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陣痛が来たら「安産スッポン運動」をせよ

●陣痛から出産までの時間を無駄にするな

 陣痛が来たからといって、すぐに出産が始まるのではない。陣痛は子宮が赤ちゃんを押し出していくために子宮の収縮が起こり、そのために痛みが生じるのだが、初産なら子宮の動きが物凄く遅いのだ。今まで出産をしたことがないために、子宮の動きがすべてにおいて硬いのだ。そのため、陣痛が始まっても、出産に至る時間が、長期化するのだ。

 陣痛も高まってくると、破水が起こる。破水というのは、お腹の赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて、胎内の羊水が体外に出て来てしまうものだ。体が健康で、子宮の動きがいい妊婦なら、破水はそれこそ「パンッ!」と音を立てて卵膜が破け、勢いよく大量に羊水が流れ出てくる。しかし、体が余り健康ではなく、子宮の動きが鈍いと、卵膜が破ける音もせず、チンケなお漏らしをした感じで、タラリと流れ落ちてくる。

 人によっては破水が陣痛が起こる前にもあるので、この場合は、破水の後に陣痛が開始される。この破水を「前期破水」というが、決して何か問題のある破水ではないので、安心することだ。妊婦の中でも25%程度の妊婦たちは、前期破水からお産が開始されている。だから、陣痛が来て、その次に破水が来るとは、覚えておかないことだ。違うパターンもきちんと存在しているのだ。

 破水が起こったとしても、すぐに出産が始まるわけではないのだ。それゆえ、落ち着いて、流れ落ちた羊水を雑巾で拭いて、妊娠用の特大ナプキンでもつければいい。破水以降は入浴は禁止だ。破水が起こったということは、子宮口が開き出したということなので、そこから細菌が入ってしまう可能性があるからだ。

 破水が起きても、すぐには助産院に行かないことだ。行ってもやることなど何もないからだ。破水以降、陣痛の収縮周期が速まっていくので、陣痛の収縮周期が10分間隔になったら助産院に行くことだ。初産の場合、陣痛開始から出産完了まで、12時間から16時間程度はかかるので、ゆっくりと構えると同時に、その時間を決して無駄にしないことだ。

●安産スッポン運動

 陣痛が開始されたら、運動をしまくろう。運動をすることによって、体を軟くし、体を温め、子宮の動きが早くなるようにしてあげるのだ。陣痛開始から助産院に行くまで時間を無為無策で過ごす勿れ。この間に体を動かしておけなければ、準備運動をしないで、出産に臨むようなものになってしまうのだ。体を動かさなければ、当然に体が硬く、温まってもないので、子宮の動きも鈍くなり、出産に時間がかかってしまうのだ。

 運動の中でも、「安産スッポン運動」は最適の運動である。安産スッポン運動は、その体の動きからも解るように、足腰腹筋を鍛え、子宮の動きを援護することになるのだ。しかも、安産スッポン運動を行うと、気の流れが非常に良くなるので、体の痛みが軽減され、出産時に気力をフルで出せるようになるのだ。

 陣痛が来たら、せっせと安産スッポン運動を行うことだ。安産スッポン運動をやればやるほど、自分の出産が安産に近づいていくのだ。安産スッポン運動をやって疲れを感じたら、「足首スクワット」に代えればいい。足首スクワットをやると、足首の筋肉がつくだけでなく、子宮近辺の筋肉を柔らかくするので、子宮の動きから硬さが取れ、子宮がスムーズに動いてくれるようになるのだ。

 安産スッポン運動と足首スクワットを交互にやっていけば、妊婦本人が飽きることなく行えることだろう。助産院に行っても、すぐに出産が開始されるのではないので、その空き時間を使って、安産スッポン運動と足首スクワットを交互に繰り返して、体を温めていくことだ。出産直前に、これらの運動をするからこそ、子宮はスムーズに動くことができるのだ。

 初産だと出産のために何をしていいか解らず、助産院に行っても何もせず、ただ「ボーッ」としているのだが、絶対にこの愚かな妊婦たちの仲間入りをしないことだ。せっせと体を動かして、出産のための準備運動をきちんとしていけば、出産が安産になるのは確実なのだ。お産は何か厳かな儀式と思うより、お産はスポーツと思ってしまった方が、楽しくお産をすることができるのだ。

●骨盤ストレッチ

 安産スッポン運動や足首スクワット以外にも、骨盤ストレッチをしておくことだ。骨盤ストレッチをしておけば、出産中には体を動きやすくなり、子宮の動きも、産道の広がりも、スピード良く行えることができるのだ。体が硬いのに出産中に無闇に力を出してしまうと、会陰裂傷が起こってしまうので、出産前にきちんと骨盤ストレッチを行っておくことだ。

 骨盤ストレッチで、「太腿」「腹筋」「背筋」をきちんと伸ばしておくことだ。これらの筋肉が出産前にストレッチを行ってさえいれば、子宮や産道は無理なく動けるようになるのだ。子宮や産道だけに着目するのではなく、その周りにある筋肉に注目することなのだ。周りにある筋肉が柔らかくなってくれれば、子宮も産道も動き易くなるのだ。

 出産前に四股を踏むということは非常に大事である。四股を踏むと、腰に力が入り易くなるので、出産時に無理なく力を出せるようになるのだ。四股を踏むと、股やお尻の筋肉が伸ばされるために、当然に出産時に産道の広がり具合が断然に違ってくるのだ。ここらが硬いと、最後の踏ん張りの際に、疲労困憊になってしまうのだ。

 出産前には必ず脹脛やアキレス腱を伸ばしておくことだ。これらを伸ばしておかないと、出産中に足が攣ることがあるのだ。出産中に攣ることがないためにも、脹脛とアキレス腱を伸ばしておこう。出産は足腰腹筋を使って行うものなので、脹脛やアキレス腱といった部分にも配慮をしておけば、出産が巧くいくのだ。

 自宅でストレッチを行っておくことは当然だが、助産院でもストレッチを行っておこう。助産院に行っても、出産開始まで充分に時間があるので、その時間を無駄にせず、せっせとストレッチを行って、体を柔らかくしておこう。体が柔らかくなればなるほど、お産の痛みが軽減され、その分、非常に産みやすい出産になるのだ。

●カイロで子宮を温めよ

 冬に出産する際は、寒さで体が硬くなっているので、そういう時は、カイロを使って体を温めることだ。カイロを貼る場所は、「足首」と「お腹」と「腰」である。カイロでお腹と足首と腰を温めると、子宮口が開きやすくなるし、産道の広がり具合も非常に良くなるのだ。冬に出産すると、出産時間が長引いてしまうのだが、それは寒さで体が硬くなっているからなのだ。だから、カイロで体を温めてしまえば、体は柔らかくなって、体が動きやすくなり、出産時間も短縮できるのだ。

 冬場の場合、陣痛後に助産院に行く際は、通常よりも防寒度を高めた、より温かい格好で行くことだ。自宅から助産院に行くまでの間に体が冷えてしまったら、体は硬くなってしまうからだ。マフラーや手袋をするのは当然のこと、毛糸の帽子を被って、頭部もきちんと温めておこう。

 助産院で出産を待機する部屋は、必ず温度を高くしてもらうjことだ。部屋の温度が高ければ、体の動きが格段に良くなるので、出産が非常に楽になるのだ。その助産院が木造建築の場合、考えている以上に寒いので、暖房を強めて、部屋の温度を高くしておくことだ。

 出産する部屋の温度も高めにしておくことだ。夜間に出産することが多いので、冬の寒さに夜の寒さが加わるので、非常に寒くなるのだ。冬は寒さに慣れてしまっているがゆえに、部屋の温度を下げてしまいがちだが、出産する際は汗ばむ程度の温度でいいのだ。それくらい高い温度でないと、体が硬くなってしまい、体の動きが鈍くなってしまうのだ。

 初産なら子宮も産道も初めてなので、動きが硬く鈍いのだ。だから、出産前に安産スッポン運動や足首スクワットや骨盤ストレッチをするなどして、体を温めて、柔らかくしておいてあげることなのだ。出産直前にきちんと体を動かしておけば、体は柔らかくなり、スムーズに動けるようになるのだ。それこそが、自分の出産を安産に決定づける最後の詰めの一手になるのである。

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