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初めての妊娠だからこそ、不眠症を患う

●初めての妊娠は考えすぎるから不眠症になりやすい

 初めて妊娠の場合、どうしても妊娠や出産や育児のことで、あれやこれやと悩んでしまうものだ。その気持ちは物凄く解る。初めて妊娠なら解らないことばかりだからだ。しかし、妊婦の考えすぎは不眠症を引き起こすのだ。初めて妊娠で考えすぎてしまうために、不眠症になっている妊婦はかなりいるのだ。

 「過ぎたるは病の始まり」なのだ。妊娠のことなど、妊婦なら少し知っていれば充分に対応できるものなのだ。解らないことがあるなら、自分で悩まずに、自分の母親に訊けばいいのだ。この当たり前すぎることをしていれば、妊娠で悩むことなどないであろう。自分の母親は妊娠や出産や育児の経験者なのだ。

 妊婦が妊娠で悩む勿れ。妊婦の身でまだ来ぬ出産を思い煩う勿れ。妊婦の身でまだ来ぬ育児を思い煩う勿れ。今、妊娠している状態を一生懸命に生きよう。今日を楽しむ者は明日をも楽しめるが、今日を悩み煩う者は明日をも悩み煩うことだろう。心配したって解決されないものだってあるのだ。

 妊娠期間中は睡眠時間が増えるものだが、不眠症に罹ってしまうと、深夜にパチリと目が覚めてしまうのだ。不眠症を患うと、不眠症患者は夜全然眠れないと証言するのだが、実はベッドに横になっていると、ちゃんと眠っているのだ。ただ、脳が覚醒状態にあるので、眠った気がしないのである。それで寝ているのに、眠れないという錯覚が起こり、悲惨な状況になってしまっているのだ。

 妊婦が不眠症になってしまうと、お腹の赤ちゃんが充分な成長ができないということになってしまう。胎児の成長は主に夜間に行われるので、夜に母親が不眠症で起きていると、どうしても成長のスピードが遅れてしまうのだ。更に、妊婦自体が不眠症で心身を消耗させてしまい、出産を巧く乗り切れない体力しか備えることができなくなってしまうのだ。

●原因は「妊娠を意識しすぎ」!

①体の冷え

 妊婦が不眠症を起こす最大の原因は「体の冷え」である。体が冷えているために、どうしても巧く睡眠に入ることができなくなってしまっているのだ。人間の体は日中に体温が上昇し、夜間は体温が下がっていくのに、日頃から低体温だと、体温の変化が少ないために、巧く体温が下がってきれず、ついつい睡眠のチャンスを失ってしまうのである。

②緊張しすぎ

 妊婦が妊娠や出産や育児のことで思い悩むと、常日頃から交感神経が優位になってしまい、自分の心身が覚醒し、交感神経の副作用で体温が下がってしまうのだ。そのため、夜になっても脳が冴えてしまい、眠たいのに、眠れぬ状態になってしまうのである。しかも、交感神経の副作用で体温が低くなっているから、どうしても眠りに入ることが困難になってしまうのだ。

③運動不足

 不眠症の妊婦は、日中において余りにも運動不足なのである。そのため、体が疲れておらず、夜になって就寝しようという気になってくれなくなってしまうのだ。妊婦が医者から安静指導を受けてしまうと、どうしても睡眠が浅くなり、最終的には不眠症を発症していまうのは、この悪循環によるものなのだ。

④カルシウム不足

 妊娠中は自分だけでなく、お腹の赤ちゃんもカルシウムを消費してくれるので、カルシウムを多目に取っていかないと、どうしてもカルシウム不足になってしまう。カルシウムが不足してしまうと、不眠症になってしまうのだ。また、妊娠前に清涼飲料水を飲んでいた女性は、清涼飲料水に含まれるリンがカルシウムを激減させるので、特にカルシウムが不足した状態で妊娠してしまった筈である。妊娠中に清涼飲料水は厳禁だし、意図的にカルシウムを摂取しない限り、カルシウム不足は絶対に解消されない。

⑤間食のしすぎ

 妊娠中はついつい間食をしてしまうのだが、間食をしすぎてしまうと、内臓が四六時中働かざるをえなくなり、そのため、疲労してしまい、機能が低下し、いくら大量に食べても、充分な栄養が供給されなくなってしまうのだ。しかも、間食のために、常に高血糖状態におかれるために、脂肪や蛋白質が消化吸収されず、3分の1のエネルギーで遣り繰りせざるをえなくなってしまうのだ。

●不眠症への対応策

①日中に家事や仕事で適度な疲労を作る

 まず、不眠症を治したければ、家事や仕事を真剣に行うことだ。家事や仕事を真剣にやっていれば、妊娠や出産や育児に思い悩むことなどなくなるのだ。妊婦といえども、やるべき家事はたくさんあるのだ。料理だって、料理本で料理ネタを研究し、安全な食材を購入し、手際のいい順序で料理を作るということだって、真剣にやらなければできないことなのだ。掃除も手抜きをするのではなく、掃除機や雑巾を使ってフルに活動していけば、全身運動になるのだ。洗濯も洗濯物を洗い、干し、畳み、タンスに仕舞うという行為も、充分に体を使う行為なのだ。また、妊婦だからといって仕事をやらなくていいものではないのだ。妊婦でも仕事はちゃんとできるのだ。仕事をすれば体が疲労してくれるから、夜になればちゃんと熟睡できるのだ。

②スポーツをして適度に疲労する

 不眠症に陥っている妊婦は、明らかに運動不足なので、スポーツをして体を動かし、適度に疲労することを心掛けるべきだろう。日中にウォーキングや水泳を行い、夕食後に筋肉トレーニングをもっともいい形で体が鍛えられ、適度な疲労をもたらすことができる。特に夕食後に筋肉トレーニングをすると、熟睡しやすくなるのだ。

③食事の量を増やし、鍋物で体を温める

 不眠症を患う妊婦は、総じて食事の量が少なすぎるのだ。だから、昼食と夕食の量を増やすことだ。食事を多目に取れば、食後に眠気が襲ってくるので、それを利用して就寝すればいいのだ。妊娠期間中は自分の体重など気にしないことだ。太れば太るほど、お腹の赤ちゃんには有難いことだし、いくら太っても出産すれば、自然と体重が落ちていくのだ。

 夕食時に「鍋物」を食べると、大量の食材を食べることができるのだ。お勧めは「鶏鍋」や「鮭鍋」である。鶏鍋も鮭鍋も、骨からダシを取るようにすることだ。こうすると、カルシムを摂取することができるのだ。それゆえ、鶏鍋は骨つきの鶏肉を使うか、できれば鶏を丸ごと使って鶏鍋を味わいたい。

 カルシウム不足対策には、鶏ガラでダシを取った味噌汁を飲むようにすることだ。こうすると3度の食事のたびにカルシウムを大量に摂取することができるのだ。鶏ガラでダシを取る場合は、予め鶏ガラスープのみを先に作っておくことだ。鶏ガラスープは、鶏ガラに「長ネギ」「ニンニク」「生姜」を入れて煮込むと、鶏ガラの臭さが消えて、味噌とマッチしできるスープになれるのだ。この鶏ガラスープを冷蔵庫で保存しておいて、味噌汁を作る時に取り出せばいいのだ。

 カルシウム不足には、「擦りゴマ」は最強のアイテムなので、「擦りゴマ」をご飯に大量に振りかけて食べることだ。擦りゴマに天日塩を少しかけると、ベストな味になって食べやすくなる。昔、日本の女性たちが深刻なカルシウム不足に襲われなかったのは、擦りゴマをご飯に振りかけて食べる習慣があったからなのだ。戦後、牛乳の方がカルシウムが多いという嘘の宣伝がまかり通ったために、ゴマの消費量が減少してしまったのだが、それに応じて出現してきたのが、不眠症を患う妊婦たちなのだ。明らかに妊婦たちはカルシウム不足に陥ってしまったのだ。

④食事以外で甘い物を食べない

 食事を多目に取っていれば、間食をしたくなくなるので、なるべく食事以外での間食をやめることだ。間食をしてしまうと、血糖値が下がらず、どうしても体温が低下してしまうのだ。甘い物を食べたいのであるならば、食事の最後で食べればいいのだ。こうするだけで、食後に一度上がった血糖値が、巧く下がってくれて、体温が上昇してくれるのだ。

⑤就寝前の入浴とホットミルクと湯タンポ

 不眠症の妊婦は体が冷えているので、お風呂で体を温めることだ。夜に41℃のお風呂に入り、体を温めることだ。体が温まったら出てくればいいのだ。これをすると、睡眠が巧く誘われ、熟睡し易くなるのだ。また、夕食後にホットミルクを飲むと、熟睡しやすくなる。寒くなってきたら、「湯タンポ」を使用し、ベッドの中を温めておくと、熟睡し易くなるのだ。

●究極の対策はテレビを見ない

 不眠症の究極の対策は、「テレビを見ない」ということなのである。妊婦だけでなく、他の不眠症患者のほとんどが、テレビを見ることによって不眠症を発症してしまったのだ。明らかに、テレビは不眠症の引き金になるのだ。テレビを見てしまうと、体も使ってないから、頭部に血液が集中してしまうのだ。しかも頭部に血液が集中したわりには、脳を使っていないので、どうしても頭に血液が鬱血した状態になってしまうのだ。

 しかも、テレビを真剣になって見ていなくても、ただ見ているだけで、着実にビタミンやミネラルが消費されていってしまうので、体がどうしてもビタミンとミネラルの不足に陥ってしまい、そのために体が不調を来たして、そのために夜になっても睡眠できないという状況になってしまうのだ。

 更にテレビ番組はその大半が低俗な番組ばかりだから、余程テレビ番組を選んで見ない限り、低俗な番組ばかり見てしまうので、脳が満足しきれない状況になってしまうのだ。人間の脳はレベルの高いものを見れば見るほどレベルアップしていくのだが、それが起こらないと、脳が不満だらけになって、脳の機能が徐々に低下していくのだ。テレビ好きの女性が、大学たや大学院を出ているにも拘わらず、日常会話でさえまともな話ができなくなってしまうのは、長期間にわたってテレビを見すぎたために、脳の機能が衰えてしまったからなのだ。

 それゆえに、不眠症を患っているなら、テレビを見ないことだ。どうしても見たいテレビ番組があるなら、録画して、CMを飛ばして見ることだ。ニュース番組などは1日30分というふうに限定してしまうことだ。仕事をしている妊婦は仕事から帰ってきて、疲労しているのに、凶悪犯罪事件を流すニュース番組など見ないことだ。専業主婦はどうしても自宅でテレビを見てしまう機会が多くなってしまうので、とにかくテレビを余り見ない習慣を意図的に身につけていくことだ。

 テレビを消すと、どんなに忙しくとも、時間はたっぷりと有り余ることになるのだ。その時間を使って、音楽を聞くなり、本を読むなり、ガーデニングをするなり、夫婦で会話を楽しむなりすればいいのだ。こういう自分を高める時間を今まで使って来なかったからこそ、脳が機能を低下させ、不眠症になっていただけなのだ。テレビを消せば、自分にとって大事なものが見つかり、その大事なものを見つけた頃には、もう不眠症は消え去ってしまっているのだ。

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コメント

9ヵ月の妊婦です。わからないことがあったら母親に聞けばいいって言われても母親はいませ! それと食べる量を増やせって言われても 赤ちゃんが胃を圧迫するため 一度にたくさん食べることは出来ないですよ!

投稿: 妊婦 | 2009年2月 3日 (火) 06時23分

このブログ、かなり上から目線で疲れる。うちは貧乏なのでグータラすることにします。

投稿: さぁ? | 2012年2月25日 (土) 03時50分

 そうですか、だったらいつまで貧乏でいなさい。

投稿: タマティー | 2012年2月25日 (土) 17時26分

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