« 「安産三原則」 ~妊婦たちにとっての永遠不滅の安産の大原則~ | トップページ | 身重になったら、裸足で芝生の上を歩くべし »

逆子封じ  ~昔から既婚女性にとっての最大の安産対策~

●お腹の赤ちゃんを逆子にしない

 助産婦の野本寿美子さんが、長年の助産婦の仕事の中から「安産三原則」を導き出したのに対して、一般の既婚女性たちが安産対策としていたのは、「逆子にしない」ということだった。逆子こそ難産の代名詞だし、逆子にしなければ、安産になる確率が飛躍的に高まるのだ、これは既婚女性たちが経験則上、知っていたものなのだ。

 「逆子にしない」というのは、安産三原則とは無縁ではない。安産三原則の第三原則が「逆子にしない」ということだし、第一原則の「体を冷やさない」も体を冷やせば逆子になるし、第二原則の「妊娠中毒症にしない」も妊娠中毒症になってしまえば、逆子になる確率が一段と高まってしまうのだ。体を冷やし、体を動かさない慣れの果てが逆子なのである。

 日本では神代から逆子対策はしっかりとなされてきた。神社で妊婦たちに配布される腹帯が代表例で、この腹帯をつける習慣があることで、どれだけ妊婦たちが逆子にならなくて済んでいるか計り知れないのだ。アメリカ合衆国では、この腹帯をつける習慣がなかったために逆子が急増し、それゆえに帝王切開手術を開発しなければならなかったのだ。伝承では、この腹帯を広めたのは、出雲の大国主命であり、冬の寒い出雲ならではの発想なのである。妊婦が寒い冬に腹帯をするだけで、逆子の確率が急激に減少していくのである。

 妊娠期間中、お腹の赤ちゃんは常に一定の場所にいるのではない。胎内を結構活発に動き回っているのだ。妊娠中の逆子というのは、赤ちゃんの頭が上に行ってしまう時間帯が長いということなのだ。だから、妊娠中はお腹を手で触って、お腹の赤ちゃんの状態を確認した方がいい。逆子と解ったら、早い段階で手を打てばいいのだ。その対策の筆頭が腹帯なのだ。

 人間には癖というものがあるので、お腹の赤ちゃんも逆子が癖になってしまうと、逆子の状態で居続けてしまうのである。逆子と解ったら、お腹の赤ちゃんを逆子でない正常な状態に戻して、そしてすぐさま腹帯をお腹に巻きつけてしまえばいいのだ。これをするだけで、逆子でなくなってしまうのだ。

●逆子封じの方法

①家事にスポーツ

 逆子とは、要はその妊婦が体を動かさず、体温が下がっているからこそ、お腹の赤ちゃんが体の冷えをさけて、より温かい心臓の近くに頭を寄せているだけなのだ。だから、家事やスポーツに励んで、体を動かし、体を温めていくことだ。いくら腹帯をつけた所で、妊婦が体を動かさなかったら、体温は低下してしまい、お腹の赤ちゃんは逆子の状態にせざるをえないのである。

 まずは、家事に励むことだ。家事のようなチョコマカした動作は、女性の筋肉にとってもっともいい刺激になり、体温が上昇していくのだ。「料理」「掃除」「洗濯」のどれをとっても、女性に体力をつけさせ、体温が上昇していくもなのだ。妊婦であったとしても、臨月になろうが、出産予定日になろうが、家事はできるのだ。仕事はできなくなっても、家事はできるのだから、家事をテキパキとこなし、体を動かし、体温を上昇させていくことだ。

 スポーツの中でも「ウォーキング」は、毎日行えるし、疲労することもなく、体を動かし、体温を上昇させていくことができる優れ物なのだ。毎日1時間以上、ウォーキングをすれば、逆子は吹き飛んでしまうのだ。ウォーキングはそれだけ逆子に効果があるのだ。ウォーキング以外にも、「水泳」も逆子に効果がある。妊娠中に水泳をしておくと逆子にならないといわれるくらい、逆子にならないのだ。それだけ水泳は全身運動なので、血行が非常に良くなり、逆子を解消させてしまのだ。

②「温かい飲食物」に「温かい格好」

 妊娠期間中は冷たい飲食物を避け、温かい飲食物を摂取することだ。冷たい飲食物は体を冷やすだけなのだ。母親の体を冷やせば、お腹の赤ちゃんは逆子にならざるをえないのだ。特に暑い夏の期間に冷たい飲食物を摂取していると、その体の冷えが夏だけでなく、秋にも冬にも持ち越されてしまうのだ。だから、温かい飲食物は冬だけに摂取するのではなく、暑い夏も摂取していくことだ。

 妊娠中は長袖長ズボン、お腹が出てきたら腹帯をつけ、室内シューズを履くか、二重に靴下を履くかして、徹底的に温かい格好をして、体を温めていくことだ。妊婦が温かい格好をすれば安産になるし、妊婦が寒い格好をすれば逆子になる。それほど単純明快なメカニズムが働いているのだ。

③入浴

 逆子にしたくなかったら、毎晩きちんと「お風呂」に入ることだ。日が暮れれば、人間の体温は下がっていくのだが、その下がり気味にある時にお風呂に入ることによって、体温の低下を防ぐのだ。お腹の赤ちゃんが逆子に固定される時間帯は母親が睡眠している最中なので、就寝前にお風呂で体を温めれば、逆子にならず、逆子として固定されることもなくなってしまうのだ。

 特に臨月に入ったら、「サウナ」に入った方がいい。お風呂に入る唯一の欠点は、入浴すると体液が流れ出てしまうので、臨月のように出産に向けて体調を調整している時期には、お風呂への入浴は余り好ましいものではないのだ。それよりも、サウナに入った方が、体液の流出が少なくなり、しかも、体を芯から温めてくれるので、臨月に入った妊婦がサウナで体を温めると、お腹の赤ちゃんは逆子でなくなってしまうのだ。

●逆子封じの切り札:「安産スッポン運動」

④安産スッポン運動

 そして、逆子封じの切り札というべきものが、「安産スッポン運動」である。安産スッポン運動は、妊婦を安産に導き、お腹の赤ちゃんを逆子でなくしてしまうのだ。安産スッポン運動自体、逆子を解消させるために生み出されたので、妊婦がこれをやれば逆子を解消させることができるのだ。

 遣り方は非常に簡単で、仰向けになって寝て、そこで平泳ぎをやればいいのだ。血行が非常に良くなり、お腹の赤ちゃんは逆子をやめてしまうのだ。但し、手は胸の前で合掌した状態で上へと伸ばしていくことだ。こうすると気の巡りが非常によくなり、お腹の赤ちゃんもその気の巡りの良さに刺激され、逆子であることをやめてしまうのだ。就寝前にベッドの上で、100回ぐらいすれば、気の巡りが良くなって、熟睡できる筈だ。

 この安産スッポン運動は、とある妊婦さんによって改良が施され、立った状態で、この安産スッポン運動を行えばより効果が高いということを発見したのだ。要は安産スッポン運動にスクワット運動が加わったものである。この立身型の安産スッポン運動は、身重になった妊婦には結構ハードな運動になるので、足腰にしっかりと筋肉がつき、出産時にこの筋肉を使って、安産に持ち込むことが可能になってくるのだ。

 この立身型の安産スッポン運動を、最初は1日100回行い、徐々に回数を増やして、1日1000回行うといい。1日1000回も行えば、筋肉は充分すぎるほどにつき、体温は高体温で固定され、逆子を解消させることが確実にできることだろう。夕食後に立身型の安産スッポン運動を行うと、筋肉がつきやすくなるので、夕食後に一服したら、テレビを見ながら、安産スッポン運動を行えばいい。

 陣痛が発生した時に、出産まで時間があるので、その間に是非とも安産スッポン運動をしてほしい。この非常時に安産スッポン運動を行うと、体温は上昇するし、子宮口の開きも早くなるのだ。お腹の赤ちゃんも、安産スッポン運動によって気の巡りが良くなっているので、早いスピードで元気よく産道を通っていくことが可能になるのだ。

●鍼灸師に逆子封じのツボを押してもらう

⑤鍼灸師

 以上のことをやっておけば、確実に逆子が解消されるが、万が一、臨月になっても、逆子が治らなければ、鍼灸師にツボを押してもらうことだ。できれば、お爺ちゃんの鍼灸師にやってもらうことだ。独身の鍼灸師では逆子の危険性を理解していないので、結婚し、既に子供を産み育てたお爺ちゃんの鍼灸師の方が、この切羽詰まった状態を乗り切らしてくれるのだ。

 鍼灸師はピンからキリまでいるので、逆子を治せる鍼灸師を自分で調べて探してほしい。出来のいい鍼灸師はクチコミで伝わるので、妊婦同士の繋がりを辿っていけば、必ず逆子を治してくれる鍼灸師に出会える筈だ。鍼灸の場合、逆子は一発で治せるので、3度以上行っても逆子を治せない鍼灸師に対しては、診療を拒否するべきである。

 病院で出産する場合、逆子は医者に帝王切開手術の口実を与えてしまうので、自然出産では赤ちゃんを産めなくなってしまうのだ。帝王切開手術を受ければ、産後の体調の回復が非常に遅れてしまうので、産みの喜びや育児の喜びが非常に減少してしまうのだ。赤ちゃんは自分の産道を通ってくるからこそ、産みの喜びが湧いてくるのだということを決して忘れるべきではないのだ。産みの喜びがあるからこそ、育児の喜びも湧いてくるのだ。

 臨月になっても逆子というのは、それだけその妊婦の体が冷えており、体に筋肉がついていないことなのだ。お腹が重いとか、腰痛だとかを口実にして、家事やスポーツを怠らないことだ。体を動かさなければ、より益々逆子になっていってしまうのだ。妊娠期間中にきちんと家事やスポーツを行っていれば、血流は良くなって、体温は上昇し、お腹の赤ちゃんがわざわざ頭の位置を心臓の近い所に置こうとすることなどなくなるのだ。

 その妊婦が前置胎盤でもない限り、逆子で産まれてくるということは起こり得ないのだ。逆子でなければ、安産の確率は格段に高まるのだ。だからこそ、大昔より多くの母親たちが、逆子でない状態で出産に持ち込むことを心掛けてきたのである。妊婦が妊娠中にすべきことの筆頭は、自分の赤ちゃんを逆子にしないということなのだ。自分のお腹の赤ちゃんを逆子にするかしないかの全責任は、その母親にこそあるのである。新たなる命を宿した以上、母親としてその責務はきっちりと果たすべきであろう。

 逆子封じの方法は、無数の母親たちによって生み出されてきたものなのだ。何度も失敗を繰り返し、やっとのことで、こうすれば逆子を解消できるというものを見つけていったのだ。今、我々が目にする逆子封じの方法は、長い長い試行錯誤を経て、無数の母親たちの血と汗と涙の結晶なのだ。新米の妊婦であるなら、自分勝手になって我儘になるのではなく、謙虚になって無数の母親たちの意見に耳を傾け、逆子封じの方法を使って、逆子を解消していくことだ。

|

« 「安産三原則」 ~妊婦たちにとっての永遠不滅の安産の大原則~ | トップページ | 身重になったら、裸足で芝生の上を歩くべし »

不妊治療」カテゴリの記事

出産」カテゴリの記事

妊娠」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/496414/26821413

この記事へのトラックバック一覧です: 逆子封じ  ~昔から既婚女性にとっての最大の安産対策~:

» 医者 患者 結婚 [医者 患者 結婚 --- 医者と結婚する方法]
医者と出会う方法ですが、同級生やサークルの先輩、または、友人や知人の紹介や職場の同僚でない限りドクターと出会えるチャンスはめったにありません。患者として医師と知り合うことはできますが。... [続きを読む]

受信: 2009年2月 9日 (月) 23時51分

« 「安産三原則」 ~妊婦たちにとっての永遠不滅の安産の大原則~ | トップページ | 身重になったら、裸足で芝生の上を歩くべし »