フェミニストの意見は絶対に聞かないことだ。フェミニストがやたらと出てくるテレビ番組は見ないようにし、フェミニストたちの意見を評価している新聞や雑誌の購入は直ちに中止することだ。そして、何か発言している女性がいるなら、その意見そのものよりも、その女性が結婚して、子供がいるかを確認すべきだ。結婚して、子供がいて、幸せにして暮らしている女性なら、そうピントがはずれた意見を言ってこないからだ。
フェミニズムというのは、決して女性の権利を高めるイデロギーではないのだ。大学を卒業したにも拘わらず、自立できない女性が、国家権力の力を借りて、強制的に自立しようというイデオロギーなのだ。そういう全体主義社会実現のために、結婚もせず、妊娠も出産も育児もしないで、日本人女性や日本人男性を罵倒し続け、政治の悪口を言いまくって、体制を転覆させる邪悪な思想なのである。
既婚女性たちにとって、女性として自立はもう終わったのである。女性として自立できたからこそ、次の段階である女性としての独立へと向かったのである。女性が独立するとは、結婚して子供を作っていくということである。結婚というのは、自立ができない女性にはできないし、無理矢理に結婚しても離婚してしまうだけなのだ。
フェミニストが女性だからと言って、その女性が正しいことを言っているわけではないのだ。女性というのは、結婚せず、子供を産み育てなければ、幼稚きわまりない意見しか言えないものなのだ。それほど、女性にとって結婚や妊娠や出産や育児は、非常に大切な通過儀礼なのである。女性はこの通過儀礼を経たからこそ、まともな考えを持つことができるし、まともな行動を起こせることができるようになるのだ。
●人間は変わっていくからこそ、無限に成長できる
人間はすべての人たちと仲良くできるわけではない。自分の精神レベルで出会ってしまう人々が決定してくるのだ。自分が結婚して妊娠したのに、女性として自立すらできていないフェミニストたちと仲良くできるわけないのだ。自分が結婚してしまえば、徐々に独身女性とは距離が出来始めるのは当然なのだ。
だからこそ、人生における経験値の大切さが大事なのだ。人間は低い段階から一気に高い段階に飛びあがっていくのではなく、徐々にでしか上昇していけないのだ。子供の頃は男女一緒に遊んでいても、女の子に初潮が来れば、女の子同士で固まろうとし、女性同士の友情を深め、高校生の頃にやっと親友が出来始める。10代に親友をきちんと作っておかなければ、今後、親友を作ることはできないし、ただ単に仲良くなった友達を親友といってしまい、深い友情を築くことのできない女性になってしまうだけなのだ。
親友と深い友情を築き上げていなければ、その後、男性と恋愛しても巧く行かないし、結婚しても巧く行かないのだ。女性同士の友情にだって、至る所で問題が発生し始めるのだ。通常の女性に対してすら揉めているなら、嫁姑の関係だって揉める筈である。結婚してから人間関係で揉める既婚女性は、その夫婦関係や嫁姑関係だけが問題ではないのである。問題はその既婚女性の人生そのものにあるのである。
人間関係にだって「心技体」が必要なのである。可能な限り自分の精神レベルを向上させ、自分の心をポジティブモードにしておけば、人間関係は良好になっていくのである。対人関係の交際も、親しくはすべきだが、慣れ慣れしくはしないようにすべきだし、かといって疎遠にならないようにすべきなのだ。1度、信頼関係ができあがれば、余程のことがない限り、その信用を破壊するようなことはしてはらないのだ。そして、人間関係を維持するには体力が必要なので、健康に気を遣い、スポーツをして体を鍛えておけば、楽しい友情を育むことができることであろう。
逆にいえば、自分の心がネガティブモードであるならば、人間関係でが揉めまくるし、対人テクニックがなければ、要らぬトラブルを抱え込んでしまうし、体力がなければ、どんなに素晴らしい相手に対しても、人間関係を破壊してしまうことを平気でやってのけてしまうのだ。
人間はいきなり優れた人間関係を築き上げることなどできないのだ。どんなに仲のいい夫婦でも、そういう夫婦関係になるまでは、幾多の試練があったし、何年もの歳月がかかったのである。既婚女性でストレスの発生を低く抑えている女性たちは、結婚を機に自分を変えていったからこそ、ストレスを低く抑えることに成功したのである。
自分を変えないことこそが、ストレスの最大の発生源なのだ。新婚当初は夫婦二人しかいないのだから、夫婦二人仲良くするということは当然なのである。結婚しているのに、自分の意見ばかり通していたら、いずれ夫婦喧嘩のオンパレードになってしまうのは、火を見るよりも明らかなのだ。
結婚して自分の夫と仲良くすることができれば、姑とトラブルを起こすこともなくなるのだ。嫁姑の問題というのは、実は嫁と姑の問題だけではなく、実はその夫婦が巧くいっていないからこそ、発生してくる問題なのである。こういうことは人生で経験を積んでいれば、ちゃんと解ることなのだ。経験すべき時に経験をしていなかったらこそ、結婚した時に思わぬ問題を抱え込んでしまうのである。
ストレスを抱え込んで、妊娠の悲劇を発生させる女性たちは、新しいことにチャンレンジしていくということを忘れているのだ。やってもいないのに、できない理由を探すな。結婚すれば女性は変わっていくのだ。妊娠すれば女性は変わっていくのだ。自分の人生が変わったのだから、その新たなる精神ステージで新たなことに取り組んでいけばいいのだ。自分が新たな物に取り組んでいくなら、無限に成長していくことができるのだ。そうすれば、ストレスを抱え込んでしまうことなどなくなってしまうのだ。
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