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第八章 育児

母親になるということは、娘の頃の気持ちを忘れてしまうということである

●結婚前の記憶を忘れてしまうからこそ、育児が巧く行き出す

 人間の記憶の仕方には、或る一定の重大な法則がある。それは、昔の記憶を捨て去れば、今の自分に必要な新しい情報がいくらでも入ってくるということである。育児においてもこの法則は作動してくるのであって、結婚前の記憶を忘れてしまうからこそ、育児は巧く行き出すのだ。母親になるということは、娘の頃の気持ちを忘れてしまうということなのである。

 育児で成功している母親たちは、長年の努力をし続けて母親になっていったのではないのである。早い段階から、中には最初の段階から、既に母親になっていたのである。勿論、出産しても、体がすぐには母親として活動できるのではない。しかし、既に自分の精神が「母親モード」になり。母親としての考え方ができてしまうのである。

 これに対して、育児でトラブルを起こし続け、不要な失敗を繰り返し、中には育児だけでなく、夫婦関係まで悪化させてしまう母親たちは、出産して母性ホルモンが出ているのに、自分の考え方が母親モードになっていないのだ。いつまでも自分を母親と規定するのではなく、単なる女性として規定してきてしまうのだ。はっきりと言わしてもらえば、未婚女性の精神状態では、育児をすることはできないのだ。

 母親の精神状態になっているからこそ、ちゃんと育児ができるのである。ところが、育児には非常に間違った意見が出回っているのだ。例えば、「子育ては母親育て」だというふうに。確かに母親の仕事をしていけば、育児は上達はする。しかし、その上達したものは、育児のテクニックがメインであって、母親の精神ではないのだ。母親が努力することによって徐々に母親になっていくのではないのだ。スタートの時点で既に母親になっているからこそ、育児の巧い母親になれるのである。

 この世には不妊症や不育症といった病気がある。不妊症でも不育症でも、体が健康でちゃんと赤ちゃんを妊娠し出産できる筈なのに、不妊症や不育症を発症してしまう女性たちがいるのだ。なぜ不妊症や不育症を患うかといえば、自分が母親になれる精神状態になっていないからこそ、不妊症や不育症を患ってしまうのだ。

●育児の巧い母親になるべきであって、物解りのいい母親になってはならない

 人間はすべてのものを詰め込んで、成長していくわけではない。それまでのものを捨て去っていくからこそ、成長していくことができるのである。小学生になったら、幼稚園児の頃の記憶は忘れていってしまうのである。中学生になったら、小学生の頃の思い出は忘れていってしまうのである。大学生になったら、高校生の頃の経験を忘れていってしまうのである。そうやって忘却していくからこそ、人間は成長できるのである。

 もしも、出産して赤ちゃんが生まれていたというのに、結婚前の記憶を大量に維持していたら、真正面から育児に取り組むことはできないことだろう。結婚以前の記憶を忘れてくれるからこそ、育児で学ばねばならない情報が頭の中に入ってきて、育児をきちんと行うことができるのである。

 女性にはいつまでも若く美しい姿でいたいという願望が備わっている。しかし、自分の肉体的な若さ美しさを維持するのは良いことかもしれないが、自分の精神がいつまでも未熟で成熟しないというのでは、その女性はどこかに重大な精神的な欠陥のある女性なのである。人間の精神は物事を経験していけば、いくらでも成長していくものなのである。その成長を止めてしまったら、不幸が連発してきてしまうのだ。

 例えば、「友達感覚の親子関係」といったりする母親たちは、母親としてなんら成長していない女性たちなのだ。そういう母親は母親になっていないし、精神的に自立してすらいないのだ。親子は決して友達同士ではない。子供は母親が産まぬ限り存在できない生命体である。親子とは基本的には上下関係なのである。母親は子供に対等に接するけど、親子というのは、基本的に上下関係なのである。

 自分の子供たちに対して物解りのいい母親になってはならないのだ。自分が母親になるということは、自分が子供の頃に何を考えていたかを奇麗さっぱりに忘れているということなのだ。そんな母親が子供たちの気持ちを解るわけがないのだ。母親は育児の巧い母親になるべきであって、子供たちの気持ちをすべて解るような不気味な母親になってはならないのだ。

●思い残しているものがあるからこそ、前に進めない

 赤ちゃんを産んだのに、精神的に母親になることができない女性たちは、当然に精神的に独立していないし、下手をすれば精神的に自立していないことすら有り得るのだ。この結婚したのに精神的に自立していない女性たちがいるからこそ、精神的に自立できず結婚を拒否せざるを得ない女性たちのためのイデオロギーであるフェミニズムを、既婚女性たちが熱心に支持してしまうという奇態な状況が出て来てしまうのだ。

 母親になったのに母親になれない既婚女性や、結婚したのに精神的に独立できていない既婚女性は、重大な何かを思い残しているからこそ、自分の人生が前に進めないのである。自分の精神の成長を止めてしまったり、自分の精神レベルを下げることによって、その自分の異常さを隠そうとしているのである。では、その彼女たちの異常さは一体なんのか?

①両親からの「父性愛」や「母性愛」の不足

 それは両親からの「父性愛」や「母性愛」の不足だ。母性愛は絶対肯定の愛だから、自分が子供の頃に母親からこの母性愛をきちんと貰っておかないと、成長していく自分を肯定できなくなってしまうのだ。父性愛は絶対価値の愛だから、自分が子供の頃に父親からこの父性愛をきちんと貰っておかないと、成長していく過程で、一体何が自分にとって本当に価値あるものなのかの判断ができなくなってしまうのだ。自分が赤ちゃんを産んだら、精神的に母親として成長しなければならないという価値判断ができなくなってしまうのだ。

②親友と友情を構築できなかった

 女性にとって親友は中学生か高校生の頃にできる。この親友ときちんと友情を構築できないと、それが心残りとなって、自分の精神が成長してくれないのだ。女性にとって親友という存在は、女性同士できちんとした友情を築き上げる能力が決定的になる契機になるのだ。10代で親友がいない女性や、親友ときちんとした友情が構築できないと、その後の人生で女性同士でまともな友情を築けないことになってしまうのだ。

③恋愛の不完全燃焼

 女性の身に生まれれば、一度は身を焦がすような恋愛をしてみたいものだ。しかし、この恋愛を結婚前に真剣に取り組まず、セックスに溺れてしまうと、恋愛は完全に不完全燃焼になってしまう。そのため、恋愛が完全燃焼していないのに結婚してしまうと、結婚しいぇいるのに恋愛に恋い焦がれるという奇妙な現象を起こしてしまうのだ。早すぎる性体験が、「永遠の恋愛ヴァージン」を産んでしまうのだ。

④結婚前に一人前の仕事ができなかった

 女性が大学に進学して大学を卒業したなら、結婚前にきちんと仕事を行い、取り敢えずは一人前の仕事ができるようになるまで結婚すべきではない。しかし、就職して、20代という大事な時期をクラブや合コンなどで遊びほうけてしまうと、30歳になっても一人前の仕事ができないので、どうしても心残りが生じてしまうのだ。結婚して仕事をしたいと悶々としている既婚女性は、仕事を一人前にこなす能力がないし、自分が納得いく仕事をしたことすらないのだ。

⑤祝福されない結婚をしてしまった

 女性にとって結婚は自分の運命を左右してしまう人生の最大の転換期である。この結婚をなんらかの問題で祝福されない結婚にしてしまうと、この結婚は前途多難になってしまう。夫婦どちらかの両親の承諾を得ないまま結婚してしまうと、妻の方はそれが心残りとなって、赤ちゃんを出産したのに、母親としての自信を持てなくなってしまうのだ。結婚は男女個人の意志でするものだと思い込んでいると、結婚で大失敗をしでかしてしまうのだ。結婚には家系と家系が結び付き合うということも含まれているのだ。

●自分流より理想の母親像を持つこと

 自分のままでは、ママにはなれないのだ。それまでの自分を捨て去るからこそ、まともな母親になっていくことができるのである。古い自分ままでは、まともな母親になることはできないし、まともな育児もできないのだ。出産すれば確かに母性本能が宿るし、母性愛だって出て来ることだろう。しかし、母性本能や母性愛だけでは育児は巧くいかないのだ。

 精神的に独立できていない既婚女性ほど、育児で自分流を貫いてしまいがちだ。しかし、育児で自分流を貫いてしまえば、育児は困難の連続になってしまうのだ。先人たちの知恵を何も用いないからだ。先輩ママたちが獲得していった育児テクニックを何も用いないからだ。

 育児でもっとも大事なことは、自分流を貫くより、「理想の母親像」を持つことだ。自分が将来、このような母親になりたいということが解っていれば、そのような母親になっていくし、育児も猛スピードで巧くなっていくのだ。自分が将来、どのような母親になりたいのか明確にしていないと、育児は失敗の連続になってしまうのだ。

 「自然的マタニティーライフ」では、妊娠や出産や育児について、まず最初に「将来の明確なビジョン」が重要であると説いてきた。自然的マタニティーライフでは具体的なテクニックよりも、この「将来の明確なビジョン」こそが最重要なものなのだ。それさえあれば、既婚女性たちはそのビジョンを遅かれ早かれ実現できてしまうからだ

 母親になる自分にとって、理想の母親像は、「自分の母親」なのである。まずは自分の母親を手本してしまうことだ。反抗期をいい加減に終えて、自分の母親を自分の理想として受け入れることだ。そして、他に幸せに暮らしている他人の奥さんを参考にして、自分の頭の中で「理想の母親像」を構築していけばいいのだ。

●母親になれば、娘の気持ちは解らなくても、母親の心は解るもの

 母親と子供たちはいくら対等の立場に立っても、解りあえないものである。なぜなら、母親の精神レベルが子供たちの精神レベルより高いからなのである。子供たちは自分の母親を自分と同じレベルにしようとするのではなく、自分たちも早く成長して、自分の母親の精神レベルに到達していけばいいのである。

 親子の間には絶対に解消されることのない矛盾が存在するのだ。その親子の矛盾は延々と繰り返されるからこそ、民族は生命を産み出し、次の命を育むことができるのである。これは生命体の宿命なのである。人間を始めとする有りと有らゆる生命体は、決して平等にはなってくれないのである。不平等だからこそ、すべての生命は生存を維持できるのである。

 母親になれば、娘の気持ちは解らなくても、母親の心は解るものなのだ。自分が手探りで赤ちゃんを育てていけば、自分の母親の苦楽も解ってくるし、「うちの母親は、こういう気持でこういうことを言っていたのか!」と気づく時が必ずやってくるのだ。そうやって新米ママたちは成長していくのである。

 自分の母親の母としての気持ちが解ったということは、自分が母親として最低ラインをクリアしたということなのである。自分の頭の中で、母親としての精神状態が出来上がったからこそ、自分の母親の気持ちが解り始めたのである。この偉大なる変化は、育児を始めて数十年後に起こるのではないのだ。育児を始めて早い段階に訪れてくるのである。

 赤ちゃんを産んだのに、自分の精神が母親になっていないと、育児でトラブルを連発させるだけでなく、我が子を他の赤ちゃんたちと競争させてしまうような母親になってしまうのだ。母乳を早い段階でやめさせ、オシャブリを早い段階でやめさせ、オムツを早い段階でやめさせ、我が子を早くに自立させようとしてしまうのである。赤ちゃんは母親に従属し、母性愛を貰おうとしているのに、自分が精神的に自立していないために、自分の赤ちゃんに母性愛をあげることなく、競争に晒してしまうようになってしまうのだ。

 育児は他人と競争するものではないのである。達成よりも充実なのである。母親が育児に充実していれば、赤ちゃんはスクスクと育っていくのである。他の赤ちゃんと競争する必要性などどこにもないのである。母親がちゃんと母親になってくれて、母性愛をきちんと出せれば、赤ちゃんは安心して順調に成長していくのである。大事なことは、自分が母親となって、母親としてやるべきことをきちんとやって、日々の生活を充実させることなのである。

heart01heart01heart01heart01 タマティーからのお知らせ heart01heart01heart01heart01

 今回より、「育児」のシリーズ」が始まりますので、ココログの「育児のカテゴリー」を追加投入します。育児のカテゴリーにエントリーしているブロガーの皆さん、宜しくお願いいたします!happy01

 このブログの内容は非常にヘビーなものになっていますので、取扱いには充分注意してください。自然的マタニティーライフ」の立場から、「本当の育児はこうやるんだよ」ということを紹介していきます。

 このブログは、今まで通り、「不妊治療のカテゴリー」でもエントリーし続けますが、不妊症の女性たちの皆さんは、育児となると今現在では関係ないことなのですが、「育児ってのはこうすればいいんだよ」ということが解っていれば、自分が出産して育児を始めた時に非常に楽になると思います。

 大事なのは、自分たち夫婦に赤ちゃんがいる「イメージ」であって、不妊治療に埋没してしまうことではないんです。自分の頭の中に幸せなイメージが出来てしまえば、そのイメージは必ず現実化します。幸せを創り出したいなら、不幸の原因を探し出すのではなく、未来における自分の幸せな姿を想像してしまうことです!

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