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母乳は24時間以内なら保存可能

●どうしても赤ちゃんと離れなければならない時

 母親は赤ちゃんを産んだのであるならば、授乳期間中は赤ちゃんとは離れるべきではないのだが、母親の都合でどうしても赤ちゃんを置いてどこかに出かけなければならない場合がある。母親の方も育児を最優先させたとしても、社会関係から隔絶して暮らしていくことなどできないのだ。

 意外と困らせるのが、「結婚式」への出席である。母親が育児をしている頃は、母親の友人たちも結婚ラッシュに見舞われており、どうしても母親も結婚式に出席をせざるをえなくなるからだ。こういう場合、母親は赤ちゃんと一緒に結婚式に出席すべきではないのだ。赤ちゃんがいると、どうしても参加者たちの視線が赤ちゃんに集中してしまい、新郎新婦から主人公の座を奪ってしまうからだ。しかも、結婚式の途中に赤ちゃんが泣き出そうものなら、結婚式は台無しになってしまうのだ。

 もう一つ困らせるのが、「お通夜」や「葬式」だ。身内で死者が出るなら、母親は赤ちゃんを出席するべきだが、身内でない場合、やはり赤ちゃんを連れての出席は、逆に迷惑になってしまうのだ。特に日本の場合、お通夜や葬式の後にお酒を飲む習慣があるので、これがまた異常に長い時間を取らせるし、授乳している母親にとって飲酒というのは、やはり良くないものであろう。母親がどうしてもお通夜や葬式に出席せざるをえない場合は、赤ちゃんを置いて単独で出席して、相手に失礼のない程度の短い時間だけ出席して、そそくさと帰ればいいのだ。

 日常生活では、「買い物」をする際に、いつも赤ちゃんと一緒では困るという場合がある。食料品を買う場合は、「ベビーカー」や「おんぶ紐」で赤ちゃんを運んでも構わないが、自分の洋服を買う場合だとか、お中元やお歳暮を選ぶ場合だとか、緊急を要する物を購入する時など、赤ちゃんが一緒に居ては足手纏いになってしまう場合があるのだ。こういう場合は、一時的に赤ちゃんを預けて、手早く買い物を終えてしまった方が、効率的に短時間で買い物を終えることができるのだ。

 そして、母親として絶対に考えておいた方がいいのは、人間はどんなに親しい者とであっても、いつも一緒に居ると、多大なストレスを感じてしまうということだ。いかに母性愛の豊かな母親であったとしても、いつも赤ちゃんと一緒に居れば、育児ノイローゼになってしまうし、赤ちゃんに対して怒ってばかりいる事態になってしまうのだ。自分が育児で疲労しきったのなら、数時間でもいいから赤ちゃんと離れて、自分一人の時間を持つと、ストレスは一気に解消されていくのだ。

●恐怖の乳輪ピコピコタイマー

 赤ちゃんとどうしても離れなければならない理由が生じたとしても、長時間にわたって離れることができるわけではないのだ。余りにも長い時間にわたって赤ちゃんと離れていると、「恐怖の乳輪ピコピコタイマー」が作動してくるのだ。乳房に凄まじい激痛が走るのだ。赤ちゃんを持つ母親たちに言わせると、この乳輪ピコピコタイマーこそがもっとも痛い痛みであるという。その痛みは出産以上の激痛らしい。

 母親の体は、赤ちゃんを産んだのに赤ちゃんから離れていると、乳輪ピコピコタオマーの激痛が作動して、母親にその異常事態を知らせるようにできているのだ。人にもよるが、赤ちゃんと離れていられる時間は、「約3時間程度」だと思う。この時間は初期の赤ちゃんの授乳の周期が「2時間」なので、やはり赤ちゃんの生存を最優先させるために、激痛を以て母親に知らせているのだ。

 乳輪ピコピコタイマーは赤ちゃんから離れてから3時間後に作動してくるのだから、何か特別な用事があるなら、3時間以内で用事を済ましてしまうことだ。テキパキと行動して、早目に用事を済ましてしまうことだ。意味のない会話や意味のない行動をなるべく避け、失礼にならないように迅速に行動して用事を済ましてしまうことだ。

 若い頃はどうしてあんなにダラダラと過ごしてしまい、時間を無駄にしていたのだろう。結婚して、そして「妊娠」「出産」「育児」の過程を経ると、時間の大切が痛いほど解るようになるものだ。用事を処理する場合は、時間無制限で行うのではなく、時間制限があった方が、逆に巧く処理できるものなのである。

 このことは通常の生活でも大いに適用できるのだ。家事や育児でも時間無制限に行うのではなくて、時間制限を設けて行えば、迅速に行えるのだ。例えば、平日の夕食を作る際には、料理時間は30分以内と定めて、テキパキと料理を作ってしまうことだ。そうすれば濃縮した時間を過ごせることができ、旨い料理を作ることができてしまうのだ。育児でも夜間授乳が大変だと思うなら、時間制限を設けて行い、赤ちゃんへの授乳を巧く行ってしまうのだ。赤ちゃんが母乳を飲む時間は大体解っているのだから、その時間内で行えばいいと解っているなら、半分眠りながらでも夜間授乳できるようになるのだ。エンドレスで物事を行うからこそ、家事も育児も大変になってしまうのである。

●母乳の保存の仕方

 母乳は24時間以内なら保存が可能である。搾乳器で母乳を取り出して、専用の容器に入れて、冷蔵庫で保管すればいい。母乳を入れる容器は、細菌感染を防ぐために専用の容器を使った方がいい。専用の容器は、有害物質の溶け出す可能性のあるプラスティック製ではなく、ガラス製かステレンス製の方がいい。専用の容器を使ったら必ず煮沸消毒をしておくことだ。

 母乳はガスレンジで40度以下まで温めることだ。冷えた母乳をそのまま赤ちゃんに飲ましてはならない。赤ちゃんの体が冷え切ってしまうからだ。逆に絶対に沸騰させてはならない。母乳を沸騰させると、母乳の中に含まれている栄養素が破壊され、善玉菌がすべて死滅してしまうので、まったく無意味で有害な母乳になってしまうのだ。赤ちゃんを預ける時には、必ずこれらのことを伝えておくことだ。母親がきちんと教えないと、預けられた相手は何をやっていいか解らないからだ。

 哺乳瓶を使って母乳を飲ます場合、意外と赤ちゃんの抱き方と哺乳瓶の角度が解らないのだ。そういう時は、母親が実践して手本を見せておくことだ。手本を見せられれば、相手も遣り方が解るのだ。使用した哺乳瓶は放置しておくのではなく、すぐさま洗ってしまい、乾かしておくことだ。こういうことも教えなければ、絶対に相手は解らないものなのだ。

 赤ちゃんを他人に預ける場合は、母乳の与え方の手順をマニュアル化して、文章に書いておくことだ。できれば絵を描いて解り易いように説明しておくと、預けられる方は手順をきちんと理解できるようになるのだ。性善説に立って、預けた相手は正しい行動を取ってくれるだろうと勝手に期待するのではなく、性悪説に立って、預けた相手は教えられない限り、まともな行動を取ってこないと割り切ることだ。

 母親が短時間で用事を済ませられると解っているなら、母乳を保存しなくてもいい。1時間や2時間程度なら、赤ちゃんといえども我慢できる時間だからだ。母親がいない間、赤ちゃんが大泣きしても、お腹がすいているから大泣きしているのではなく、ただ母親がいないことを寂しがっているだけという場合の方が圧倒的に多いのだ。

●生後6ヵ月までは赤ちゃんと離れないようにする

 母乳は無制限に与えるることができるものではなく、重要なのは、生後6ヵ月までなのである。この期間の間に赤ちゃんは母親から母乳を通じて抗体を貰って自分の全身に張り巡らして免疫力を高めていくからだ。生後6ヵ月までは赤ちゃんにとって非常に大事な時期なので、可能な限り赤ちゃんから離れないようにすることだ。

 「育児中なので、代理人を立てます」と言って済ませられるなら、それで済ましてしまうことだ。こういう場合、代理人に立たされるのは「夫」だろうが、こういう時こそ活躍してもらわなければならないのだ。結婚した場合、夫婦が巧く相互支援を行いながら活動できるようになるので、独身時代よりも巧い人間関係の作り方ができるようになるのである。この結婚の機能を早くにマスターして巧く使いこなすことだ。

 それとは逆に、自分が育児でストレスが一杯になってしまったら、そのままストレスを抱えた状況で育児を続けるのではなく、一時的に赤ちゃんと離れるという勇気を持つことだ。どんなに育児でストレスを抱えていても、僅か3時間の間、赤ちゃんと離れて、自分一人の時間を持てばストレスは吹き飛び、また新たに育児に取り込んでいこうという意欲が湧いてくるものなのだ。

 赤ちゃんを夫に預けて、買い物をするなり、喫茶店でお茶を飲むなり、スポーツで汗を流すなり、健康ランドにいって湯船に浸かるなりして気分転換を図れば、リフレッシュして、今まで抱えていたストレスは消え去ってしまい、再びきちんとした母性愛を赤ちゃんに注げるようになるのだ。

 だが、いくら育児ストレスを抱えているからといって、赤ちゃんを自動車の中に置き去りにしてパチンコに興じたり、自宅でテレビを見まくったり、飲み屋に繰り出して飲酒をしたり喫煙したりすべきではないのだ。もっと巧いストレス解消の仕方を考えることだ。自分の志を高くすれば、もっと巧いストレスの解消の仕方などいくらでも思いつくものなのだ。

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