「ぐにゃ座り」から「一人座り」へ
●人間にとって座ることは、出来るようで出来ないのである
大人であるならば、立っていて疲れれば座ればいい。立っていると重力が「2G」かかり、座れば重力が「1.5G」になるので、重力が「25%」も軽減するから、疲れが取れるようになっているのである。だからこそ、大人は座ることは当たり前にできるものだと思っているし、楽になれるものだと思っている。
しかし、赤ちゃんはそうではないのだ。今まで寝ていることしかしていなかった赤ちゃんに、座るということは難事業なのだ。寝ていれば重力が「1G」しかかからないのに、座ることで「1.5G」の重力を受けてしまい、そのために、出力を150%以上出して行かないと、座ることができないのだ。
だからこそ、赤ちゃんは睡眠を充分に取って血液を増やしていき、寝返りをたくさん打って助走をつけてから、お座りにチャレンジしていくことになるのだ。新米ママが赤ちゃんを充分に寝かせ、新米ママが赤ちゃんと充分に遊んでいれば、赤ちゃんはこの難事業にチャレンジしやすくなるのだ。
重力が「1.5G」かかるということは赤ちゃんにとって非常に重たいことであり。それを撥ねのけ、お座りができるようになるということは、赤ちゃんにとっては、大きな進歩なのだ。お座りができてしまえば、ハイハイを行うことができるようになるのだ。ハイハイは所詮、重力が「1G」しかかかっていないので、「1.5G」に耐えられるようになった赤ちゃんにとっては最早なんでもないことになるのだ。お座りができなければ、「1G」という重力の重みのために動けなくなってしまうのだ。
「寝たきり老人がなぜ大変なのか?」といえば、寝たきり老人が最早、重力に耐えられなくなっているからなのである。人間はお座りができなければ、動けなくなってしまい、寝たきりになるしかないからなのである。重力というのはそれほど重いのだ。我々はお座りができることを当たり前のように思っているが、人間にとって座ることは、出来るようで出来ないのである。
●ぐにゃ座り
赤ちゃんは最初からきちんとしてお座りができるのではない。最初は「ぐにゃ座り」だ。「ぐにゃ座り」とは、背中をぐにゃりと曲がらせ、両手を地面につけて体を支えることで、やっとどうにかお座りができるようなお座りの仕方だ。この「ぐにゃ座り」は生後6ヵ月から8ヵ月の間に起こる。勿論、この「ぐにゃ座り」も、個人差があるので成長が物凄く遅い赤ちゃんは8ヶ月を過ぎても「ぐにゃ座り」ができない。しかし、いずれできるようになるので、焦らずに育てていくしかない。
この「ぐにゃ座り」は姿勢が悪いからといって、正しい姿勢に変えようとしてはならない。赤ちゃんにとって「ぐにゃ座り」は血圧が重力に耐えられる形になるための重要な形なのだ。姿勢を正しくしてしまえば、「1.5G」の重力が直接にかかってくるのであるが、背中をぐにゃりと曲げることで重力を軽減した形になり、そのため血圧が重力に耐えられるようになり、頭部まで血液を送ることができるようになるのだ。
「ぐにゃ座り」ができるようになる時期が、赤ちゃんにとっては血液の総入れ替えを終了し、更に血液を増加させ、母乳から得た抗体を全身に張り巡らした時期とピタリと一致するのだ。人間は寝ている時は血液を作り出せるが、お座りをしている時は血液を作り出せないので、充分な血液と充分な抗体がない限り、お座りもできないし、細菌にも抵抗できなくなってしまうのだ。
「ぐにゃ座り」こそ二足歩行への足掛かりになるのだ。こういった意味で、人間の進化に近いのは、ゴリラであって、チンパンジーではないのだ。チンパンジーは自然界の中で人間に次いで知能が高いためにどうしても科学者たちの注目が行ってしまうものなのだが、チンパンジーは知能が高いだけであって、人類の進化とは別方向で進化の道を歩んだのだ。なぜなら、充分に「ぐにゃ座り」をしなかったために、大量の血液を頭部に送るということをしなかったからだ。
その点、ゴリラは今でも「ぐにゃ座り」をし、人類の進化の系統と近いことを教えてくれる。体操選手やプロレスラーにとっては、ゴリラの体型こそ理想の体形なのである。人間はきちんと体を鍛えればゴリラのような体形に近くなっていくし、間違ってもチンパンジーのような体形にはならない。人類は進化の過程で「ぐにゃ座り」を何度もしてきただろうし、だからこそ二足歩行が可能になり、二足歩行ができた後でも暫くは「ぐにゃ座り」をしてきた筈だ。その証拠に、赤ちゃんに至っては今でも「ぐにゃ座り」をしているのだ。
●一人座り
「ぐにゃ座り」ができると、生後8ヵ月から11ヵ月で「一人座り」ができるようになる。「一人座り」とは、両手を地面から話して、背中を伸ばし、一人できちんと座れることができるお座りだ。赤ちゃんにとって一人座りができるということは、「1.5G」の重力に耐えられるようになり、そのための血液も充分にあり、背筋も腰回りの筋肉も充分についたということなのだ。
「一人座り」ができるようになると両手が自由に使えるようになるので、オモチャで遊んだり、絵本を見ることもできるし、母親とのコミュニケーションも大幅に広がっていくことだろう。「一人座り」ができるということは、赤ちゃんの脳を今までとは比べ物にならないくらいに、脳を活性化させるのである。
背筋を伸ばした状態で両手を動かすというのが、実は人類の脳の進化の謎を解く大事な鍵なのだ。背筋を伸ばした状態で両手を動かすと、脳に大量の血液が行き渡り、脳内でシナプスが爆発的に生まれることになるのである。これこそが脳を進化させていった最大の原動力なのである。
これに対して、類人猿の中で背中を伸ばしてお座りができる動物は一匹もいないのである。全部背中が曲がっており、しかも垂直に正しい姿勢を取ることができないのである。躾で「姿勢を正しくしないさい!」と言われるものだが、これは姿勢を正しくしないと、脳に大量の血液が行き渡らず、どうしても知能が発達しないからなのだ。
新米ママも姿勢には充分に気をつけた方がいい。育児をしていると、赤ちゃんが小さいためにどうしても前屈みになってしまい、そのために血液が脳に充分行き渡らず、脳の機能が低下してしまい、不要な育児ストレスを抱え込んだり、ノイローゼ気味になってしまうのだ。赤ちゃんにとっても母親の正しい姿勢は必要で、母親が正しい姿勢をしてくれれば、赤ちゃんも自然と一人座りができるようになり、大量の血液を頭部に行き渡らせて、脳を成長させることが可能になるのだ。
●早くから座らせないこと
新米ママなら自分の赤ちゃんが「ぐにゃ座り」ができたのなら、すぐさま「一人座り」をさせようとしてしまう。しかし、赤ちゃんにとっては、重力が「0.5G」多目にかかることは、大変な苦労を強いていることになるのである。重力が重いからこそ、「ぐにゃ座り」をしているのである。
「ぐにゃ座り」それ自体にも充分な意味があって、この「ぐにゃ座り」を充分にしたからこそ「一人座り」が可能になってくるのである。このプロセスを無視してしまえば、逆に血液が重力に耐えられなくなってしまい、知能が発達しないし、大人になってから「頭痛」や「肩コリ」や「腰痛」に悩まされる結果になってしまうのだ。
「ぐにゃ座り」と「一人座り」は他の動物たちと進化の歴史を分ける重要な分岐点なのである。どの動物も「一人座り」ができなかったからこそ、脳を大幅に発達させることができず、高い知能を持つことができなかったのである。しかも、「一人座り」ができるようになるためには、充分に「ぐにゃ座り」こそが必要だったのである。
赤ちゃんを早くから座らせてしまと、赤ちゃんは重力に充分に耐えれなくなってしまい、知能を高めることができなくなってしまうのだ。ヤンママが居るような家庭から不良少年や不良少女が出て来ることは理解できる。しかし、旧家や名家からも突如としてどう仕様もない我儘息子や我儘娘が出て来てしまうものなのだ。前者は子供の頃に正しい躾を受けなかったために姿勢を正すことができなったからこそ知能を高められなかったのであり、後者は赤ちゃんの時に早くから座らされ、正しい姿勢を取らされたために、知能を高めることができなくなってしまったのである。
赤ちゃんは赤ちゃんでしかないのだ。赤ちゃんに対して大人のルールを当て嵌めてみても、赤ちゃんにとっては迷惑この上もなく、自分の成長を妨げられてしまうものでしかないのだ。赤ちゃんには赤ちゃんなりの成長の仕方があるのである。その赤ちゃんらしい成長をしたからこそ、きちんとした大人になっていくことができるのである。
新米ママにとってみれば「ぐにゃ座り」は悪い姿勢の座り方かもしれない。だが、赤ちゃんにとってはこれが必要なのである。必要な時期に必要なことをやっておかないと、次のステップに進むことができないのだ。「ぐにゃ座り」はやったとしても数ヵ月も経てば「一人座り」へと移行していくのだ。そして「一人座り」ができるようになれば、両手が自由になるので、知能が急激に発達していくようになるのだ。
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