「おしるし」が出たら、睡眠をたっぷりと取れ! ~出産直前の長時間睡眠こそ、安産を決定づける~
●出産のための長時間睡眠の必要性
「おしるし」が出たら絶対にやっておくべきこと、それは「長時間睡眠」を取っておくことなのである。「おしるし」が出たら、翌日にも出産が始まるので、その出産は夜通しの作業になるのだ。それゆえ、通常の睡眠時間では気力や体力が続かず、疲労困憊した状態で出産せねばならなくなり、出産時間が長引いてしまうのだ。
出産直前の妊婦が「6時間睡眠」や「4時間半睡眠」では、絶対に睡眠時間が足らないのだ。睡眠中は日中に生じた疲労物質を除去し、体の痛んだ箇所を修復し、更に造血機能を強化して血液を多く供給して、翌朝から血液豊富な形にしているのだ。この一連の作業が完了するためには、最低でも7時間30分の睡眠が必要となるのだ。
出産直前の妊婦にとっては、これらの一連の作業を完了させておかないと、体内に疲労物質は溜まっていることになるし、出産のために体は修復されていないし、出産するために充分な血液が不足してしまうのだ。出産時に大量出血してしまう妊婦は、体内に血液が大量に有り余っているから出血するのではなく、体内に出産するのに必要な血液がないからこそ、不要な血液を排出して、体内における出産に必要な血液を濃くしようとするために、大量出血するのである。
出産前においては、妊婦にもお腹の赤ちゃんにも長時間の睡眠が必要なのだ。妊婦は長時間の睡眠を取ることで、出産のための気力と体力を充実させなければならないし、お腹の赤ちゃんも母親が長時間の睡眠を取ることで、出産のための気力と体力を充実させなければならないのだ。
出産直前に妊婦がちゃんと長時間睡眠を取ってさえいてくれれば、お腹の赤ちゃんは気力も体力も充実しているので、最短の時間で出産することが可能になるのだ。出産に時間がかかったというのは、それだけ出産直前に充分な睡眠を取っていなかったからであり、出産するための気力や体力が不足した状態で出産に臨んでしまったからなのだ。
●出産直前の「9時間睡眠」
では、出産直前の妊婦には、何時間の睡眠が必要なのか? それは「9時間の睡眠」が必要なのである。妊婦が出産直前に9時間睡眠を取っていれば、気力も体力も充実し、出産するまで気力も体力も切れることなく、出産することが可能になるのである。出産は出産日の午後に陣痛が始まり、夜になって出産を開始し、明け方の出産を終えるので、9時間もの睡眠を取っておかないと、気力も体力も持たないのだ。
日々の睡眠時間が「7時間30分」であるならば、1時間30分余計に睡眠すればいいだけなのだが、通常の睡眠時間が「6時間」だとか、「4時間30分」の妊婦は、9時間睡眠をしろと言われても、すぐには寝付けないし、9時間もの間、眠れるわけがないのだ。それゆえ、そういう女性たちは臨月に入ったら、日中に体をたくさん動かして、体を疲れさせて、睡眠時間を徐々に多くして行って、睡眠時間を長くするようにしていけばいいのだ。
9時間睡眠ができない妊婦は、昼間に昼寝をして、睡眠時間を増やす努力をしていくことだ。夜間の睡眠時間と、昼間の睡眠時間を合計して、9時間になれば、それでも充分なのだ。臨月時での睡眠時間の長さと、出産における安産の度合いは、正比例しているので、いかに慣れない長時間睡眠を取っていくのかが、安産を最終的に決定づけることになるのだ。
9時間睡眠の場合、「午後9時就寝、午前6時起床」というのが理想的な睡眠パターンである。午後9時に寝てしまえば、午後10時から午前2時の間に大量に分泌される成長ホルモンをたっぷりと吸収できるのだ。この成長ホルモンが大量にあると、子宮口が広がり易くなり、産道も大きく広がってくれて、お腹の赤ちゃんにとってはスムーズに外界に出て来ることができるようになるのだ。
「おしるし」が来た日には、夕食を食べ、体を多少動かし、お風呂に入ったら、すぐに寝てしまうことだ。「おしるし」が出たら、翌日に出産する可能性が高まっているので、この日の夜にこそ、長時間睡眠を取っていれば、気力も体力も充実した状態で、出産に臨めるのだ。「おしるし」が出たら、どんなに遅くても7日後までには出産日がやってくることになるので、「おしるし」が出たら、出産日が来るまで9時間睡眠を取り続けることだ。
●「おしるし」が出たら、テレビを見るな、新聞を読むな
「おしるし」が出たら、是非ともやっていただきたいことがる。、それは「テレビを見ないこと」「新聞を読まないこと」である。テレビを見ず、新聞を読まないことで、自分の全神経を出産に集中させ、出産のために総力戦体制を取るべきなのである。妊婦の頭の中が完全に出産モードになtっていれば、出産日に全力を出すことができ、安産に導くことができるようになるのだ。
テレビを見なければ、早寝ができるのだ。テレビこそ、多くの人々を遅寝にし、睡眠不足を引き起こしてきた家電製品なのである。それゆえ、妊婦がテレビを見なければ、自動的に早寝ができ、睡眠時間をたっぷりと取ることができるのだ。更に、低俗な番組を見ることがなくなるので、妊婦の脳が脳波の高い状態になり、出産時においても脳が高い機能を発揮して的確な判断を下せるようになるのだ。
新聞に関しても、もはや出産直前の妊婦にとっては、新聞は一切必要のないものである。出産直前に新聞を読んでいれば、時事のニュースに心を乱されてしまい、自分の頭を出産に集中できなくなってしまうのだ。そtれゆえ、新聞さえ読まなければ、頭の中を完全に出産に集中させ、出産モードにすることができるのだ。
できれば、「おしるし」が出た後からするのではなく、臨月に入ったらテレビも新聞も見るのを控えた方がいい。臨月になってテレビも新聞も見なければ、自分の精神を高く持つことができ、心が乱されることなく、出産に集中していくことができるようになるからだ。それだけテレビや新聞を見ることは、我々からエネルギーを奪い取っているということなのである。
長期間にわたって宿泊できる助産院では、妊婦たちにテレビや新聞を見せないようにしている所があるのだ。こういう助産院では安産の確率を通常では考えられないほど高くしている。妊婦たちが臨月に入ってテレビや新聞を見なければ、妊婦たちは出産に集中できるのであって、それは確実に出産を安産にすることに繋がるのだ。
●出産直前に9時間睡眠をしていると、出産日当日で全力を出せるようになる
妊婦の中には、流産してしまった、早産になってしまった、難産になってしまた、異常出産になってしまったという妊婦たちがたくさんいる。たとえ無事に出産で来たとしても、「おしるし」が出ず本当の出産日が解らない妊婦や、出産時間が異常なまでに長くなってしまった妊婦や、産後の体調回復が芳しくないという妊婦たちがいる。そういう妊婦たちはすべて出産前に長時間の睡眠を取っていなかったから、そうなってしまったのである。
それだけ現代の女性たちが日頃から睡眠を取っていないということなのである。睡眠時間が短くなれば、体内の疲労物質を除去できないし、体の痛んだ箇所も修復できないし、新しい血液だって供給されなくなる。そうなれば体は異常を来たし、発病していくのは当然のことなのだ。睡眠時間を短くすることは決して自慢にはならないのだ。それは自分の健康を犠牲にしながら生きているようなものであり、徐々に病気に近づいていっているだけにすぎないのだ。
昔の人たちは、午後9時になれば、もう就寝していたのだ。早寝の習慣があれば熟睡できるし、熟睡できれば早起きになるのであって、朝から元気一杯で生活することができたのである。こういう生活習慣の中で生きていたらからこそ、多くの妊婦たちも出産を安産にすることができたのである。出産に必要な気力も体力も充分に揃えることができたからだ。
出産直前に9時間睡眠さえしていれば、出産当日に全力を出すことができるのだ。出産する最後の瞬間まで、気力や体力が途切れることがなくなるのだ。睡眠時間が短ければ、いくら体力があっても気力が途切れてしまい、最後まで力を出し続けることができなくなってしまうのである。睡眠時間が短ければ、いくら自分が出産したいと強く願っても、体が疲労しきって、体力を充分に使いこなせないのである。だからこそ、出産直前には長時間睡眠を取って、気力も体力も充実させ、出産当日に全力を出せるようにするしかないのだ。
「おしるし」が出たら、もう妊婦としてやるべきことは何もない。「おしるし」が出るということは、妊娠期間中に妊婦としてやるべきことをちゃんとやってきた証なのだ。後は妊婦として最後の夜に長時間睡眠を取って、出産当日に備えればいいのだ。出産直前に長時間睡眠を取っていれば、自分の出産を確実に安産にすることができるようになるのだ。
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