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出産は空腹で臨まない

●出産日当日は三食を常に大量に食べておく

 「おしるし」が来たら、翌日が出産日当日になる可能性があり、その可能性が最大7日間続く。その間、三度の食事を常に大量に食べておくことだ。いつ破水が来て、陣痛が始まるか解らないので、腹ごしらえをきちんとしておくのだ。出産といっても、出産の時間が一定ではないので、どう長引いてしまうか解らないので、きちんと食事を取っていなければ、出産中にスタミナ切れを起こしてしまうのだ。

 朝食を少な目に食べる習慣のある妊婦は、こういう時は朝食から大量に食べていくことに切り換えることだ。朝食が少なければ、体は動いても、脳が動かなくなってしまい、大いにパワーダウンしてしまうからだ。破水にしても、陣痛にしても、子宮だけで起こっているのではなく、脳の指令で起こっているものなので、脳が巧く動いてくれなければ、出産の時間が長引いてしまうのだ。

 破水が来て、陣痛が来ても、陣痛の周期がまだ短くないのであるならば、自宅で夕食を済ましてから、助産院に行くということを考えておいた方がいい。やはり自宅で食べる食事が一番美味しいから、出産直前にきちんとした腹ごしらえができるのだ。初めての出産の場合、陣痛の周期に関しては、いくら助産婦から説明されても陣痛が起こる前は良く理解していないので、陣痛が来たら助産婦に電話をかけ、現在の陣痛の周期ではまだ出産には入らないと解ったなら、自宅で夕食を済ましてから、助産院に行けばいいのだ。

 勿論、陣痛の周期が早まり、自宅で夕食を食べられないと解ったら、助産院に行き、助産院で夕食をきちんと食べることだ。但し、夕食を大量に食べる習慣のある妊婦なら、助産院での食事が少なければ、自宅で作ってきて足すようにすることだ。ここで少ない夕食を取ってしまえば、夕食を多目に食べる習慣のある女性はパワーが出せなくなってしまうのだ。そのため、助産院での食事のメニューは予め訊いておいた方がいい。

 出産当日の食事の主食は、「白米」や「白パン」を絶対に避けることだ。これらの物では出産を耐えきれないし、体を酸化させてしまうので、非常に出産には不向きなのだ。出産する直前は、可能な限り「押麦入り玄米食」を食べるべきであって、これだと長時間にわたって血糖が不足することがなくなるので、出産においてパワーが切れてしまうことがなくなるのだ。しかも、体を弱アルカリ性にするので、子宮口や産道の動きが非常に良くなるのだ。

●空腹で臨んだ方がいいという仮説

 俺は出産に関しては、空腹で臨んだ方がいいのではないかという仮説を持っている。というのは、人間以外の動物は空腹状態で出産しているからだ、例えば、鮭はカナダ沖で回遊し、産卵の時期になるとカムチャツカ半島に行き、そこから絶食した状態で北海道までに行き産卵するのだ。茨城県や千葉県や東京都まで来る鮭もいるので、そういう鮭はその絶食期間が物凄く長い期間になるのだ。だが、鮭たちは絶食して産卵するが、産卵した後は絶命しているので、人間も空腹で出産に臨めばいいというわけにはいかないのだ。人間の場合、出産しても、育児をしなければならないし、再び妊娠して出産することを繰り返すからだ。

 人間は食事を食べさえしなければ、食事の消化吸収にエネルギーを回す必要性がなくなるので、大量のエネルギーを確保することができる。だから、断食した状態で出産すれば、その大量のエネルギーを出産に回せばいいのだから、食事を食べた妊婦よりも、出産が巧くいくのではないかという考えも成り立つ。しかし、この仮説を実際にやらしてみると、どうも巧く行かないのだ。

 というのは、人間は体だけで産んでいるのではなく、脳を使って産んでいるからだ。人間は脳を発達させた生き物なので、脳への栄養素が途切れてしまえば、体だけで産まざるをえなくなり、それでは出産を充分に行えないのだ。脳への栄養素は、主に炭水化物であるので、断食で炭水化物不足になってしまうと、脳の動きが急激に低下してしまうのだ。体のスタミナが切れる前に、脳への栄養分が切れてしまうと、妊婦が出せるパワーは大いに減少してしまうのだ。

 女性は男性よりもお喋りなのだが、その女性の中でもお喋りな女性は、特に甘い物が大好きである。これはその女性が喋ることで脳の機能を大いに使っており、そのために大量の炭水化物を消費してしまうからだ。甘い物が大好きな女性に甘い物を控えさせると、脳の機能が低下して喋る量が低下するし、そのれに釣られて体の動きも鈍くなってしまう。これを同じことが出産でも起こっているわけだ。

 若い女性には、早産も難産も異常出産も少ないのに、女性が高齢化すればするほど、早産や難産や異常出産の率が高まるのは、それらを防止する栄養素が不足しているということもあるが、歳を取ることによって膵臓が出すインスリンの量が減少し始めているので、そのために、充分なインスリンが出せなくなり、炭水化物を処理する速度が遅れてしまうからなのだ。だからこそ、30歳を過ぎたら定期的に断食をして、膵臓を始めとする内臓を休ませてやり、内臓が正常に作動するようにしてあげなければならないのだ。

 要は、出産は体だけを使って行っているのではなく、脳をもフル稼働させて、お腹の赤ちゃんを産もうとしているので、出産直前に、体に対してスタミナある食事を取るとともに、脳に対して炭水化物が豊富な食事を取ることによって、体と脳に対して栄養素が不足しない状態にしてあげることが必要なのだ。そうすれば、出産中に充分な体力を維持したまま、お腹の赤ちゃんを産むことができるのである。

●出産強化食

 体のスタミナをつけるためには、「鉄分+蛋白質」の食事を摂取すればいいのだ。鉄分と蛋白質を組み合わせると、スタミナ切れが起きなくなるのだ。出産直前には鉄製の鍋を使って料理をすることだ。鉄製の鍋を使って料理をすると、鉄分が補給でき、体にスタミナがつくのだ。

 鉄分を多く含んだ食材は、「ヒジキ」「のり」「ゴマ」「切り干し大根」「パセリ」「アズキ」「「レバー」「アサリ」「シジミ」「ハマグリ」などである。この中でも「ヒジキ」がもっとも多くの鉄分を含んでいるので、出産日当日に必ず食べておくことだ。ヒジキを作り置きしておいて、出産後に食べると、産後の体調回復が早くなる。

 蛋白質は、動物性蛋白質だけを取るのではなく、きちんと植物性蛋白質を摂取することだ。「大豆」を始めとする豆類や、「クルミ」や「アーモンド」や「ナッツ」などの木の実などを多く摂取しておくことだ。日本の妊婦たちは、豆類をきちんと食べるのだが、木の実をほとんど食べないために、どうしてもスタミナ切れを起こしてしまうのだ。

 動物性蛋白質は「肉」でも「魚」でも「玉子」でも構わない。肉に関しては鶏の肉が一番よく、魚も小魚の方がいい。小型の動物の方が多く産卵しているので、これらを食べれば自分の出産力も高まるのだ。これと同様に、出産直前に動物の卵を食べると、妊婦の出産力は高まるのだ。「鶏の玉子」も、「ウズラの卵」もそうだし、「タラコ」や「イクラ」などを食べると、妊婦の出産力は高まるのだ。

 動物性蛋白質を摂取した場合、ビタミンやミネラルがないと充分に消化吸収されないので、肉や魚を食べたら、野菜を大量に食べることだ。出産直前では酵素水分が必要となってくるので、「糠漬け」や「塩揉み」や「サラダ」といった形で、生の野菜を食べることで、酵素水分の浪費を少なくすることだ。但し、生野菜だとそれほど多く食べられないので、野菜ジュースを飲んで、不足した野菜を補っておくことだ。

●炭水化物の量を60%以上にする

 脳の栄養分は炭水化物であって、炭水化物の代謝のためには「ビタミンB1」が必要となる。即ち、「炭水化物とビタミンB1」のコンビこそが、脳に栄養素を送ることができるのである。炭水化物だけ摂取しても、ビタミンB1がなければ、脳に栄養素が行かず、脳がエネルギー切れを起こしてしまうのだ。

 出産日当日の食事は、どの食事であっても、炭水化物の量を60%以上にすることだ。これだけの量の炭水化物を摂取していると、脳は出産中にエネルギー不足にならないのだ。多くの妊婦たちが出産中に集中力を切らしてしまい、難産になってしまうのは、出産直前の炭水化物の量が少なすぎるからなのである。夜に出産を開始し、明け方にまで出産の時間が及ぶ場合、通常の食事の炭水化物の量では絶対に足りないのだ。出産日当日の食事は、それこそ「ドンブリ飯」の状態で、大量にご飯を食べておくことだ。大量に炭水化物を摂取していれば、出産中に炭水化物が不足することなどなくなるのだ。

 ビタミンB1を多く含んでいる食品は、「大豆」「玉子」「猪の肉」「うなぎ」「ピーナッツ」「ヨーグルト」である。出産直前には、「味噌汁」と「納豆」を大量に食べておくことだ。味噌汁は通常の倍は飲んでおくべきだし、納豆に関しては、納豆を3パック使い、そこに玉子を落として食べることだ。こうすれば、出産中にビタミンB1が不足することはなくなる。妊娠中にお腹がすいたら、ピーナッツを食べるというのも、ビタミンB1を巧く補給できる方法である。

 但し、ビタミンB1の敵は、「水」なので、出産日当日は水を飲まないことだ。ビタミンB1が水に溶けだし、流れ出てしまうのだ。出産直前に水を飲まないことは当然として、出産中に喉が渇いても、水を飲まないことだ。体を温めるお茶を飲むなり、蜂蜜レモンジュースを飲むなり、野菜ジュースを飲むなりしておくことだ。

 出産が深夜に及びそうだったら、蜂蜜を舐めるなり、黒砂糖を食べるなりして、血糖値を落とさないようにすることだ。午後10時になっても、出産する可能性がないのであるならば、恐らく翌朝まで出産時間がかかるので、血糖値が下がってしまうのだ。もしも、お腹が余りにもすいたなら、夜食を食べてしまうことだ。

 破水が起こり陣痛が来てしまうと、陣痛にだけ注目してしまい、食事の重要性を忘れてしまいがちだ。陣痛が来てもすぐには出産するわけではないので、長丁場の出産のために、食事をきちんと大量に摂取しておくことだ。出産直前に大量に食った妊婦が、安産を確実にさせるものなのだ。陣痛に目を奪われることなく、食事にきちんと配慮した妊婦が、最後には勝つのである。

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