« タマティーからの新年のお年玉プレゼント:「千の魔法」 | トップページ | 逆子封じ  ~昔から既婚女性にとっての最大の安産対策~ »

「安産三原則」 ~妊婦たちにとっての永遠不滅の安産の大原則~

●安産三原則

 助産院で出産する妊婦にはバイブル的存在の書物がある。それが野本寿美子著『あたたかいお産』(晶文社)である。助産院で出産するなら、この本を熟読しておいた方がいい。この本には野本寿美子さんの自伝で助産婦の仕事の仕方を綴りながら、安全で且つ安心の出産の仕方がちゃんと書かれているのだ。野本寿美子さん自体が非常に優れた人生を歩んできた助産婦なので、書いている内容に重要な箇所が多く、妊婦にとっても実践的なのである。

 日本には近代に突入するまで、妊娠や出産を病気と看做すことなどしなかった。そのため、妊娠や出産の仕事は医者ではなく、産婆が担当してきたのだ。それが日本国がアメリカ合衆国と接触することによって、妊娠や出産の仕事が、医者の仕事になっていってしまったのだ。特にアメリカの医学では、産婦人科医だけが発達していたために、その影響をモロに受けてしまったのだ。その結果が、病院で行われる非人間的で機械的な出産の仕方なのだ。そして、妊婦たちが起こさなくていい病気を背負い込まなくてならなくなっているのだ。だから、妊娠や出産は医者の仕事であるという洗脳を解除してしまえば、助産婦たちによる安心且つ安全の出産が現われてくるのである。

 『あたたかいお産』によると、妊婦たちには「安産三原則」というものがあるのだ。第一原則が「体を冷やさない」こと、第二原則が「妊娠中毒症にならない」こと、第三原則が「逆子にしない」ことだ。この安産三原則は、助産婦が妊婦たちに接触しつ続けて、どうすれば安産にすることをできるかを考え続けてこない限り、発見できないものなのである。

 医者たちは妊娠や出産を病気と看做しているために、妊婦には病人と同じように安静指導を取ってしまうのだ。妊婦といえども体を動かさなければ、体が冷えてしまうので、それこそが早産や難産や異常出産にしてしまう最大の原因になっているのだ。そして体を動かさなければ、妊娠中毒症だって発症してしまうことだろう。妊婦が体を動かしていれば、妊娠中毒症の最初の兆候であるムクミが体に生じてくるわけがないのだ。最後のトドメが逆子にしないことなのだ。病院で出産しようものなら、逆子の場合は、帝王切開手術に持ち込まれてしまうのだ。逆子は適切な処置をすれば、治るというのに。

 「病院で出産するのも、助産院で出産するのも、どっちも同じじゃない」と言う妊婦がいるなら、この出産の結果の大差を見てほしい。その大差は誤差によって生じているものではないのだ。妊娠や出産を病気と看做すか、健康の発露として看做すかの違いなのだ。人間は自分が考えていることで、現実において巨大な格差を生み出してしまうのだ。人類は脳を発達させて進化してきたために、「肉体」の力だけでなく、「思考」の力も計り知れないほどに大きいのだ。

●第一原則「体を冷やさない」

 まず、安産三原則に筆頭に「体を冷やさない」を挙げているのは、野本寿美子さんがいかに優れた助産婦だったかが解る。長年の助産婦の仕事の経験から、薄着の妊婦は難産になり、厚着の妊婦は安産になるという、単純明快な法則を導き出したのだ。人間は通常の状態でも、体を冷やせば、体が充分に動かなくなってしまう。体が温かければ温かいほど、体の動きは良くなるものなのだ。

 このことは出産時においても同じで、妊婦の体温が高ければ、陣痛が適正なタイミングで始まり、子宮口が開くのが早くなり、迅速に出産することができるからだ。陣痛から出産までの時間が短ければ、妊婦は体力をロスすることなく、体力が有り余った状態で出産をすることができるのだ。そうなれば、確実に安産になっていくことだろう。

 これに対して、妊婦の体温が低ければ、陣痛の時期が早すぎて早産になってしまったり、陣痛が起きても子宮口の開きが非常に遅く、出産するまでの時間が長引いてしまえば、その間に妊婦は体力を消耗して、難産になってしまう確率が高まっていくのだ。しかも、体が冷えていれば体の動きが悪いから、赤ちゃんも産道を巧く通ることが困難になってしまい、出産に非常に長い時間をかけることになり、確実に難産になってしまうのだ。

 妊娠したら、終始、体を温めることに徹するべきなのである。妊婦が体を温めていれば、非常に高い確率で安産に持ち込むことが可能になるのである。だから、夏だろうが冬だろうが、妊娠しているのなら、長袖長ズボンの格好をし、お腹には腹巻をする。日本の家屋では土足厳禁なので足元を冷やしてしまうので、室内シューズを履くとか、二重にソックスを穿くなどして、足元を徹底的に温めていくことだ。

 初めての妊娠の場合、この体の冷えの恐ろしさをまったく理解していないのだ。最近の流行のファッションは、肩やお腹や太腿を丸出しにする服がはやりなので、このような服を着ていれば当然に体を冷やしてしまい、低体温になってしまい、36.5℃以下の体温で自分の体温が固定されてしまっているのだ。この状態で妊娠期間を過ごしてしまえば、確実に早産になり、難産になり、異常出産になってしまうのだ。低体温で赤ちゃんを無事に産めただけでもラッキーだと思うべきで、通常なら流産だろうし、それ以前に妊娠できな不妊症を患ってしまうことだろう。

●第二原則「妊娠中毒症にならない」

 安産三原則の第二原則が、「妊娠中毒症にならない」ということである。これは野本寿美子さんが助産院を開いた場所が東京都調布市だったので、この調布市が田園地帯から都市へと発展していく時代に、野本寿美子さんが助産婦としての仕事をしていたことに大いに関係があるのだ。

 農村や漁村で暮らしていれば、妊婦といえども家事や仕事が多くあるので、妊娠中毒症に罹ることはない。しかし、都市部に暮らしてしまうと、家事は非常に楽なものになるし、仕事も農業や漁業に比べれば非常に楽な仕事ばかりだ。それでどうして運動不足になってしまい、妊娠中毒症を発症してきてしまうのだ。

 俺が勧めている「自然的マタニティーライフ」では、妊婦を運動選手にしてしまうのではないかと妊婦たちに疑いを持たれるくらいにスポーツを勧めているのだが、これは妊婦の運動不足を補い、運動させることによって体内の余分なエネルギーを燃焼させ、妊娠中毒症にさせないためなのである。妊娠中毒症を発症しなければ、体力があるということなので、安産の確率が高まっていくのだ。

 妊婦が病院に行ってしまった場合、医者から安静指導を受けるので、妊婦たちが高い確率で妊娠中毒症になっていってしまうのだ。医者の方も、妊婦が病気になってくれた方が儲かるので、どうしてもこういうふうに妊婦を病気にしていく指導をしてくるのだ。だからこそ、医者の安静指導を拒否しなければならないのだ。医者の意見を鵜呑みにすべきではないのだ。医者は病気のエキスパートであっても、妊娠や出産のエキスパートではないのだ。妊娠中毒症になりたくなければ、安静指導を拒否して、体を動かしていけばいいのだ。

 現代の女性にとっては、「妊娠中毒症にならない」の延長線上に、「糖尿病にならない」というのも付随してくる。これは現代の女性たちが、甘いお菓子を食べすぎているからだ。甘いお菓子を大量に食べたくなること自体、既に食事の栄養バランスが崩れているということなのだ。栄養バランスを欠いた状態で甘いお菓子を大量に食べるからこそ、糖尿病を患ってしまうのだ。

 「白米」や「白パン」をやめ、「玄米」や「黒パン」に代え、「酢の物」をきちんと摂取する。甘いお菓子の間食をやめ、お菓子を食べたいなら食後に食べることだ。そして家事やスポーツに精を出し、体内の糖分を燃焼させていくことだ。食った分だけ動けば、糖分は燃焼して、糖尿となって出てくることはなくなるのだ。

●第三原則「逆子にしない」

 安産三原則の最後が、「逆子にしない」ということである。野本寿美子さんが素晴らしいのは、医者たちによって帝王切開手術が常態化する前に助産婦の仕事をしてきたことであり、そのために多くの逆子を出産させてきたということなのである。逆子の出産の仕方を解っている人が、逆子にしないように仕向けているのである。

 逆子といえども、ちゃんと出産できるのだ。お腹の赤ちゃんの方も、万歳した状態で産道を通ってくると腕が首に絡まって窒息死してしまうのだが、赤ちゃんは手を胸にクロスした形で産道を無事に通過してくるのだ。赤ちゃんの方もこの世に誕生すべく、命を失わない形で生まれてくるのだ。

 但し、逆子の場合、出産時間が非常にかかってしまい、産婦の体力を大いに消耗させるし、難産になってしまうのだ。逆子でもきちんと出産できるのだが、どの助産婦も逆子を出産させるテクニックを持っていると思わない方がいい。歳の若い助産婦なら逆子の恐ろしさを充分に解っていない場合があるのだ。ベテランの助産婦といえども、逆子の出産が少なければ、逆子の出産のテクニックが得意というわけでもないのだ。

 病院で逆子を出産しようものなら、確実に帝王切開手術の餌食になってしまう。逆子でも通常の出産はできるというのに、帝王切開手術の方が高額の料金がかかるゆえに、問答無用で帝王切開手術に踏み切ってしまうのだ。病院では逆子に対して、安易に帝王切開手術を遣り続けてきたために、逆子を通常の出産で産むというテクニックは蓄積されていないし、増してや逆子にしない方法など蓄積されていないのだ。

 逆子の場合、最善の方法は、出産前に逆子を解消させてしまうことなのである。逆子こそ、昔からの難産の代表格だったのだ。その逆子を出産前に解消してしまえば、難産の確率は格段に低下していくのだ。難産というものは、出産前に適切な処置を施せば、消滅させることができるのだ。だからこそ、妊婦たちは安産三原則を遵守して妊婦生活をすごしてしまえば、確実に安産に持ち込むことができるのだ。

|

« タマティーからの新年のお年玉プレゼント:「千の魔法」 | トップページ | 逆子封じ  ~昔から既婚女性にとっての最大の安産対策~ »

不妊治療」カテゴリの記事

出産」カテゴリの記事

妊娠」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/496414/26821256

この記事へのトラックバック一覧です: 「安産三原則」 ~妊婦たちにとっての永遠不滅の安産の大原則~:

» 効果 [ホリスティック医学の世界 スピリチュアリズム探究]
近年、西洋医療の様々な問題点が指摘され、本来の医療の姿が問われています。ホリスティック医学の中のスピリチュアル・ヒーリングは霊的治療の一つですが、これまで人々が慣れ親しんだ西洋医療とは全く異なる治療ですよね。 スピリチュアルブームにより人々の関心が高まっているスピリチュアル・ヒーリングでは、その効果が一番気になる所でしょう。 スピリチュアル・ヒーリングには個人差がありますが、身体的、精神的に関わら... [続きを読む]

受信: 2009年1月13日 (火) 13時35分

» 自由な時間を満喫しながら、好きなときに好きなだけ稼ぐ!畳一畳から「億」を稼ぐ・なべっち式ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM) [ゲーム好きな若造が送る、コラムみたいなブログ]
畳一畳から「億」を稼ぐ・なべっち式ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)あなたは、サラリーマンのように自分の人生を犠牲にしてあくせく働き続ける情報販売がしたいですか? それとも、好きなときに好きなことをして 人生を楽しみながら稼げてしまう情報販売がしたいですか? もし後者なら私はあなたのお手伝いができます。 畳一畳から「億」を稼ぐ・なべっち式ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)※購入特典として「マジックサブスクライバー」と「インパクトポップアップ」をお付けします...... [続きを読む]

受信: 2009年1月13日 (火) 16時42分

« タマティーからの新年のお年玉プレゼント:「千の魔法」 | トップページ | 逆子封じ  ~昔から既婚女性にとっての最大の安産対策~ »