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出産後の体型変化

●母親体型は育児をしやすい体型

 母親は出産をすると、体型が徐々に変化していく。今までスマートだった体型が重点を下に落としていく体型に変化していくのだ。赤ちゃんを持ちやすい体型になり、育児をしやすい体型になっていくのだ。母性ホルモンの分泌によって、母親の体型が育児に適するように変化していくのだ。

 出産したからといって、決して肥満になったわけではないのだ。赤ちゃんを育てるべく、育児をしやすいように変化していくのだ。これには民族の差は余りないのだ。どこの国の母親たちも、どっしりとした体型をしている。母性ホルモンの影響を受ければ、当然にこのように体型が変化していくものなのだ。

 既婚女性が赤ちゃんを産んだにも拘わらず、スマートであり続けるというのは、褒めたものではないのだ。それはきちんと母性ホルモンが分泌されていないという証拠のようなものであり、育児においてトラブルが発生している筈だし、夫婦関係も巧く行っていない筈だ。母性ホルモンを正常な形で分泌していないために、母性愛が不足していまうのだ。

 出産して母親体型になっていくことは、何よりも自分自身の健康を守るためには必要なのだ。女性ホルモンは33歳でピークに達し、その後、高濃度で分泌され続けるのだが、この副作用のために体が冷え切ってしまうのだ。この副作用を防止するのは、母性ホルモンであって、母性ホルモンの体を温める効果を使って、女性ホルモンの副作用を相殺させるのだ。

 もしも、女性が出産せず、母性ホルモンを分泌させなければ、体が冷え切ってしまい、「乳癌」や「子宮癌」、「胃癌」「腎臓癌」「肝臓癌」「肺癌」「白血病」「脳溢血」「脳卒中」「心筋梗塞」などを発症してしまい、命を落としてしまうのだ。それだけ体が冷え切ってしまっているのだ。

●乳房とお尻がでかくなる

 赤ちゃんを産むと、乳房がでかくなり、巨乳になっていく。微乳の女性であったならば、生まれて初めて巨乳を味わえるのだ。乳房がでかくなるのは、赤ちゃんに母乳を与えるためで、この間に充分に母乳を与えておかないと、後には自分が乳癌で苦しんでしまうことになるのだ。乳癌は乳管内部が癌細胞化して発症してくるので、赤ちゃんに充分に授乳をしておけば、乳癌など罹らなくなるのだ。母乳ではなくミルクで育ててしまうからこそ、自分が乳癌を発症してしまうことになるのである。

 出産後は当分の間、ノーブラでいるだろうが、何かしらの外出をする際には、ブラジャーが必要になってくる。その際は昔に自分がつけていたブラジャーを使うのではなく、新たにブラジャーを購入して、ブラジャーを適正なサイズに変えることだ。ブラジャーの適正サイズはなかなか素人では判定できないので、必ずお店の店員の人に聞くことだ。サイズの違うブラジャーをつけていると、肩コリの原因になるのだ。この肩コリは、生活ができなくなるくらいの痛みを発してくる肩コリなので、発症してしまうとまともな生活ができなくなってしまうのだ。

 出産して大きく変わる部分が、お尻である。出産して骨盤が広がったということもあるが、お尻がでかくなることで、赤ちゃんを持ちやすい体型になるのだ。お尻の大きさは、ちゃんと育児をしているかのは、判定基準になるのだ。お尻の大きな母親は、それだけ真剣に育児に取り組んでおり、母性愛がたっぷりと出て来ているのだ。

 注意すべきは、お尻が大きくなったにも拘わらず、昔、穿いていた小さなパンティーを穿いてくることだ。こういうことをしていると、小さなパンティーが内臓を圧迫して、便秘の原因になってしまうのだ。母親たちのウンコが非常に臭いのも、小さなパンティーを穿き続けていることが原因なのだ。勇気を出して、自分の大きくなったお尻にフィットしたパンティーを購入しよう。

 お尻が大きくなってしまうと、肥満によって自分自身のお腹も出て来てしまったことに気づかない傾向にある。大きくなったお尻に腹筋や背筋が未だ適応できていないので、ズルズルとした形でお腹が出て来てしまうのだ。だから、お尻がでかくなったとしても、お腹が出て来ることは許さないようにし、筋肉トレーニングで腹筋や背筋を鍛えておくことだ。

●少しは脂肪をつけた方がいい

 出産すると、多少は太る。ついてしまった脂肪は、女性ホルモンや母性ホルモンの分泌を適正化するために重要な役割を果たしているので、脂肪を目の仇にして、脂肪を落としてしまうようなことはしないことだ。脂肪を減少させてしまうと、ホルモンバランスが崩れてしまい、精神に異常を来たすし、体の様々な部分で病気を発症してしまうようになるのだ。

 増えていく脂肪で危険なのは、そのまま肥満になってしまうことである。多少の脂肪はついても構わないが、肥満は厳禁である。肥満はこれもまた過度のダイエットと同じく、様々な病気を発症してしまうからだ。脂肪が増えても、美しくいたいと思うなら、定期的にサウナに入って汗を流すことだ。多くの肥満は脂肪太りではなく、水太りだからだ。体内の余分な水分を排出するだけで、体は引き締まり、増えた脂肪は醜くならないのだ。それよりも増えた脂肪のために、魅力が増してくるのだ。

 母親にとって必要な脂肪は、体についたとしても、健康に寄与し、自分を更に美しくしてくれるものなのだ。だから、日頃から鏡の前で全裸になって自分のプロポーションを確かめておくべきだし、夫の前で裸になったり、水着を着て海水浴をするなどすることだ。自分の目で確かめ、他人の目線を気にしていれば、そう簡単に肥満にはならない筈だ。

 女性の場合、ブヨブヨの脂肪がついてしまうのは、間食と運動不足にその原因があるのだ。母親が三度の食事を大量に食べても、間食さえ食べなければ、決して太らないのだ。食事と食事の合間に間食をパクリと食べるからこそ太るのである。お菓子を食べたいのであるならば、食後のデザートとして食べればいいのだ。そうすればお菓子を食べても太らないのだ。

 育児をしていると、「体力を使っているな」と殆どの母親たちは思うだろうが、しかし実は育児は体力を余り使っていないのだ。育児を終えた母親たちの体力測定を行うと、どの母親たちも体力を大幅に落としているのだ。母親たちが使っていたのは体力ではなく、実は気力なのだ。赤ちゃんは四六時中、目が離せないので、どうしても気力を使いすぎてしまい、疲労してしまっただけなのだ。

 このため、育児をしている母親たちは、運動不足の状態にあるので、赤ちゃんが育って3歳くらいを過ぎたあたりからブクブクと太り出してしまうし、早い人は出産後から太り出してしまうのだ。だから、育児をしていても、自分が運動をすることを忘れないようにし、赤ちゃんを連れて散歩に出かけるとか、赤ちゃんが眠っている間に筋肉トレーニングをして体を鍛えていくことだ。

●出産直後に骨盤矯正を行うな

 女性も若いうちに出産してしてしまうと、どうしても自分の体型が母親体型になっていくことを受け入れられない精神状況にある。未だに精神的に独立できていないために、自分が母親になることを拒否してしまうのだ。そのため出産直後に骨盤矯正を行い、無理矢理に骨盤を締めてしまうことで、自分が母親体型にならないようにしてしまうのだ。

 この骨盤矯正は、骨盤は締まっても、後になって悪性の「腰痛」や「膝痛」になるので、絶対にやめておくことだ。確かに母親体型にならず、未婚女性のような体型を維持することはできるけれども、その代償は物凄く高くつくのだ。骨盤で血液が作られている以上、一体どのような後遺症が出て来るか解らないのだ。やはり出産で開いた骨盤は、自然に閉じるように仕向けた方がいいのだ。

 出産で開いた骨盤は、産後1ヵ月間かけてゆっくりと元の状態に戻っていくのである。その間に母親がすべきことは、睡眠時間を多く取っておくということだ。睡眠時間を多くすれば、骨盤に充分な時間を与えることができ、安全な形で戻ってくれるのだ。それゆえ、産後1ヵ月間はどんなことがあっても、睡眠時間を7時間30分間は取っておくことだ。そうすれば骨盤は元に戻り、母親は健康を手にすることができるであろう。

 新米ママにとって、自分の体型が変化していくということはなかなか受け入れられないものだ。しかし、その体型の変化は育児をする上で必要だからこそ、変化していくのである。マスコミでは出産しても未婚女性のようなスマートなプロポーションを持った女性を称賛しがちだが、そういう女性たちはまともな育児をしていないのである。育児をしていれば、それに適した体型に変わっていくことは当然なことだからだ。

 出産したら、未婚の女性の体型でいるのではなく、母親らしい体型になり、その体型に自信を持つことだ。変化を拒むのではなく、変化を受け入れ、その変化の中で新たな自分の美しさを模索していけばいいのだ。若い女性たちだけが美しいわけではないのだ。母親には母親なりの美しさがあるのだ。ただ、その美しさに気づいていないだけなのだ。その美しさに気づいてしまえば、その美しさがどんなに素晴らしい美しさということがきっと解る筈だ。

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コメント

はじめまして、宮城県在住のちーと申します。今年5月に女の子を出産しました。

パソコン自体、ネットを開いて見る位しか、技術がないのですが、たまてぃさんのブログを読んで、完全にファンになってしまいました。
世の中の、常識といえる事が、実は間違っている事、「お酒が飲めなきゃ、一人前じゃない」とか「男女平等と言っても、性差もあるから同じになんかならない」「日本の政治」についてなどです

こんなにも尊敬できる考え方を持っていらっしゃる方が、世の中にいる事がうれしくて、コメントさせていただきました。
文章が下手くそで、ごめんなさい。。


私は、子供が大好きです。まだ、27歳なので、これからは、できれば、また出産したいと思っています。

でも、出産、子育てしにくい環境なんです。私は、お酒とタバコが、昔から大嫌いでした。。

旦那が転勤族のため、社宅のアパートか賃貸住宅に住まざるをえないのですが、騒音とタバコ問題があって安心して子育てできないです。。

このままだと一人っ子になってしまいそうですが、私としては、体も健康だし環境が許せば産みたいのです。
タマティさんしか、分かって頂けないと思い、送信させて頂きました

何か良いアドバイスがあったら、教えて頂けないでしょうか。

お忙しい中、個人的な事で申し訳ございません

投稿: ちー | 2011年12月16日 (金) 13時19分

 ちーさん、そのお悩み、よ~く、よ~く解ります!

 社宅の場合、タバコ、特に階下に住んでいる奴が吸うタバコは殺人事件に発展しかねないほど厄介な問題です。
 もしも旦那さんがタバコを吸っているのなら、病院に行って治療を受けた方がいいです。
 近隣の人がタバコを吸っているのなら、とにかく窓を閉める!

 但し、騒音問題は育児をしている以上、ちーさんの方が引かないと。
 多分、近所の騒音より、赤ちゃんの泣き声の方が大きいと思うので、

 生活でストレスを溜め込まないためには朝食を食わないようにすることです。
 朝は「リンゴ人参ジュース」だけにし、その分、夕食を豪華にした方がいいです。
 朝に朝食を作らないと、排便排尿が巧く行くし、家事も想像以上に楽になるので、ストレスが激減していくんです。

 もうそろそろ「立っち」はできたかな?
 今は育児に専念して、育児を楽しんだ方がいいですね。
 あんまり周囲のことに惑わされないようにすることです。
 第一子の育児で楽しんでいれば、次の妊娠もできることでしょう。

投稿: タマティー | 2011年12月16日 (金) 17時55分

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