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「安産という暗示」が、安産を産む

●人間は暗示で8割以上動かされる

 妊娠して妊娠6ヵ月も過ぎると、お腹が出てくるので、お腹の赤ちゃんの存在が具体的に感じられ、出産時には安産で産みたいという願望も強くなってくる。女性は妊娠すれば、安産で産みたいというのは、今まで多くの妊婦が願い続けて来たことだし、妊婦自身が強く安産を願うからこそ、出産時に安産が実現してしまうのである。

 人間を動かしていくもので大事なものは、「欲望」なのである。欲望こそが、人を突き動かしているのである。ところが、人間には誰しも欲望があるのに、人間の欲望を否定しようという考えが罷り通ってくるので、要注意なのだ。仏教のよう「煩悩の炎」を吹き消そうとしたり、「少欲知足」で人生が巧く行くわけがないのだ。人間は妊娠すれば、安産で産みたいし、産めば産んだで、赤ちゃんが健康に育ってほしいと願うものだし、そして、この子が将来、立身出世してほしいと願うものなのだ。欲望を否定して、自分の欲望を否定できることはないのだ。我々にできることは、自分の欲望を自分が自己統御していくことだけなのである。

 要は、自分の欲望の使い方なのである。人間の欲望は、自分の「意思」で動かされるとともに、「暗示」でも動かされてしまうのである。しかも、自分の意思で動かす欲望はせいぜい2割で、残りの8割は暗示で動かされてしまうのだ。例えば、夫婦双方の家系に安産で産んだ女性たちが多いのであるならば、自分が安産で産む確率が非常に高まっていく。なぜなら、安産で産んだ女性たちが親戚に多いので、自分も安産で産めてしまうという暗示にかかっているからだ。

 勿論、自分の意思によって安産で産みたいという願望は大事である。その願望がなければ安産に持ち込む確率は低くなることだろう。しかし、人間は自分の意思だけですべてのものが動かせるのではなく、暗示というものによって大いに動かされてしまうのだ。だから、安産で産みたければ、自分の家系や、夫の家系を調べてみることだ。親戚たちに話を聞いてみることだ。安産で産んでいる女性たちが多ければ、自分も安産で産める確率が高くなるし、逆に早産や難産の女性たちが多いのであるならば、そのまま出産しては危険なので、自分の出産になんらかの対策を打てばいいのだ。

 これは夫婦関係にも言えて、妻が自分の意思で夫を動かせるのは2割程度しかないのだ。残りの8割は意思ではなく暗示で動いてくるのである。それゆえ、自分の夫が思い通りにならないといって、夫の悪口を言っていると、夫はその通りの人間になってしまい、暴力を振るったり、浮気をしたり、稼ぎを家計に入れない男性に様変わりしてしまうのだ。夫婦関係以上に密接な人間関係はないので、その者が持つ暗示の力が如実に現われてくるのである。だから、日頃から「うちの夫はいい旦那だ」とか、「うちの夫は将来、大金持ちになる」とか、「うちの旦那は将来、出世する」とか、現実にはそうではなくても、夫や自分に良い暗示をかけておくことだ。そうすると、その通りのことが、将来、現実化してくるのである。

●成功したくば、最悪の事例を知っておく

 人間は暗示で動かされてしまう以上、暗示の使い方を是非とも覚えておくべきだろう。それは「成功したくば、最悪の事例を知っておく」ということだ。暗示というものは、もしかしたら最悪の事態が起こってしまうのではないかと、心の中で思い続けていると、本当に現実に最悪の事例が起こってしまうのだ。

 だから、最悪の事例を明確にし、最悪の事例というものは、こういうものなんだと知っておくことだ。最悪の事例を知っておくと、その最悪の事例はほとんど起こらなくなるのだ。また、万が一、最悪の事態に陥っても、最悪の事例を知っておけば、対処法を知っているので、冷静に対処できるのだ。

 妊娠や出産にしても、流産や早産や難産があるという最悪の事例を知っていれば、「妊娠や出産ではこういう最悪の事態が起こるから、それを回避しなければならない」と、どの妊婦も思う筈だ。妊娠しても、「自分は大丈夫だ」と安易に構えていては、自分が願うのとは逆に、いくらでも最悪の事態が発生してくるのだ。

 安産三原則にしても、最高の事例から安産三原則を生み出していったのではないのだ。最悪の事態を何度も繰り返したからこそ、最悪の出産を回避するために、「体を冷やさない」「妊娠中毒症にしない」「逆子にしない」という安産三原則を導き出したのである。最悪の事態があったからこそ、最高の事態を生み出すことが可能になるのである。

 妊婦にとって最悪の事例を知っておくことは、成功へのハードルを下げることになり、安産になる確率が高まるのだ。最悪の事例を一切教えず、理想的な妊娠や出産はこの通りで、妊婦はこの通りにやらなければならないと言われれば、いかなる妊婦といえども息が詰まってしまい、とてもではないが、安産に持ち込むことは不可能になってしまうのだ。だからこそ、妊娠したという目出度い時に、敢えて妊娠や出産の最悪の事例を知っておくべきなのだ。

●安産という目標を明確にする

 最悪の事例を知った上で、最高の事例を作り出す「成功のパターン」を知っておくことだ。こうすれば成功すると頭の中で組み立てることができれば、成功するべく自分の体が勝手に動いていくからだ。妊娠したら、「こういうことをしていけば、安産になりますよ」ということを知っていれば、いかなる妊婦でも安産になる確率が高まっていくのだ。

 その上で、「我が子を安産で出産したい」という願望を明確にすることだ。「母子ともに健康で出産し、お腹の赤ちゃんが五体満足で無事に生まれてくる」という自分の願望を明確にしておけば、自分の出産は実際にその通りになるのだ。自分の願望を明確にすれば、その願望は未来においてちゃんと起こってくるのである。

 だからこそ、自分の出産をどのようにしたいか、紙に書き出すことが重要なのである。この「自然的マタニティーライフ」では、どの妊娠マニュアル本にも、どの母子手帳にも、載っていないことを筆頭に挙げたのである。それは自分の将来を明確にし、それを紙に書き出すということだ。妊娠や出産における自分の願望を紙に書き出せば、自分の願望はちゃんと実現していくのである。いくら妊婦たちに妊娠や出産が巧く行くテクニックを教えても、妊婦たちはそれでは安産に持ち込めないのである。なぜなら、自分の願望が明確になっていないからだ。

 その妊婦が妊娠や出産で一体何をしたいのだという願望が明確にならなければ、その妊婦はいくらでもフラフラと寄り道や脱線をし、流産や早産や難産に陥ってしまうのだ。自分の願望が明確になっていないからこそ、最悪の事態が起こるかもしれないという暗示に引き摺られてしまうのである。願望というのは、闇雲に持った所で、決して実現してくれないのだ。最悪の事例を知り、最高の事例を知った上で、自分の願望を明確にすれば、自分の願望は呆気ないほどに実現していくのだ。

 その妊婦が安産で産みたいという願望が明確になっていれば、自然と安産経験者たちと知り合い、仲良くすることができる筈だ。安産で産みたいと願っているのに、流産経験者や、早産や難産で苦しんだ母親たちと、敢えて知り合い仲良くすることはしない筈だ。自分の願望が明確になっていないからこそ、妊娠や出産で失敗した女性たちと知り合ってしまうのだ。

●「陰陽バランスの法則」の使用法を間違えるな

 この世は決して自分の思い通りには動いてはくれない。この世は或る一定の法則のもとで整然と動いているのだ。その法則とは、「陰陽バランスの法則」である。「プラス」と「マイナス」、「男」と「女」、「天」と「地」、「太陽」と「月」、「成功」と「失敗」という、まったく正反対のものが陰陽のバランスを保ちながら動いているのだ。

 だからすべての妊婦が安産で産めるとは思ってはいけないのだ。妊婦の中には必ず流産や早産や難産を引き起こしてくる女性たちが存在してくるのだ。これはどんなに助産婦のレベルが上がろうとも、どんなに医療が発達しようとも、必ず生じてしまう非情な現実なのである。だから、我々にできることは、この「陰陽バランスの法則」を巧く使って、自分の妊娠を安産に持ち込むことだけなのだ。

 先に最悪の事例を見て、その後、最高の事例を知っておく。こうすると成功するハードルが低くなるので、その上で自分の願望を明確にしていけば、簡単なくらいに、安産に持ち込めるのだ。できれば、安産経験者たちと仲良くし、自分も安産できるという暗示を強めていけば、より安産は確実になっていくのだ。

 決して「陰陽バランスの法則」の使用法を間違えてはいけないのだ。妊娠したからといって、最悪の事例を知っておかないと、最悪の事例のドツボに嵌まってしまうのだ。自分は妊娠できたのだから、流産も早産も難産もしないだろうと安易に考えていると、その最悪の事態が実現してしまうのである。成功ばかり考えていると、マイナスに思いっきり引き摺られてしまうのだ。

 また、最悪の事例だけを知っておいて、最高の事例を考えないと、その最悪の事例が本当に実現してしまうのだ。妊娠したのに、流産や早産や難産のことばかり考え、安産で産めることを想像しなければ、流産や早産や難産は本当に実現してしまうのだ。失敗ばかり考えていると、その通りになってしまう。

 特にこの思考パターンは、大学で高等教育を受けた女性たちが陥り易いパターンなのだ。政治に対しても、経済に対しても、社会に対しても、男性に対しても、ネガティブに見るだけで、ポジティブに見ないからこそ、自分の人生が失敗し続けてしまうのである。結婚を否定的に考え、その挙句、自分が結婚できなくなってしまったり、夫婦間暴力を問題化し、その挙句、自分の結婚で実際に夫婦間暴力が起こってしまったり、児童虐待を問題化して、その挙句、自分の子育てで実際に自分が児童虐待を働いてしまったりと、最悪の事例だけを知っていて、最高の事例を知らず、自分の願望を明確化して実現していく方法を知らないからこそ、自分の人生で最悪の事態が発生してしまうのである。

 人間の人生でいくら最悪の事態が起こったからといって、いつまでも最悪の事態が続くわけではないのである。実際、流産を経験した女性も、二度と流産が起きないような対策を打ってきて、その後ちゃんと出産を果たしているのである。早産や難産で出産しても、それらの母親たちはきちんとその弱弱しい我が子を全力で育てているのである。

 最悪の事態が起こったなら、全力で対策を講じて、最高の事態になるようにしていくのが、人間の生命力の凄さなのだ。学校や大学で知識を詰め込み過ぎてしまうと、自分が持っている人間としての生命力の凄さが失われてしまうのだ。人生でもっとも大切なことをは、決して学校や大学で教えてはくれないのだ。自分が勇気を出して行動を起こし、失敗し試行錯誤しながら、掴み取っていくしかないのだ。傷つかないように生きよとするからこそ、もっとも傷ついてしまい、再起不能になってしまうのだ。

 女性が妊娠し、出産するというのは、生命力の根源たる現象のうちの一つである。だったら、自分が持っている人間としての生命力の凄さに気づくことである。人間としての生命力の凄さは、いかなる女性でも持っているのだ。頭の良し悪しや学歴など一切関係ないのだ。そうすれば、妊娠や出産でいかなることが発生しよとも、無事に赤ちゃんを産み育てることができるようになるのだ。

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