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オッパイを飲んでくれたら、赤ちゃんを褒めてあげよう!

●赤ちゃんにとって、オッパイを飲むことは「ビッグイベント」

 赤ちゃんにとって大きな仕事とは、実は母親の母乳を飲むことなのである。というか、赤ちゃんが起きている時にすることといえば、オッパイを飲むことだけなのである。オッパイを飲んだら寝て、起きたらオッパイを飲む。これを何度も繰り返して成長していく。授乳の間隔も、最初は2時間置きだったのが、段々とその間隔が延長して、回数を少なくして、1度に飲む量を増やしていく。

 赤ちゃんにとって、オッパイを飲むことは、「ビッグイベント」なのだといっていいのだ。生きるために必死になって母乳を飲んでいるのだ。それゆえ、新米ママは赤ちゃんが母乳を飲んでくれるたびに、赤ちゃんを褒めてしまおう。赤ちゃんも授乳のたびに、その飲みっぷりを褒められれば嬉しくなってしまい、次の授乳も巧く行き出すのだ。赤ちゃんを褒めることで、赤ちゃんの脳を「快感」にさせてしまうのだ。

 赤ちゃんへの授乳でトラブルを起こす新米ママたちは、無言で授乳しているからなのだ。赤ちゃんがオッパイを飲むたびに、「凄いですね~」「たくさん飲みましたね~」「お腹一杯になりましたね~」とか言って、赤ちゃんは自分が褒められているのだという気持ちにしてしまえばいいのだ。母乳を飲んでも、母親が無言であったら、赤ちゃんの方もこれでいいのか戸惑い、その後、大泣きして手がつけられなくなってしまうのだ。

 赤ちゃんは未だ喋られなくても、赤ちゃんの脳は猛スピードで成長を遂げているのだ。赤ちゃんが起きている時に、新米ママが語りかければ語りかけるほど、脳内のシナプスは増えていき、それを睡眠中に整理をして、記憶回路を定着させていくのだ。自宅で新米ママと赤ちゃんが2人きりで話している光景は物凄く変ではあるが、赤ちゃんが起きている間は可能な限り語りかけていけばいいのだ。母親が喋れば喋るほど、赤ちゃんの脳は刺激を受け続けるのだ。

 赤ちゃんが起きている時に、赤ちゃんの姿をきちんと見ていないと、赤ちゃんの仕草が解らなくなってきてしまう。初期の頃は大泣きすれば、母乳を欲しがっているという単純なものだったが、徐々に成長してくると、大泣きしても、ただ単に赤ちゃんが不安がっているだけで泣いているということも出て来るからだ。とにかく、育児の初期は、赤ちゃんが母乳を飲んでくれたら褒め、起きている時には語りかけ、赤ちゃんの仕草が何を意味しているのかチェックしていくことだ。

●赤ちゃんは母乳を飲んだら、ゲップをする

 赤ちゃんは母乳を飲んだ後はゲップをする。母乳育児の場合、母乳を飲み終わったら、必ずしもゲップをするとは限らない。授乳を正しい位置で行うと、赤ちゃんの口に空気が入らず、赤ちゃんはゲップをしなくなるのだ。だが、この正しい位置を探り当てるのが新米ママにとっては大変で、当面の間は、赤ちゃんは授乳の後、ゲップをするものだと思っておいた方がいい。

 授乳の角度が赤ちゃんの口と巧く噛み合っていないと赤ちゃんの口に空気が入ってしまうし、母親の不注意で赤ちゃんの口と乳首が離れてしまうと赤ちゃんの口に空気が入ってしまい、そのためにゲップをするのだ。大人が食後にゲップをすれば無礼極まりないものになるが、赤ちゃんにとっては必要不可欠な行為なのだ。

 ゲップをしないで寝かせると、口から母乳が出てしまうことがあるのだ。下手をすれば、咳き込んだ時に肺に母乳が入ってしまうこともあるので、非常に危険なのだ。授乳を終えたら、赤ちゃんの背中を撫でるなり、叩くなりして、ゲップを促すのだ。赤ちゃんは必ずしもゲップをするのではないので、ゲップが出ないのであるならば、そのまま寝かしつけても構わない。しかし、赤ちゃんが寝付くまで見守っておくべきで、母乳が口から逆流してこないかをきちんと確かめておくことだ。

 母乳育児では、母親がどうしても下を向いて授乳しなければならなくなるので、呼吸を口呼吸でしてしまう母親たちがどうしても出て来るのだ。母親が口呼吸をしていると、空気中の細菌がそのまま体内に入ってきてしまい、そのために非常に危険な母乳を出してしまうようになるのだ。赤ちゃんが母乳を吐き出したり、下痢をしたり、母乳を飲むことを嫌がるようであるならば、まずは母親の口呼吸に原因を求めた方がいい。危険な母乳を飲んで吐き出した場合は、食後にゲップをしなかったからではなく、母親の母乳が危険だからなので、絶対に間違えないようにしておくことだ。口呼吸をやめ、鼻呼吸に切り替えれば、母乳は安全になり、赤ちゃんも嘔吐しなくなる。

 新米ママも授乳に慣れてくると、赤ちゃんを正しい位置で授乳できるようになるので、赤ちゃんの方はゲップをしなくなる。しかし、そうだからといって、すぐさま寝かしつけるのではなく、やはり念のために背中を擦ったり、叩くなりして、ゲップを促す素振りだけは示しておこう。赤ちゃんが歩けるようになれば、この作業は不要となり、赤ちゃんがゲップをする時は自分でゲップをしてくれるのだが、それまではゲップを促す作業は必要となる。

●赤ちゃんのゲップは免疫力の向上にも繋がる

 赤ちゃんは免疫力が弱いので、空気を口から吸い込むということは、赤ちゃんにとって物凄く危険な行為となってしまうのだ。動物は人間以外「口呼吸」というものをしない。動物はすべて「鼻呼吸」であって、鼻のフィルターを通して空気を浄化して、肺の中に入れていくのだ。人間は進化の過程で「喋る」という行動を取ることができてしまったために、口から空気を吸い込むという口呼吸をすることができるようになってしまったのだ。だが、しかし、この口呼吸をしてしまうと、空気中の細菌がダイレクトに肺の中に入ってしまい、そのために人間は病気をしてしまうようになったのだ。

 赤ちゃんはまだ喋れないので、口呼吸というものを絶対にしない。それなのに、授乳の際に空気が口から入り込んでしまうと、その空気がたとえ僅かであったとしても、空気中の細菌を肺や胃の中に入れてしまう結果になり、そのために赤ちゃんの免疫力が急激に低下し、病気を仕出すのである。赤ちゃんは嘔吐や下痢、急な発熱を仕出すものだが、赤ちゃんの大半の病気は、実は授乳の際に口から空気を吸い込んでしまうことが原因なのである。

 ミルクで赤ちゃんを育てると、赤ちゃんは病気をしやすくなると、母親たちは言う。これはミルク自体に母親の抗体が入っていないために、赤ちゃんが免疫力を上げられないということもあるが、哺乳瓶で授乳する際に、確実に口から空気が入ってしまうからなのである。ミルクで育ててしまうと、いくら食後にゲップさせても、胃の中の空気は充分に出しきっておらず、どうしても空気中の細菌を防ぎきれなくなってしまうのだ。

 母乳育児の重要性はいくらでも強調されても構わないのだが、だがそれは「正しい位置で授乳しなければ」という条件つきなのである。母親が授乳に不慣れだと、どうしても赤ちゃんが空気を吸い込まなくていい位置を探り当てられないからである。また、最初の頃は新米ママは授乳する際に緊張しているので、どうしてもその緊張が赤ちゃんに伝わってしまい、赤ちゃんも強張ってしまうのである。そのため母乳で授乳しても、口から空気を吸い込んでしまうのだ。

 赤ちゃんを病気のオンパレードにさせ、日々病院通いをしているのなら、まずは授乳の仕方を改善した方がいい。赤ちゃんが病気を発症した場合、その治療は最優先となるために、その治療費は高くつき、確実に家計を圧迫してくるからだ。いくら赤ちゃんが病気をしまくっても、授乳の角度を治し、きちんと食後のゲップを促し、母親の口呼吸を治すだけで、大半の病気は治ってしまうものなのだ。  

●赤ちゃんと母親の心は繋がっている

 母親の乳房は胸にあるため、赤ちゃんは母乳と共に、母親の気持ちまで飲んでいるのだ。決して母乳だけを飲んでいるとは思ってはならない。人間の心は心臓にあり、心臓には心脳があり、その心脳から自分の気持ちが出て来るのだ。赤ちゃんは授乳のたびに、母親の心脳の近くに来る以上、授乳されれば母親の気持ちまで飲んでしまうのだ。

 そのため、母親の心が頑なだと、赤ちゃんはその異常を察知して、自ら病気になることで、その異常さを母親に知らせようとするのだ。どの母親も第一子は緊張して育ててしまうので、それゆえどうしても赤ちゃんが病気をしやすくなってしまうのである。ところが、第二子、第三子と産み育てていくと、なぜか段々と赤ちゃんは病気をしなくなるのである。それは母親の心から緊張が取れ、心がほぐれたからなのである。

 母親が自分の母乳を赤ちゃんに与えていくということは、ただ母乳を与えるということではなく、実は母親と赤ちゃんの心の繋がりを確認しているということでもあるのだ。母親の気持ちは赤ちゃんを通じて現われてきてしまうのである。自分の赤ちゃんを病気にさせたくないのであるならば、自分の心を開放して、精神レベルを上げていくしかないのだ。

 赤ちゃんは前世や胎児の記憶を持っているのだ。ただ、今は喋れないために、喋らないだけなのだ。3歳児辺りまでは、ちゃんと記憶を持っているので、赤ちゃんが喋られるようになったら、前世や胎児の頃のことを話しかけてみれば、きちんと答えられる筈だ。しかし、その記憶は4歳になる頃にはもう失われてしまうのだ。昔の人たちは、このことを「三つ子の魂、百まで」と喝破した。確かに3歳児までは「神の子」としての振る舞いをきちんとしているのである。母親はこの時期だからこそ、赤ちゃんと心で繋がっていられるのである。

 赤ちゃんも大きくなっていけば、母親と心で通じ合うのではなく、言葉で人間関係を構築していくようになる。そのため、赤ちゃんの頃に持っていた記憶を忘れてしまうのだ。そのため「3歳児神話」を破壊してくる輩が出て来てしまうのだ。しかし、実際に赤ちゃんを育ててみれば、赤ちゃんは明らかに違うのである。恐らく3歳児神話を破壊している人たちは、赤ちゃんの時に自分の母親と心が通じ合えなかったのであろう。赤ちゃんの時に自分が母親と心が通じ合って育っていけば、成人しても、3歳児神話を守り、母乳育児の大切を説き、人を愛することの素晴らしさを教えていける大人になることであろう。人間は動物であったとしても、人間は動物の中で唯一「霊的進化」を遂げてしまった動物なのである。それゆえ、母乳さえ与えられれば、健全に育つわけではないのだ。授乳する際に母親の気持ちまで飲みこんで、精神的に成長を果たしていくのである。

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