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出産の痛みを激減させる方法 ~出産の痛みを抑える方法はいくらだってあるのだ!~

●出産力強化食

 出産でなんであれほど産みの痛みが発生するかといえば、子宮口が巧く開いてくれないからなのである。更に子宮口を通り抜けた赤ちゃんが、膣という狭い空間を押し広げて通過してくるからなのである。子宮口が赤ちゃんを通すまでに開くことは、出産以外では有り得ないので、初めての出産の場合は特に痛いのである。膣も赤ちゃんほど大きな物が通過するのが初めてなので、当然に痛みを発生させるのである。

 何事も初めて体験は痛いものなのである。人間は痛みを経験することによって本能が活性化し、より強い生命力を持つという過程を経るのである。女性が処女を喪失した時は、処女膜が破れることが物凄く痛いものである。しかし、その痛みを経験するから、性体験を味わえるわけだし、未熟な少女から大人の女性になっていくのである。出産もそれとまったく同じで、出産の痛みを経験して赤ちゃんを産むからこそ、単なる女性から、母親へと成長していくのである。

 とはいっても、やはり痛いものは痛い。そこで出産の痛みを軽減するものはないかといえば、この世にはきちんと存在するのだ。それが「出産力強化食」だ。子宮口や産道の動きを良くするためには、「ビタミンC」と「コラーゲン」と「天日塩」が必要になるのだ。これを臨月辺りから集中して摂取していけば、出産の痛みは非常に減少していくのである。

①ビタミンC

 人間は本来「果実食動物」なので、進化の過程で大量のフルーツを摂取してきた。そのためほとんどの動物は自分の体内でビタミンCを作り出せるのに、人間は体内でビタミンCを作り出せなくなってしまったのだ。フルーツの中にはたくさんのビタミンCが含まれているので、敢えて自分の体内でビタミンCを作り出す必要性がなく、そのためにその機能が退化してしまったのだ。

 ところが、このビタミンCは体が動く時には必要不可欠なビタミンで、これが豊富にあれば、子宮口も産道も広がり易くなるのだ。それゆえ、フルーツや野菜を大量に摂取しておけば、出産が非常に楽になるのだ。出産直前に、「リンゴ人参ジュース」や「野菜ジュース」や「ローズヒップティー」を飲んでおくと、ビタミンCが欠乏することなく、出産を乗り切ることができるのだ。

②コラーゲン

 コラーゲンは体の組織細胞の成長と修復を行う重要な物質である。妊婦の体内でコラーゲンが不足してしまうと、子宮口も産道も滑らかに動いてくれないのだ。妊娠中はコラーゲンの入った食材を意図的に摂取していくことだ。コラーゲンが含まれている食材は、「鶏の手羽先」「鶏の足の爪」「鶏皮」「軟骨」「牛筋」「豚足」「豚の耳」「フカヒレ」である。

 日本では仏教の肉食禁止の影響を受けて、これらの食材を摂取できなかったので、妊婦たちは凄まじい痛みを伴うお産をしなければならなかったのである。ちなみに、日本では沖縄県がもっとも仏教の影響が少なかったために、コラーゲンを日常の食生活で摂取することができたので、お産が非常に楽になり、それゆえに沖縄県民の繁殖力も高くなっているのだ。

③天日塩

 天日塩は神経や筋肉が正常に作動する機能を持つ。そのため体内で天日塩が不足してしまうと、子宮口も産道も巧く動いてくれなくなってしまうのだ。医者の減塩指導を真面目に従っていると、出産時に凄まじい痛みを経験してしまうのだ。病院でのお産が大変になるのは、単に減塩指導を行っているからなのである。

 出産時には発汗するので、この汗と共に体内の塩分が流れ出てしまうのだ。だから、出産直前には少し多目に天日塩を摂取しておくことなのである。例えば、ご飯にゴマ塩を多目に振りかけたり、天日塩を入れた味噌汁を多目に飲むとか、肉料理に天日塩と胡椒を多目に振りかけるとかして、天日塩を多目に摂取しておくことだ。

●室内シューズと長めの靴下を使って、下半身を温める

 出産時に体温が下がっていれば、体の動きが悪くなり、それによって出産の痛みが増すし、逆に出産時に体温が上がっていれば、体の動きが良くなり、それによって出産の痛みが軽減するのだ。それゆえ、出産直前に運動をして体を温めた上で、分娩に臨めばいいのだ。そうすれば、子宮口も産道も動きが良くなって、出産の痛みが軽減するのだ。

 そして、その際に「室内シューズ」と「長めの靴下」を使って下半身を温めることだ。心臓から足元に行った血液が冷えてしまうと、その冷たい血液がそのまま下腹部を通過してくるので、子宮や産道が冷えてしまうのだ。そのため、子宮口も産道も非常に動きが悪くなってしまい、それによって出産の痛みを激増させてしまうのだ。

 だから、出産する際は、「室内シューズ」と「長めの靴下」を使って、下半身を温め、足元からやってくる血液を温めてしまい、子宮口や産道の動きを良くしてあげるのだ。出産時には羊水がかかって、「室内シューズ」も「長めの靴下」も濡れてしまうが、その程度の代償でお産の痛みが軽減するなら、非常に有難いのだ。

 特に冬場ではこれらがあると、体が非常に温まり、体の動きが断然違ってくるのだ。冬に出産する場合、暖房で部屋を温めておくのは当然だが、いくら温めてもやはり寒いのである。それは血流が悪くなっているからであって、それゆえ、出産時に室内シューズと長めの靴下を装備しておくと、血流が良くなり、寒さが消えてしまうのだ。

 冷え性の女性が出産するなら、これらに付け加えて、首にマフラーを巻いて出産に臨むことだ。首の付け根には体温調整のツボがあり、これが外気によって冷やされてしまうと、体も冷えてしまうからだ。首のマフラーをすると、自然と体が温まり、体の動きも良くなって、出産の痛みを軽減することができるのだ。

●手に硬い物を握る

 人間は素手の状態では余り力が入らない。手に何を持った時に強い力を発揮できるのだ。そのため、出産時には素手では臨まないことだ。手に何か硬い物を握って、出産に臨めばいいのだ。木の棒を握って出産に臨むと、体に力が良く入り、強い力を発揮することができるのだ。

 通常の出産では、妊婦は手に何も持たないで出産するのだが、そうすると妊婦本人がいくら力んでも、余り力を発揮することができなくなってしまうのだ。昔のお産では、妊婦に天井から吊るされた綱を持って出産したのだが、こうすると妊婦の体に力が入り、出産の痛みを激減させることができたのである。

 更に出産に効果のあるもには、手に握れる磁石である。磁石を握って出産を行うのである。人間の体には微量ながら電気が流れているので、その電気を磁石を使うことで増幅させてあげるのだ。こうすると、体の動きが非常に良くなり、子宮口も産道も巧く動いて、出産が楽になるのだ。

 分娩中に「ここぞ!」という時は、「夫の手」を握ることだ。夫の手は木の棒や磁石ほど硬くないが、夫の手がもたらすものは「愛」であり、「応援」であり、「安心感」である。これだけが木の棒や磁石では作り出せないのだ。出産中に夫の手を握るだけで、妊婦の不安感は吹き飛んでしまい、出産が非常に楽なるのだ。

 夫の手を常時握っている必要性はないが、夫が出産中の妻の体に手を触れておいた方がいい。そうすると、妻の高まり過ぎた気が夫の体に流れ、巧い具合に気力を集中することができるのだ。これをやってくれないと、妻は気を高め過ぎて、頭部に力が集まってしまい、力を入れているのに、全然、力が入っていない状態になってしまうのだ。

●子宮口が充分に開くまで待つ

 出産の痛みを軽減する最高の策は、実は子宮口が充分に開くまで待つという策である。子宮口は無理矢理に開かそうとしても、簡単に開いてくれるものではないのだ。だから、陣痛が始まってから、充分に時間を取って、子宮口が充分に開いてから分娩を開始すればいいのである。

 初めての出産の場合、どうしても早く産みたいという気持ちがはやってしまうので、そういう時に、妻が出産に対して真剣に成り過ぎたら、夫が冗談を言って笑わせておくことだ。妻が出産前に体がガチガチにならぬよう、ユーモアで体をリラックスさせながら、出産まで待機させればいいのだ。

 妻がユーモアを受け入れることができるということは、余裕があるということなのだ。妻が出産に真面目に成り過ぎれば、体が硬くなってしまい、いざ出産時に子宮口も産道も硬くなってしまい、出産時間が延び延びに延びてしまうのだ。大事なことは、出産前に余裕をなくしてしまわないことなのだ。余裕があれば、体がきちんと動いてくれるのだ。

 初産なら陣痛が始まって12時間から16時間後に出産できるものだから、妻の陣痛が始まったら、その時間から計算して、大体の出産完了時間を予測しておくことだ。妻のはやる気持ちを抑えて、子宮口が充分に開くまでを待たせ、それから分娩を開始させればいいのだ。

 子宮口が充分に開いていれば、後は僅かな作業で分娩してくれるのである。最初の出産では、妻はこのタイミングがなかなか掴めないのである。だから、夫は陣痛が始まったら、妻に散々冗談を言って笑わしておけばいいのだ。そうやって巧く気を散らしながら、出産に持っていくのである。そうすれば、出産の痛みは激減していくのである。

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